和久井映見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 03:49 UTC 版)
わくい えみ 和久井 映見 | |||||||||||
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本名 | 和久井 良子[1] | ||||||||||
生年月日 | 1970年12月8日(53歳) | ||||||||||
出生地 | 日本 神奈川県横浜市[1] | ||||||||||
身長 | 158 cm | ||||||||||
血液型 | A型 | ||||||||||
職業 | 女優、歌手 | ||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、CM | ||||||||||
活動期間 | 1988年 - | ||||||||||
配偶者 | 萩原聖人(1995年 - 2003年) | ||||||||||
事務所 | アルファーエージェンシー | ||||||||||
公式サイト | 和久井映見プロフィール | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
テレビドラマ 『スワンの涙』 『愛しあってるかい!』 『すてきな片想い』 『夏子の酒』 『妹よ』 『ピュア』 『バージンロード』 『殴る女』 『華岡青洲の妻』 『ちりとてちん』 『平清盛』 『もう一度君に、プロポーズ』 『デート〜恋とはどんなものかしら〜』 『ひよっこ』 『青天を衝け』 映画 『ぼくと、ぼくらの夏』 『就職戦線異状なし』 『息子』 『エンジェル 僕の歌は君の歌』 『虹の橋』 『バースデイプレゼント』 『そのときは彼によろしく』 | |||||||||||
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備考 | |||||||||||
日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞の両方を受賞した女優 |
略歴
埼玉県立川口青陵高等学校在学中の16歳の時、東京ディズニーランドでスカウトされて芸能界入り[1][4]。
1987年11月、雑誌『UP TO BOY』において第10代「ミスUP」を受賞[5]。
1988年4月、ドラマ『花のあすか組!』で芸能界デビュー[1]。また同年、JR東日本「青春18きっぷ」のキャンペーンガールに起用された。
1990年1月、ポリスターから「マイ・ロンリィ・グッバイ・クラブ」をリリースし歌手デビュー。1997年までCDリリースは続き、康珍化が作詞を担当した。また、レコードレーベルとして当時同じくポリスター所属であったWinkと同様に音楽プロデュースを水橋春夫が手がけ[6]、大半の楽曲の編曲を門倉聡が担当している。歌手活動としては、『歌のトップテン』(日本テレビ)[注釈 1]や『スーパージョッキー』(同前)[注釈 2]、『歌謡びんびんハウス』(テレビ朝日)[注釈 3]のほか、いくつかのテレビ番組で歌唱を披露した[注釈 4]。
1991年、映画『息子』『就職戦線異状なし』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。
1993年、映画『虹の橋』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などを受賞。サントリー「モルツ」のCM「うまいんだな、これが」が流行語になった。
1990年代に主演した月9ドラマ、1994年の『妹よ』、1996年の『ピュア』、1997年の『バージンロード』は、いずれもヒットし、高視聴率を獲得した。
2013年2月、三谷幸喜作・演出の舞台『ホロヴィッツとの対話』で渡辺謙の妻役で舞台初挑戦[8]。
私生活
妹がいる[9]。少女時代はベース、キーボード、ファゴットの楽器演奏が趣味で[9]、高校生時代にはバンドを組んでいたことがあった[9]。
1995年11月、テレビドラマ『夏子の酒』で共演した俳優・萩原聖人と結婚[1]。1999年10月、第1子となる長男が誕生[1][10]。2003年、萩原と離婚[1][10]。親権は和久井が持っている[10]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i “和久井映見”. KINENOTE. 2015年9月23日閲覧。
- ^ 『TVスター名鑑』(東京ニュース通信社)の1992年版(1992年10月15日発行)から2002年版(2001年12月1日発行)までの「和久井映見」の項。
- ^ 『TVスター名鑑』(東京ニュース通信社)の2003年版(2002年12月1日発行)以降の「和久井映見」の項。
- ^ “和久井映見、デビューのきっかけは東京ディズニーランド「乗り物に乗りたくて並んでいた”. SANSPO.COM. (2017年5月19日) 2017年5月21日閲覧。
- ^ 『UP TO BOY』1988年1月号。
- ^ 「ジャックス、横浜銀蝿そしてWINK、トップ・ディレクターの略歴 水橋 春夫氏」(『ディレクターの仕事がおもしろい レコード業界/第一線ディレクター15人に聞く。』ビクター音楽産業、1990年1月20日)p.10。
- ^ “和久井映見「夏子の酒」が縁、日本酒女子会を「ぜひ経験してみたい」”. Sponichi Annex. (2015年9月14日) 2017年5月21日閲覧。
- ^ a b “和久井映見が女優デビュー25年目にして舞台初挑戦 三谷幸喜作・演出×渡辺謙主演『ホロヴィッツとの対話』のキャストが発表に”. シアターガイド (2012年10月18日). 2018年10月17日閲覧。
- ^ a b c ラジオパラダイス 1990年5月号「春の新番組大特集」p.7「和久井映見の30分プログラム」
- ^ a b c “和久井映見悩ます長男の芸能界志望 元夫・萩原聖人と同じ道へ” (2019年6月27日). 2020年12月22日閲覧。
- ^ “『どうする家康』和久井映見、“秀吉”ムロツヨシと夫婦役「どんな風になるのか…」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年6月15日) 2023年6月15日閲覧。
- ^ “和久井映見、獣医学部の大学院生役”. SANSPO.COM. (2003年3月25日). オリジナルの2003年12月11日時点におけるアーカイブ。 2017年3月22日閲覧。
- ^ “東山紀之主演『必殺仕事人』最新作9・25放送 悪役は安田顕&寺島進”. ORICON STYLE. (2016年8月19日) 2016年8月19日閲覧。
- ^ “東山紀之&松岡昌宏、最後の『必殺』野際陽子さんの女優魂に感服”. マイナビニュース (2017年12月21日). 2018年1月25日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “「必殺仕事人」新作で高月彩良がヒロインの芸者に、岸優太&西畑大吾の幼なじみ”. 映画ナタリー. 2021年12月5日閲覧。
- ^ “東山紀之主演『必殺仕事人』15周年で最新作放送へ「長く続けていけるよう努力していきたい」 メインキャストの誰かがいなくなる!?”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年11月17日) 2022年11月17日閲覧。
- ^ “松下奈緒、テレ朝系「必殺仕事人」加入「ずっと見てきた世界の一員になれるなんて!」東山紀之のラスト彩る”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2023年12月12日). 2023年12月12日閲覧。
- ^ “連続テレビ小説「ひよっこ」出演者発表!〈東京編〉”. NHK (2017年1月30日). 2017年1月30日閲覧。
- ^ “和久井映見:おばちゃんキャラ全開に「申し訳ない」”. MANTANWEB. (2014年1月6日) 2017年4月27日閲覧。
- ^ “和久井映見、脚本家・北川悦吏子と初タッグ「なんだか不思議」”. ORICON STYLE (2014年9月8日). 2015年9月23日閲覧。
- ^ “杏主演月9、国仲涼子・Hey! Say! JUMP中島裕翔ら新キャスト発表”. modelpress. (2014年12月5日) 2014年12月5日閲覧。
- ^ “唐沢ドラマ「ラストコップ」、妻役に和久井映見!娘役に佐々木希”. SANSPO.COM. (2015年4月22日) 2017年3月22日閲覧。
- ^ TBSドラマ『天皇の料理番』第十話 人物相関図
- ^ TBSドラマ『天皇の料理番』第十一話 人物相関図
- ^ “和久井映見 渡部篤郎と12年ぶり共演!夫婦役に「頑張らねば」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年12月16日) 2015年12月16日閲覧。
- ^ TBSテレビ:月曜名作劇場 横山秀夫サスペンス 陰の季節
- ^ TBSテレビ:月曜名作劇場 横山秀夫サスペンス 刑事の勲章
- ^ “和久井映見、西田尚美、木村多江を前に志尊淳「大人の魅力を感じてほしい」”. テレビドガッチ (2018年9月26日). 2018年10月17日閲覧。
- ^ “遠藤憲一、20年ぶり月9レギュラー出演 窪田正孝主演「ラジエーションハウス」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年3月6日) 2019年3月6日閲覧。
- ^ “反町隆史と和久井映見が22年ぶり共演、ドラマ『リーガル・ハート』で夫婦役”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2019年6月3日) 2019年6月3日閲覧。
- ^ “「姉ちゃんの恋人」に藤木直人、小池栄子、奈緒ら、有村架純の弟はキンプリ高橋海人”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年9月18日) 2020年9月18日閲覧。
- ^ “清野菜名の母親役で和久井映見がドラマ「日曜の夜ぐらいは...」出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年3月19日) 2023年3月19日閲覧。
- ^ “「366日」北村一輝・戸田菜穂が眞栄田郷敦の両親役、和久井映見は宮崎莉里沙と親子に”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月18日). 2024年3月18日閲覧。
- ^ “岡田惠和×峯田和伸「いちごの唄」映画キャストに清原果耶、蒔田彩珠、岸井ゆきのなど”. ほんのひきだし (2019年3月7日). 2019年3月7日閲覧。
- ^ “佐藤大樹×橋本環奈『小説の神様』に佐藤流司、柴田杏花、片岡愛之助ら7人”. CINRA.NET. (2020年1月17日) 2020年1月18日閲覧。
- ^ “窪田正孝主演「ラジエーションハウス」映画化! “チームラジハ”が史上最大の困難に立ち向かう”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム (2021年12月6日). 2021年12月6日閲覧。
- ^ “「翔んで埼玉」和久井映見、アキラ100%、朝日奈央がさいたま市在住のとある一家に”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月30日) 2023年8月30日閲覧。
- ^ “和久井映見、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』ヒロイン母親役で声優初挑戦”. クランクイン!. ハリウッドチャンネル (2018年7月16日). 2018年10月17日閲覧。
- ^ 『広告批評』第156号、マドラ出版、1992年12月1日、37頁、NDLJP:1853125/20。
- ^ “山口さん起用 日本テレコム新キャラクター”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1996年10月9日)
- ^ “主演女優賞 受賞インタビュー 和久井映見|第3回”. ザテレビジョン. KADOKAWA (1994年). 2018年12月10日閲覧。
- ^ “主演女優賞 受賞インタビュー 和久井映見|第8回”. ザテレビジョン. KADOKAWA (1994年). 2018年12月10日閲覧。
- ^ ““最も質の高いドラマ”に『ひよっこ』〜第9回「コンフィデンス」ドラマ賞で最多3部門受賞”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年10月28日) 2018年2月26日閲覧。
- ^ “【2017年間ドラマ賞】「助演女優賞」に“ひよっこ”和久井映見「毎日緊張しながら、本当に幸せな日々でした」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年2月26日) 2018年2月26日閲覧。
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