天下一品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 14:45 UTC 版)
メディアへの展開
テレビCMなどのメディア広告には、長らく木村と河内家菊水丸が登場。テレビCMについては、2015年から横須賀出身の北乃きい出演のバージョンを、2016年からは京都出身のチュートリアル出演のバージョンを主に放送している。かつては、筒井康隆やベッキーも出演していた。
2014年までCMに出演していたベッキーは当初、「味がさね」のイメージキャラクターとして起用。後にキャラクター契約の範囲を拡大したうえで、テレビCMの一部で木村と共演するようになった。北乃出演のバージョンでも、ベッキー出演のバージョンの内容を事実上引き継いでいる。
映像外部リンク | |
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SILENT SIREN | |
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2017年には、当時SILENT SIRENのドラマーだった梅村妃奈子がCMに出演。高校生時代に東京都内の店舗にアルバイトとして3年間勤務した縁によるもので、同年12月23日からは、SILENT SIRENのメンバー4人全員をイメージキャラクターに起用している[9]。
2020年1月からは、SILENT SIRENに加えて、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)もCMに出演している[10]。
トラブル
天一食品商事の役員らに強迫され、1,800万円の示談金を支払うという念書を書かされたとして、京都市の広告会社から京都地方裁判所に、債務不存在の確認を求めた民事訴訟を起こされ、2014年7月、被告天一食品商事の敗訴となった。
2012年10月、滋賀県大津市内のリゾート施設の一室で、天一食品商事の役員ら7人が広告会社の代表1人と面会。天一食品商事の役員らは、広告会社が担当した テレビCMの放送時間帯や番組の視聴率が悪く、損害を被ったと主張。1,800万円の示談金を支払う念書の作成を要求した。広告会社代表は拒否したが、天一食品商事の役員らは「家を担保に入れたら借りられる」などと発言し、脅迫行為に及んだため、やむなく念書の作成に応じた。
裁判において天一食品商事側は「畏怖を生じさせる発言はしておらず、脅迫には当たらない。金銭について切り出したのは原告であり、何ら要求・強要は無かった」と反論したものの、判決では「天一食品商事の役員らによる、強圧的で異常な言動で念書を書かされ、脅迫行為があった」と認定、広告会社代表の訴えを認め、債務の不存在を確認した。敗訴した天一食品商事側弁護士は「事実認定は間違っており、不当な判決」と述べた[11]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b “こってりスタミナスープ 天下一品の味”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ): p. 7. (2009年5月16日)
- ^ テレビドラマデータベース「天下一品物語~すべては屋台から始まった~」
- ^ a b c d 『京都のラーメンはカルチャーだ』
- ^ a b c 『ほんとにおいしい京都の100ラーメン。』
- ^ 『やっぱり京都人だけが知っている』
- ^ “50周年のラーメン「天下一品」。こってり誕生秘話と、意外な「あっさり注文率」を聞いた(bizSPA!フレッシュ)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2021年12月3日閲覧。
- ^ 天下一品に新ジャンル「味噌ラーメン」,ASCII.jp,2020年9月13日
- ^ ラーメン好きの“聖地”「天下一品総本店」でだけオーダーできる「特別メニュー」とは? 会長が自ら開発,ラジトピ,2022年4月7日
- ^ “SILENT SIREN「天下一品」のイメージキャラクターに就任”. 音楽ナタリー. ナターシャ. (2017年12月22日) 2018年7月2日閲覧。
- ^ “グルテン無礼講!SUGIZO「天下一品」新CMでラーメンすする”. 音楽ナタリー (2020年1月2日). 2020年1月4日閲覧。
- ^ “ラーメン「天下一品」側敗訴 CMめぐり強迫 京都地裁”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2014年7月4日) 2018年7月2日閲覧。
天下一品と同じ種類の言葉
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