張栩 得意手法

張栩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 02:49 UTC 版)

得意手法

小目から黒1の位置にヒラく手法を多用する。


黒1、3の並び小目から辺の星に打つ布石を低段時代に多用し、「張栩スペシャル」と名付けられた。白がaなどとカカればハサんで厳しく攻める。ただしこの構えは右辺の低い位置に石が偏っていることから、次第に打たれなくなった。


2014年のNHK杯などで、上図のような「7の5」の位置に四連打する布石を披露して話題を呼んだ。この形を張栩は「ブラックホール」と呼んでいる[17]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『勝利は10%から積み上げる』張栩 朝日新聞出版 2010年
  2. ^ 「恥ずかしい碁見せられぬ」不振の張九段帰郷へ”. 読売新聞 (2015年5月14日). 2015年5月17日閲覧。
  3. ^ 張栩九段、悩み多い時期を打開した「目覚めの一手」NHKテキストView
  4. ^ 最短記録は山下敬吾九段の22年7か月
  5. ^ 900勝達成時勝率1位は高尾紳路九段の.700
  6. ^ a b 日本棋院 張栩九段が通算900勝達成!【36歳11か月・史上最年少記録】
  7. ^ 張栩、9期ぶりに名人挑戦
  8. ^ 張栩、10期ぶりの名人獲得
  9. ^ 第47期 棋聖戦”. 2022年9月28日閲覧。
  10. ^ 台湾週報2164号-2004年10月28日(台北《民生報》2004年9月29日:二大女流棋士は「台湾媳婦」 第23期女流本因坊戦で熱い火花)
  11. ^ "親子4代でプロ棋士が誕生 13歳の張心澄さん". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 8 February 2020. 2020年8月8日閲覧
  12. ^ "囲碁・最年少プロの張心治さん 趙治勲九段にあやかり命名". 毎日新聞. 毎日新聞社. 29 January 2022. 2022年10月27日閲覧
  13. ^ 公式戦のみ。女流棋戦・地方棋戦(王冠戦関西棋院第一位決定戦など)は除く。
  14. ^ 高島俊男 『お言葉ですが…(7)漢字語源の筋違い』 文藝春秋〈文春文庫〉、2006年、157-158頁
  15. ^ a b 張栩の詰碁(毎日コミュニケーションズ)
  16. ^ 囲碁:本因坊挑戦者、山下九段と伊田七段でプレーオフ 毎日新聞 2014年4月3日 2014年4月8日閲覧
  17. ^ 張、挑む異次元布石 ブラックホール「未来の囲碁界へ問いかけ」
  18. ^ 張栩九段、悩み多い時期を打開した「目覚めの一手 NHKテキストViewより。






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