国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 07:20 UTC 版)
参考文献
- 安藤裕康『世界最大の望遠鏡『すばる』』(誠文堂新光社、1998年) ISBN 4-582-50303-9
- 小平桂一『大望遠鏡「すばる」誕生物語 星空にかけた夢』(金の星社、2000年) ISBN 4-323-06076-9
- 唐牛宏『宇宙の謎に迫る日本の大望遠鏡「すばる」』(誠文堂新光社、2000年) ISBN 4-416-20001-3
- 小平桂一『宇宙の果てまで すばる大望遠鏡プロジェクト20年の軌跡』(早川書房ハヤカワ文庫NF、2006年) ISBN 4-15-050308-7
関連項目
施設
学術研究分野
その他
外部リンク
- ^ Activities of the Observatory
- ^ 観測機器を取り付ける焦点は4箇所ある。なお、主焦点ならびにカセグレン焦点は可視光・近赤外の焦点系であり、ナスミス焦点は片方が可視光焦点であり、もう片方は近赤外焦点である。
- ^ 2013年7月、より広い視野と高い解像度を得ることを目的とした、Hyper Suprime-Camに置き換えられた。これは、近赤外線領域から可視光をカバーするモザイク型CCDカメラ(計8億7000万画素)と光学補正レンズからなる。
- ^ “キヤノン,浜松ホトニクス,三菱電機ら,すばる望遠鏡の超広視野カメラを開発”. OPTRONICS ONLINE オプトロニクスオンライン. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “新型の超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開 | トピックス・お知らせ”. すばる望遠鏡. 2021年4月2日閲覧。
- ^ 正確には、大型観測装置がナスミス焦点に取り付けられ、小型の広視野主焦点カメラ (Suprime-Cam) が、主焦点観測室に取り付けられる。特に大型の観測装置によっては、重量数tに達するものもある。またカセグイン焦点には日本放送協会 (NHK) のスーパーハープ管型カメラが取り付けられ、すばる望遠鏡から生中継が行われたこともある。科学観測的には、コロナグラフ撮像装置や微光天体分光撮像装置などが取り付けられ、連星系の伴星の観測なども行われている。
- ^ 新規に開発された新しい観測機器に関しては、岡山天体物理観測所や各大学の保有する天文台での実験観測を経て、観測計画に基づき設置利用が可能である。この場合には、その観測機器は開発した大学や研究室によって保有されることになる。なお、国立天文台における大型機器の開発研究に関しては、自然科学研究機構ならびに文部科学省、さらには財務省の許可が要るため、時間がかかる例もある。例外として、MOIRCSの開発が挙げられるが、この場合には、科研費単年度での開発が必要だったため、非常に短期間で開発が実施されることになったのである。
- ^ “新型の超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開”. すばる望遠鏡. (2013年7月30日) 2013年8月11日閲覧。
- ^ “HiCIAO | 国立天文台 太陽系外惑星探査プロジェクト室”. exoplanet.mtk.nao.ac.jp. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “すばる望遠鏡の限界に挑んだ最遠方銀河探査 〜 宇宙初期に突然現れた銀河を発見 〜”. 国立天文台ハワイ観測所 (すばる望遠鏡). (2014年11月18日) 2014年11月23日閲覧。
- ^ 「すばる望遠鏡 銀河形成の歴史に迫る」 -すばる/XMM-ニュートン・ディープサーベイ(SXDS) 画像データ公開-
- ^ “すばる望遠鏡が冷却液漏れで観測中止”. AstroArts. (2012年7月19日) 2011年7月6日閲覧。
- ^ “すばる望遠鏡、主焦点カメラでの観測を再開”. AstroArts. (2012年7月19日) 2012年7月30日閲覧。
国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡と同じ種類の言葉
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