国仲涼子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 01:01 UTC 版)
くになか りょうこ 国仲 涼子 | |
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生年月日 | 1979年6月9日(44歳) |
出身地 | 日本・沖縄県那覇市[1] |
身長 | 158 cm[2][3] |
血液型 | B型[4] |
職業 | 女優 |
ジャンル | ドラマ・映画 |
配偶者 | 向井理(2014年 - ) |
事務所 | ライジングプロダクション |
公式サイト | 国仲涼子OFFICIAL SITE |
主な作品 | |
テレビドラマ 『ちゅらさん』シリーズ 『五瓣の椿』 『夢のカリフォルニア』 『ブラックジャックによろしく』 『結婚できない男』 『ホタルノヒカリ』 『風のガーデン』 『ハングリー!』 『デート〜恋とはどんなものかしら〜』 映画 『ミラーを拭く男』 『電車男』 『そのときは彼によろしく』 『HERO』 『相棒シリーズ X DAY』 歌 『琉球ムーン』 『めぐり逢えたね』 |
沖縄県那覇市出身[1][3]。那覇市立上間小学校[5]、那覇市立寄宮中学校[5]、沖縄県立那覇商業高等学校を卒業した[1][5]。夫は俳優の向井理。
来歴
学生時代
- 小学生の頃にそろばんを習っていた[5]。
- 中学時代は陸上部に所属した[5]。高校の志望校は、そろばんが好きで数学も得意なことと、本人曰く「夏の制服がかわいく、この制服を着たいと思い那覇商業に絞っていた」と早い時期から決めていた[5]。
- 高校時代は部活動をせず、那覇市内の軽食店でアルバイトに励む。ほぼ毎日、授業が終わるとバスに乗って通い、夏休みは大忙しであった。
- 楽しい高校生活を送っていたが悩みはあり、特に進路や就職のことで友人と悩みを共有した。「無趣味で好きなものが見つからない自分に焦った。何になりたいんだろうと悩んだ」という。そんな頃、アルバイト中にスカウトされる[1]。仕事があるか分からず、不安でいっぱいだったが、両親は「何事も経験。取りあえず行ってごらん。だめだったら帰っておいで」という考えだった。その後上京する[1]。
芸能界へ入る
- 1998年、『アイドルハイスクール 芸能女学館』(フジテレビ)にレギュラー出演した後、翌1999年『L×I×V×E』(TBS)で女優としてデビューし、同年、深夜ドラマ『悪いオンナ「プレイヤー」』(TBS)でドラマ初主演を果たす[1]。
- 2001年放送のNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』でヒロイン・恵里役を演じ、第39回ゴールデン・アロー賞「放送新人賞」や第26回エランドール賞「新人賞」を受賞した[1]。
- 2001年、NHK金曜時代劇『五瓣の椿』で時代劇に初挑戦し、第27回ブルガリア・ゴールデンチェスト国際テレビ祭「最優秀女優賞」を受賞した[1]。
- 2003年、NHK月曜ドラマシリーズ『ちゅらさん2』のテーマソング『琉球ムーン』で歌手デビュー[6]。2004年にはアルバム『ふるさと』[7]、2ndシングル『めぐり逢えたね』(『ちゅらさん3』テーマソング)やDVD『音景色』をリリースした。
- 2003年、『ミラーを拭く男』で映画デビューした[7]。
- 2005年、関西テレビ系列のドラマ『みんな昔は子供だった』で、ゴールデンタイムでは初の民放連続ドラマ主演を果たす[7]。
- 2014年11月21日、関西テレビ系列のドラマ『ハングリー!』で共演した俳優の向井理と同年12月に結婚予定であるとスポーツニッポンが報じた[8]。大安の12月28日に向井との婚姻届を提出した[9]。
- 2015年4月20日、第1子妊娠を発表した[10]。同年9月30日、第1子となる男児を出産したことを所属事務所の公式サイトを通し発表した[11]。具体的な出生日は明らかにされていない。
- 2016年6月12日、『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS)第9話ゲスト出演で産休から復帰した。
- 2017年9月25日、第2子妊娠を発表した[12]。翌2018年、第2子を出産し、同年11月10日放送の『世にも奇妙な物語 '18秋の特別編』(フジテレビ)中の『あしたのあたし』主演で仕事に復帰した[13]。
人物
エピソード
- 幼い頃から活発な子だった。「おてんばでした。ショートカットで色黒。男の子に間違われていた」という[5]
交友関係
- 島谷ひとみはお互いに親友と呼ぶ仲である[14]。テレビでは、2002年のドラマ『探偵家族』(日本テレビ)第8話や、バラエティー番組『ブルブルアンタッチャブル』(テレビ朝日)(2007年10月12日放送)で共演している。
- 田中好子とは、『ちゅらさん』での共演を機に親交を深め、東京の「母親」として慕い、韓国旅行を共にしたり、『森のささやき』(フジテレビ、田中がレギュラーでナレーションを担当)の特別編(2010年7月31日放送)で尾瀬を訪れたこともあった。実生活でもドラマの世界そのままに、田中は国仲を「恵里」、国仲は田中を「お母さん」と呼んでいた。しかし2011年4月21日、田中は乳がんで死去し、24日の通夜で国仲は、「いろんなものをもらってばかりで、私からは何もしてあげられなかった」「いつもかわいい声で『恵里』って呼んでくれた姿が印象的でした」と涙ながらに報道陣の前で語った[15][16]。
- SHEILAとは『結婚できない男』(関西テレビ)で共演して以来、プライベートで旅行をする仲である。国仲はSHEILAを「シェイ姉」と呼び慕っている[17]。
評判
- 『朝日新聞』2010年9月25日付のbeランキング「心に残る朝ドラヒロイン」アンケート結果では、『ちゅらさん』のヒロインを務めた国仲は第3位だった。これは、第1位の樫山文枝(『おはなはん』)、第2位の田中裕子(『おしん』)に次ぐ順位である。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h “国仲涼子”. KINENOTE. 2016年1月29日閲覧。
- ^ “国仲涼子”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年1月5日閲覧。
- ^ a b “この人も?沖縄出身の女優たち ガッキー、比嘉愛未、仲間由紀恵…まだまだたくさん!”. 琉球新報. (2019年4月27日). オリジナルの2019年11月30日時点におけるアーカイブ。 2021年3月3日閲覧。
- ^ a b “ARTIST PROFILE 国仲涼子”. 国仲涼子オフィシャルサイト. ライジングプロダクション. 2016年1月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g “1995年の国仲涼子さん「制服かわいい」那覇商業高での出会い”. 琉球新報 (2021年7月14日). 2021年7月14日閲覧。
- ^ “国仲涼子、歌手デビュー…レコーディングでグッタリ”. SANSPO.COM. (2003年3月18日). オリジナルの2003年12月10日時点におけるアーカイブ。 2017年3月9日閲覧。
- ^ a b c d “国仲涼子が癒し系先生に…フジで民放連ドラ初主演”. SANSPO.COM. (2004年11月5日). オリジナルの2004年11月9日時点におけるアーカイブ。 2018年11月22日閲覧。
- ^ “向井理&国仲涼子 来月結婚へ!ドラマ共演者にツーショット報告”. スポニチアネックス (2014年11月21日). 2014年11月21日閲覧。
- ^ “向井理&国仲涼子 大安の28日に婚姻届提出”. スポニチアネックス (2014年12月30日). 2014年12月30日閲覧。
- ^ “国仲涼子が第1子妊娠を発表 向井理パパに!”. ORICON STYLE (2015年4月20日). 2015年4月20日閲覧。
- ^ “国仲涼子が第1子男児出産”. ORICON STYLE (2015年9月30日). 2015年9月30日閲覧。
- ^ “国仲涼子が第2子妊娠 夫・向井理も報告「静かに見守っていただければ」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年9月25日) 2017年9月25日閲覧。
- ^ a b “国仲涼子が仕事復帰 フジ「世にも奇妙な」で主婦役”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年10月19日) 2018年10月19日閲覧。
- ^ “島谷ひとみが国仲の出産祝福「嬉しいな嬉しいな」”. nikkansports.com. (2015年9月30日) 2016年1月29日閲覧。
- ^ ““愛娘”国仲涼子は号泣…「ちゅらさん」ファミリーの固い絆”. ZAKZAK. (2011年4月25日) 2011年4月30日閲覧。
- ^ “国仲涼子“ちゅらさんファミリー”も涙涙”. デイリースポーツ. (2011年4月25日). オリジナルの2011年4月27日時点におけるアーカイブ。 2016年1月29日閲覧。
- ^ “SHEILA、“親友”国仲の妊娠祝福「ママ友になれるの嬉しい」”. ORICON STYLE (2015年4月21日). 2016年1月29日閲覧。
- ^ *番組エピソード 連続テレビ小説『ちゅらさん』 - NHKアーカイブス
- ^ “国仲涼子、重厚本格ミステリーで民放初主演”. zakzak. (2004年1月20日). オリジナルの2017年2月6日時点におけるアーカイブ。 2017年2月5日閲覧。
- ^ “国仲涼子 瀧本美織に負ける?「フラれないように頑張りたい」”. Sponichi Annex. (2012年1月6日) 2017年2月5日閲覧。
- ^ “国仲涼子、主婦売春する役に戸惑い「ブルーになる」”. ORICON STYLE (2013年6月3日). 2013年11月18日閲覧。
- ^ “中谷美紀×東野圭吾『片想い』に桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、鈴木浩介”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2017年7月7日) 2017年7月7日閲覧。
- ^ “柄本佑「生れてはみたけれど」リメイク主演に驚き、「小津作品は観るものだと思ってた」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月13日) 2023年8月13日閲覧。
- ^ “ブラック・プレジデント:初回視聴率8.3% 沢村一樹がブラック企業の社長に”. MANTANWEB. (2014年4月9日) 2022年9月18日閲覧。
- ^ スポニチ (2014年12月5日). “国仲涼子が元ヤン人情娘に、来年1月スタート「月9」出演陣発表”. 2014年12月5日閲覧。
- ^ 真紀和泉 (2015年9月29日). “【エンタがビタミン♪】『デート〜恋とはどんなものかしら〜2015夏 秘湯』の構成が見事。続編に期待。”. Techinsight (メディアプロダクツジャパン) 2015年12月16日閲覧。
- ^ キャスト&スタッフ - TBSテレビ:月曜ゴールデン
- ^ “国仲涼子、『99.9』で産後初ドラマ 「こんな緊張感は久しぶり」”. ORICON STYLE (2016年6月8日). 2016年6月8日閲覧。
- ^ “『昔話法廷』続編決定 アリ、舌切りすずめ、乙姫が訴えられたら”. ORICON STYLE. (2016年6月26日) 2016年6月26日閲覧。
- ^ “国仲涼子、『日暮旅人』使用人衣装でオフショット”. クランクイン!! (2017年2月5日). 2017年2月5日閲覧。
- ^ “国仲涼子、草なぎ剛は「感情のコントロールがお上手」-『嘘の戦争』に出演”. マイナビニュース (2017年3月7日). 2017年3月9日閲覧。
- ^ “濱田岳「ベトナムのひかり」撮影中、国仲涼子のメールに歓喜「ウオー!ってなった」”. 映画ナタリー (2019年1月10日). 2019年1月12日閲覧。
- ^ “国仲涼子:「ハル ~総合商社の女~」第6話にゲスト出演 経営難のアパレル会社副社長役”. MANTANWEB. (2019年11月4日) 2019年11月6日閲覧。
- ^ "16日 檀れい×国仲涼子2大女優の激突が圧巻!ドラマスペシャル「嫉妬」あらすじと予告動画". ナビコン・ニュース. 14 August 2020. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “沢村一樹主演『管理官キング』中村蒼が息子役 大倉孝二、成海璃子、岡田健史も出演”. ORICON NEWS. 株式会社oricon ME (2021年12月19日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “「孤独のグルメ」五郎、今年は沖縄に飛ぶ!ゲストは国仲涼子・豊本明長・川平慈英”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年12月20日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “国仲涼子、念願の大河ドラマ初出演 『光る君へ』で“紫式部”吉高由里子の母役”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年2月21日). 2023年2月21日閲覧。
- ^ “『厨房のありす』“ありす”門脇麦の実母判明 “蒔子”木村多江ではなかった「愛であふれるようなシーンに」【キャストコメント】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年2月11日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ 国仲涼子のフランス美食紀行 マリー・アントワネットともう一人のマリー(BS朝日)、2014年12月16日閲覧
- ^ 国仲涼子がたどる琉球の石 地図伝来の謎(琉球放送)、2014年12月25日閲覧
- ^ “不思議の首里城〜沖縄 こころの物語〜”. NHK (2020年). 2020年11月17日閲覧。
- ^ “「戦場に消えた住民〜沖縄戦 知られざる従軍記録〜」”. NHK. 2021年12月5日閲覧。
- ^ ““フレッシュ”国仲涼子が冷蔵庫のイメキャラに”. SANSPO.COM. (2003年5月20日). オリジナルの2003年10月3日時点におけるアーカイブ。 2018年11月22日閲覧。
- ^ 『「ベンザブロックプラス」シリーズ新発売について』(プレスリリース)武田薬品工業、2013年9月5日。 オリジナルの2014年9月21日時点におけるアーカイブ 。2013年11月18日閲覧。
- ^ 『国仲涼子 夫の留守中にあんなことを !? ジャスト「ウォータースタンド」新TVCM 「妻の贅沢」篇 5月10日から関東ローカルでオンエア』(プレスリリース)ジャスト、2017年5月10日 。2018年11月22日閲覧。
- ^ “国仲涼子 笑顔日本一 伸晃大臣と「ザ・ベスト・スマイル・オブ・ザ・イヤー」”. スポーツ報知. (2001年11月8日). オリジナルの2001年12月17日時点におけるアーカイブ。 2018年11月22日閲覧。
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