富士銀行 歴代頭取

富士銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 07:24 UTC 版)

株式会社富士銀行(ふじぎんこう、: The Fuji Bank, Limited)は、かつて東京都千代田区大手町に存在した日本都市銀行。現みずほ銀行の前身のひとつ。2000年よりみずほホールディングス2003年よりみずほフィナンシャルグループの傘下に入った。英略は「FBK」。芙蓉グループの中核企業[注 1]。通称「都銀の雄」。


注釈

  1. ^ 山梨県富士急行を中核とする富士急グループとは関係ない。
  2. ^ ただし、この場所は旧第一勧業銀行岡山支店があった旧岡山駅前支店であり、2003年10月に岡山支店が岡山市中山下一丁目3番3号からここに移転し、入れ替わりに2005年4月11日に岡山駅前支店は廃止された
  3. ^ 国民相互銀行の後身行とは無関係であり英称が当時存在した庶民金庫と同じとなるため見送られた。
  4. ^ 1923年の(新)安田銀行発足に参加した銀行と名称が同じになるためこれも見送られた。
  5. ^ 住友銀行も新行名の候補としていたが同行は大阪銀行と改称した。
  6. ^ 一例を挙げると、シャープ髙島屋日立製作所ピップなどがある。ちなみに日立製作所は芙蓉グループ(芙蓉懇親会)と三和銀行の融資集団であるみどり会の両方に加盟している。
  7. ^ ただし、同行の業態は旧日本興業銀行に近く、一般には「富士銀行は(事実上)第一勧業銀行と合併してみずほ銀行となった。」といった方が分かりやすい。
  8. ^ 手続上、新会社設立とともに合名会社安田銀行を吸収した。
  9. ^ 合併の準備会社であるため現在の会社法では銀行を冠してはならない。
  10. ^ 埼玉県と多摩地域の店舗の大部分を譲渡することとなり、同地域での2002年現在に存在した店舗(埼玉県の4店舗と多摩地方の5店舗を除く)は高度成長期以降に設置した店舗である。
  11. ^ 富士銀行80年史によると業務譲受と表記されていた。
  12. ^ 当初、行名変更は、同年4月の予定だった。
  13. ^ なお、コンシュマーバンキング業務は、第一勧業銀行に分割承継させ、第一勧銀は、みずほ銀行に行名変更。
  14. ^ なお、富士銀の統合先である現在の“みずほFG”みずほは瑞穂で“日本国”の美称。
  15. ^ 同業行にあたる三菱銀行が少し早い時期(富士銀に知られていなかった頃で、三菱銀行によるディズニーキャラクターの販促品が世に出回っていなかった)にディズニー社から利用許諾を得られていたことにより、ディズニーキャラクターをイメージキャラクターとしての採用に成功したことによる措置によるもので、三菱UFJ銀行となった2022年の現在も継続して使用している。

出典

  1. ^ 2001年度版ディスクロージャー誌』株式会社みずほホールディングス、2001年7月
  2. ^ a b 2001年度版ディスクロージャー誌 Archived 2007年9月27日, at the Wayback Machine.』株式会社富士銀行、2001年7月
  3. ^ 『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』p.57 - 58
  4. ^ 『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』p.202 - 203
  5. ^ a b 『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』p.58
  6. ^ 『検証バブル 犯意なき過ち』p.62 - 63
  7. ^ 昭和という「レガシー」を引きずった平成30年間の経済停滞を振り返る”. ダイヤモンド・オンライン (2018年8月20日). 2022年4月16日閲覧。
  8. ^ 『ドキュメント イトマン・住銀事件』p.201
  9. ^ 『イトマン事件の深層』p.165 - 168
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  11. ^ vol.97 特集:第29回 松下幸之助人生をひらく言葉|サン・リフォーム|リフォームを下松市 周南市 岩国市 光市でするなら”. www.sunreform.net. 2022年4月29日閲覧。
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  14. ^ 高山 寛仁「山一証券崩壊」”. www2.kokugakuin.ac.jp. 2022年4月29日閲覧。
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  18. ^ 「富士銀行700人の明暗分けた「三つの選択」米同時多発テロ」『週刊朝日』2001年09月28日号
  19. ^ 『天に昇った命、地に舞い降りた命』
  20. ^ 屋根を蓋にして超高層ビル解体、跡地は「大手町の森」に”. 日本経済新聞 (2011年10月17日). 2022年9月11日閲覧。
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  29. ^ a b c d e f 現存する同名の銀行とは無関係。
  30. ^ 事件史戦後昭和史
  31. ^ 『富士銀行百年史 別巻』p.325
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  33. ^ 受賞作品検索 | BCS賞 | 日本建設業連合会”. www.nikkenren.com. 2022年9月11日閲覧。
  34. ^ 日経クロステック(xTECH). “設計は大成、大手町のみずほ銀跡開発”. 日経クロステック(xTECH). 2022年9月11日閲覧。
  35. ^ 旧富士銀行横浜支店(東京芸術大学大学院映像研究科馬車道校舎)「JMAものづくりポータルコラム」 – JMA ものづくりポータルサイト”. jma-column.com. 2022年9月11日閲覧。
  36. ^ 旧富士銀行横浜支店(元安田銀行横浜支店)”. www.city.yokohama.lg.jp. 2022年9月11日閲覧。
  37. ^ 富士銀行大阪支店 | オフィス・庁舎 | 実績紹介”. 松田平田設計. 2022年9月11日閲覧。
  38. ^ Fuji Bank logo | Best Brands Of The World を参照
  39. ^ 『富士銀行史 1981-2000』p.120 - 121
  40. ^ 『富士銀行史 1981-2000』p.122
  41. ^ 「三和銀行では ざん新に仕掛ける 広告戦略」『日経産業新聞』1987年9月22日
  42. ^ 「銀行もPR時代 (上)タレント起用 とにかく、目を引け」『読売新聞』1990年2月14日
  43. ^ 「金融機関のCM(2)富士銀行 タレント・アーチスト2本で」『日経金融新聞』1992年8月13日
  44. ^ 「金融各社イメージ戦略(4)都銀のアイドル信仰 高額なギヤラに難点も」『日経金融新聞』1995年8月25日
  45. ^ a b c d 「お堅いはずの富士銀行、新社会人向けPRにウルトラマン起用」『日経流通新聞』1989年3月11日付、3頁。
  46. ^ 「経営 本当に帰って来たぞウルトラマン」『日経産業新聞』1989年6月13日付、28頁。
  47. ^ 月刊基礎知識 from 現代用語の基礎知識”. www.jiyu.co.jp. 2022年5月10日閲覧。
  48. ^ 橋本光憲. “一連の偽造預金証書事件について”. 国際経営フォーラムNo.5: 226頁. 
  49. ^ "偽造預金証書" 26件”. kokalog 国会議事録検索. 2022年5月10日閲覧。
  50. ^ Amazon.co.jp:Young Team(ASIN B000023XD7
  51. ^ Amazon.co.jp: モグワイ・ヤング・ティームASIN B000B52D9K
  52. ^ 中間期ディスクロージャー誌(2001年9月中間期)みずほフィナンシャルグループのトピックス”. みずほフィナンシャルグループ. 2013年5月閲覧。
  53. ^ Mitchell Zuckoff (2021). “Chapter 11: "We Need You"”. Fall and Rise: The Story of 9/11. HarperCollins. ISBN 978-0-0622-7564-6 






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