大分朝日放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/17 06:44 UTC 版)
概要
コールサインはJOBX-DTVで、ANN系フルネットのテレビ局である。
直接受信可能エリアは大分県のほぼ全域と、福岡県京築南部(九州朝日放送のエリア)、愛媛県豊後水道沿岸部の一部や松山市(愛媛朝日テレビのエリア)、山口県周防灘沿岸部の一部(山口朝日放送のエリア)。ただし、大分県内においても直接受信による視聴が困難な地域もある(後述)。
2006年12月1日より、同局のマスコットキャラクターとして「そらぽ」を採用している[4]。
本社・支社
- 本社・演奏所 - 大分県大分市新川西2丁目7番1号
- 東京支社 - 東京都中央区築地5丁目3番2号 朝日新聞東京本社新館9階
- 大阪支社 - 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 中之島フェスティバルタワー19階
- 福岡支社 - 福岡県福岡市中央区長浜1丁目1番1号 KBCビル6階[3]
資本構成
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[5][6][7]
2021年3月31日
資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|
30億円 | 60,000株 | 39 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
テレビ朝日ホールディングス | 11,990株 | 19.98% |
朝日新聞社 | 11,200株 | 18.66% |
九州朝日放送 | 6,173株 | 10.28% |
大分合同新聞社 | 4,500株 | 7.50% |
大分県 | 3,000株 | 5.00% |
フジ・メディア・ホールディングス | 3,000株 | 5.00% |
過去の資本構成
沿革
- 1989年(平成元年)11月13日 - 大分県の第3局の開設するため放送普及基本計画を変更を諮問(石川の第4局、愛媛、山口、宮崎の第3局と同日)[9]。
- 1992年(平成4年)5月25日 - 会社設立[3]。
- 1993年(平成5年)10月1日 - 大分県内3番目のテレビ局として開局[3][注 1]。
- 2003年(平成15年) - 開局10周年を記念して、記念キャッチコピーと記念ロゴを制定。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)6月1日 - スタジオのHD化完了。これで、県内全放送局がHD対応のスタジオを持つこととなった。
- 2011年(平成23年)7月24日23時 - 地上アナログ放送停波。
- 2014年(平成26年)- 開局20周年記念事業で社屋をリニューアルするとともに、ガーデンスタジオを建設[12][13]。
- 2019年(平成31年、令和元年)4月15日 主調整室(マスター)を更新(東芝製)。
注釈
- ^ 九州・山口地区では、OABと同じテレビ朝日系列の山口朝日放送(yab)と同日に開局した。
- ^ 当局以外の平成新局でデジタル完全移行後もカバーできていないのは長野県の長野朝日放送、山口県の山口朝日放送、愛媛県のあいテレビ・愛媛朝日テレビがある。
- ^ OABのみ設置されていない中継局は、豊後大田、千歳、一尺屋など。一方、アナログ放送で中継局を設置していた大分南、大分高崎、別府亀川には、デジタル放送の中継局は設置されず、アナログ放送終了と同時に運用を終えた。
- ^ 『大下容子ワイド!スクランブル第1部』内のANNニュースを、OABでは月 - 金曜11:45-12:00)のローカル枠(11:56:55 - 12:00)の差し替えを行使して放送。
- ^ 不定期放送。『ANNスーパーJチャンネル』を、OABではローカル枠(17:48.54 -)の差し替えを行使して放送。
- ^ アニメ版はOBSで放送。
- ^ OAB開局時は『ザ・ニュースキャスター』の途中から。
- ^ OAB開局時は『GS美神』の終盤から。
- ^ 腸捻転時代はOBSで放送されていた。
- ^ ただしTOSでは、1980年代半ばの半年間のみの放送だった。
- ^ OAB開局時は『さすらい刑事旅情編VI』から。
- ^ OAB開局時は『特捜ロボ ジャンパーソン』の終盤から。
- ^ ただし、OBSでは自社制作番組『パッチワーク30』の1コーナーとして放送されていた。さらに途中で放送を打ち切ったため、直接移行ではなかった。
- ^ OBSでは1993年3月に放送を打ち切ったため、直接移行ではなかった。
- ^ 第1作はTOSで放送された。
- ^ OAB開局時は『五星戦隊ダイレンジャー』の終盤から。
- ^ OAB開局時は『勇者特急マイトガイン』の終盤から。ただし、OBSでは『伝説の勇者ダ・ガーン』の途中で放送を打ち切ったため、直接移行ではなかった。
- ^ OAB開局時は『暴れん坊将軍V』の終盤から。
出典
- ^ a b c d e f 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、472-473頁。
- ^ “基幹放送事業者の議決権保有状況等 地上系放送事業者”. 電波利用ホームページ. 総務省 (2020年7月1日). 2021年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e “会社案内”. 大分朝日放送株式会社. 2021年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ a b “きょうはそらぽの・・・”. そらぽ日記. 大分朝日放送株式会社. 2021年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、474頁。
- ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、476頁。
- ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、482頁。
- ^ a b 大分朝日放送 代表取締役社長
- ^ 愛媛の民放も多局化へ(『南海放送社史 第一部 夢にはじまる 南海放送五十年史(1953年~2003年)』2005年9月、南海放送発行)
- ^ “九州全県で視聴が可能となる地上デジタルテレビ放送 ~熊本、大分及び宮崎で試験放送開始~ ~福岡デジタル親局の視聴エリアが拡大~” (プレスリリース), 総務省九州総合通信局・福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎及び鹿児島地上デジタル放送推進協議会, (2006年10月26日), オリジナルの2007年10月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ “地上デジタルテレビジョン放送局に免許” (プレスリリース), 総務省九州総合通信局, (2006年11月21日), オリジナルの2007年8月8日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ローカル探訪 社屋リニューアルでイメージ一新「大分朝日放送」”. Synapse (株式会社ビデオリサーチ). (2017年11月1日). オリジナルの2018年9月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ “「大分朝日放送」ガーデンスタジオ建設でイメージ一新”. Synapse (株式会社ビデオリサーチ). (2017年11月7日). オリジナルの2018年9月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ “地上デジタルテレビ放送市町村別ロードマップ 大分朝日放送(株)
(Microsoft Excelの.xls)”. 総務省. 2013年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ “冨永 実加子”. アナウンサールーム. 大分朝日放送株式会社. 2021年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ “浅見 眞帆”. アナウンサールーム. 大分朝日放送株式会社. 2021年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ “下野 紗弥”. アナウンサールーム. 大分朝日放送株式会社. 2019年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ “佐藤 伊音”. アナウンサールーム. 大分朝日放送株式会社. 2021年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ “平井 侑貴”. アナウンサールーム. 大分朝日放送株式会社. 2021年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
- ^ “広瀬 俊輔”. アナウンサールーム. 大分朝日放送株式会社. 2021年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
固有名詞の分類
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