奥さまは魔女 (テレビドラマ) 登場人物・キャスト

奥さまは魔女 (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 03:31 UTC 版)

登場人物・キャスト

吹替え音声は製作された1960年代後半〜1970年代前半当時のものであるため、現在では不適切な表現や放送禁止用語になった言葉が使用されている部分があり、再放送では一部のセリフを新たに録りなおすか、無音化している。これによって会話と音楽が突然途切れるシーンがある。DVDの吹替え音声はこの理由で再録されたり、当時の吹替え音声が欠落している部分が新たに録音されており、オリジナルとは異なる声優が演じていることもあるため、その部分だけ声が変わっていることがある。

スティーブンス家

前列左から初代ダーリン役のディック・ヨーク、サマンサ役のエリザベス・モンゴメリー、後列にエンドラ役のアグネス・ムーアヘッド
サマンサ・スティーブンス(Samantha Stephens)
演:エリザベス・モンゴメリー、吹替:北浜晴子
金髪のかわいい若奥様。相思相愛でダーリンと結婚したが、実は魔女。「魔法は使わないこと」とダーリンと約束するが…。一時期魔法の国の女王に任命され、主婦と女王の仕事を兼任していた。
ダーリン・スティーブンス(Darrin Stephens)
演:第5シーズンまでディック・ヨーク・第6シーズン以降ディック・サージェント、吹替:柳澤愼一
サマンサの夫。広告代理店「マクマーン&テイト社」の若き重役兼優秀な宣伝マン(今で言うコピーライター)。生真面目で叩いても埃が出ないほどの堅物、故に魔法で楽をすると言う発想はなく、魔法自体を嫌っている。愛妻家だが、魔女であるサマンサと結婚したせいで彼女の係累に日々悩まされる。そのせいで、舅のモーリスや姑のエンドラからまともに名前を呼ばれた事はほとんどなく、後述のように間違われ続けている。
  • 第5シーズンでダーリン役を降板したデイック・ヨークは1959年に出演した映画『コルドラへの道[2]で落馬事故に遭遇し負傷、以来、持病となった腰の激痛を緩和させる目的で鎮痛剤を濫用し始め、本作撮影中はその副作用から情動が不安定になったり、ろれつが回らなくなる事もあり、既に薬物依存の状態だった。第5シーズンの撮影開始の頃には更に痛みが悪化。座っているシーンやソファーで横になっているシーンを増やして対応した。しかし、第6シーズンの撮影リハーサル中に突然倒れ、一時意識を失う事態が発生。治療とリハビリのため降板となった。降板に近い時期のエピソードでは、「ダーリンはメキシコへ長期出張中」という設定にされている。
  • ダーリン(Darrin)は人名であって、「最愛の人」を意味する「darling」ではない。
タバサ・スティーブンス(Tabitha Stephens)
演:シンシア・ブラック(第2シーズン-18話)、ハイディ・ジェントリーとローラ・ジェントリーとのスイング(第2シーズン-19話)、ジュリア・ヤング、タマー・ヤングとのスイング(第2シーズン-20~36話)、エリン・マーフィー英語版ダイアン・マーフィー英語版とのスイング(第3シーズン-第5シーズン)、エリン・マーフィー(第6シーズン-第8シーズン)、吹替:桂玲子(第3シーズン-第8シーズン)
サマンサとダーリンの娘。第1子。撮影スケジュールの効率化と年少者の労働時間の制限に関する問題の解消を図るため、双子を起用したエピソードがある。[3]
アダム・スティーブンス(Adam Stephens)
演:デヴィッド・ローレンス又はグレッグ・ローレンス
第6シーズンから登場するサマンサとダーリンの第2子で息子。第7シーズンの子役はクレジットされておらず、第7シーズンからはデヴィッドのみがクレジットされていたがタバサのケースと同様に、双子を起用した。
  • エリザベス・モンゴメリーは本作品出演中、当時の夫で映画監督・本作プロデューサーのウィリアム・アッシャーとの間に3人の子を儲けているが、第1子・長男ウィリアムJr.の妊娠は本作放送開始直前だったため、お腹が目立つ頃にはバスト・ショットや代役を使って乗り切った。1965年、第2シーズンが開始する頃、2人目の妊娠が発覚。この時にはそれを前面に出してドラマ上の設定でも「サマンサの妊娠」とし、次男ロバートの出産にあわせて「長女タバサ誕生」とした。この時の大きな反響を受け、1969年初頭の3人目の妊娠の際にも「サマンサの第2子妊娠」と設定、長女レベッカ・エリザベスの出産にあわせて「長男アダム誕生」としている。
時計回り:最終シーズン(1971〜 1972年)のディック・サージェント、エリザベス・モンゴメリー、エリン・マーフィー、デビッド・ローレンス

サマンサの関係者

エンドラ(Endora)
演:アグネス・ムーアヘッド、吹替:北原文枝、林洋子、津田延代、追加吹替:谷育子
サマンサの母。気が強く派手好きの魔女。自慢の娘が下等動物(人間)と結婚した事が気に入らず、始終スティーブンス宅にやってきては娘の家庭を引っかき回す。娘想いで行う行為が騒動の元になり、ダーリンの1番の天敵で、彼の事を「ダーウッド」あるいは「ドナルド」と呼んで蔑んでいる。夫・モリースとの仲は冷え切っており、口論が絶えないが、魔法の実力では夫に敵わず、夫が登場すると姿を消す事もしばしば。名前は旧約聖書「サムエル記上」28章に出てくる「エンドルの魔女」にちなんだもの。
エンドラはセイラム魔女裁判で知られるセイラム(吹替では「サレム」)出身の魔女の家系とされており、第7シーズンの第一話「ヒキ蛙の悩み(To Go or Not To Go, That is the Question)」では、100年に一度のセイラムで魔女会議のためにサマンサがでかける話になっており、実際にセイラムでロケ撮影が行われた[4]
モリース(モーリス)(Maurice)
演:モーリス・エヴァンス[5]、吹替:川久保潔島宇志夫
サマンサの父。厳格で尊大な態度の魔法使い。サマンサを溺愛する半面、ダーリンのことは見下している為に、ダーリンを「ダニエル」や「デヴィッド」と呼んで蔑んでいる[6]。妻・エンドラとの仲は冷え切っており、顔を合わせると口論が絶えない。
アーサーおじさん(Uncle Arthur)
演:ポール・リンデ、吹替:浦野光山内雅人
エンドラの弟で大変ないたずら者。演じたリンデは第1シーズンの『とかく女と車は・・・』(原題:Driving Is The Only Way To Fly)では自動車教習官のハロルドとして出演している。
セリーナ(Serena)
演:パンドラ・スポックス(Pandora's Box=パンドラの箱をもじったもの)=実際にはエリザベス・モンゴメリーの変名でダブルキャスト、吹替:北浜晴子
サマンサとそっくりないとこ。黒髪である点が異なる。惚れっぽく、恋愛遍歴も多い。
クララおばさん(Aunt Clara)
演:マリオン・ローン、吹替:関弘子
サマンサの伯母で趣味はドアノブ収集の魔女。魔法の力が年のせいで衰えており、自信喪失気味。空から落下してくる事も多い。間違った魔法でサマンサとダーリンを窮地に陥れる事もしばしば、更に呪文を忘れて事態を長引かせる事もあるが、温和な人柄で夫婦からは親しまれている。
  • 演じたローンは本作の制作中、第5シーズン開始早々、1968年5月9日心臓発作のため急死。満79歳没。没後にエミー賞 コメディ部門助演女優賞が贈られている。
ハガサおばさん(Aunt Hagatha)
演:リタ・ショウナンシー・アンドリュースイザベル・マックロスキー、ケイ・エリオット、ドリーン・マクリーン、吹替:来宮良子ほか
サマンサの叔母。
エンチャンドラ
演:エステル・ウィンウッド、吹替:来宮良子
サマンサの叔母。第3シーズン「タバサのテスト」に登場。

ダーリンの関係者

フィリス・スティーブンス(Phyllis Stephens)
演:マーベル・アルバートソン、吹替:高村章子麻生美代子
ダーリンの母。
フランク・スティーブンス(Frank Stephens)
演:ロバート・F・サイモン、ロイ・ロバーツ、吹替:巌金四郎辻村真人館敬介井上弦太郎
ダーリンの父。
ラリー・テイト(Larry Tate)
演:デヴィッド・ホワイト、吹替:早野寿郎、追加吹替:小島敏彦
ダーリンの上司で社長。プライベートではダーリンと親友というほど仲が良い。堅物なダーリンと異なり、効率的でお調子者。
ルイーズ・テイト(Louise Tate)
演:第2シーズンまでアイリーン・ヴァーノン→第3シーズンからケイシー・ロジャース、吹替:赤木春恵水城蘭子
ラリーの妻。

スティーブンス家 の向かいの住人

グラディス・クラビッツ(旧姓グルーバー)(Gladys Kravitz)
演:第2シーズンまでアリス・ピアス→第3シーズンからサンドラ・ゴールド、吹替:川路夏子
お向かいの奥さん。始終スティーヴンス宅を見張っている。何度もサマンサ達の魔法を目撃しているが、生来のおっちょこちょいな性格のため、夫のアブナーに訴えても全然信じてもらえない。事態を悪化させるトラブルメーカーだが、クララおばさんが忘れていた呪文を覚えていたお陰で事態収拾の役に立った事もある。
  • 初代グラディスを演じたアリス・ピアスは番組開始の時点で末期の卵巣癌との診断を受けていたが、周囲にはその事実を隠して役に臨んだ。しかし第2シーズンの開始時点で著しい体重の減少と体力の低下が顕著となり、結局シーズン終了を待たずして死去。48歳没。没後にエミー賞 コメディ部門助演女優賞を贈られている。
アブナー・クラビッツ(Abner Kravitz)
演:ジョージ・トビアス、吹替:塩見竜介
お向かいのダンナさん。グラディスの夫。のん気な皮肉屋。趣味は多彩だがあまり長続きしない。
ハリエット・クラビッツ
演:メアリー・グレース・キャンフィールド、吹替:麻生みつ子
アブナーの妹。第2シーズンの終わりに、初代グラディス役のアリス・ピアス死去に伴い、グラディスの代役としての配役。

その他

エスメラルダ(Esmeralda)
演:アリス・ゴーストリー、吹替/野沢雅子京田尚子
お手伝いさん魔女。くしゃみをすると無意識で魔法をつかう。
ドクター・ボンベイ(Dr.Bombay)
演:バーナード・フォックス、吹替:富田耕生寄山弘滝口順平
魔女専門の医者。
探偵リーチ
演:ロバート・ストラウス、吹替:北村和夫
私立探偵。サマンサの魔法を目撃し、ゆすりにやってきた。
デイブ
演:ジーン・ブレイクリー、吹替:熊倉一雄
ダーリンの飲み友達の弁護士。
酔っぱらいの男性
吹替:八奈見乗児
ダーリンの飲み友達。第3シーズンより登場。
ナレーション:中村正
『奥さまの名前はサマンサ』で始まるオープニングナレーションはオリジナル版に無く、日本版だけのものである。



  1. ^ プロデューサーのウィリアム・アッシャーとエリザベス・モンゴメリーの夫妻によって設立された制作プロダクション。アシュモントはそれぞれの姓を合わせた名称。最終シーズンのみ自らの会社で製作された。本作のスピンオフ作品『タバサ』の制作にも関与している。1974年の離婚とともに解散。
  2. ^ 監督:ロバート・ロッセン、出演:ゲイリー・クーパーリタ・ヘイワース
  3. ^ バッグブランドの「サマンサ・タバサ」の命名にはこのドラマの登場人物はまったく関係ない、と社長が明言しており(『サマンサ・タバサ 世界ブランドをつくる』)このブランドのスペルはSamantha Thavasa。
  4. ^ The Salem Saga_1970
  5. ^ シェークスピア作品を中心とした舞台俳優としてキャリアを積んだ実力派だが、本作品以外では映画『猿の惑星』(1968年)及び『続・猿の惑星』(1970年)での老成したオランウータンの科学者「ザイアス博士」役で知られている。
  6. ^ ただし最後の「君」(日本語版の場合)を忘れずに付けている。そこが、一切の敬称を用いないエンドラとの違いでもある。





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