国花 脚注

国花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 15:17 UTC 版)

国花(こっか、: Floral emblem)とは、その国民に最も愛好され、その国の象徴とされる花である。


  1. ^ 北朝鮮には国花以上の政治的な意味を持つ花として指導者の名を冠した金日成花金正日花という花卉がある。
  2. ^ プルーンアンズアーモンドジャスミンなど。
  3. ^ 8月の第2日曜日は「メロンの日」と定められているが、メロンは国花とはみなされていない模様。
  4. ^ トルクメニスタンの国旗にはオリーブの枝が記されているが、これは同国が国際連合から「永世中立国」に認定されたのを記念する形で設けられたものであり、同国の国花には定められていない。
  5. ^ これらの他に日本国政府を表す意味で花とを図案化した桐花紋を用いる政府機関があるが、の花そのものを国花として扱うことはない。
  6. ^ 1997年 ザイールから現国名に変更。
  7. ^ その他バラ Rose、アザレア Rhododendron simsii cv、シクラメン Cyclamen persicumなども国花とされるがどれもデージーのような根拠がない。
  8. ^ イタリア語のMargherita(マルゲリータ)はマーガレットも指すが、むしろヨーロッパに自生し古くから馴染みのあるデージーを指す。余談だがイタリア国旗と同じ配色を特徴とするピッツァ、マルゲリータも彼女に因む。
  9. ^ 巷説によると、即位の直前ヴィルヘルムはナポレオン3世を戦いで破っており、その際幼少の頃若くして亡くなった母后ルイーゼとの思い出(ナポレオン軍にベルリンを追われ、そこからの逃亡の途上ルイーゼがヴィルヘルムの頭にこの花で編んだ冠を被せ、この花が咲き乱れる畑に静かに隠れるように諭したことがあったとされる)を追憶したので選ばれたこととされている。しかし公的には、花色が当時のプロシア軍服と同じ色だったから、と、なっている。また当時の作家テオドール・フォンターネは、単にヴィルヘルムの個人的嗜好によるものとしている。
  10. ^ 矢車菊がシンボルになったのは大量に犠牲者がでた第一次世界大戦の後であり、退役軍人や戦争の犠牲者や孤児を象徴するものだった。2次大戦戦勝記念日の祭日のときは、フランス語版Googleのトップページには矢車菊の花がついている。矢車菊の花がフランスを表していることがあり、スポーツでも国を代表する選手たちは矢車菊のマークを付けていることが多い。
  11. ^ フランスではフランス菊の事をマーガレットと呼ぶ。
  12. ^ 妻鹿(1990) p.146 ではフサアカシア Acacia dealbata としているが誤記のようである。同資料では他にユーカリ Eucalyptus、プロテア・スペキオパ Protea speciopaも国花としているが、それらをオーストラリア国花とする資料は他に見当たらなし。
  1. ^ a b 妻鹿(1990) p.34
  2. ^ Keputusan Presiden No. 4 Tahun 1993 Tentang:Satwa Dan Bunga Nasional”. 2012年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月7日閲覧。
  3. ^ 妻鹿(1990) p.18
  4. ^ ROYAL DECREE on Designation of Animals and Plants as National Symbols of the Kingdom of Cambodia”. Forestry Administration of Cambodia. 2012年12月19日閲覧。
  5. ^ 妻鹿(1990) p.23
  6. ^ 中國的國花是牡丹?告訴你這是一個錯誤的認識”. 2012年12月11日閲覧。
  7. ^ 妻鹿(1990) p.36
  8. ^ 小学館デジタル大辞泉「国花」”. 2012年12月22日閲覧。
  9. ^ Constitution of Bangladesh – Chapter I”. 2008年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月19日閲覧。
  10. ^ コーナー, E. J . H.渡辺, 清彦『図説熱帯植物集成』廣川書店、1969年。 
  11. ^ 妻鹿(1990) p.26
  12. ^ https://es.ucoin.net/coin/andorra-2-centims-2002/?tid=52059
  13. ^ a b 妻鹿(1990) p.70
  14. ^ 妻鹿(1990) p.74
  15. ^ a b 妻鹿(1990) p.79
  16. ^ a b 妻鹿(1990) p.81
  17. ^ Danish Nature Agency Archived 2012年9月12日, at Archive.is (デンマーク語)
  18. ^ National Rose Garden (英語)
  19. ^ 妻鹿(1990) p.110
  20. ^ National Flower
  21. ^ Facts about the Soufriere Tree
  22. ^ the national flowers
  23. ^ エイダン・ウォーカー 編『世界木材図鑑』乙須敏紀 訳、産調出版、2006年、65頁。ISBN 4-88282-470-1(原書: The Encyclopedia of Wood, Quarto, 1989 & 2005.)
  24. ^ El Madroño, Arbol Nacional - Nicaragua Educa. 2019年5月23日閲覧。
  25. ^ a b c 妻鹿(1990) p.115
  26. ^ a b 妻鹿(1990) p.117
  27. ^ a b c 妻鹿(1990) p.116
  28. ^ a b 坂崎信之著『トロピカル・ガーデニング・マニュアル 日本で育つ熱帯花木植栽事典』アボック社、1998年5月10日、987-988頁、ISBN 4-900358-44-4
  29. ^ コリン・リズデイルスペイン語版、ジョン・ホワイト、キャロル・アッシャー 著、杉山明子、清水晶子 訳『知の遊びコレクション 樹木』新樹社、2007年、333頁。ISBN 978-4-7875-8556-1(原書: Eyewitness Companions: Trees, Dorling Kindersley, London, 2005.)
  30. ^ Australia's Floral Emblem”. Australian National Botanic Gardens. 2012年12月19日閲覧。
  31. ^ 在日本ミクロネシア連邦大使館 ミクロネシア連邦概況 3ページから。


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