大倉喜八郎 設立に関与した主な企業・建築

大倉喜八郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 05:27 UTC 版)

設立に関与した主な企業・建築

設立に関与した企業・建築は200以上に及ぶと言われるが、戦後GHQによる公職追放財閥解体などによりその数は減少した。大倉と他の財閥との大きな違いは銀行を作らなかったことだ。渋沢栄一の「第一国立銀行釜山支店」や「台湾銀行」などの設立に関わったり、特殊銀行である日本勧業銀行(現みずほ銀行)日本興業銀行、農工銀行などで監査役、相談役などに就任したものの、大倉は自身の銀行を持たなかった。

企業

初代帝国ホテル
大倉商業学校
  • 帝国ホテル - 喜八郎の没後は長男の喜七郎へ経営権が移るが敗戦により公職追放。この追放時に支配人の犬丸徹三と復権の約束があったとする説がある。
ホテルオークラ東京
明治期の大倉組本社
大正期の大倉組本社

教育機関

建築・設備


  1. ^ 砂川 幸雄『大倉喜八郎の豪快なる生涯』草思社、1996年5月1日、38頁。ISBN 9784794207012 
  2. ^ 町民・農民が武士に道で出会ったときにしなければならない土下座が免除されていること
  3. ^ a b 村上勝彦「大倉喜八郎と大倉財閥の研究(1)家系と少年時代」『東京経大学会誌. 経済学』第287号、東京経済大学経済学会、2015年、107-147頁、ISSN 1348-6403NAID 120005679127 
  4. ^ 大倉屋では鉄砲だけではなく羅紗類も販売していた。
  5. ^ 武器販売は砲術師・皸志摩の門人になっていたことですぐに許可された。
  6. ^ これが日本初の近代水道であった。
  7. ^ これが日本での洋服店の開祖とも言われる。
  8. ^ 都立高等学校 地理歴史科用 江戸から東京へ 71頁、東京都教育委員会
  9. ^ 「祝賀会の発起」、東都沿革調査会編『最新東京案内記 春の巻』11頁。教育舎。1898年。
  10. ^ 東都沿革調査会編『最新東都の栞』。教育舎。1898年。
  11. ^ 東京経済大学 『東京経済大学八十年史』 1981年、14頁
  12. ^ 歴代会長日本ホテル協会
  13. ^ a b 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年、289頁。
  14. ^ 『官報』第7号、昭和2年1月8日。届出は1月6日。
  15. ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』(吉川弘文館、2010年)63頁
  16. ^ 『努力』大倉喜八郎、実業之日本社 (1916), p68-69
  17. ^ 島田裕司「日本土木会社の研究 : 明治時代の巨大ゼネコンの突如の消滅の原因について」『駒沢女子大学研究紀要』第21号、駒沢女子大学、2014年12月、201-218頁、doi:10.18998/00001199ISSN 1340-8631NAID 110009903547 
  18. ^ 自伝『努力』p69
  19. ^ 故鶴彦翁「美術の秘庫」を一般公開『東京日日新聞』昭和3年10月16日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p26 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  20. ^ 菊地俊朗 「ウェストンが来る前から、山はそこにあった」 信濃毎日新聞社
  21. ^ 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「大倉邸の美術館」国立国会図書館蔵書、2018年2月20日閲覧
  22. ^ 海防費献金と多彩な事業活動を通じ国家に尽くした功績
  23. ^ 海防事業費献金の功
  24. ^ 『官報』第1609号「彙報 - 褒章」1888年11月8日。
  25. ^ 実業奨励と日清戦役の功績
  26. ^ 『官報』第5589号「叙任及辞令」1902年2月24日。
  27. ^ 大倉商業学校創設の功
  28. ^ 日露戦争に関する勲功
  29. ^ 日本政府から允許、韓国皇帝より贈られる
  30. ^ 大倉商業学校、大阪大倉商業学校、善隣商業学校の設立などの功
  31. ^ 日本政府から允許、清国皇帝より贈られる
  32. ^ 中国における経済開発の功績により袁世凱から贈られる
  33. ^ 実業家としての長年の勲功
  34. ^ 『官報』第1001号、大正4年12月2日。
  35. ^ 1918年1月に日本政府から允許、中国政府より贈られる
  36. ^ 日本政府から允許
  37. ^ 『官報』第3110号「叙任及辞令」1922年12月12日。
  38. ^ 『官報』第3440号「叙任及辞令」1924年2月14日。
  39. ^ 日本政府から允許、中国政府より贈られる
  40. ^ 日本政府より允許、ベルギーアルベール1世より贈られる
  41. ^ 実業界における多年の功労、満蒙・中国開発に尽力した勲功
  42. ^ 『官報』第317号「叙任及辞令」1928年1月21日。
  43. ^ 危篤の折、多年の実業界並びに日中親善に尽くした功
  44. ^ 門野重九郎『平々凡々九十年』74頁
  45. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション 台湾銀行四十年誌https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278294/55 国立国会図書館デジタルコレクション 
  46. ^ 旧大倉喜八郎邸庭園(神奈川県小田原市)公益社団法人日本造園学会
  47. ^ a b 山月について(大倉喜八郎別邸 共寿亭)十文字商店街、2018.09.30
  48. ^ 登録有形文化財・山月(旧共寿亭)小田原市
  49. ^ 『明治美人伝』長谷川時雨


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