岡本太郎
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出演
映画
- 『誘惑』 (1957年)- 原作:伊藤整、監督:中平康、日活配給。東郷青児とともに画家役で出演。
- 『岡本太郎 マルセル・モースの肖像』 (1975年)- パリ大学民族学教授、ジャン・ルーシュが手がけたドキュメンタリー映画。イタリアのアゾロ映画祭で芸術家の伝記大賞受賞。
- 『山形は白い国 岡本太郎のスキー』 (1983年)- 山形県の観光映画。
テレビ番組
後年は民放テレビ局のバラエティ番組等にも積極的に出演していた。
- 「鶴太郎のテレもんじゃ」(日本テレビ、レギュラー出演)-「なんだ、これは!」が流行語に。
- 「謎のカーテン!?」(日本テレビ、レギュラー出演)
死後の特集番組
- 「知ってるつもり?!」 特集・岡本太郎(日本テレビ)
- 「驚きももの木20世紀」 (朝日放送)
ラジオ番組
- キャスター(1966年4月 - 、文化放送)- 土曜日パーソナリティ
テレビドラマ
- 本人出演
- 岡本太郎を扱った作品
その他の作品
- 「TAROMAN 岡本太郎式特撮番組」(NHK、2022年7月19日 - 7月30日) - 同年の「展覧会 岡本太郎」に併せて制作された、その作品をモチーフにした特撮ドラマ。ヒーロー・タローマンの声に岡本太郎の声を使用[30]。
CF
- キリン・シーグラム(現在のキリンディスティラリー)「ロバートブラウン」(1976年)- ノベルティグッズ《顔のグラス》制作。川崎市岡本太郎美術館で視聴できる。
- 日立マクセル(maxell)「エピタキシャルビデオカセット(VHS/ベータマックス)」(1981年)- 梵鐘篇とピアノ篇に出演。「芸術は爆発だ!」が流行語大賞の語録賞を受賞[31]。川崎市岡本太郎美術館で視聴できる。
- 日本電信電話公社(現在の日本電信電話(NTT))「INS高度情報通信システム」(1983年) - スエズ運河篇に出演。
- 明光商会「MSシュレッダー」(1985年) - シュレッダーのコマーシャル。岡本は「消えゆく瞬間に燃ゆる」とナレーションしている。
- シチズン時計「EXCEED」(1986年) - 「名前なんかにこだわるな」の発言が話題になる。一部は川崎市岡本太郎美術館で視聴できる。
- ダスキン「フリーデザインマット」(1988年)- アメリカの第29回国際放送広告賞受賞。
- 日本ビクター(現在のJVCケンウッド)「ビクター HR-S3500 (1989年) - 自身の作品の前で色が良く見えることを宣伝した。
- 小学館「週刊美術館」(2000年) - CG出演。
- リクルート(現在のリクルートホールディングス)「ゼクシィ(2011年) - 養女・敏子と共演(ともにVTR出演)[32]。
- インテリジェンス(現在のパーソルキャリア)「DODA」(2015年 - 2016年) - 「DODA 岡本太郎×綾野剛 やりたい仕事」篇(声の出演)[18][19]
注釈
- ^ 夏目漱石の推薦によるという。
- ^ 1932年から1940年までの住所が確認され、川崎市岡本太郎美術館『岡本太郎と潜在的イメージ』展図録において佐々木秀憲によって論文「岡本太郎と潜在的イメージ」の中で発表された。1932‐33年がサン=アマン通り31番地(31 rue Saint-Amand)、1934‐35年がイボリット・マンドロン通り29番地(29 rue Hippolyte Maindron)、そして1936‐40年がエルネスト・クレッソン通り18番地(18 rue Ernest Cresson)であった。
- ^ 《水差しと果物鉢》(Pichet et coupe de fruits)。油彩画で1931年制作。現在はソロモン・R・グッゲンハイム美術館に収蔵されている。
- ^ 友人の建築家・坂倉準三の設計による。ここで『燃える人』等の作品を生み出した。
- ^ ラテンアメリカを代表するメキシコの芸術家、活動家で、ディエゴ・リベラ、ホセ・クレメンテ・オロスコと並ぶ、メキシコ3大壁画家とも呼ばれ、1910年のメキシコ革命後、1920 - 40年代に起こったメキシコ壁画運動の中心人物。壁画運動は、従来のヨーロッパ主義的な芸術ではなく、メキシコの先住民族や民衆に向けて、ルーツ回帰や歴史、人びとの結束を訴えるものであり、言葉が読めない人にも、壁画を見ただけでメッセージが伝わるように、公共の場に描かれることを基本としているのが特徴である。
- ^ そのインパクトの強さからお笑いタレントにモノマネされるなど、当時の岡本は世間からは「エキセントリックなおじさん」と認識されることにもなったが、本人はそれを喜んでいた。
- ^ 最晩年には、「爆発は今も続いている」という言葉も残している。
- ^ これらのレリーフ計11点は、1957年に都庁舎が建てられた際、1階正面ロビーや中二階などに設置された。特に、1階正面ロビーの「日の壁」は縦横7×6メートルの壁面を覆い、来庁者がまず目にする「都庁の顔」ともいうべき作品だった。1991年に都庁舎を解体する際、作品の材質や傷みを理由にいったんは廃棄が決まり、太郎も了承したが、瀬木慎一らが反対。最終的に太郎が個人的に引き取ることとなった。(朝日新聞 1991年3月10日 朝刊31面より)
- ^ 収録曲目は、レナード・バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による、ベートーヴェン:交響曲第3番と、バーンスタイン:交響曲第3番。
出典
- ^ a b “史上初の大調査 著名人100人が最後に頼った病院 あなたの病院選びは間違っていませんか”. 現代ビジネス (2011年8月17日). 2019年12月23日閲覧。
- ^ a b c 新潮社「岡本太郎が、いる」"フェミニスト・自由人"より
- ^ a b 『画文集 挑む』岡本太郎著、1977年、講談社文庫
- ^ 『シュルレアリスム簡約辞典』アンドレ・ブルトン、ポール・エリュアール著、日本語版1971年江原順 訳 現代思潮新社ISBN 978-4329001504
- ^ 岡本太郎記念館-岡本太郎年表 - ウェイバックマシン(2015年7月17日アーカイブ分)
- ^ 春原史寛「「縄文」は「芸術」か-岡本太郎の「縄文土器論」『縄文土器名宝展〜縄文芸術の到達展〜』山梨県立考古博物館、2011年
- ^ [1]
- ^ 中川史 (2003年9月12日). “岡本太郎の「幻」壁画発見 「明日の神話」核テーマ、35年ぶり メキシコ”. 朝日新聞: p. 夕刊1面
- ^ 展覧会 岡本太郎
- ^ 「自分の中に毒を持て」(岡本太郎著 青春出版)
- ^ 岡本太郎『今日の芸術』光文社、2012年10月15日。
- ^ 岡本太郎[2012年]『今日の芸術』、p.98。
- ^ 編集部 (2023年2月25日). “愛知県美術館で作品損壊行為。岡本太郎の《太陽の塔(1/50)》に傷”. 美術手帖 2023年5月21日閲覧。
- ^ “「太陽の塔」50分の1サイズを手で殴り壊す、会社員の男逮捕…岡本太郎さんの作品”. 読売新聞. (2023年2月24日) 2023年5月21日閲覧。
- ^ 岡本敏子の談話による。
- ^ 所蔵品の紹介 - 秩父宮記念スポーツ博物館・図書館
- ^ 吉川美代子著『アナウンサーが教える 愛される話し方』、朝日新書、2013年 31〜32頁
- ^ a b “転職サービス「DODA(デューダ)」新TV-CM発表 「岡本太郎」氏の名言に着火され、未来に向け歩き出すビジネスマンを 綾野剛さんが熱演!10月26日(月)からオンエア開始”. インテリジェンス(現在のパーソルキャリア) (2015年10月26日). 2022年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。
- ^ a b “新TV-CM発表「岡本太郎×綾野剛シリーズ」第2弾 1月4日(月)から放送開始”. PR TIMES (2016年1月4日). 2019年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。
- ^ “緑の太陽”. ツーリズムおおいた. 2023年5月4日閲覧。
- ^ a b “駅前で「強烈な存在感」 8000万円かけた岡本太郎作品が鹿沼にあった”. 下野新聞 (2022年6月3日). 2023年3月1日閲覧。
- ^ a b 川上寛尚 (2023年1月30日). “鹿沼の緑に魅せられた 岡本太郎の『夢の樹』”. とちぎ630. NHK宇都宮放送局. 2023年3月1日閲覧。
- ^ “東京)岡本太郎作品の「こどもの樹」、都が残す方針表明:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年10月27日閲覧。
- ^ a b “リゾートホテル|星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 【公式】”. リゾートホテル|星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 【公式】. 2020年10月27日閲覧。
- ^ 『岡本太郎が、いる』
- ^ “岡本太郎氏の遺作モニュメント「花炎」 有田・歴史と文化の森公園”. GOLDNEWS(ゴールドニュース). キャピタル・エフ. 2023年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。
- ^ JTBパブリッシング JTBキャンブックス「近鉄電車」三好好三著 P.195掲載の近鉄6800系の記事
- ^ https://www.hbc.co.jp/tv/doki/article.html?id=9374
- ^ 番組エピソード 事実は小説より奇なり【実話ドラマ特集】-NHKアーカイブス
- ^ “岡本太郎×特撮 べらぼうなヒーロー「タローマン」が大人気 「芸術は爆発だ!」”. 産経新聞. (2022年7月27日)
- ^ “岡本太郎年表”. 川崎市岡本太郎美術館. 2023年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。
- ^ “「ゼクシィ」新CMに岡本太郎夫妻が出演”. ORICON NEWS. オリコン (2011年8月19日). 2023年12月1日閲覧。
固有名詞の分類
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