宇多田ヒカル 概要

宇多田ヒカル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/23 07:47 UTC 版)

概要

1998年末に15歳でCDデビューし、デビューシングル「Automatic/time will tell」は、ダブルミリオンの大ヒットを記録。1stアルバム『First Love』は累計売上枚数765万枚を超え(オリコン調べ)、日本国内の歴代アルバムセールス1位になっているほか[9][10]、2ndアルバム『Distance』では初週売上枚数が歴代1位となる300万枚(オリコン調べ)を記録している[10][11]。2007年発表の「Flavor Of Life」は当時のデジタル・シングルのセールスにおいて世界1位を記録した[12]。また、『日本ゴールドディスク大賞』「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を、2000年2003年に受賞している[13][14]

2010年に「人間活動」として翌年以降の音楽活動休止を発表[注 2][15][16]。結婚・出産を経て、2016年に活動を再開し[17][18]、復帰作『Fantome』はその年の『Billboard JAPAN年間総合アルバムチャート』で1位を獲得したほか[19]、『第9回CDショップ大賞』で「大賞」を、『第58回日本レコード大賞』で「最優秀アルバム賞」を受賞した[20][21]。また、2018年に発売した7thアルバム『初恋』とその他の成果により、第69回芸術選奨で大衆芸能部門にて「新人賞」を受賞している。

2018年現在までに、『First Love』『Distance』『DEEP RIVER』『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』『Fantome』の5作品がオリコンまたはBillboard Japanの年間アルバムチャートで1位になっている[22]


注釈

  1. ^ チャンネルの開設日は2005年9月24日[5]
  2. ^ 当人曰く「引退宣言」でもなければ「休養」でも「充電期間」でも無いとしていた。
  3. ^ Hの右肩に半濁点(マル)で ”ピカソ” と発音。
  4. ^ SMAP×SMAP』は当時の最高視聴率。
  5. ^ 後に卵巣嚢腫とブログで公表している[51]
  6. ^ EMIの先輩・ユーミンこと松任谷由実も宇多田と同様14歳で作詞作曲を始めており、2018年4月7日放送の日本テレビ系『嵐にしやがれ』にユーミンが出演した際、ミッツ・マングローブが宇多田らの名を挙げて「世の中の天才は14歳で何かが起きている」と言及した[240]。ちなみにユーミンと宇多田には誕生日が同じというもう一つの共通点もある[241]
  7. ^ FM802は3月22日放送。
  8. ^ 当時所属していた東芝EMIの親会社であった東芝はソニーのライバル企業であるため、CMに出演することを巡って東芝内部が対立したが、最終的にはイギリスのEMI本社が仲裁に入ったことで事なきを得たとのこと。
  9. ^ ウェイトレス役でカメオ出演
  10. ^ 9月30日の番組での未放送部分を追加した60分の拡大版。
  11. ^ 「Yahoo!動画」にて有料公開(現在は公開終了)。
  12. ^ 同年4月に行った『LUV LIVE』の映像をメインとし、リハーサルなどのオフショット映像を加えたビデオ・コンサート[300]
  13. ^ 世界自然保護基金(WWF)のチャリティー・コンサートとして行われ、抽選となったチケットは8,000人の募集に対する倍率が278倍になった[301]
  14. ^ ストリーミング生配信ではなく、ファイルをダウンロードする配信形式で行われ、ダウンロードは同月19日まで、ファイル再生はその翌日20日まで可能だった[64]
  15. ^ 前月開催のイベントと同じく、ダウンロード方式で行われた。ファイル再生可能期間は、翌年1月20日まで[65]

出典

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