天空の城ラピュタ 用語

天空の城ラピュタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/01 08:15 UTC 版)

用語

メカ関連

オートモービル
ドーラ一家の自家用車。序盤に登場。スラッグ渓谷では珍しいようで[26]、劇中、パズーもその旨の発言をしている。
オーニソプター
パズーがラピュタ探索に向け手作りしていた木枠製のオーニソプター(はばたき飛行機)。
シータの前でゴム動力の模型を飛ばしている。
『ジ・アート・オブ 天空の城ラピュタ』には、当初は完成したオーニソプターでシータの住むゴンドアの谷に向け飛行する予定であったが、レオナルド・ダ・ヴィンチの頃から成功しなかった物を、パズーが成功させるのは如何なものか、という意見があったことから、断念したことが記載されている。
ただし、先述したとおり、後に発売された『スタジオジブリ作品関連資料集〈1〉』に、完成したオーニソプターを操縦し、花束を持ってシータのもとへやって来たパズーの姿が描かれたイラストが掲載されている。ほかには、完成させたオーニソプターにシータを乗せ、ドーラ達のフラップターと飛行しているイラストが描かれ、ジグソーパズル[注 26]に採用されている。
軽便鉄道
スラッグ渓谷を走る軽便鉄道鉱山鉄道)。蒸気機関蒸気機関車内部にあり、機関車は蒸気動車を短くしたようなフォルムである。貨車無蓋車)を3両連結している。
諸元
全長(m) 312
全高(m) 82
全幅(m) 84
巡航速度 58ノット(約107km/h)
最高速 98ノット(約181km/h)
航続距離(km) 16000(無風巡航時)
乗員数 360人
ゴリアテ
軍がラピュタ探索に使用した大型の飛行戦艦。劇中の字幕には「飛行戦艦」ではなく、「飛行船艦」と表示されている。また絵本では「空飛ぶ要塞」とも呼ばれている。見た目は硬式飛行船を通り越した装甲飛行船といった形状で、艦体各部の大型プロペラによって浮力と推進力とを得ており、全体に主砲(小説版では125mm榴弾砲)や速射砲対空砲等の重火器を多数搭載し、強風下でも安定して飛行可能である。
また、設備があれば通常の飛行船と同様に係留も可能。直撃すればロボット兵を破壊出来るだけの強力な火力を持つ[注 27]他、艦底部にロケット艇を3機搭載している。
ムスカとモウロ将軍一行が搭乗し、飛行石の示す道を辿ってラピュタへと向かい、途中ドーラ一家の母船タイガーモス号を攻撃して大破させたが、ラピュタ到着後、軍から離反したムスカの策略で通信装置を破壊されて本国との連絡を絶たれ、モウロをはじめ乗員の大半を喪った状況でラピュタと直接交戦する羽目となり、重火砲を斉射してラピュタの下半球部を攻撃するも全く効かず[注 28]、ラピュタ底部から発射されたロボットの大群に包囲されて集中攻撃に見舞われ、最終的には破壊され、炎に包まれた船体が折れて爆散しながら多数の兵士と共に海に墜落していった。
名前の由来は、『旧約聖書』に登場するペリシテ人の巨人「ゴリアテ」。小説によると、後に軍は「不慮の事故の為に長期改修を余儀なくされた」という名目で事実を隠蔽しつつ、密かに同型艦の建造に着手したとされている。
装甲列車
軍がシータ捜索のためにスラッグ渓谷に出動させた軍用列車。3両編成で2両目が機関車。1両目と3両目が戦闘車で、砲塔とサーチライトを搭載している。なお、老機関士に蒸気を浴びせ掛けられた特務機関員と将校が降車したのは1両目。
タイガーモス号
ドーラ一家が根城にしている空中母船。ブリッジの外見もあいまって巨大な鳥を思わせるような形状の飛行船。
ラピュタに向かう途中でゴリアテと遭遇し空中戦になり大破、辛うじてラピュタに不時着するも、ドーラ一家は同じくラピュタに乗り込んできた軍隊に捕虜にされてしまった。
ラピュタ崩壊時に、タイガーモス号は瓦礫に飲み込まれるが、パズーに拘束を解かれたドーラ一家はフラップターで脱出する。
飛行客船
冒頭に登場。ムスカ一行がシータと共に乗船していたが、ドーラ一家に襲撃された。『ジ・アート・オブ 天空の城ラピュタ』には、硬式飛行船をモチーフにしているが、物語の展開上、ブリッジを上にしたと記載されている。
飛行船
パズーの父と同乗者が搭乗した飛行船。序盤に登場。
諸元
全長(m) 2.040
全高(m) 1.220
全幅(m) 7.200(翼展開時)
時速(km/h) 0-111(0-60ノット[注 29]
最高速(km/h) 182(下部ブースター使用時)
航続距離(km) 88(無風巡航時)
フラップター
電流で駆動する人工筋肉を利用して、4枚の薄膜状の羽根を高速で羽ばたかせ、浮上、飛行するオーニソプター(羽ばたき飛行機)。
タイガーモス号と同様にドーラの亡き夫の発明品であり、ドーラ一家の活動には欠かせない飛行機械。機体前面は流線型の金属板で被覆され、機体後部はオープンデッキとなっており、そこに1名もしくは2名の乗員がフック付きの結束バンドで身体を機体に係留して搭乗する。
羽根の可変ピッチと体重移動により、上昇、下降、前進、左右転回、ホバリング等の動作を自在に行う。また、急旋回時には機体側面からパルス噴射の火炎が噴出する。羽根が高速で羽ばたいている為、極度に降下し過ぎたり、建物や樹木等に接近し過ぎたりすると、羽根が接触、破損して墜落する危険性がある。機体底部には加速用の格納式ブースターが搭載されており、これを利用して緊急時等に急加速が可能。ブースターの点火時には、羽ばたきが完全停止する。また煙幕を放出する機能もある。
映画本編では、発電用エンジンをクランクで回転して起動させる描写があるほか、ラピュタに向け出発する直前に、燃料を補給している描写もある。エンジンを停止してバッテリーを稼働させることで、最高速で約6分間の無音飛行が可能である。
タイガーモス号には翼を畳んだ状態で数機を格納出来る(劇中に登場したのは4機)。また機体を前後に連結した状態でも飛行可能である。格納庫には予備の翼や部品が常備されており、簡単な修理や部品の交換が可能である。
フラップターの登場場面には、久石譲がデビュー当時の作風であるミニマル・ミュージックの手法に基づいた音楽を手がけた[注 30]
ロケット艇
軍が空賊に対抗して開発した中型飛行艇。ロケットのパルス噴射により飛行し、高い機動力を持つ。劇中ではシータとパズーを拉致する際に使用された。武装の有無は不明だが、機首に機関砲らしきものを2門搭載している。ゴリアテの下部にも3機搭載されている。なお、準備稿では、ゴリアテから発進するシーンもあったが、本編では描かれることはなかった。

ラピュタ関連

ラピュタの王家
かつてラピュタに君臨し全地上を支配した王家。ラピュタが滅び、地上に降りた際にトエル家とパロ家の二つに分かれ、トエル家は飛行石とそれに関わる呪文を、パロ家はラピュタの伝承を記した古文書を受け継いできた。シータはトエル家の末裔、ムスカはパロ家の末裔である。
トエルはラピュタ語で「真」を意味し、トエル家の末裔であるシータこそが真のラピュタ王、即ち天帝である事を意味しており[27]、一方パロ家もラピュタの王族であるが、こちらは支族(分家)とされている。パロ家も地上へ降りた当初はゴンドアの谷で生活していたが、産業革命を機にそれまでの農耕生活を捨て、積極的にラピュタの探求を行うようになり[12]、トエル家は長い時の中でラピュタに関する記憶の多くを喪失していった。
飛行石
時に青白く発光する、深い青色をした石。全世界で唯一、飛行石を岩盤から採掘し、結晶化する技術を有していたラピュタ人は、この飛行石の巨大な結晶を利用した高度な科学技術を誇っていた。飛行石自体は地下の岩盤に多く含まれており、特段珍しい物では無いが、直に空気に触れると、ただの石に変わってしまう為、その特性を保持したまま飛行石を採掘する技術は作中の時代では既に失われている。
ラピュタ人の飛行石の結晶は、特定の人物や呪文に反応して様々に作動する仕組みを備えており、その名の示す通り物体を浮遊させる力もその一つである。ムスカの持つ古文書にはラピュタの伝承が記録されていたが、飛行石の結晶化の技術や呪文に関しては記されてはいなかった[注 31]
竜の巣
航行において危険空域とされる巨大な積乱雲の集合体。雲の内部はその名の通り、まるで龍のように激しく轟く雷の巣窟。外部とは逆方向に風が吹いており、その気流が風の壁となって侵入者を阻む。堅牢な戦艦をも容易に破壊する一方で、逆風に靡くことの出来るパズーの父の飛行船や、パズーとシータの乗っていた凧は、逆風による破壊を免れて無事に竜の巣を通り抜けることが出来た。
その正体は、封印されたラピュタを守るべく人工的に作り出された低気圧の渦。パズーの父は偶然竜の巣の中に突入し、ラピュタを目撃した。真相は不明だが、パズーとシータの乗っていた凧が雷に直撃した直後、パズーは飛行船に乗っている父の姿を目撃した[注 32]

ロボット兵

ロボット兵のモデルとされている、『スーパーマン』第2話「The Mechanical Monsters」(1941年)
ラピュタ城内に多数配備されている自律式の半有機体ロボット。身長344cm、体重238kg。戦闘、看護、園丁など、胸の紋章と色彩で区別された多種類のロボットが存在していたとされる。戦闘用ロボットは赤茶、園丁用ロボットは緑掛かった色をしている。
劇中では、材質が金属なのか粘土なのかも現代科学では分からないと表現されているが、設定資料には「形状記憶弾性ハイセラミック製」と記されており、柔軟かつ必要に応じて自在に変形するとされている[28]
顔部中央にある二つのランプは音声装置とセンサーとを兼ね[注 33]、飛行石を持つ者の命令に従属し、彼らを衛護するプログラムが組み込まれている[29]。歩行は二本脚と四本脚どちらでも可能だが、園丁ロボットは劇中ではもっぱら二本脚で歩いている(この時、独特の歩行音も出している)。
戦闘ロボットは、胸部に搭載された一対のブースターと、両腕の骨格の突起物(戦闘ロボットにのみ存在)の間に形成される翼膜とを併用して飛行することが出来、更に頭部には大小2門のビーム砲が搭載されており、巨大な軍事要塞を単独で壊滅させるほどの極めて高い戦闘力を有する。格納されている状態では手足を折り畳んだ独特の丸まった形態をとっている。
劇中での描写
戦闘用のロボットの一体が機能停止状態で上空から農地に落下して来たことが、政府がラピュタの調査に着手するきっかけとなった(小説版では鉱山に農作物を売りに来た農夫が「空から落ちてきて軍が回収していった悪魔の骨」の噂話を鉱夫達に語っており、これを聞いたダッフィーがパズーにもその噂を話している)[注 34]
当のロボットは故障して、既に「死んだ状態」だと思われていたが、要塞に囚われていたシータが何気なしに呟いた「守りの言葉」に反応して即座に再起動、自ら動き出し、要塞の頑丈な石壁や鋼鉄の扉、更には砲台の堅牢な装甲すら容易に溶断するほどの大変強力なビーム砲で、要塞をたちまち火の海に包んだ。拳銃は勿論のこと、小銃や機関銃などの連射にも耐え、信管を抜かれた要塞砲榴弾の直撃を受けても装甲が大きく陥没しただけで、なおも正常に稼働し続けるほどの非常に優れた耐久性があるが、最終的にゴリアテの長砲身砲からの砲撃により破壊された。
現在のラピュタでも、機能停止したロボットが野晒し同然で朽ち果てているが、ムスカにより城内各所に保管されていた多数の無傷の戦闘用ロボットが起動、兵士達を襲いゴリアテを破壊したが、パズーとシータが唱えた「亡びの言葉」によって機能を完全に停止し、ラピュタの崩壊と共に海へと落ちていった。ただし、園丁用ロボットだけは機能を停止することなく動き続けていた。
ロボット兵のモデル
フライシャー・スタジオ製作『スーパーマン』第2話「The Mechanical Monsters(謎の現金強奪ロボット)」(1941年)に登場した現金強奪ロボットがモデルとされる。また、宮崎が「照樹務」名で脚本と演出を担当したTVアニメ『ルパン三世』第155話「さらば愛しきルパンよ」に本作より先に登場しているが、首からプロペラが展開して飛行する方式になっていたり、双頭になった陸戦専用機が登場するなど細部が異なる。
『ルパン』への登場は、フライシャー版『スーパーマン』に対するオマージュとしてであった。宮崎は「気に入っていて一度テレビ(新・ルパン三世・最終話)で使ったんですが、どうも心残りがありまして今回もう一度、使ってみたんです」[30]と発言している。



注釈

  1. ^ 初期設定では13歳と設定されていたが、この年齢設定は後に廃止されている。
  2. ^ 初期設定では12歳と設定されていたが、この年齢設定は後に廃止されている。
  3. ^ 両親についてはシータの口からわずかに語られるのみで、登場するシーンはない。
  4. ^ 文春ジブリ文庫『シネマ・コミック』の表記は「マ・ドーラ」。
  5. ^ 『ジ・アート・オブ 天空の城ラピュタ』に掲載された準備稿にも、同様の台詞がある。
  6. ^ ドーラの父が死んだ時に四散した部下の中で唯一、ドーラのもとに残り一家を盛り立ててきたという記述が小説版にある。
  7. ^ 紹介早々「狭くて手が入らねぇ」とボヤくモトロの横に素早く潜り込み、整備箇所をすぐに把握して見せた。
  8. ^ 小説版ではシータに「儂みたいになれる」と言っている。本編でも終盤でラピュタから生還したパズー達と再会した時にドーラの息子や部下達がシータの名を呼び歓喜する中、「小僧」とパズーを呼んで喜んでいた。また、シータについても気に入っており、ドーラとのチェスの対局中に「いい子だよ」と発言している。
  9. ^ 小説では、「ボロ船」ではなく「儂の可愛いタイガーモスが…」と言っている。
  10. ^ パズーとドーラ一家がティディス要塞に向け出発する際のシーン。私服を着ているためわずかだが素顔が映る。
  11. ^ ただし、モウロ将軍や将校たちとの会議中、サングラスを外し、素顔を見せているシーンがある。
  12. ^ これは監督が好む銃であり、後に制作した『紅の豚』や『ハウルの動く城』にも登場している。
  13. ^ これは、当初本作が、『未来少年コナン』の以前の世界観にある作品として企画されていたことに由来する。
  14. ^ 演じた永井は、「欲ボケの頭の悪い将軍です(笑)。軍人はすこし頭の悪い方が出世するんですよ」とコメントしている[14]。これは、文藝春秋文春ジブリ文庫『ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ』にも掲載されている。
  15. ^ 襟元に十字勲章、左胸に円形の勲章を2個。なお、十字勲章はムスカに退避を進言したゴリアテの乗員も着けている。
  16. ^ ただし、『ジ・アート・オブ 天空の城ラピュタ』に掲載された準備稿には、ムスカが将軍に対し面従腹背しているきらいはあるが、「シータにロボットを見せるように将軍に対して進言する」「将軍がラピュタ探索の指揮官に任命された際に祝辞を述べる」「ゴリアテの乗員に対し将軍を収容するように指示する」「ムスカの諫言を将軍が率直に受け入れる」等、それほど対立している様子は描かれてはいない。
  17. ^ 当時、宮崎は「ポムじいは何者だと思うか?」と隣にいた演出家に問うており、絵コンテを読み込んでいた演出がこの説を語ると、肯定も否定もしなかったものの、机で鼻歌を歌ったという[16]
  18. ^ シャルルとの力比べで自分の服を破いて筋肉を見せつけた際、おかみさんから「誰がその服を縫うんだい?」と言われてしまう。
  19. ^ 映画本編では言及されないが、小説版の「後篇」でこの記述がある。
  20. ^ 後に発売されたブルーレイ版特典映像の「オリジナル脚本」では、可愛がっていたウサギが見つからなかったことが理由であると記載。
  21. ^ 舵輪を握って操船していたのは、パズーの父である。同乗者についての詳しい設定はされていない。また、劇中でも、詳しい説明はパズーの口からはない。
  22. ^ プラトンの著書に『天空の書』なる書籍は存在しない(プラトンの項を参照)
  23. ^ これらは物語が進行しないので省略された[21]
  24. ^ 劇中では大きすぎるという理由で城のみが描かれた[21][24]
  25. ^ 宮崎によると「表向きには、たまたま木が生えただけで、理屈はどうでもいい」とのこと[21]
  26. ^ エンスカイ製 80ピース 天空の城ラピュタ テスト飛行 80-F003
  27. ^ 最も、この時ロボット兵は信管を抜かれた要塞砲榴弾の直撃により胸の装甲が大きく陥没した状態だったので、少なくとも二回は胸の装甲を狙う必要がある。
  28. ^ ムスカはゴリアテがラピュタの力に恐れて逃げずに自分と戦う判断をした事を、「私と戦うつもりか」と嘲笑していた。
  29. ^ 時速の0km/hはホバリングができることを意味している。
  30. ^ サントラ所収「ロボット兵(復活〜救出)」
  31. ^ シータが祖母から教わった呪文の光を「聖なる光」とすぐに見抜くも、肝心の呪文は知らなかったため、「どんな言葉だ?教えろ、その言葉を!」とシータに迫った。
  32. ^ その際、パズーの父がパズーに目をやっている。なお、徳間書店のフィルムコミックでは、パズーが「父さん」と言っているが、文春ジブリ文庫には吹き出しはない。実際の映画でも一切の音や声は入っていない。
  33. ^ 対象に反応して発光したり信号音も出す
  34. ^ 左腕は半分ほどが、右足は足首が壊れて外れていたが、なぜその状態で落下したのかは不明。
  35. ^ 徳間ジャパンにかつて存在したアニメ系楽曲のレーベル。1986年発売当時は同レーベルよりリリースされた。
  36. ^ キネマ旬報では7億円となっている[40]
  37. ^ ムスカの所持する銃エンフィールドNo.2が実際に開発されたのは西暦1927年。
  38. ^ 鈴木敏夫は、「宮崎駿は、ムスカが好きなんです。(中略)ああいう人に対して、自己投影しているんですね。ドーラは、『ラピュタ』の制作中に亡くなったお母さんですし。でも、キャラクターに自己や母親を投影してるなんて、本人にしたら恥ずかしいことで、人には言われたくなかったんでしょう」とコメントしている。『文春ジブリ文庫 ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ』「借金を背負って発足した『スタジオジブリ』」60頁
  39. ^ 宮崎駿の実弟、宮崎至朗は、「試写会の後、私にはわかったような気がした。あれは駿兄貴が映像を通してオフクロに送った、無器用だが精一杯のはなむけだったのかもしれないと」とコメントしている。初出は1989年に発行の『アニメージュ特別編集ガイドブック 魔女の宅急便』(徳間書店)。これは『文春ジブリ文庫 ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ』に「家族の風景-兄・宮崎駿」として掲載されている。
  40. ^ フジテレビの『世界名作劇場』枠で放送されたテレビアニメ『七つの海のティコ』も本企画の設定が転用されている。
  41. ^ ゴリアテが撃沈された際のムスカの台詞「見ろ、人がゴミのようだ!」の時点でサーバが落ちることが多い[59][60]
  42. ^ 同梱書籍であり、価格やISBNコードの記載はない。
  43. ^ なおハードカバー版も、当初は別に単体で販売予定され、DVDパッケージに同梱された関連商品の紹介チラシにも記載されたが、DVD発売時点では発行中止が決定し、訂正の注意書きも同梱されていた。

出典

  1. ^ 尾形英夫『あの旗を撃て 『アニメージュ』血風録』オークラ出版、2004年、239頁。ISBN 978-4-77-550480-2
  2. ^ 切通理作『宮崎駿の<世界>』筑摩書房・ちくま新書、2001年、27頁。ISBN 4480059083
  3. ^ 宮崎駿『『天空の城ラピュタ』企画原案」『出発点 1979〜1996』』徳間書店、1996年、394-395頁。ISBN 978-4-19-860541-4
  4. ^ 鈴木敏夫宮崎・久石コンビはこうして生まれた」(「久石譲in武道館」チラシより) セブンネットショッピングスタジオジブリ専門店
  5. ^ 尾形英夫『宮崎アニメは、なぜ当たる スピルバーグを超えた理由』朝日新聞出版、2008年、39頁。ISBN 978-4-02-273221-7
  6. ^ https://news.yahoo.co.jp/articles/c0430a17c807fc2787f7727f80f6a2a2981a3775
  7. ^ レッドタートル』のみレッドスクリーンとなっている。
  8. ^ 風の谷のナウシカ (映画)#備考参照
  9. ^ a b ロマンアルバム「映画 天空の城ラピュタGUIDE BOOK」, p. 84.
  10. ^ ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, pp. 99-101, タイガーモス.
  11. ^ ラピュタが崩壊するシーンでは、瓦礫が落ちていく中にムスカが小さく描かれている。
  12. ^ a b ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 105.
  13. ^ 叶精二 2006, p. 98.
  14. ^ ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 161.
  15. ^ 厳密には落とされた瞬間しか描かれていないため映像上では生死不明ながらラピュタの高度からして助かる可能性はほぼ皆無で、ムスカ自身は彼らを始末する際に明確に殺意を露わにしている。逃げ出した兵士が乗り込んだゴリアテもラピュタを攻撃しようとしたためロボット兵により破壊されて海へ撃沈した。映像上では破壊されたゴリアテが海没するシーンまでは直接描かれておらず、ゴリアテ内に3機の脱出艇も搭載されていたが、それを使って助かった兵士がいる可能性を示唆できる描写なども、作中では一切存在していない。
  16. ^ 「もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-」木原浩勝(講談社)
  17. ^ 『THE ART OF LAPUTA』より
  18. ^ a b ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 108.
  19. ^ 「天空の城ラピュタ」劇場パンフレットのストーリー解説
  20. ^ a b c d e f g 宮崎駿 『「天空の城ラピュタ」劇場パンフレット - 企画制作メモ』 スタジオジブリ、1986年、4-5頁。 
    「スタジオジブリ作品関連資料集1」「天空の城ラピュタ」劇場パンフレットに掲載された宮崎による企画制作メモ (P.83)
  21. ^ a b c ロマンアルバム「映画 天空の城ラピュタGUIDE BOOK」, p. 83.
  22. ^ 「もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-」木原浩勝(講談社、p.148)
  23. ^ a b c ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 132.
  24. ^ 毎日新聞(1986年8月3日、宮﨑への学生のインタビュー)
  25. ^ 「天空の城ラピュタ」劇場パンフレットのラピュタの解説
  26. ^ ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 128.
  27. ^ ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 95.
  28. ^ ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 109.
  29. ^ ロマンアルバム「天空の城ラピュタ」, p. 125.
  30. ^ アニメージュ編集部『THE ART OF LAPUTA』徳間書店 1986年
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  73. ^ 文庫カバー折り返しでの紹介文。





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