布団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/06 08:06 UTC 版)
掛け布団サイズ
掛け布団のサイズは、一般的には布団の作られ方や使用される生地のサイズによって異なるため、厳密にサイズが決まっているわけではなく5〜10cm前後する。
- シングル (135cmx200cm)
- ダブル (200cmx200cm)
- キングサイズ(225cmx220cm)
- スーパーキングサイズ (260cmx220cm)
日本産業規格(JIS L 4403:2000)[6]では、掛け布団のサイズとして次の10種類が定められている。
S | M1 | M2 | L1 | L2 | SW | W | B1 | B2 | Su | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
幅 cm | 135 | 150 | 160 | 150 | 160 | 170 | 180 | 88 | 135 | 120 |
長さ cm | 195 | 195 | 195 | 210 | 210 | 210 | 210 | 120 | 160 | 160 |
健康への影響
羽毛から発生する微粉塵を長期間吸い込んだ場合、羽毛に対するアレルギーが生じ過敏性肺炎や間質性肺炎を発症することがある[7][8]。しかし、自身が鳥関連過敏性の体質であることに気がつかないまま重症化し、「特発性間質性肺炎」や「特発性肺線維症」と診断されるが有効な治療が行えず慢性過敏性肺炎に重症化する例が報告されている[9][10]。
その他
- 西洋のベッドが壁沿いに置かれるのに対し、伝統的な和室における布団は、部屋の中央に敷かれる。この理由に関しては、『日本武術神妙記』(中里介山 角川ソフィア文庫 2016年)において、忍者の説明として、賊がどこから侵入したとしても一定の間合いがあり、対応ができるためと説明されている。また、伝統的な和室は土壁であったため、壁越しに槍で襲われる恐れもあったことから、壁から離れた中央に敷かれていたという。
脚注
注釈
出典
- ^ “ふとんの歴史、布団の歴史、昔のふとん”. 渡辺寝具. 2020年12月24日閲覧。
- ^ “寝具の歴史”. ねむりくらし研究所 (2015年1月25日). 2020年12月23日閲覧。
- ^ NHK『あさイチ』2011年10月18日放送回ほか、『名作ホスピタル』など複数の番組で紹介
- ^ “布団乾燥機のおすすめ人気比較ランキング15選【ダニ退治には効果的?】”. タスクルヒカク | 暮らしのおすすめサービス比較サイト. 2019年12月26日閲覧。
- ^ 新潟県立植物園 「NHK新潟ラジオセンター「朝の随想」セレクション ゼンマイ綿と栃尾手まり(11月17日放送)」
- ^ JIS L 4403:2000(日本産業標準調査会、経済産業省)
- ^ 過敏性肺炎 MSDマニュアル プロフェッショナル版
- ^ 稲瀬直彦、過敏性肺炎の最近の動向 日本内科学会雑誌 105巻 (2016) 6号 p.991-996, doi:10.2169/naika.105.991
- ^ その難治性肺炎、ダウンジャケットが原因かも 日経メディカルオンライン 記事:2016年10月21日
- ^ 長坂行雄、「咳嗽の診療」 呼吸と循環 64巻 5号, p.479-484, 2016/5/15, doi:10.11477/mf.1404205957
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