奥いび湖大橋 奥いび湖大橋の概要

奥いび湖大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 00:55 UTC 版)

奥いび湖大橋
基本情報
日本
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町[1]
交差物件 揖斐川奥いび湖
用途 道路橋
路線名 国道303号[2]
管理者 岐阜県揖斐土木事務所
設計者 鉄建オリエンタル異工種特定建設工事共同企業体[1]
施工者 鉄建・オリエンタル異工種特定建設工事共同企業体[1]
着工 2005年(平成17年)12月
竣工 2011年(平成23年)3月
開通 2011年(平成23年)6月16日[2]
座標 北緯35度35分45.5秒 東経136度27分29.5秒 / 北緯35.595972度 東経136.458194度 / 35.595972; 136.458194 (奥いび湖大橋)
構造諸元
形式 2径間連続PCエクストラドーズド橋
材料 プレストレスト・コンクリート
全長 232.500 m
11.500 m
高さ 40.000 m
最大支間長 148.750 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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国道303号標識

概要

横山ダムでは再開発事業が実施されていたが、堆砂した砂の運搬に現道は幅員狭小・急カーブのため支障が多いことから国土交通省中部地方整備局横山ダム工事事務所[注釈 1]により新橋架設が発注された[3]

本橋は新横山橋の仮称で、デザインビルド方式にて発注された。本橋は横山ダムのダム湖である奥いび湖に架かるが、橋梁の中央では奥いび湖の水深が深く、そのため中間橋脚を中間に寄せ、支間割を不等径間割とした[4]。主塔をエクストラドーズド橋としては高くし、斜材による支持効率を上昇させた。また、補剛桁は波形鋼板ウェブを採用する案もあったが、重量低減率が低く下部工断面を削減するほどでないことから維持管理制などを考慮してPC箱桁とした[3]

[4][3]

脚注


注釈

  1. ^ 現・中部地方整備局木曽川上流河川事務所横山ダム管理支所
  2. ^ 現・オリエンタル白石

出典

  1. ^ a b c d 「高度技術提案型」の総合評価方式岐阜県の新横山橋工事の入札で初実施」『日経コンストラクション』、日経BP、東京、2006年1月13日、ISSN 09153470全国書誌番号:000740502019年11月21日閲覧 
  2. ^ a b c 土屋健一「奥いび湖大橋、待望の開通」『岐阜新聞』岐阜新聞社、岐阜、2011年6月17日、第44872号、24面、西濃地域版、全国書誌番号:00066208
  3. ^ a b c 町勉 et al. 2006.
  4. ^ a b 伊吹真一 et al. 2008.


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