咲-Saki-の登場人物 シノハユ the dawn of age の登場人物

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咲-Saki-の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 04:11 UTC 版)

シノハユ the dawn of age の登場人物

本編・阿知賀編にも登場する人物については各人物の記述を参照。

松江市

主人公たち

白築 慕(しらつき しの)
シノハユの主人公。元々は横浜市で母のナナと共に暮らし、松江市から時折やってくる叔父の白築耕介とともに麻雀に興じていたが、突如母が行方不明となり、叔父に引き取られ湯町[地名 46]小学校に転校することになる。ある日たまたま多目的室で麻雀を打っていた石飛閑無と出会い、この時に子供麻雀大会が開催されることを知り、ここで活躍すれば母が見つけてくれるだろうと大会に出場する。
どんな状況でも麻雀を心から楽しむことができ、最下位で一人沈みになっても常に笑顔で打っている。打ち手傾向はオーラスでの大物手や南場の親連チャンによるまくりを狙う追い込みタイプ。相手のロンパイをスルーしてツモを狙う傾向も強い。また、一度叔父が麻雀牌を売ってしまった際に唯一手元に残った一索の牌を大切にしていたからか、勝負手では一索のツモ和了りで決めることが多い。
本編
慕と思しきシルエットの人物がワールドレコードホルダーと呼ばれている。国内無敗の呼び声が高い小鍛治健夜を非公式試合で倒したと健夜本人の口から語られており、高校時代の彼女が「自分より強い高校生」と評価した6人のうちの一人と言及している。
石飛 閑無(いしとび かんな)
慕の幼馴染。 湯町小学校出身で、勉強・運動・ゲームと何でもこなす。普段から荒々しい口調で話し、麻雀を楽しむよりも勝負事として認識し、好きかどうかよりも勝負に勝つために麻雀を打っている。前年の子供麻雀大会ではやりに敗れ2位に終わったのを根に持ち、強い対抗心を抱いていたが後に熱心なファンとなる。
卓上では鳴き速攻を得意としているが、勢いに任せて高い門前手をツモ和了ることもあり、杏果からは「ノらせるとヤバい」と評されている。
かつて、小2の時に杏果と本常玲奈を巻き込んで水難事故に遭いかけたが、抜群の行動力と指揮力を発揮し、皆で力を合わせて見事生還したという逸話がある。
本編
単行本18巻のカバー裏で杏果の思い出話のなかに登場した。
稲村 杏果(いなむら きょうか)
閑無の幼馴染で、玉造温泉の旅館の娘。「打倒はやり」を目指す閑無の特訓につき合わされる形で麻雀を始めるが、いつしか実力が上がり、こども麻雀大会の地区決勝に進出したり中学でも麻雀部に入部したりと成長する。
手が縦に伸びやすく対子や暗刻が多いため、ドラが少ない本作品のルールにおいても打点は高め。また、必然的に単騎・シャボ待ちが多く、オリ上手の森脇曖奈をして「読みづらい」と言わしめた。反面、テンパイ速度は遅めという欠点がある。
幼いころから気配りに長けており、何も知らない振りをして閑無に慕を誘うよう促すなど、閑無と他の者たちとの間を取り持つことが多い。閑無とはどのように出会ったか覚えていないほど幼いころからの付き合いであり、上記の水難事故を免れた件から、閑無がどんなに落ち込んでも「ダメダメなままじゃ終わらないやつ」と深く信頼している。
本編
単行本16巻のカバー裏では実家で働いている。はやりは杏果の旅館の常連客。
瑞原 はやり(みずはら はやり)
本藤 悠彗(ほんどう ゆえ)
七類[地名 47]小学校出身。漫画やアニメが好きで自らオタクと称し、秋葉原や池袋がある東京に行くことに憧れている。こども麻雀大会で慕に敗れた後、麻雀に対する慕の真剣さを知り、中途半端だった自身のあり方を猛省。
オタ風のメンホンを頻繁に和了る、高打点の打ち手。

湯町小学校・中学校

本常 玲奈(もとつね れな)
閑無の友人。杏果同様、閑無に引っ張られて麻雀を始めるが後に水泳に転向。中学進学後は、湯町中に水泳部がないため成り行きで(麻雀部の野津雫に入部しろと凄まれたのもあって)麻雀部とスイミングスクールを掛け持ちすることに。
閑無が丸くなったと聞いて「キモそう」、迷惑をかけたと閑無に謝られれば「ほんとだよまったく」など、良い意味で歯に衣着せぬ性格で、公式戦での出番はないものの仲間内のざっくばらんな雰囲気づくりに一役買っている。
金沢 陽葵(かなざわ ひまり)
閑無の友人で、杏果・玲奈と同じ経緯で麻雀を始める。テレビが大好き。小学生時代は(『咲日和』も含めて)閑無とよく付き合っていたものの、中学では麻雀部に入らず、仲間内でのネット対局を申し込まれてもテレビ見たさに断るといった具合で、杏果らと異なり閑無とは徐々に疎遠になりつつある。
野津 雫(のづ しずく)
湯町中学校麻雀部部長。小学校のころもこども麻雀大会には出場していたが予選敗退。慕の中学1年時の団体戦初戦では副将を務める。
興奮するといきなり鬼気迫る表情で叫ぶことがあり、慕たちや対戦相手を驚かせることもしばしば。
多久和 李緒(たくわ りお)
湯町中学校麻雀部員。慕の1学年上の先輩。ポップコーン好きが高じて、箸でポップコーンを食べながら麻雀を打つ「ポプ麻」を部内に広めている。喜怒哀楽がはっきり顔に出るタイプ。
卓上では天江衣とは対照的に朝に強い。
山本 亜搖子(やまもと あゆこ)
湯町中学校麻雀部員。慕の2学年上の、糸目が特徴的な先輩。楽そうだからという入部理由に加え、かつて強かった先輩が菰沢中の1年生(永見知子)に敗れたのを見て自分には無理だと諦めており、大会参加には消極的。しかし、熱意と実力のある慕たちには大きな期待を寄せる。
勝部 美凛(かつべ みりん)
湯町中学校麻雀部員。慕の2学年上で、あだ名はミリン先輩。恰幅のいい体型やダイエットのことで後輩の李緒にからかわれながらも笑って返す大らかさで、和気藹々とした様子は慕にも喜ばれる。
坂根 千沙(さかね ちさ)
湯町中学校麻雀部顧問。身長170cm。「ぶっちゃけると顧問したくない」とやる気のなさを隠さず、部員の自主的な練習時間さえも削ろうとする。

万原中学校

森脇 曖奈(もりわき あいな)
悠彗の1年上の先輩で、悠彗は中学進学前から彼女の下で特訓していた。慕・閑無・杏果を相手に一度も負け越したことがない実力者。
鳴き速攻と高打点を使い分けるオールラウンダー。さらに守備力も抜群で、三軒リーチをかけられても難なくオリ切るほど。ただし閑無いわく「たまに杏果に振り込んだりする」とのことで、当たり牌そのものを察知しているわけではないらしい。
本藤 悠彗(ほんどう ゆえ)
坂口 千春(さかぐち ちはる)
万原中学校の次鋒。
小村 真葉(おむら まなは)
万原中学校の副将。対局中でも帽子をかぶっている。
余村 里生(よむら りお)
万原中学校の大将。場況を見極めながら打てるタイプ。

その他

河杉 さくら(かわすぎ さくら)
魚瀬[地名 48]中学校の中堅。団体戦市大会1回戦で慕・曖奈と対局。小学生時代にも、松江こども麻雀大会にて慕と打ったことがある。
伊藤 樺乃(いとう かの)
第六中学校の中堅。団体戦市大会1回戦で慕・曖奈・さくらと同卓。ガングロ風の勝気な少女。
慕とさくらの一見すると馴れ合いとも取れる共闘に内心毒づきながらも、最終的に自分も同調するような憎めない性格。一索でツモ和了る慕を鳥使いと呼んでいる。

島根県

菰沢中学校

椋 千尋(むくのき ちひろ)
県大会7連覇中の強豪校、菰沢[地名 49]中学校の1年生にしてエース。あだ名はちひ。初対面かつ年上の相手でも無邪気に仲良くなろうとする、天真爛漫な性格。小柄さも相まって実年齢よりも幼く見え、小5の時に出会った行長柚葉には「あなた小3くらいでしょう」と言われていた。当時はあまりの強さに同級生から対局を忌避されていたが、後述の連荘で打ち負かしてもなお立ち向かってきた柚葉を尊敬し「大好き」と慕っている。
小学生時代、元インハイチャンプのプロである八道花音たちを相手に3戦し、全てトップを取った神童。にもかかわらず公式戦の実績は無く、実体はベールに包まれていた。中学の地区大会においても、「全国のライバル校にデータを取られたくない」という監督の意向で大将に置かれ、先鋒~中堅で3連勝して手の内を隠してきたが、県決勝では大将戦へもつれ込み初のお目見えとなった。
親番に強く、30符1翻1500点(+積み棒)で延々と連荘する。この時、他家は手なりでは和了ることができず、手牌からは想像できないような手作りをしなければならない。柚葉たちによれば「二翻しばり八連荘もないこのルールでは誰もちひを止められない」らしく、これでもごく一部の力に過ぎないという。
行長 柚葉(ゆきなが ゆずは)
菰沢中の先鋒。あだ名はゆず(ユズ)。大きな瞳孔と独特な睫毛、ゴーグルが印象的。普段はクールだが、時として満面の笑みや怒りといった感情が表に出ることも。
小6のころに千葉から島根へ引っ越し、黒松海水浴場の砂浜に佇んでいたところ、千尋から強引に観光案内されたのが二人の出会い。千尋の雀力に絶望してもすぐ立ち直る気丈さで、千尋のことが「好きだからこそ対等でありたい」と願い、千尋のマンツーマン指導を受けてきた。これにより、中1の時は補員だったのが、中2ではエース区間の先鋒を任されるほどの成長を見せている。
いい予感があまり外れない予知めいた勘の持ち主。「リーチをかけるときは和了れると思うから」「和了れる予感がまるでない(のでオリる)」というオカルト派で、ダマ満貫確定手でリーヅモ、初手で対子落としといったセオリー外の打ち筋を見せる他、下家を鳴かせにくい。千尋に見出されたのも、「海を見ている時に大事な人と出会う」確信があったため。
永見 知子(ながみ ともこ)
菰沢中の次鋒。あだ名はトモ。ボサボサ頭かつ半目という気だるそうな雰囲気とは裏腹に、試合会場へ来ようとしない千尋を探して連れ戻し、慕に敗れた柚葉を気遣うなどチームメイトへの面倒見はいい。
先鋒の柚葉が真っ向勝負で突き放すのとは対照的に、付かず離れずを維持しつつ策を弄するタイプ。
お気に入りのぬいぐるみがないと眠れないという意外と幼い一面があり、合同合宿ではぬいぐるみを忘れて落ち込んでいた。全国大会ではぬいぐるみを忘れず持ってくることができたことに安堵の笑みを浮かべていた。
楫野 結衣(かじの ゆい)
菰沢中の中堅を務める部長。千尋や盆子原美緒からは、冗談めかして「社長」「係長」と呼ばれる一幕も。
真面目そうに映るが、対局で優れた打ち手を見ると「擂り潰したい」とサディストの本性を現し、挑発的な言動を取るようになる。
盆子原 美緒(ぼんこはら みお)
菰沢中の副将。あだ名はボンコっち。身長184cmという大柄さで、普段はくだけた雰囲気の三枚目だが、試合で熱が入ると別人のように凛々しくなる。
時山 明子(ときやま あきこ)
菰沢中麻雀部の監督。167cm。曲者ぞろいの菰沢を束ねるガングロ風の女性。先鋒戦が始まった後で作戦を伝えたり、全力で叩き潰す方針を途中で変えたりとややルーズな性格。しかし、想定外の事態に動じない大らかさもあり、柔軟で落ち着いた雰囲気を漂わせている。わりと男勝りな気質で学生時代に髪を切ったときに父親にブーイングされても反論して口を利かなかったほど。
私生活では一応結婚願望はあるものの、職業柄変化がないまま年月が過ぎ去りつつある現状に焦りを抱きつつある。

比礼振中学校

寺戸 麻衣子(てらど まいこ)
比礼振[地名 50]中学校の先鋒。3年生。身長171cm。飄々としており、上記の柚葉の台詞にあやかって「私も和了れると思いましたのでリーチですね。親だからリーチですけどね」など、対局中も常に軽口を叩く。色物的な風貌に反して実力は確かである。
松本 チャンタナ(まつもと チャンタナ)
比礼振中の次鋒。2年生。身長152cm。浅黒い肌の少女。
佐知子とは仲がよく気軽にサチと呼ぶ仲。結婚を意識する佐知子の言葉にいちいち意識する乙女らしい面を見せる。
竹重 佳代(たけしげ かよ)
比礼振中の中堅。3年生。身長153cm。あだ名はタケちゃん。菰沢の結衣とは顔見知り。
麻衣子・風花とともに合同合宿にて部活動からの引退を発表。比礼振中のために技量を高めることはもうないが自分のために麻雀を続ける決意を固めている。
吾郷 佐知子(あごう さちこ)
比礼振中の副将。2年生。身長154cmあだ名はアゴー。リアクションが大きく非常に賑やか。制服のブラウスを崩して着る癖がある。
ここぞという時に頭ハネできる待ちになり、麻衣子曰く「ホントくやしい思いさせてくれる」とのこと。
川神 風花(かわかみ ふうか)
比礼振中の大将。3年生。身長159cm。
麻衣子・佳代とともに合同合宿にて部活動からの引退を発表。引退後の進路は麻雀部のある高校に進学することを考えている。
木曽田 奏(きそだ かなで)
比礼振中の顧問。身長154cm。物静かな性格なのか比礼振中のメンバー同士の会話に淡々とツッコミを入れていた。

姫原中学校

石原 依奈(いしはら よりな)
姫原[地名 51]中学校の先鋒を務めるエース。ガラは悪いが、どこかひょうきんで憎めない性格。
馬庭 莉乃(まにわ りの)
姫原中の次鋒。157cm。気弱そうな印象を与える少女。
斎藤 美佐伎(さいとう みさき)
姫原中の中堅。目の下のクマが印象的。
下位は大物手を狙ってくるという他家の読みを逆手に取り、あえて三元役を捨てた發切りで杏果から白・中を釣り出し、鳴き合戦に勝つような和了率重視の戦術を見せる。そのことを「もったいない」と言われても、「イージーな読みで楽はさせませんよ」と受け流す冷静沈着な性格。ポーカーフェイスだが、結衣の跳満で大きく引き離された時は密かに拳を握りしめていた。
青戸 瑞希(あおと みずき)
姫原中の副将。
加本 沙奈(かもと さな)
姫原中の大将。

全国

小禄 心(おろく こころ)
沖縄県代表、運天原[地名 52]小学校5年生。敗退した同郷の士である与那嶺若菜に「つらよごし」と吐き捨てるなど、見かけの可愛さに反して相当に腹黒く、卓上でもひねくれた打ち方をする。
家が貧しいようで、育ての親である叔母からは小遣いをもらったことがなく、鞄が他にないからとプライベートでもランドセルを背負っている。
与那嶺 若菜(よなみね わかな)
沖縄県代表、首里[地名 53]小学校6年生。
遅れてきた宗像芽依に牌を投げつけたり、対局中も大声で怒鳴りつけたりと悪質な行為で他家を威嚇する。
鈴木 兒生(すずき るい)
神奈川県代表、千代崎[地名 54]小学校6年生。慕が横浜にいたころの旧友。全国大会の会場で慕と再会する。
男子に少々大声を出されただけで半泣きになってしまう涙もろさで、上述のように恫喝してくる若菜とは相性最悪だった。
宗像 芽依(むなかた めい)
福島県代表、安積[地名 55]小学校5年生。
丹羽 菜緒子(たんば なおこ)
愛知県代表、橦木[地名 56]小学校6年生。
冷静かつ強気な性格で、愛知の地区大会で「負けたら土下座」という罰ゲームを持ちかけた相手に対し、勝った時は有無を言わさぬ威圧感を放ちながら実行させようとした。
苗字の読みは「たんば」だが、周りからは「ニワちゃん」と呼ばれている。これは原作者が名古屋の小学校に通っていたころ、クラスメイトがそう呼ばれていたことに由来する[49]
本編
15巻カバー裏では、小学生全国大会から約15年が経過した今も知代子と仲睦まじくしている。
高橋 知代子(たかはし ちよこ)
東京都代表、北芝小学校6年生。龍門渕透華からセレブ要素を取り除いたような、威勢のいい少女。
本編
単行本15巻のカバー裏では、菜緒子とは本編の時代でも交流が続いている。
赤土 晴絵(あかど はるえ)
星野 沙夕菜(ほしの さゆな)
新潟県代表、白山浦[地名 57]小学校6年生。極度の面倒くさがりで、対局中も頻繁にため息をつく。大会に出たのは、ネット麻雀だと数をこなさなければ上位に入れないのに対し、「こういう大会なら数回連続でトップを取ればタイトルホルダー」になれるため。
無気力さに反し、心のブラフにひるまず押していくなど果敢な面もある。
三尋木 咏(みひろぎ うた)
善野 一美(ぜんの かずみ)

親族その他

白築 ナナ(しらつき ナナ)
慕の母。168cm。失踪時の年齢は31歳前後。慕と2人で暮らしていたが、ある日突如として姿を消してしまう。ニーマンの「魔法」によって記憶を消されているらしく、小学生全国大会で活躍した慕を娘だと分からずにファンレターを送った。
白築 耕介(しらつき こうすけ)
慕の叔父。176cm。物語開始時の年齢は26歳。
姉のナナが行方不明になったのを受けて慕を引き取り育てている。昔はバンドを組んでいて、「リチャードソン」という芸名を使っていた。
周藤 瞬斗(すどう しゅんと)
耕介の友人でかつてのバンド仲間。183cm。物語開始時の年齢は26歳。今も耕介のことを「リチャードソン」と呼んでいる。現在は質屋を経営している。
春日井 真深(かすがい まふか)
はやりが小学2年生のころ(本編の20年前)に「牌のおねえさん」を務めていたアイドル。24歳、168cm。
偶然ながら幾度かはやりと出会ったことが縁で交流が生まれ、自身のライブに招待したりしていた。本編ではやりが付けているバレッタは、当時の真深がはやりに譲った物である。
若くして癌を患うも、闘病生活をしながらアイドル業を続けていた。また、高校生のころに麻雀インターハイ団体戦で準優勝した経験を持つ。
瑞原 美月(みずはら みつき)
はやりの母。154cm。アイドル活動を始めたはやりのために、テーマ曲「恋はHAYARIに流されて」の作詞を手がけた。駄洒落好きで、ちょくちょく娘に呆れられる。
本編
16巻カバー裏にて親子揃って杏果の温泉旅館を訪れ、雨中の露天風呂ではしゃぐという子供のような一面を見せた。28歳の娘がいるにもかかわらず、年齢を全く感じさせない容姿である。
杏果の母
杏果の家の旅館で女将をしている、物腰の柔らかな女性。娘が中学団体戦市大会に出た時はたびたび声援を送った。
ニーマン
世界王者の実績を持つ女性雀士。耕介が『魔女』と呼び、自身も『魔法』を呼称する能力でナナの記憶を消し、行動を共にしている。

注釈

  1. ^ エトピリカになりたかったペンギン」という架空の絵本の主人公。
  2. ^ 逆にある程度の時間を置きすぎるとこの力が急激に低下減少する(いわゆるタコス切れ状態)。そのためにタコスを常時補給する必要がある。なお、純正タコス以外の場合はこの力は実力(パワー)も持続力も実質純正時以下になる。
  3. ^ 清澄高校では「生徒会」ではなく「学生議会」と呼ぶ。
  4. ^ アニメ版第8局の和の回想シーンより。
  5. ^ 原作第57局での藤田靖子のセリフによればプロ雀士。久保貴子は祖父は知っていたものの、数絵の存在は「驚き」と述べている。
  6. ^ ただし、この大将戦自体は咲が東福寺高校の大将を飛ばして勝利したと観客によって語られただけで、棟居本人は直接作品内には登場していない。靖子が持っていた資料の写真でのみ、その姿が確認出来る。
  7. ^ 麻雀部結成以前のエピソードなどでは阿知賀の制服を着ている場面もある。
  8. ^ 麻雀牌34種のうち、 - の20種となる。
  9. ^ その一方で憧が「(奈良)県民未踏のベスト4」と発言しており、全国での成績は最高でもベスト8止まりとなっていることがわかる。
  10. ^ 宮永照の登場以前の白糸台は西東京地区でベスト8がやっとであり、個人戦の強い選手はほかの強豪校に行くという事情もあった。
  11. ^ ダヴァン自身も銃を扱える。
  12. ^ 「サカルトヴェロ」はグルジア語(カルトリ語)、「グルジア」はロシア語に基づく国号である。
  13. ^ 実は密かに家で二巡先を見る練習をしており、何度か意識を失ったりしながらも、ある程度は使いこなせるようになっていた。
  14. ^ 雅枝の妹の娘。
  15. ^ 群衆や最終話までに登場する人物を含めたすべての登場人物より頭がいいとのこと。ただし試験に強いという意味での頭の良さである。

地名

  1. ^ 東京都江東区にある公園であり、自身の作品である『FATALIZER』にも登場する。
  2. ^ 2005年まであった旧東筑摩郡明科町で、現在の安曇野市の北東地区の公園の名。
  3. ^ 飯田市にある、または郵便局や高校など。実際の読み方は「ふうえつ」(コミック2巻カバー後面にて福路が着用しているエプロンに「Fuetsu」とプリントされている)または「かざこし」。なお、飯田風越郵便局の取扱局番号は「11111」である。
  4. ^ 長野市にある地名。鶴賀地区には長野市役所(鶴賀緑町)、信越放送の本社(問御所町)がある。
  5. ^ 上伊那郡飯島町にある駅名
  6. ^ 下水内郡栄村にある駅名
  7. ^ 飯田市にある地名。
  8. ^ 1966年まであった篠ノ井市の地名で、現在の長野市篠ノ井東福寺。
  9. ^ 千曲市
  10. ^ 吉野郡下市町北部にある地名。過去には同名の小学校も実在したが、2011年3月に下市小学校へ統合されている。
  11. ^ a b c 五條市の北端(御所市大淀町にも近い)にある神社の名。
  12. ^ 橿原市にある同名の小学校・幼稚園から。
  13. ^ 東牟婁郡串本町にある地名、駅名和歌山県代表として団体戦に出場している。
  14. ^ 府中市の東端にある地名および駅名。なお、同じヤングガンガンにて連載されていた「DUEL!」(藍井彬作)の舞台も白糸台高校である。
  15. ^ 江戸川区にある地名および同名の小学校。(※なお、江東区にも同名の小学校がある)
  16. ^ 杉並区にある地名および同名の小学校
  17. ^ 大阪市阿倍野区同名の停留場があり、1973年まで同市西成区の町名に「姫松通」(現在の西成区玉出地域の一部)があった。住吉津の松原の美称「岸の姫松」に由来。
  18. ^ 吹田市にある駅名および地域。地理上での千里山地区は吹田市の中心部から西寄りにあたる。
  19. ^ 高槻市南部の地名。もともとは1955年まであった旧三島郡三箇牧村で、現在の高槻市玉川、唐崎、西面(さいめ)、三島江、柱本各地区にあたる。なお、現在の住居表示としての「三箇牧」は、府道16号線府道138号線が交差する西面交差点の南西側にあたる。
  20. ^ 霧島町の地名で、現在の霧島市霧島永水。地理上では霧島市東部に所在。なお、校名の読みは「えいすい」だが、住居表示上の読みは「(きりしま)ながみず」となっている。
  21. ^ 上閉伊郡宮守村で、現在の遠野市宮守町および同名の駅。地理上の旧宮守村地区は現在の遠野市西部地域にあたる。
  22. ^ 那覇市の地名。
  23. ^ 北九州市小倉南区にある地名。最寄り駅はJR日田彦山線石原町駅
  24. ^ 佐賀県小城市(旧小城郡牛津町)にある地名、および同地にある遺跡。
  25. ^ 有珠郡壮瞥町にある活火山
  26. ^ 越谷市
  27. ^ 芦屋市北部にある地名。住居表示上は新字の「剣谷」と表記されることもある。
  28. ^ 耶麻郡北塩原村檜原にある小字。磐梯高原の別名称でもある。
  29. ^ 射水市
  30. ^ 1950年代まであった旧讃甘村で、現在の美作市東部にあたる地域。住居表示としては残っていないが、「讃甘」を冠した郵便局(美作市下庄町)や神社(美作市宮本)が現存している。
  31. ^ 呉市倉橋町にある字名および島の名。
  32. ^ 金沢市にある地名。もともとは1935年まで存在した石川郡鞍月村で、2003年に石川県庁舎が移転してからは金沢市の副都心として発展している。
  33. ^ 飛騨国の表記揺れ。万葉集に典拠を持つ。斐太商業と名称の類似した実在の高校には高山市に所在する岐阜県立斐太高等学校がある。斐太商業の制服は実在する斐太高校のものとデザインが酷似している。
  34. ^ 名古屋市千種区にある地名(覚王山通)および覚王山日泰寺を中心とした地域を指す。なお、覚王山通にある駅は池下駅であり、1駅東の覚王山駅は千種区末盛通にある。
  35. ^ 浜松市にある神社
  36. ^ 市川市にある地名
  37. ^ 茅野市にある公園。
  38. ^ 土浦市
  39. ^ 横浜市中区にある寺院および地名(妙香寺台)。
  40. ^ 新居浜市の西端にある地名および小学校、中学校。また、大生院女子は作中において、愛媛県代表として団体戦に出場しており、全国編での解説のさいに母校の1回戦敗退についても言及していた。
  41. ^ 松江市の東部の地名。
  42. ^ 渋谷区にある地名。同所には神泉駅もある。近くには東京大学駒場地区キャンパスが所在する。
  43. ^ 松江市の中心部、松江城の北にある地名。
  44. ^ 福岡市城南区にある地名。同所には福岡大学が立地する。
  45. ^ 1975年まであった旧芦品郡駅家町の地名で、現在の福山市駅家町万能倉。同所にはJR西日本の駅もある。
  46. ^ 松江市玉湯町の地名。宍道湖の南東に位置する。
  47. ^ 松江市美保関町の地名。
  48. ^ 松江市北部の日本海沿岸の地名。
  49. ^ 江津市にある池および公園。千尋の話に出てきた浅利富士(室神山)の東麗にある。
  50. ^ 益田市にある山。権現山とも呼ばれる。
  51. ^ 出雲市姫原町および出雲市姫原。JR山陰本線出雲市駅より北へ1kmにある地域。
  52. ^ 名護市の北部、屋我地島にある地名。
  53. ^ かつて琉球王国の王都として栄えた地域で、現在は那覇市首里地区となっている。
  54. ^ 横浜市中区にある地名。
  55. ^ 郡山市安積町。かつては安積郡が存在した。
  56. ^ 名古屋市東区にある地名。
  57. ^ 新潟市中央区にある地名。越後線白山駅付近。

出典

  1. ^ a b c d e f 月刊ニュータイプ2009/8 (2009), p. 17.
  2. ^ “「咲-Saki-」実写版で浜辺美波が主演、映画は2017年2月公開”. 映画ナタリー. (2016年10月27日). https://natalie.mu/eiga/news/207012 2016年10月27日閲覧。 
  3. ^ a b c d e 作者公式ホームページ2021年1月18日の記述より。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “実写版「咲-Saki-」原村和役のスパガ浅川梨奈ら、オールキャスト一挙解禁”. コミックナタリー. (2016年10月27日). https://natalie.mu/comic/news/207075 2016年10月27日閲覧。 
  5. ^ アニメスペシャルサイトの竹井 久のキャラクター紹介より。
  6. ^ 『ヤングガンガン』公式サイトに基づく。
  7. ^ a b c d 『咲-Saki- ラブじゃん♥ マホちゃんの必殺技完成!』 スクウェア・エニックス2010年
  8. ^ アニメスペシャルサイトの染谷まこのキャラクター紹介でも「広島弁」と明記されている。
  9. ^ a b 作者公式ホームページ2014年5月21日の記述より。
  10. ^ a b 作者公式ホームページ2015年11月4日の記述より。
  11. ^ 『阿知賀』編単行本第4巻182pより。
  12. ^ a b c d “実写「咲」藤田プロは夏菜、風越のコーチは佐野ひなこ、ハギヨシは玉城裕規”. コミックナタリー. (2016年11月9日). https://natalie.mu/comic/news/208639 2016年11月9日閲覧。 
  13. ^ 『本編』単行本第8巻78pより。
  14. ^ a b 『咲-Saki-Official Fan Book』 学研パブリッシング2009年
  15. ^ 『本編』単行本第2巻60pより。
  16. ^ 作者公式ホームページ2016年8月3日の記述より。
  17. ^ 『阿知賀編』第2巻のカバー裏イラストより。
  18. ^ 『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A OFFICIAL FANBOOK』より。
  19. ^ a b 作者公式ホームページ2015年5月28日の記述より。
  20. ^ 作者公式ホームページ2014年11月23日の記述より。
  21. ^ 『本編』単行本第17巻53pより。
  22. ^ 『本編』単行本第17巻20pより。
  23. ^ 作者公式ホームページ2015年9月1日の記述より。
  24. ^ a b c 作者公式ホームページ2016年12月27日の記述より。
  25. ^ a b 『本編』第14巻54pより。
  26. ^ 作者公式ホームページ2018年5月7日の記述より。
  27. ^ 2020年3月18日付の作者のサイトより
  28. ^ a b c ヤングガンガン2013年12月20日号『咲-Saki-』第120局およびビッグガンガン2014年 Vol.01『咲日和』「愛宕の巻(2)」より
  29. ^ 作者公式ホームページ2014年3月5日の記述より。
  30. ^ 作者公式ホームページ2014年11月19日の記述より。
  31. ^ 『阿知賀編』単行本第5巻187pより。
  32. ^ 【3/20春分の日】AT-Xが日本橋ストリートフェスタに初参戦!”. AT-X (2012年3月9日). 2012年8月28日21:49閲覧。
  33. ^ 船久保浩子 キャスト変更のお知らせ”. 清澄高校麻雀部れんらく帳. テレビアニメ「咲-Saki-」シリーズ スペシャルサイト (2012年12月12日). 2012年12月13日11:24閲覧。
  34. ^ a b 『本編』第16巻の電子書籍版でver2.00以降に追加されたページより。
  35. ^ 『阿知賀編』第1巻191pより。
  36. ^ a b 咲日和「宮守の巻2」のキャラクター紹介欄より。
  37. ^ 作者公式ホームページ2015年1月13日の記述より。
  38. ^ a b c d e f g h i j k 『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』アニメBD封入特典「プロ麻雀煎餅カード」での記述より。
  39. ^ 『本編』番外編 ふくよかにすこやかにより。
  40. ^ 『本編』単行本第8巻60-61pより。
  41. ^ 『阿知賀編』単行本第1巻48pより。
  42. ^ dreamscape(小林立公式サイト)2013年5月17日付の記述より。プロ麻雀煎餅カードに記載のあった長野県は誤植としている。
  43. ^ 作者公式ホームページ2019年12月22日の記述より。
  44. ^ 『本編』第14巻5pより。
  45. ^ 『本編』第16巻のカバー裏イラストより。
  46. ^ 『本編』第19巻152pより。
  47. ^ 『本編』単行本第7巻96pより。
  48. ^ 『本編』第19巻カバー裏より。
  49. ^ 作者公式ホームページ2015年2月25日の記述より(※なお、愛知県には「丹羽郡」(にわぐん)が存在している)。





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