型紙 型紙の概要

型紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/14 20:54 UTC 版)

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染色用型紙

染色(型染め)用の型紙は、油や柿渋などで加工した紙に文様を彫り抜き、染料や防染糊を捺染したり、注染したりするのに用いる。中国日本琉球などで盛んに用いられた。

特に伊勢型紙は文様の美しさから型紙そのものが珍重され、西洋でも「カタガミ」と呼ばれ収集された。

洋裁用型紙

自家裁縫用のドレスの型紙

洋服などの布製の物品は、裁断した生地を縫い合わせて構成されている。その裁断生地の平面形状を示し、なぞって複写するための原寸図を、型紙またはパターン: sewing pattern)という[1]。型紙を作成する者および職業は、パタンナー: pattern maker)と呼ぶ。

型紙の作成方法には、立体裁断平面作図の二つがある[1]。必要な強度や透過度などに合わせ、紙ないしそれに類する素材で作られる。

型紙には布目(布地の織り方向)や縫い代など裁断に必要な指示のほか、縫製に関する事項も記載される。たとえばタックの位置とその倒す方向、ポケットの位置やボタンホールの位置と長さ、ステッチの種類などである。

服飾関係の型紙は、その時代ごとの流行を示す資料ともなる[3]

型紙の種類

ファーストパターン
デザインに基づき最初に作る型紙。見本縫いに使用される。
工業用パターン
量産用の型紙。具体的な縫製方法などに合わせてファーストパターンを修正したもの。
原型
作図の基礎となる型紙。婦人原型・男子原型・子供原型、服種別のシルエット原型などがある[4]。作図が容易で、一般的な体型に適合し、多数のシルエットに展開しやすいことが求められる。
有り型
既製・定型の型紙を指す俗称。アパレルブランドメーカーは固有の有り型を持ち、商品展開の基礎に用いている。

参考文献

関連項目




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