失速
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/24 22:59 UTC 版)
失速(しっそく)あるいはストール(Stall)とは、翼の迎え角を大きくし過ぎた際に、翼の抵抗が急増し、それに伴い翼の表面を流れていた気流が剥離し、揚力をほとんど生みだせなくなる現象である。失速になった後の状態を失速状態といい、抵抗が増えるので速度が急に落ちる。なお、失速は翼の全面積で同時に起こり始めるわけではない(#分類も参照)。
- ^ 「航空実用辞典」日本航空
- ^ “着陸ではなく着陸復行の失敗か 特集・アシアナ機事故とヒューマンファクター(1)”. Aviation Wire (2013年7月11日). 2018年4月7日閲覧。
- ^ “What is the super-stall?”. Aviationshop. 2009年9月2日閲覧。
- ^ ""Report on the Accident to B.A.C. One-Eleven G-ASHG at Cratt Hill, near Chicklade, Wiltshire on 22nd October 1963, Ministry of Aviation C.A.P. 219, 1965
- ^ http://aviation-safety.net/database/record.php?id=19660603-1
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- ^ http://aviation-safety.net/database/record.php?id=19930726-2
- ^ ターボ機械協会 編『ターボ機械 入門編』日本工業出版、2005年、98頁。ISBN 978-4-8190-1911-8。
- ^ ターボ機械協会 編『ターボポンプ』日本工業出版、2007年、90頁。ISBN 978-4-8190-1911-8。
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