奈良市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 08:52 UTC 版)
議会
市議会
奈良県議会
- 選挙区:奈良市・山辺郡選挙区
- 定数:11人
衆議院
- 奈良県第1区
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 馬淵澄夫 | 61 | 立憲民主党 | 前 | 93,050票 | ○ |
比当 | 小林茂樹 | 57 | 自由民主党 | 前 | 83,718票 | ○ |
比当 | 前川清成 | 58 | 日本維新の会 | 新 | 62,000票 | ○ |
- 奈良県第2区
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 高市早苗 | 60 | 自由民主党 | 前 | 141,858票 | ○ |
猪奥美里 | 41 | 立憲民主党 | 新 | 54,326票 | ○ | |
宮本次郎 | 46 | 日本共産党 | 新 | 23,285票 |
姉妹都市・提携都市
国内
- 姉妹都市
- 郡山市(福島県)- 1971年(昭和46年)8月5日提携
- 小浜市(福井県)- 1971年(昭和46年)11月7日提携
- 太宰府市(福岡県)- 2002年(平成14年)6月27日提携
- 宇佐市(大分県)- 2004年(平成16年)7月30日提携
- 多賀城市(宮城県)- 2010年(平成22年)2月6日提携
- その他
- 全国門前町サミット - 全国の神社仏閣を中心に発展してきた門前町を有する自治体・観光協会・商業関係者などが集まり地域活性、街作り推進のため開催する会議。
国外
- 慶州市(大韓民国慶尚北道)- 1970年(昭和45年)4月15日締結
- トレド(スペインカスティーリャ=ラ・マンチャ州トレド県)- 1972年(昭和47年)9月11日締結
- 西安市(中華人民共和国陝西省)- 1974年(昭和49年)2月1日締結
- ヴェルサイユ(フランス共和国イヴリーヌ県)- 1986年(昭和61年)11月14日締結
- キャンベラ(オーストラリア連邦首都特別地域 (ACT))- 1993年(平成5年)10月26日締結
- 揚州市(中華人民共和国江蘇省)- 2010年(平成22年)5月23日締結
- サマルカンド(ウズベキスタンサマルカンド州)- 2022年(令和4年)10月18日締結
経済
奈良市は県庁所在地であるため国の機関や各種金融機関、大企業の支店が集積し、多くは近鉄奈良駅や新大宮駅の周辺に集中している。奈良市に本社を置く企業には南都銀行や、県内でバス事業を展開する奈良交通がある。また、奈良県一円に鉄道網や百貨店、不動産などの関連事業を展開する近畿日本鉄道(近鉄)及び近鉄グループも奈良市の経済に大きな影響力を持ち、グループ企業である奈良交通とともに観光産業と密接な関係を持っている。
年間観光客数は約1400万人に及ぶが、近年の奈良観光は修学旅行を含め京都市や大阪市の宿泊先から日帰りで行われることが多く、宿泊施設は部屋数・稼働率とも全国的にみて低い。
大規模商業施設はならファミリー(近鉄百貨店)、パラディ、ミ・ナーラがあり、高の原駅前、学研奈良登美ヶ丘駅前ではイオンモールが営業している。また、大和郡山市には、奈良市との市境に接する形で営業しているショッピングモールが存在する。市内の商店街に東向商店街、もちいどのセンター街、小西さくら通り商店街などがある。飲食店などは近鉄奈良駅・JR奈良駅周辺、三条通り、新大宮駅周辺に多く、学園前や押熊の幹線道路沿いにも各種店舗が立地している。
筆・墨などの伝統地場産業が存続しているが、経済的な規模は大きくない。市内南部に大和ハウス工業や積水化学工業、スケーター、第一化工などハウスメーカーやプラスチック製品企業の大型工場が稼働している。
郊外住宅地の開発は戦前から行われていたが、1950年以降、学園前駅を中心とした平城宮跡以西の地域において、近鉄グループを中心とした民間企業主導の宅地開発が本格化した。1972年には市北端の 平城山丘陵にて、日本住宅公団 が関西で初期に手掛けた大規模ニュータウンである 平城・相楽ニュータウンへの入居が始まった。その後も市の郊外一円で宅地開発が進み、特に近鉄奈良線や近鉄けいはんな線 、近鉄京都線沿線は大阪市のベッドタウンとなっているため大阪市への通勤・通学者(いわゆる奈良府民)が多い。
2010年に開催された平城遷都1300年祭を機にJR奈良駅周辺連続立体交差事業が行われ、市内の景観は1988年のなら・シルクロード博覧会以降大きく変化した。同時期に平城宮跡第一次大極殿の復原、薬師寺や興福寺における伽藍復元などの文化財整備も行われた。その後も、2020年東京オリンピック、2025年大阪・関西万博、2037年に予定されるリニア中央新幹線全線開業などに伴う観光需要の増加を見込み、市内各地で宿泊施設の整備が進んでいる。
本社を置く主要企業
京都府精華町 | 京都府木津川市 | 京都府笠置町、南山城村 | ||
生駒市 | 三重県伊賀市 山添村 | |||
奈良市 | ||||
大和郡山市 | 天理市、桜井市 | 宇陀市 |
注釈
- ^ この時点では興善院町、東ノ阪町、北御門町、今在家町、今小路町、手貝町、東包永町、東笹鉾町、中御門町、押上町、川久保町、登大路町、油留木町、南半田東町、北半田東町、紀寺町、福智院町、公納堂町、毘沙門町、鵲町、芝突抜町、中院町、鶴福院町、不審ヶ辻子町、納院町、築地ノ内町、川上突抜町、十輪院町、川之上町、十輪院畑町、薬師堂町、木辻町、三棟町、京終町、中辻町、脇戸町、高御門町、陰陽町、勝南院町、元興寺町、西新屋町、芝新屋町、下御門町、中新屋町、阿字万字町、北風呂町、馬場町、北室町、南城戸町、南中町、南風呂町、小太郎町、南袋町、南新町、鳴川町、瓦堂町、花園町、井上町、京終地方東側町、京終地方西側町、柳町、西寺林町、光明院町、餅飯殿町、西城戸町、小川町、南市町、東寺林町、今御門町、池之町、元林院町、樽井町、橋本町、東城戸町、椿井町、南魚屋町、寺町、奥子守町、北向町、高天町、漢国町、林小路町、角振町、角振新屋町、上三条町、下三条町、本子守町、今辻子町、油阪地方町、西之阪町、百万ヶ辻子町、高天市町、坂新屋町、奥芝町、北市町、菖蒲池町、東新在家町、西新在家町、西新在家号所、船橋町、坊屋敷町、宿院町、鍋屋町、大豆山町、南法蓮町、内侍原町、北小路町、南半田中町、半田横町、北半田西町、大豆山突抜町、北半田中町、北魚屋東町、多門町、西包永町、北袋町、西笹鉾町、北川端町、北魚屋西町、後藤町、押小路町、半田突抜町、西御門町、小西町、東向南町、東向中町、東向北町、花芝町、中筋町が存在。
- ^ a b 新幹線を除けば広島県もこれに該当する。
- ^ その他東京都・神奈川県・静岡県もこれに該当する。JRが全線電化されている愛知県・石川県・滋賀県・大阪府には気動車定期旅客列車が存在する
- ^ 閉館によって奈良市は2012年に全国で唯一の「映画館のない都道府県庁所在地」となったが[16]、同年に山口県の県庁所在地である山口市でも唯一の映画館「山口スカラ座」が閉館した[17][18]
出典
- ^ 奈良市旗の制定 昭和52年2月10日告示第47号
- ^ 市徽章ノ件 明治36年5月5日告示第22号
- ^ 奈良市の事務所の位置を変更する条例
- ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,世界大百科事典内言及, 精選版. “南都(なんと)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年4月9日閲覧。
- ^ “hyoukou-ichiran”. 2023年2月11日閲覧。
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “観測史上1 - 10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2023年11月8日閲覧。
- ^ “針 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月16日閲覧。
- ^ 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日、163頁。ISBN 4095263113。
- ^ この当たりから青山住宅地や学園前住宅などの住宅の整備が始まった。 奈良市旗の制定
- ^ 奈良市副市長に西谷氏(毎日新聞奈良版、2018年9月22日)
- ^ 大久保信治・奈良市史編集審議会(編) 『奈良市史 通史四』 第二章 奈良市の成立 第一節 近代都市への胎動 奈良市 2018年9月26日閲覧
- ^ 奈良のあゆみ-昭和(1926~1989)- 奈良市 2018年9月26日閲覧
- ^ 国指定 史跡・名勝・天然記念物一覧 奈良市. 2014年11月10日閲覧
- ^ 【東洋民俗博物館】ウフフ わしゃピンクや朝日新聞、2012年2月9日
- ^ “奈良市に映画館なし…「日本唯一の県都」の事情”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2011年7月19日). オリジナルの2011年8月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「さよなら、県都の銀幕 『山口スカラ座』来月1日閉館」『朝日新聞』2012年10月26日付朝刊、山口・1地方、第29面
- ^ “山口スカラ座、半世紀の歴史に幕 シネコン、DVDレンタル店に押され”. MSN産経ニュース (産経デジタル). (2012年10月26日). オリジナルの2012年10月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ 大相撲令和2年1月場所幕内最高優勝力士 德勝龍関優勝祝賀パレード及び奈良市民栄誉賞の授与について 奈良市 (2020年2月19日) 2020年2月26日閲覧
固有名詞の分類
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