大塚英志 批判・論争

大塚英志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 14:09 UTC 版)

批判・論争

小谷野敦の批判
大塚は田山花袋が「小説を書くことが自己実現であった」と書いているのを非難して、「そのような自己実現の手段としての詩や文学を読まされても迷惑だというのが、ぼくのこの国の現在にいたるまでの近代文学に対する基本的感想」としている[104]。この大塚の発言に対して、小谷野敦は『私小説のすすめ』(平凡社新書、2009年)において、「しかし誰も大塚にそういうものを読むことを強要しても頼んでもいないのであって、仮に頼まれても断ればいいことであり、勝手に読んでおいて迷惑だなどといわれても、こっちが迷惑である」と批判している[105]
また、小谷野は「大塚の文章は非論理的で、下手というより平然と論理をすりかえる詭弁と直観だけで書いていて、それを実証的に検証しようという姿勢がない」とも評している[106]
メディアミックスについて
イアン・コンドリーなどの北米系研究者や朝日新聞が「初音ミク」を論じる際に行っている、メディアミックスがユーザーの創造的消費である、という議論については一貫して懐疑的である[107]
笙野頼子との論争
大塚が1980年代に主張した「売れない純文学は商品として劣る」との主張に対して、1998年頃、作家笙野頼子が抗議し、純文学論争が起きた[108]

漫画原作

長編漫画原作

※()内の年はその漫画の単行本が刊行された年ではなく、連載されていた年で統一されている(『贖いの聖者』は書き下ろしのため単行本の刊行年)。
※幾つかの作品には共通のキャラクター(大江公彦、笹山徹、犬彦、スパイMなど)が登場する。
※大塚自身は代表作として『北神伝綺』『木島日記』『八雲百怪』の三部作を挙げている[109]

  • 魍魎戦記MADARA 全5巻(作画:田島昭宇、1987年〜1990年)
  • 魍魎戦記MADARA 転生編 全1巻(作画:田島昭宇、1990年〜1991年)
    • マンガ版では未完だが、2003年に小説『僕は天使の羽根を踏まない』が刊行され、小説の形で物語は完結した。
  • 魍魎戦記MADARA摩陀羅弐 全3巻(作画:田島昭宇、1990年〜1992年)
  • 贖いの聖者 全1巻(作画:白倉由美、1991年)
  • 幼稚園戦記まだら 全5巻(作画:義見依久、1992年〜1996年)[注釈 2]
  • 魍魎戦記MADARA赤 全3巻(作画:田島昭宇、1992年〜1994年)
  • 聖痕のジョカ 全5巻(作画:相川有、1993年〜1995年)
  • 東京ミカエル 上下(作画:堤芳貞、1993年1月〜同年10月、2000年)
  • JAPAN 全3巻(作画:伊藤真美、1993年4月〜1994年10月、第一部完)
  • MADARA青 全5巻(作画:花津美子、1993年〜1997年)
  • 芙蓉姫退屈記 全2巻(作画:義見依久、1994年〜1996年)
  • 戦国群笑伝 少年忍者バサラくん 全3巻(作画:義見依久、1994年〜1997年)
  • 北神伝綺 上下(作画:森美夏、1994年〜1996年?)
  • MADARA影 全1巻(作画:高橋明 、1994年〜1995年、未完)
  • MADARA四神篇 全1巻(作画:星樹、 1994年頃) - 台湾のコミック誌『FIRST』に連載された[110]
  • 新・聖痕のジョカ 全5巻(作画:相川有、1995年〜1997年)
  • 機械生物都市ノーランド 全3巻(作画:高橋明 、1996年〜1997年)
  • イイナ 〜Feel for Love〜 上下(作画:成瀬かおり、1997年〜1998年) - 原作者としてのクレジット表記は「S-nery Angel
  • 多重人格探偵サイコ 全24巻(作画:田島昭宇、1997年〜2016年)
  • 木島日記 上中下(作画:森美夏、1998年〜2003年)
    • マンガ版では未完だが、2017年に小説『木島日記 もどき開口』が刊行され、小説の形で物語は完結した。
  • 超鉄大帝テスラ 上下(作画:大野安之、1998年〜1999年、第一部完)
  • 口裂け少女さっちゃん 全2巻(作画:大橋薫、1999年〜2000年)
  • リヴァイアサン 全12巻(作画:衣谷遊、1999年〜2005年)
  • 黒鷺死体宅配便 1〜28巻(作画:山崎峰水、2000年〜) - 『ヤングエース』にて連載中
  • 多重人格探偵サイチョコ 全4巻(作画:ひらりん、2001年〜2010年)
  • くもはち。(作画:西島大介、2003年〜2005年) - 大塚は「原案」としてクレジットされている
  • 探偵儀式 全6巻(原作:清涼院流水、作画:箸井地図、2003年〜2009年)
  • アンラッキーヤングメン 全2巻(作画:藤原カムイ、2004年〜2006年)
  • オクタゴニアン 1巻(作画:杉浦守、2004年〜2005年、未完)
  • 八雲百怪 全5巻(作画:森美夏、2005年〜2021年)
  • くもはち 全1巻(作画:山崎峰水、2005年)
  • 東京事件 1〜2巻(作画:菅野博之、2005年〜2008年、未完)
  • 松岡國男妖怪退治 1〜4巻(作画:山崎峰水、2006年〜)- 『黒鷺死体宅配便』のスピンオフ作品
  • 逆走少女 全2巻(脚本:久保田浩康、作画:ともぞカヲル、2007年〜2008年)
  • とでんか 全7巻(作画:樹生ナト、2007年〜2013年)
  • 三つ目の夢二 全2巻(作画:ひらりん、2008年〜2010年、第一部完)
  • 死舞能 1巻(作画:谷岡曜子、2011年〜未完)
  • とでんか少年探偵団 全1巻(作画:樹生ナト、2011年〜2012年)- 『とでんか』のスピンオフ作品
  • まんがでわかる物語の学校 全1巻(作画:野口克洋、2012年〜2013年)- 大塚は「構成」としてクレジットされている
  • 恋する民俗学者 全2巻(作画:中島千晴、2013年〜2019年)
  • クウデタア 全1巻(作画:西川聖蘭、2015年〜2016年)
    • 2015年4月に前半部分が『アンラッキーヤングメン クウデタア』(イースト・プレス)として書き下ろしで刊行。その後、後半部分が2015年8月から2016年7月に『コミックウォーカー』に連載され、2017年10月に前半部分と後半部分をまとめて『クウデタア 完全版』(角川書店)として全1巻で刊行された。
  • まんがでわかるまんがの歴史 全1巻(作画:ひらりん、2015年5月〜2017年9月)
  • アライアズキ、今宵も小豆を洗う。全3巻(作画:山崎峰水、2015年〜2017年)- 『黒鷺死体宅配便』のスピンオフ作品
  • ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行 全3巻(作画:樹生ナト、2015年〜2017年)
  • 東京オルタナティヴ(作画:西川聖蘭、2017年9月〜) - 『ヤングエース』連載中
  • まんがでわかるまんがの描き方 1巻(作画:砂威、カリキュラム構成:浅野龍哉、2017年11月〜) - 『ヤングエース』連載中
    • 2022年9月に、『ヤングエース』2019年7月号〜2022年9月号連載分を『まんがでわかる縦スクロールまんがの描き方』と改題してKADOKAWAより単行本化された。
  • くだんのピストル 1〜3巻(作画:山崎峰水、2021年1月〜) - 『ヤングエース』連載中
  • 文化工作者 七條特高の冒険(作画:西川聖蘭、2022年11月〜[111]) - 『ヤングエース』連載中
  • ゾンビ姫に抱っこ!(作画:浅野龍哉、2023年3月〜) - 『タテスクコミック』連載中
  • 多重宇宙探偵サイチョコ(作画:ひらりん、2023年4月〜) - 『ヤングエース』連載中

短編漫画原作

  • デパートのアリス(作画:白倉由美、1992年) - 『imago1992年2月号 特集=はやり神の心理学』掲載
  • 幻王朝影帝編<序>(作画:堤芳貞、1992年) - 『スーパーコンプVol.1 魍魎戦記MADARA公式サイドストーリー』(1992年11月10日発売)収録。
  • 白い闇の王(作画:黒娜さかき、1992年) - 『スーパーコンプVol.1 魍魎戦記MADARA公式サイドストーリー』(1992年11月10日発売)収録。
  • 妖怪小戦争(作画:西島大介、2004年) - 『エース特濃』Vol.9掲載

小説

長編小説

  • 摩陀羅 天使篇 1〜3巻(電撃文庫:1994年〜1995年、未完)
  • 多重人格探偵サイコ1 情緒的な死と再生(角川スニーカー文庫:1998年)
  • 多重人格探偵サイコ2 阿呆船(角川スニーカー文庫:1998年)
  • MADARA MILLENNIUM 転生編 1(角川スニーカー文庫:1999年)
  • 冬の教室(徳間デュアル文庫:2000年)
    • 白倉由美演出・脚本の同名の朗読ドラマ(1997年発売)のノベライズ
  • 多重人格探偵サイコ 雨宮一彦の帰還(講談社ノベルス:2000年、角川文庫:2003年)
  • 木島日記(角川書店:2000年、角川文庫:2003年、角川文庫改版:2017年) - 第22回吉川英治文学新人賞候補作
  • 多重人格探偵サイコ FAKE 全3巻(角川スニーカー文庫:2000年〜2001年)
    • テレビドラマ版の脚本を許月珍名義でノベライズしたもの。
  • 木島日記 乞丐相(角川書店:2001年、角川文庫:2004年、角川文庫改版:2017年)
  • 多重人格探偵サイコ 小林洋介の最後の事件(『情緒的な死と再生』を改題。講談社ノベルス:2002年、角川文庫:2003年)
  • 多重人格探偵サイコ 西園伸二の憂鬱(『阿呆船』を改題。講談社ノベルス:2002年、角川文庫:2003年)
  • リヴァイアサン (講談社ノベルス:2002年、電撃文庫:2004年)
  • 多重人格探偵サイコ・フェイク(角川書店:2002年)
    • 上記の『多重人格探偵サイコ FAKE』角川スニーカー文庫全3巻を再編集して1冊にまとめて加筆したもの。
  • 僕は天使の羽根を踏まない(徳間書店:2003年、徳間デュアル文庫:2005年)
    • 『MADARA MILLENNIUM 転生編 1』の結末部分を大幅に加筆して改題したもの。
  • ロリータ℃の素敵な冒険(徳間書店:2004年、徳間デュアル文庫:2005年、『ザ・スニーカー』1997年12月号~1999年4月号連載)
  • くもはち(角川書店:2003年、角川文庫:2005年)
  • 夏の教室(徳間書店:2007年。『夏の教室』『冬の教室』『海辺の教室』を収録)
  • 小説 アトム大使(角川つばさ文庫:2009年。手塚治虫の同名の漫画のノベライズ)
  • 零 〜ゼロ〜 女の子だけがかかる呪い(角川ホラー文庫:2014)
  • 代筆屋中川恭次郎の奇っ怪なる冒険(角川ホラー文庫:2014)
  • 木島日記 もどき開口(角川書店:2017年。『』vol.0026(2009年4月)~vol.0047(2016年3月)連載)
  • 木島日記 うつろ舟(星海社:2022年7月28日発売。『KADOKAWAミステリ』2002年4〜5、7〜11月号、2003年1、3月号連載)
  • 北神伝綺 (星海社:2022年8月31日発売。『メフィスト』2001年1月号~2001年9月号連載)
  • 北神伝綺 妹の力(星海社:2022年9月28日発売、『ザ・スニーカー』2006年6月号~2007年6月号連載)
  • 木島日記 もどき開口 上・下巻(星海社:2023年4月26日発売。2017年 角川書店刊の再発)
  • 多重人格探偵サイコ 試作品神話(星海社:2023年9月27日発売。ドラマ版『多重人格探偵サイコ』の続編で月刊ニュータイプに連載された。1stシーズンは2000年9月号~2001年12月号、2ndシーズンは2002年8月号〜2003年4月号に連載。2006年に刊行された同名の絵本とは内容は無関係。)

短編小説

  • 実録・都市伝説 <人面犬>の秘密(角川文庫:『定本 物語消費論』収録、1991年)
  • 彼女の海岸線(徳間デュアル文庫:『NOVEL21 少女の空間』収録、2001年。白倉由美の同名の漫画のノベライズ)
  • 渡久地菊夫の失敗 そのような題名の単行本には収録されないプロローグ(角川文庫:『雨宮一彦の帰還』収録、2003年)
  • 昨日はもう来ない だが明日もまた……(徳間デュアル文庫:『手塚治虫COVERエロス篇』収録、2003年。手塚治虫の漫画『ふしぎなメルモ』のノベライズ)
  • イージーライフ。あるいは昔ここにいてもういない(政治少年)のこと。(『ユリイカ2011年11月号 特集=やくしまるえつこ』掲載。白倉由美との合作)

未単行本化作品

  • 多重人格探偵サイコ 渡久地菊夫の失敗(講談社ノベルスにて、2002年[112]刊行予定だった)
    • 小説版『多重人格探偵サイコ』のシリーズ第4作として、『雨宮一彦の帰還』(講談社ノベルス:2000年)の巻末の「自作以降の予定」でアナウンスされた。しかし、角川文庫版『雨宮一彦の帰還』(2003年)に、プロローグである『渡久地菊夫の失敗 そのような題名の単行本には収録されないプロローグ』が収録されたのみで、本編は結局刊行されなかった。
  • 角川グループ会長角川歴彦の伝記小説(タイトル不明)」
    • 角川書店ではなく、ある大手ゲームメーカー(大塚は具体的な会社名は伏せている)から2013年頃に出版される予定だった。大塚英志は、角川歴彦が少年期をすごした阿佐ヶ谷の街、離婚協議の間預けられた父の生家、実母が晩年暮らした街での現地取材や、関係者への取材を行った。大塚は、よくあるお偉いさんの無難な伝記小説ではなく、角川春樹角川歴彦の兄弟の対立を「兄弟の光と闇の確執的なラノベ」として描いた。小説は最後まで書き上げられたが、出版社と関係者の判断によって封印作品にされた。大塚英志はせっかく集めた資料がムダになるのが悔しかったので、それらを元にして、角川歴彦の伝記小説ではなく、角川書店の歴史について論じた評論『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』を2017年に星海社新書から刊行した。また、この時に大塚が執筆した小説の断片が、星海社ウェブサイト『最前線』に連載された評論『角川歴彦とメディアミックスの時代』【第3回】に再録されている[113]

注釈

  1. ^ コスト削減のためにDTPを使い編集者が一人で編集する雑誌である
  2. ^ 第4巻の大塚英志による「あとがき」によると、大塚は「原案」だけでなく毎回シナリオを書いていたそうである。
  3. ^ 奥付の発行年が平成17年5月となっているのは誤植であり、平成19年5月が正しい

出典

  1. ^ a b c 大塚 英志 『戦後まんがの表現空間 ―― 記号的身体の呪縛』 受賞者一覧・選評 サントリー学芸賞 サントリー文化財団”. サントリー. 2022年9月15日閲覧。
  2. ^ 『電撃摩陀羅海賊本』(電撃コミックスEX・メディアワークス、1993年3月5日発売)103ページ「マダラプロジェクト設定資料集」の「大塚英志」の経歴より
  3. ^ a b c 大塚英志『ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー』(角川新書:2019年)そでの著者プロフィールより
  4. ^ 『電撃摩陀羅海賊本』(電撃コミックスEX・メディアワークス、1993年3月5日発売)103ページ「マダラプロジェクト設定資料集」の「大塚英志」の経歴より
  5. ^ a b 大塚英志『少女たちの「かわいい」天皇』(角川文庫:2003年)268ページ /大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)228ページ
  6. ^ a b 国際日本文化研究センター研究者一覧「大塚英志」
  7. ^ 東京大学大学院情報学環角川文化振興財団メディア・コンテンツ研究寄付講座Members
  8. ^ a b 博士論文書誌データベース
  9. ^ 大塚英志『戦後民主主義のリハビリテーション――論壇でぼくは何を語ったか』(角川文庫:2005年)491ページ
  10. ^ 大塚英志『江藤淳と少女フェミニズム的戦後』(ちくま学芸文庫)179ページ
  11. ^ 吉本隆明『わが「転向」』(文春文庫:1997年12月10日)巻末の大塚英志の解説『「明るさ」は敵か?』189ページ
  12. ^ 吉本隆明『わが「転向」』(文春文庫:1997年12月10日)巻末の大塚英志の解説『「明るさ」は敵か?』190ページ/大塚英志『江藤淳と少女フェミニズム的戦後』(ちくま学芸文庫)175ページ
  13. ^ 吉本隆明『わが「転向」』(文春文庫:1997年12月10日)巻末の大塚英志の解説『「明るさ」は敵か?』190ページ
  14. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)70ページ/大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)227ページ
  15. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)72ページ/『Comic新現実 問題外増刊みたいな…』(角川書店)2ページ
  16. ^ a b 大塚英志『大学論』(講談社現代新書:2010年)28ページ
  17. ^ Comic新現実 問題外増刊みたいな…』(角川書店)2ページ/大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)228ページ
  18. ^ Comic新現実 問題外増刊みたいな…』(角川書店)3ページ
  19. ^ 大塚英志原作・森美夏作画『北神伝綺』上巻(角川コミックス・エース)大塚英志によるあとがき(225ページ)
  20. ^ 大塚英志『大学論』(講談社現代新書:2010年)38ページ
  21. ^ 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)228ページ
  22. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)216ページ/大塚英志『木島日記』(角川文庫)330ページ/大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)228ページ
  23. ^ a b 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)229ページ
  24. ^ 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)24~26ページ
  25. ^ 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)230ページ/大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)96ページ
  26. ^ 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)234ページ
  27. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)97ページ
  28. ^ 尾形英夫『あの旗を撃て! 「アニメージュ」血風録』(オークラ出版 2004年)153ページ
  29. ^ 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)20ページ
  30. ^ a b 小形克宏「山田さんが声をかけてくれなかったら、今日の僕はなかった」『川本耕次に花束を』迷路'23、2023年、16-30頁。
  31. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)98ページ
  32. ^ 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)396~399ページ
  33. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)21ページ
  34. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)22ページ
  35. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)23ページ/大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)398ページ
  36. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)26ページ
  37. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)45ページ/大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)398ページ
  38. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)27ページ
  39. ^ 大塚英志『あぽことかがみあきらさんが亡くなったことについて。』(『漫画ブリッコ』1984年10月号掲載)
  40. ^ 「海外マンガの人々―おしぐちたかしさんインタビュー By 小田切 博 2018-12-17
  41. ^ a b c 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)102ページ
  42. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)102ページ
  43. ^ 高屋良樹『強殖装甲ガイバー⑳』(角川コミックス・エース:2003年2月1日)巻末の大塚英志による解説
  44. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)155ページ
  45. ^ a b 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)158ページ
  46. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)103ページ
  47. ^ 大塚英志『二階の住人とその時代』(星海社新書:2016年)131ページ、464ページ
  48. ^ a b 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)104ページ
  49. ^ マーク・スタインバーグ『なぜ日本は〈メディアミックスする国〉なのか』(角川EPUB選書:2015年)巻末の大塚英志による解説
  50. ^ 大塚英志『定本 物語消費論』(角川文庫:2001年)332ページ /大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)145ページ
  51. ^ 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)145~146ページ
  52. ^ a b 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)145~147ページ
  53. ^ クリストファー・ボグラー/デイビッド・マッケナ 『物語の法則――強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』(アスキー・メディアワークス:2013年9月26日)巻末の大塚英志による解説/大塚英志『初心者のための「文学」』(角川文庫:2008年)22ページ
  54. ^ マーク・スタインバーグ『なぜ日本は〈メディアミックスする国〉なのか』(角川EPUB選書:2015年)263ページ
  55. ^ マーク・スタインバーグ『なぜ日本は〈メディアミックスする国〉なのか』(角川EPUB選書:2015年)257ページ
  56. ^ 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)171ページ
  57. ^ 大塚英志『Mの世代―ぼくらとミヤザキ君』(太田出版:1989年)240ページ
  58. ^ 大塚英志『『読む。書く。護る。――「憲法前文」のつくり方』(角川書店、2004年)306~308ページ
  59. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)242~247ページ
  60. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)247ページ
  61. ^ 週刊金曜日』(2006/01/27発売号)掲載の『宮崎勤被告、最高裁「死刑判決」から抜け落ちた視点 -他者におびえて「近代」を断念してはならない-』(大塚英志)より引用「最高裁の判決は開廷から閉廷まで四十五秒ほどだった。一つの事実として、その事を記しておく。」
  62. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)245~246ページ
  63. ^ 大塚英志『宮崎吾朗とディズニー・アート展』(『小説トリッパー』2006年秋季号掲載)
  64. ^ a b Comic新現実 』Vol.3(角川書店)巻末掲載の大塚英志による編集後記より
  65. ^ 吾妻ひでお『逃亡日記』(日本文芸社:2007年)21ページ
  66. ^ 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)179ページ
  67. ^ a b 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)180ページ
  68. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)247~248ページ
  69. ^ 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)181ページ/大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)247ページ
  70. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)247ページ
  71. ^ a b 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)181ページ
  72. ^ 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)178ページ
  73. ^ a b 大塚英志原作・伊藤真美作画『JAPAN 』第一巻(角川コミックス・エース)大塚英志によるあとがき
  74. ^ Comic新現実 』Vol.1(角川書店)71~72ページの、大塚英志と安彦良和との対談での、大塚の発言より
  75. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史』(朝日文庫)306ページ
  76. ^ 小説『聖痕のジョカ』下巻 (本文:関口準、原作・設定:ひらりん、電撃文庫:1999年3月25日刊行)のそでの「ひらりん」のプロフィール
  77. ^ 大塚英志『物語消費論改』(アスキー新書:2012年)70~74ページ
  78. ^ 大塚英志『サブカルチャー文学論』(朝日文庫)739ページ
  79. ^ 大塚英志『物語消滅論』(角川Oneテーマ21:2004年)175ページ
  80. ^ 『黒鷺死体宅配便』第2巻(カドカワコミックス・エース)巻末の大塚英志のあとがき
  81. ^ 大塚英志『多重人格探偵サイコ REAL』(徳間デュアル文庫:2001年)290ページ
  82. ^ 大塚英志『多重人格探偵サイコ REAL』(徳間デュアル文庫:2001年)196ページ
  83. ^ 大塚英志『多重人格探偵サイコ REAL』(徳間デュアル文庫:2001年)196~199ページ
  84. ^ a b 大塚英志『多重人格探偵サイコ REAL』(徳間デュアル文庫:2001年)285~289ページ
  85. ^ 『MPD-PSYCHO/FAKE MOVIE REMIX EDITION』のDVD収録の大塚英志によるライナーノートより
  86. ^ 『MPD-PSYCHO/FAKE MOVIE REMIX EDITION』のDVD収録の大塚英志によるオーディオコメンタリーより
  87. ^ 大塚英志『サブカルチャー反戦論』(角川文庫:2003年)40ページ
  88. ^ 大塚英志『サブカルチャー反戦論』(角川文庫:2003年)60ページ
  89. ^ Comic新現実 』Vol.1(角川書店)95ページ
  90. ^ 』2005年3月号掲載「和光大学入学拒否問題をめぐる大議論」
  91. ^ Comic新現実 』Vol.1(角川書店)巻末掲載の大塚英志による編集後記より
  92. ^ a b Comic新現実 』Vol.6(角川書店)巻末掲載の大塚英志による編集後記より
  93. ^ 新現実』(角川書店)Vol.3巻末掲載の大塚英志による編集後記より/大塚英志『「南回帰船」劇画原作について』(『新現実』(角川書店)Vol.3掲載)
  94. ^ 大塚英志『「南回帰船」劇画原作について』(『新現実 』(角川書店)Vol.3掲載)
  95. ^ 大塚英志『柳田國男の方法について』(『新現実 』(太田出版)Vol.5掲載)
  96. ^ 大塚英志『世界まんが塾』(角川書店:2017.3)5~6、299ページ
  97. ^ 「大塚英志『企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ』」
  98. ^ 「KADOKAWA ドワンゴ記念会見が開催。川上量生氏からニコ動新サービス“ニコキャス”の存在も明らかに」
  99. ^ 『週刊東洋経済』2015年5月30日号36ページ「KADOKAWA・DWANGO 漂流する「世紀の統合」」
  100. ^ https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1802/08/news107.html
  101. ^ KADOKAWAの角川歴彦会長を逮捕 五輪汚職事件で贈賄容疑”. 朝日新聞デジタル (2022年9月14日). 2022年9月14日閲覧。
  102. ^ 「田原総一朗氏が「ニコニコ超会議」で激怒 大塚英志氏が途中退席する事態」
  103. ^ 大塚英志『ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー』(角川新書:2019年)364ページ
  104. ^ 大塚「<妹>の運命」現代詩手帖2007年3月号
  105. ^ 小谷野 2009, p. 82.
  106. ^ 小谷野 2009, p. 154.
  107. ^ “【第5回】角川歴彦とメディアミックスの時代 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント” (日本語). 最前線. http://sai-zen-sen.jp/editors/blog/works/5-4.html 2018年7月18日閲覧。 
  108. ^ 笙野『ドン・キホーテの「論争」』『徹底抗戦!文士の森』(2005年)
  109. ^ 『偽史としての民俗学』(角川書店)の「あとがき」より
  110. ^ 『MADARA影』p.158の「MADARA」現代版関係図
  111. ^ “「文化工作者 七條特高の冒険」大塚英志×西川聖蘭で描く、魔都上海での映画撮影”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年11月4日). https://natalie.mu/comic/news/500109 2022年11月4日閲覧。 
  112. ^ 『多重人格探偵サイコ 小林洋介の最後の事件』(講談社ノベルス:2002年)の帯文
  113. ^ 大塚英志『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』(星海社新書:2017年)185~186ページ /「大塚英志『角川歴彦とメディアミックスの時代』【第3回】世界を蹂躙された子どもは「日の丸プラットフォーム」の夢を見るのか」
  114. ^ Comic新現実』Vol.2(角川書店)及びVol.3巻末掲載の大塚英志による編集後記より


「大塚英志」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大塚英志」の関連用語

大塚英志のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大塚英志のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大塚英志 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS