忍ペンまん丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 03:38 UTC 版)
用語
- 意念
- 念雅流の技を使うために重要となる生体エネルギーの一種。意識を集中することにより額の「印堂」から発生し、腹部の「丹田」に集積する。なお、念雅流の「忍法」は、正しくは「意念の法」を略して「念法(ねんぽう)」と呼ぶのが正しいという。
- 天容の笛(てんようのふえ)
- 念雅流に代々伝わる、丸い形をした笛。「全ての忍者の頂点に立つ者」の証であり、かつて念雅と甲賀と伊賀が争いを起こした原因であった。念雅流の正当な後継者がこの笛を吹くと、あらゆるもの全てが「天に落ちる」と言われている(重力が逆転して空の彼方に吹き飛ぶ)。また、後継者以外が吹くと、吹いた者自身が天に落ちてしまう。
- 念雅流の後継者は、額に「後継者の印」の印が刻まれる。その印を持つ者は、笛を守るために永遠に生き続ける必要があって、笛にエネルギーを与えられ続けて若いままになる。しかし、長いこと笛から離れていると老化が進んで、最終的には死んだも同然の状態で生き続けることになる(原作での設定)。
- アニメ版では若干単純になっており、「吹いた者が山の全ての忍者の頂点に立つ」と言い伝えられているが、正しく吹けるのは念雅流の後継者に値する存在のみになっている。それ以外の者が吹くと「天に落ちる」。
- 印堂帯(いんどうたい)
- 念雅流の証となるもの。ピンク色のニコちゃんマークがついたヘアバンド。頭につけているだけで意念を鍛えて増幅させる。
- 元々は黄色い別のデザインだったが、アニメ化の際、前記のように変更され、以後出版された単行本では全て修正されている。
- 現神の術(げんしんのじゅつ)
- 念雅流最大奥義とされる術。強大な意念によって、物質物体から神のように姿形を作り出して、さらに極めれば命さえも作り出してしまう。
- 手印念(しゅいんねん)
- 念雅流忍者の基本技。丹田で意念を練り合わせて、手指から発射する。まん丸・タヌ太郎・ツネ次郎の3人で同時に技を出すと、「合体手印念」になる。場合によっては、「合体手印念・意念スーパーボム」「合体手印念・意念トルネードマキシマムスペシャル」といったふうに、後ろにやたらと強そうなカタカナが並ぶことがある。また、ネンガ級の実力者が使う強化版「意念砲」、進みながら分裂させて加速度を付ける「意念大連砲」もある。
- 雲球(うんきゅう)
- 意念を伝えることで自在に姿を変えて武器にも乗り物にもなる、念雅流唯一の武器。また、そのままの状態で飛び道具にもなって(ちょうどビー玉のように飛ばす)、熟練者が使うと銃弾並みの威力をもつ。漫画ではビー玉サイズだが、アニメではちょうど手のひらほどの大きさ。
- サトルさん
- まん丸の雲球が亀の形に変化した物。顔つきが飼育員のサトルさんに似ていたことからまん丸が名づけた。まん丸の意念に応じて、幾度も窮地を救っている。当初はスピードが遅かったが、物語の後半では、まん丸が成長したためかスピードが若干上がっている。
- ドベ
- 主にアニメに登場する作品独特の用語。原作では「バカ」である。簡単に言えば、語感の通り「どうしようもない」などの意。キャラが何らかのボケをかまして、それに対してツッコミを入れる際に使われる。主にタヌ太郎とツネ次郎が発する。漫画版でもタヌ太郎が一度だけ使用したが、ツネ次郎に「ドベってなんだ?」と突っ込まれていた[注 1]。
- 例:「この1536倍ドベがーーっ!!」
- あれま
- いわゆるツッコミ。ずっこけた時の擬音。
- 暗黒意念(あんこくいねん)
- アニメオリジナルの設定で、念雅流において禁忌とされる力。ギオが羅門衆にこの力を与えてパワーアップさせることも。
- ^ ツネ次郎やまん丸が使っていたもの、セリフ以外のものを含めると4回。
- ^ このような演出は、後に同じく土曜19時台後半枠に放送されたアニメ『ボボボーボ・ボーボボ』にも見られた。
- ^ 1997年9月までは、当該時間帯でローカルドラマ『新・部長刑事アーバンポリス24』を放送していた関係で、同日の17:00 - 17:30に先行放送していた。その後同年10月の枠移動後は、『キューティーハニーF』と枠を交換する形で同時ネットとなった。
- ^ 単行本4巻(旧エニックス、ガンガンコミックス版)カバー扉 作者コメントより。
- ^ 忍ペンまん丸|dアニメストア公式ホームページ
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