大河ドラマ
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放送日データ
- 総合テレビ・デジタル総合テレビ - 本放送 日・20:00-20:45
- 第40作の北条時宗からは初回・最終回の放送時間を延長するときにも開始時刻は20:00に固定し、終了時刻を延長している。
- 衆議院議員総選挙・参議院議員通常選挙・統一地方選挙などの重要な選挙の投開票日は投票締め切りの20時から開票速報を放送するため、放送時刻が変更される。
- 1991年『太平記』は、第12回統一地方選挙投開票日は19時台に繰り上げて放送したが、その後は重複日は大河ドラマは放送休止していた。
- 2000年『葵 徳川三代』以降は、19時台に繰り上げて放送した。2014年の第47回衆議院議員総選挙投開票日は『軍師官兵衛』の最終回拡大版の放送日であったため19時台に収めることが出来ず、翌週に延期された。
- 2018年『西郷どん』以降は、回数減に合わせて、放送を休止するようになった。
- その他、オリンピックやサッカーワールドカップなどのスポーツ中継、重大ニュースによる報道特別番組の編成などにより、放送休止、もしくは変更されることがある。
- 2020年3月1日以降は、NHKプラスでインターネット同時配信・見逃し配信が行われている。
- 再放送 土・13:05-13:50(本放送の6日後)
- 高校野球等のスポーツ番組、国会中継実施[注釈 15]等の特別番組放送で放送時間が変更されることがある。
- 最終回は、年末の番組編成の都合上、放送時間が変更される例があるが、再放送しなかった例もある。
- BSプレミアム - 日・18:00-18:45(先行放送)[注釈 16]
- 第60作の青天を衝けからBS4Kとのサイマル放送。
- NHK BS4K - 日・18:00-18:45(先行放送)
- 第60作の青天を衝けからBSプレミアムとのサイマル放送。
- 日・9:00-9:45(先行放送)※2019年の第58作と2020年の第59作[19]
- 再放送 日・8:00-8:45 (2019年の第58作と2020年の第59作)
- 再放送 日・20:00-20:45(第59作の麒麟がくる第12回から最終回までは総合テレビとのサイマル放送。)
- NHKワールド・プレミアム - 日・20:00-20:45(オリンピック開催期間中はニュース番組の時差放送による特別編成の関係上、19:15-20:00に放送時間を繰り上げる。よって、オリンピック開催期間中は総合テレビより早く放送されることとなる。選挙開票速報がある場合も同様。2010年6月20日は20:00からNHKニュース7の時差放送を行う関係で20:15-21:00に変更[注釈 17])
- 再放送 月・3:10-3:55(メンテナンスによる放送・配信休止の場合は5:10-5:55に変更。2010年3月22日は放送・配信休止に加え、5時台に大相撲中継の1時間ダイジェスト版が組まれる関係上、6:15-7:00に変更)、土・13:05-13:50
- テレビジャパン(アメリカ・カナダ・プエルトリコ。衛星放送またはケーブルテレビ)
- KIKU-TV(ハワイ。地上波で英語字幕付。なおCMが有る。長年約3か月遅れ放送だったが、『篤姫』からは約50日(およそ7週間と少し)、『天地人』からは37日遅れ(2009年2月10日初回放送)に短縮)
- 本放送 - 火・20:00-21:00
- 再放送 - 日(本放送5日後)・19:00-20:00
なお、2004年と2005年の大河ドラマ『新選組!』および『義経』はデジタル総合テレビにて13:00-13:45(2005年4月からは13:05-13:50)に限定先行放送を始めたが、2006年(『功名が辻』)から再びその放送はなくなった。
放送時間の推移
期間 | 放送時間(日本時間) | 備考 | |
---|---|---|---|
1963.04 | 1964.03 | 日曜 20:45 - 21:30(45分) | |
1964.04 | 1964.12 | 日曜 21:30 - 22:15(45分) | 『歌のグランド・ショー』放送開始のため繰り下げ |
1965.01 | 1969.04 | 日曜 20:15 - 21:00(45分) | |
1969.04 | 現在 | 日曜 20:00 - 20:45(45分) | 『歌の祭典』放送短縮のため繰り上げ |
期間 | 放送時間(日本時間) | 備考 | |
---|---|---|---|
1964.01 | 1964.03 | 土曜 14:05 - 14:50(45分) | |
1964.04 | 1965.03 | 土曜 13:15 - 14:00(45分) | |
1965.04 | 1989.03 | 土曜 13:25 - 14:10(45分) | |
1989.04 | 現在 | 土曜 13:05 - 13:50(45分) |
ダイジェスト版
- 2009年度よりNHK教育テレビジョンの「ワンセグ2」(2014年度終了)で月曜日に5分間の『(作品名)ダイジェスト』を放送したが、これを2011年4月(『江〜姫たちの戦国』の途中)から、月曜0:05-0:10(日曜深夜)に、NHK総合テレビジョンでも放送される(解説放送はなし)。(のちに2014年4月から水曜22:45-22:50に移動)。2015年からは番組名を『5分でわかる(作品名)』もしくは『5分で(作品名)』に変更。2017年より月曜0:05-0:10(日曜深夜。2020年3月22日までは近畿広域圏では放送なし)に再び移動。2020年3月30日からは月曜0:10-0:15(日曜深夜)ほかに放送。
NHKワールド・プレミアムでは金曜20:45-20:50に放送されている。
総集編
年末には総集編(ダイジェスト版。全部で3、4時間程度)も製作される(作品によっては翌年正月に放送する場合もある)。また、近年は本放送に区切りがつくごとにその時点までの総集編が番宣も兼ねて放送されることがある。
注釈
- ^ 4代目尾上菊之助(現在の7代目尾上菊五郎)。
- ^ 6代目市川染五郎(現在の2代目松本白鸚)。
- ^ 1978年度の『黄金の日日』の主演を務めた6代目市川染五郎は1981年に9代目松本幸四郎を襲名した。
- ^ 3代目中村橋之助(現在の8代目中村芝翫)。
- ^ 5代目中村勘九郎(後の18代目中村勘三郎)。
- ^ 2代目尾上辰之助(現在の4代目尾上松緑)。
- ^ 7代目市川新之助(現在の11代目市川海老蔵)。
- ^ 6代目中村勘九郎で、1999年度の父:5代目中村勘九郎(18代目中村勘三郎)に続く父子二代の大河主演[6]。
- ^ 黎明期の作品(『花の生涯』〜『源義経』)は2分以下。『鎌倉殿の13人』は2分10秒。
- ^ 彫刻などの場合もある(『真田丸』など)が、ほとんどの作品が揮毫による手作り。『山河燃ゆ』『北条時宗』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、『鎌倉殿の13人』はレタリング・フォントを元にした題字を用いている。
- ^ 『鎌倉殿の13人』の制作統括の清水拓哉CPによると「冒頭のアバンタイトルからの『さぁ、見るぞ』という視聴者の熱量・熱気を逃さないために尺を短くしたい。この連立方程式を解いた結果、タイトルバックではキャストのみし、スタッフは別で出す。(要約)」と説明している。[16]。
- ^ 『太平記』も参照。なお『義経』以降は、その紹介した場所のアドレスも紹介されるが、最終回はアドレス紹介は割愛されている。
- ^ なお『鎌倉殿の13人』の第18回は本編を拡大し、「紀行」コーナーを休む変則パターンを行い[17]、その代わりとなる「紀行」コーナーを「予習として」4回にわたって放送した[18]。
- ^ 主に『龍馬伝』以降(『麒麟がくる』は除く)。なお『真田丸』の第44回も変則構成となっており、エンディング(「紀行」の直前、本編ラスト)にオープニングを流し、そのカットインに次回予告を混ぜる構成になっている。
- ^ 第2作赤穂浪士から第27作春日局で発生。
- ^ BSプレミアムでは独自のポイントサービスであるBSドラマイル→BSマイル対象番組の一つとして扱われていた(2016年サービス終了)。
- ^ 2012年のロンドンオリンピック期間中は7月28日は総合テレビと同じ通常時刻で(ただし総合テレビは21:00(その後柔道の中継延長で22:02に変更)開始のため国際放送単独放送)、8月5日は20:20-21:05に放送される。8月12日は国内向け・国際放送向けとも大河ドラマの番組自体が休止。
- ^ 例外として1976年に放送された『風と雲と虹と』の出演者は成田山新勝寺の節分会に参加しなかった。これは新勝寺自体がこの作品の主人公でもある平将門を調伏するために下総国公津ヶ原(現在の成田市並木町付近)で不動護摩の儀式を行ったのが開基の由来となっており、将門の怨敵とされているため[22]。
- ^ アナログ放送では地上波・BSともにステレオ放送のみを実施し、解説放送はなかった。NHKでは地上波・BSをふくめ、デジタル放送の普及に合わせる形で、それまで視覚障碍者を扱った作品と、帯ドラマのみで実施したドラマ番組(一部除く)での解説放送を強化している。
出典
- ^ 『時代劇入門』角川新書、2020年、285頁。
- ^ “再来年の大河ドラマは「おんな城主 直虎」”. NHK (2015年8月25日). 2015年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月22日閲覧。
- ^ “2018年の大河ドラマは「西郷どん」!”. NHKドラマトピックス. (2016年9月8日) 2016年9月8日閲覧。
- ^ a b “2019年の大河ドラマは「オリンピック×宮藤官九郎」!”. NHKドラマトピックス. (2016年11月16日) 2016年11月16日閲覧。
- ^ “2019年 大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」主演は中村勘九郎さん、阿部サダヲさん!”. NHKドラマトピックス. (2017年4月3日) 2017年4月3日閲覧。
- ^ “中村勘九郎「いだてん」タイトルバックに感慨 天国の父思い「少しは“勘九郎孝行”できたかな」”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2019年1月6日) 2019年1月6日閲覧。
- ^ “長谷川博己さんが明智光秀役! 2020年大河ドラマ「麒麟がくる」”. NHKドラマトピックス. (2018年4月19日) 2018年4月19日閲覧。
- ^ “2021年大河ドラマ「青天を衝け」 製作開始と主演・吉沢亮さんを発表!”. NHKドラマトピックス. (2019年9月9日) 2019年9月9日閲覧。
- ^ “再来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演は小栗旬さん”. NHKニュース. (2020年1月8日) 2020年1月8日閲覧。
- ^ “2023年 大河ドラマ「どうする家康」主演は松本潤さん!”. NHKドラマトピックス. (2021年1月19日) 2021年1月19日閲覧。
- ^ “2024年大河ドラマ『光る君へ』作・大石静さん 主演・吉高由里子さん”. NHKドラマ情報. (2022年5月11日) 2022年5月11日閲覧。
- ^ “来年大河「いだてん」、異例の注釈「史実を基にしたフィクション」”. スポーツ報知. (2018年12月14日) 2019年1月13日閲覧。
- ^ 歴史好き三谷幸喜氏:奈良時代を描きたいけどNHKからは「やめてほしい」その理由は?-2022年1月27日Yahooニュース2022年1月28日閲覧
- ^ “NHK雑学”. 2012年10月16日閲覧。
- ^ 『NHK大河ドラマ大全:50作品徹底ガイド』NHK出版、2011年、84頁。ISBN 9784144071768。
- ^ “「鎌倉殿の13人」異例のOPタイトルバックに2つの狙い 例年より尺を約1分短縮 スタッフ名は別出し”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2022年1月23日) 2022年1月24日閲覧。
- ^ “鎌倉殿の13人:平家滅亡「壇ノ浦の戦い」回は“紀行なし”「たっぷり楽しんで」「相当な規模」の大海戦に&義経の八艘飛びも”. MANTANWEB. MANTAN. (2022年4月22日) 2022年4月23日閲覧。
- ^ “「鎌倉殿の13人」壇ノ浦の戦い「紀行」“異例の予習放送”日時決定 計4回!5・8第18話は本編45分”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2022年5月22日) 2022年5月23日閲覧。
- ^ 大河ドラマ いだてん~東京オリムピック噺~
- ^ 大原, 誠. 舞台裏インタビュー ディレクター編:大原 誠さん(元・NHKディレクター). (インタビュー). NHKアーカイブス(日本放送協会). 2019年3月6日閲覧。
- ^ “成田山新勝寺 恒例の豆まき”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年2月3日). オリジナルの2013年2月6日時点におけるアーカイブ。 2013年2月6日閲覧。
- ^ “全国有数の初詣スポット成田山新勝寺。巨大寺院の謎と秘密に迫る!”. 日本気象協会(2016年1月3日作成). 2020年2月6日閲覧。
- ^ p.11 チャンネル別予算 <ジャンル別の番組制作費> - NHK 平成26年度 収支予算と事業計画の説明資料
- ^ 莫大な経済効果 朝ドラ「マッサン」1話あたりの制作費は? - 日刊ゲンダイ、2014年11月5日
- ^ NHKが制作費公表 「功名が辻」6,110万・「きょうの料理」170万… - 読売新聞、2006年3月28日
- ^ “大河ドラマ館 入館100万人 上田市 08年以降最多”. 信濃毎日新聞. (2017年1月5日) 2017年1月5日閲覧。
- ^ 鈴木基顕 (2017年1月16日). “長野)真田丸大河ドラマ館が閉館”. 朝日新聞 2017年2月9日閲覧。
- ^ “「真田丸大河ドラマ館」これにて幕 1年間の入館者、103万人超 長野”. 産経新聞. (2017年1月16日) 2017年2月9日閲覧。
- ^ “「真田丸」イベント大盛況の理由、仕掛け人が明かす成功の鍵は「スマホと地方紙」”. スポーツニッポン. (2016年12月14日) 2016年12月21日閲覧。
- ^ “「花燃ゆ」終了 不完全燃焼、ご当地も”. 毎日新聞西部朝刊. (2015年12月24日) 2016年11月26日閲覧。
- ^ “「花燃ゆ」燃えず…「真田丸」展は約1カ月で1万8000人 群馬の「上州沼田真田丸展」”. 産経新聞. (2016年5月3日) 2016年11月26日閲覧。
- ^ 発掘って何?(NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト)
- ^ NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト
- ^ こんな番組探しています!2014年7月の特集(NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト)
- ^ 杉良太郎さんから『国盗り物語』大発掘!(NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト)
- ^ ネットにつなごう!「軍師官兵衛」
- ^ NHKネットクラブ「軍師官兵衛スタンプラリー 1月5日スタート!!」
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