和歌山市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 13:44 UTC 版)
施設
文化施設
- 和歌山県立紀伊風土記の丘 - 登録博物館
- 和歌山県立近代美術館
- 和歌山県立博物館
- 和歌山市立博物館
- 和歌山市立こども科学館
- 和歌山県書道資料館
- 和歌山ビッグホエール - 8500名収容の多目的アリーナ
- 和歌山ビッグ愛 - 大ホール・展示ホール・ホテル
- 万葉館
運動施設
- 和歌山ビッグウエーブ - 武道・体育センター
- 和歌山市民球場
- 紀三井寺公園
- 紀三井寺球場
- 紀三井寺陸上競技場
- 和歌山競輪場
- 和歌山市立松下体育館
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
- ベーカーズフィールド(アメリカ合衆国 カリフォルニア州)
- 1961年(昭和36年)7月14日提携
- リッチモンド(カナダ ブリティッシュコロンビア州)
- 1973年(昭和48年)3月31日提携
- 済南市(中華人民共和国 山東省)
- 1983年(昭和58年)1月14日提携
- 済州市 (大韓民国 済州道)
- 1987年(昭和62年)11月12日提携
経済
第一次産業
農業、漁業といった第一次産業も盛んである。
農業
農業では稲作のほか、野菜栽培が行われている。全国屈指の生産量を誇る名産にショウガがある。中でも新生姜が有名で、河西地区、布引地区、小豆島地区で作られている。ハウス栽培が主流であり、産地ごとに出荷時期をずらし、出荷期間を長くする戦略をとっている。これらは大都市圏に出荷されているほか、近年はジンジャーエール、アイスクリーム、ジャムなどの特産品開発も進んでいる。そのほか、布引ダイコンとして知られるダイコン、ハクサイ、キャベツ、ピーマンなどの生産量も多い。
漁業
漁業は市北部の加太漁港と市南部の和歌浦、雑賀崎漁港が中心となっており、前者はタコやタイ、後者はシラスやハモ、クマエビ(アシアカエビ)などが水揚げされている。
第二次産業
南部の三葛と紀三井寺を中心とするニット産業は日本一で、丸編みニットは和歌山県が全国シェアの37%を占める[15]。
工業
- 主な工場
第三次産業
近年、郊外化など消費変化による経済力の衰えと、大阪都市圏への交通網の整備などによるストロー現象による人口減少が大きな問題となっている。平成23年度の市の事業として、道路網の充実の他、経済・雇用情勢への対応として企業や起業家の誘致(ふるさと起業)、廃校になった学校を利用するなどして医療系や教育・保育系の大学、短大を新たに4校誘致[16]。するなど、減少した人口の回帰や経済復興索を打ち出している。
商業
市内消費経済として、和歌山市中心部に位置し、かつて泉南地方からも購買層を持っていたぶらくり丁商店街は、地元老舗百貨店「丸正」が自己破産となり、大丸、ビブレなど集客力の高い店舗が相次いで閉店。さらに、大阪都市圏への交通網の整備などによるストロー現象に加え、市内においては郊外型大型ショッピングセンター(主にオークワ系)の相次ぐ出店により、郊外化など人の流れに大きな変化が起き、いわゆるシャッター通りと化している。ぶらくり丁には2005年10月、大手量販店ドン・キホーテを、2007年11月には旧丸正跡地に複合施設「フォルテワジマ」を開設するなど、市は構造改革特別区域法を利用して規制緩和、人の流れの回帰に努めている。
本社を置く企業
- 建設業
- 製造業
- 運輸・情報通信業
- 商業
- 金融機関
- 紀陽銀行 - 紀陽ホールディングス
- きのくに信用金庫
- 和歌山県医師信用組合
- 和歌山県信用農業協同組合連合会(JAバンク和歌山)
- わかやま農業協同組合(JAわかやま)
情報・通信
マスメディア
新聞社
- 和歌山新報
- ニュース和歌山
- 紀伊民報和歌山支局(本社は田辺市)
- 朝日新聞和歌山総局
- 毎日新聞和歌山支局
- 読売新聞和歌山支局
- 産経新聞和歌山支局
- 日本経済新聞和歌山支局
- ※かつては中日新聞も和歌山支局を置いていた。
放送局
- テレビ局
- この他に近畿広域圏のテレビ放送が受信できる。
- ラジオ局
- ^ a b “孫一と雑賀鉄砲衆”. 和歌山市観光協会. 2020年7月30日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2015年5月20日). “【総支局記者コラム】学生流出率86%の和歌山県 ミナミほど活気あった頃をしのばせる「純喫茶ヒスイ」(1/2ページ)”. 産経ニュース. 2024年1月3日閲覧。
- ^ “「エモい」は売り 若者に響け 人口減少続く和歌山:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年6月28日). 2024年1月3日閲覧。
- ^ “資料1-3 市町村別平均津波高一覧表<満潮位>”. 内閣府防災情報のページ (2012年8月29日). 2024年2月16日閲覧。
- ^ 和歌山市のデータ - 和歌山市ホームページ
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “観測史上1 - 10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2018年12月5日閲覧。
- ^ “あなたがお住まいの地区をお調べできます”. 和歌山市. 2021年12月31日閲覧。
- ^ “地域別計画”. 和歌山市. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “和歌山市長期総合計画”. 和歌山市. 2021年12月31日閲覧。
- ^ “人口・世帯”. 和歌山市. 2021年12月31日閲覧。
- ^ “位置及び面積”. 和歌山市. 2021年12月31日閲覧。
- ^ 「近畿・四国の前触れ被害広がる 一万二千戸が浸水」『日本経済新聞』昭和40年9月15日.15面
- ^ “和歌山・水管橋崩落 給水に列「いつまで続くのか」 飲料売り切れも”. 毎日新聞. (2021年10月4日)
- ^ 平畑玄洋 (2016年1月9日). “よみがえる紀の国:8 「紀州肌着」で産地広くPR、「信和ニット」”. 『朝日新聞』朝刊和歌山版 (朝日新聞社)
- ^ 「大学誘致 若者残って/和歌山市に教育・医療など4校/求人にらみ専門性重視」『日経産業新聞』2019年10月1日(働き方面)
- ^ 東京大学生産技術研究所川添研究室加太分室地域ラボ(2019年11月23日閲覧)
- ^ 1968年までは東和歌山駅
- ^ “和歌山市地域バス”. 和歌山市. 2022年10月27日閲覧。
- ^ [和歌山市初!サブスクで乗る地域バス~11月1日から市内7地域で試験的に運行~http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/043/504/20221027-2.pdf] (PDF)
- ^ “和歌山市デマンド型乗合タクシー”. 和歌山市. 2022年10月27日閲覧。
- ^ “小西克幸(こにしかつゆき)の解説”. goo人名事典. 2020年11月15日閲覧。
- ^ a b “和歌山市名誉市民”. 和歌山市. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “アニメ「サマータイムレンダ」小舟潮 観光大使就任式 和歌山”. 毎日新聞. (2022年3月25日)
固有名詞の分類
- 和歌山市のページへのリンク