国際連合食糧農業機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 09:37 UTC 版)
事務所
本部
当初ワシントンD.C.に置かれていた本部は、1951年にローマへと移転された。ローマにあるFAO本部は8階建てで、以前は旧イタリア植民地省として利用されていた建物である。建築制限のあるローマでは数少ない高層建築でもある[3]。
地域事務所
- アジア・太平洋地域事務所 - タイ(バンコク)
- 欧州・中央アジア地域事務所 - ハンガリー(ブダペスト)
- ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所 - チリ(サンチアゴ)
- 近東地域事務所 - エジプト(カイロ)
- アフリカ地域事務所 - ガーナ(アクラ)
連絡事務所
- EUおよびベルギー連絡事務所 - ベルギー(ブリュッセル)
- ジュネーブ連絡事務所 - スイス(ジュネーブ)
- ニューヨーク連絡事務所 - アメリカ(ニューヨーク)
- 北米連絡事務所 - アメリカ(ワシントンD.C.)
- 駐日連絡事務所 - 日本(横浜)
- ロシア連絡事務所 - ロシア(モスクワ)
地域支所
- カリブ海地域支所 - バルバドス(ブリッジタウン)
- 中央アメリカ地域支所 - パナマ(パナマシティ)
- 太平洋州地域支所 - サモア(アピア)
- 中央アジア地域支所 - トルコ(アンカラ)
- 北アフリカ地域支所 - チュニジア(チュニス)
- 中央アフリカ地域支所 - ガボン(リーブルビル)
- 東アフリカ地域支所 - エチオピア(アジスアベバ)
- 南アフリカ地域支所 - ジンバブエ(ハラレ)
- 湾岸諸国・イエメン地域支所 - アラブ首長国連邦(アブダビ)
- マシュリク地域支所 - レバノン(ベイルート)
世界食糧調査
FAOは、創設以来、不定期に世界食糧調査を実施してきた[4]。
勧告及び提案の事例
鳥インフルエンザで警告
アジアで猛威を振るい世界的に蔓延している鳥インフルエンザ感染の対策・予防に関して、2005年11月29日に勧告を出した。鳥インフルエンザの予防措置として、ベトナムのホーチミン市など一部の感染国が行っている都市での野鳥の駆除は、家禽への感染防止活動への注意をそらすもので、都市の内外に生息している野鳥は鳥インフルエンザの媒介となっている湿地帯の水鳥とは異なった種類であり、鳥インフルエンザの人間への感染予防にはほとんど意味がないので中止し、家禽の間のウイルス感染を規制することが重要であると勧告した。
宮崎の口蹄疫被害に専門家チームの派遣を提案
2010年5月20日、宮崎の口蹄疫被害に専門家チームの派遣を日本政府に提案したが、受け入れられなかったことについての報道があった[5]。
- ^ 種子法廃止の恐怖~国民は巨大種子企業のモルモットに?(5)NETIB
- ^ ADJUSTMENTS TO THE PROGRAMME OF WORK AND BUDGET 2018-19
- ^ 海外出張報告 FAO「途上国農業の多面的機能の現実政策への応用」のワークショップ出席 農林水産政策研究所 レビュー No.17
- ^ 石弘之 1988年 170ページ
- ^ Gov't to compensate farmers for losses due to foot-and-mouth disease (The Mainichi Daily News) 2010年5月21日 Archived 2010年5月23日, at Archive.is
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