君の名は。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 03:00 UTC 版)
著作権侵害の被害
個人による著作権侵害
Twitterにて、本作の本編映像が違法にアップロードされた外部サイトへのリンクが拡散されており、製作委員会は従来の広報用アカウントとは異なる注意喚起用のアカウントを新たに開設した。このような動画へのリンクをつぶやいたアカウントに対して「このURLは違法にアップロードされた動画へのリンクです。即刻、当該ツイートを削除してください。」と警告を行っている。東宝がTwitter上でこうした取り組みを行うのは初めてである[291]。
2016年11月4日には、ファイル共有ソフトを用いて本作をインターネット上に無断で公開したとして、著作権法違反の疑いで神奈川県藤沢市の54歳の男性が書類送検された[292]。11月24日にも、同様の行為で沖縄県那覇市の36歳の男性が書類送検された[293]。
「Everfilter」問題
2016年12月3日、「TopBuzz Japan」を名乗る組織がスマートフォン向け写真加工アプリ・Webコンテンツ[294]「Everfilter」を公開した。このコンテンツは、スマートフォンで撮影した風景画像を簡単にアニメ風に加工できるというもので、アプリはApp StoreやGoogle Playにて無料で世界各地に公開されていた[295]。同アプリ説明には「君の名は」などと書かれ、本作の映像や音楽を用いたPR動画も公開されていた。しかし、本作や『秒速5センチメートル』に出てくる背景美術が同コンテンツでそのまま使用されているのではないかとの指摘が相次いだところ、運営元は4日に公式ツイッターアカウントで著作権侵害を認めて謝罪[296]、6日には全てのコンテンツの公開を中止した[297][298]。
注釈
- ^ 新海は107分と述べている[3]。一方、映画情報や映画館のWebサイトでは106分とする記述もみられる[4][5]。なお、Blu-ray・DVDによると正確な分数は106分29秒。
- ^ 映画の設定上、瀧の家は新宿区若葉にある[11]。ただし、加納新太による外伝小説では千代田区六番町となっている[12]。
- ^ 飛騨地方という設定ではあるが完全に架空の町で、実在する町をモデルにはしていない。
- ^ この言葉はあくまで本作における造語であり、実際に方言として使われている地域はない。なお、この言葉は黄昏の別称である「彼は誰(かはたれ)時」(ユキちゃん先生曰く「糸守には多くの万葉言葉が残っている」)と、ティアマト彗星の「片割れ」を掛けた言葉遊びだと言える。カタワレ時の表記において、小説版やスピンオフ作品のAnother Side-earthbound で片割れ時と表記されることもあるのはこのためである。
- ^ 中央線(快速)に乗る瀧は新宿駅、中央・総武線(各駅停車)に乗る三葉は千駄ケ谷駅がそれぞれ次駅だった。
- ^ a b ただし、この設定は前述した両者とも高校2年生の夏に17歳という作中の設定とは矛盾している。
- ^ 前作『言の葉の庭』のイタリア語版タイトル。
- ^ キャラクターデザイン担当の田中将賀は、新海が組紐を常に三葉と一緒に画面に入れておきたいと話していたことから、「だったら、組紐を髪形に入れてはどうだろうかと考えました」と述べている[16]。
- ^ なお、次作『天気の子』ではロングヘア姿で登場する[14]。
- ^ 三葉はハリネズミグッズを集めており、劇中でも筆箱やスマホケース、カバンのストラップや奥寺ミキへの刺繡など、いたるところでハリネズミが散見される。なお、大人に成長した三葉の部屋や玄関先にも、ハリネズミのぬいぐるみが見られる。
- ^ 漫画版では、ノートに注意事項を書いている。三葉の姿の瀧も、同じくノートに日記を書いている。
- ^ a b c d 作中中盤の糸守町の犠牲者名簿より。
- ^ 外伝小説では自身もささやかな「入れ替わり」を経て宮水家のムスビを体感しており、変とは思いつつもやっぱり姉のことは大好きだとつづっている[18]。
- ^ 父・俊樹も、町長室での1回目の面会時に三葉が別の人格に変わっていることに気が付いている。
- ^ 外伝小説のコミカライズ版では、「美しい記憶だけ残して、全部壊してしまいたくなる」と述べている。
- ^ 町にカフェが無いことを嘆く三葉と早耶香のために、カフェを作り始めた。
- ^ a b ファンからの指摘に新海監督は「テッシーとサヤちんの造形は、おっしゃる通り拙作『小説 言の葉の庭』7話からの発想でした。『君の名は。』と『言の葉の庭』の間に大きなジャンプがあるとのご意見もよくいただきますが、僕としては『小説 言の葉の庭』がその間をつないでいます。」とTwitterで発言している[21]。
- ^ DVDとBlu-rayの視覚障害者向けのナレーションでは「古典の先生」と紹介されている。
- ^ 田中が絶賛したのは、雨の情景の演出方法である。
- ^ 息子の勅使河原克彦は「腐敗の臭いがする」と皮肉を述べている。
- ^ 方言監修を兼任。
- ^ 長澤は、同じ飛騨古川(当時の岐阜県飛騨郡古川町、現在の飛騨市)を舞台とした、2002年のNHK連続テレビ小説『さくら』に沼田佳奈子(高校生)役で出演していた。
- ^ 作中に、煙草を吸うシーンがある。
- ^ 元は糸守出身で、瀧を廃墟と化した糸守高校へ案内したり、御神体への山道へ送ったりするなど、劇中において重要な役割を果たしている。
- ^ 劇中で名前は出ないが、DVD・Blu-rayで「字幕設定」を「日本語字幕」に設定して鑑賞すると名前が確認できる。松本のみ原作小説で名前が記されている。
- ^ かつては高山旭座が存在したが2014年9月に廃業した。
- ^ 主に田中のデザインを作画用にクリンナップする作業を担当した[59]。
- ^ 新海誠監督はアニメーター出身でないことから作画については安藤が実務を担った。原画メンバーの多くを招集し、演技設計の最終的なイニシアチブもとっている[59]。
- ^ 同市からは、毎年天皇家に対し魚(近年ではトビウオ)が奉納され、新海の信仰するアメノウズメに奉納されている。また、文庫本における三葉の父親の姓「溝口」は同市で映画を撮影した溝口健二を参考にし、同市で撮影された溝口健二の作品『お遊さま』、『浪花女』、『山椒大夫』の3作でヒロインの俳優である田中絹代が『すずめの戸締まり』の絹代の名前の元になっている。3作は、志摩でも『君の名は』と同じ町内で撮影された映画で、その脚本家は新海が本作の製作時に意識した庵野秀明が大阪芸術大学時代に教育を受けた依田義賢である。
- ^ 佐瑠女神社から、志摩への道の中間点に天の岩戸があり、『すずめの戸締まり』のヒロインの姓が天の岩戸を指す「岩戸」であるため、同地を訪れる新海ファンも多い。岩戸の両脇には、新海が宮水三葉の名前の元になったと公表したミツハノメと、瀧の神が祀られ、その山麓の神は口噛み酒の神大山祇であること、同市内に祭られている大山祇の御神体は隕石(正確には隕鉄)であること、宮水神社の祭神倭文神が天の岩戸に絡む神であること、新海と田中が作成した大成建設のCMに絡み、高木など瀧を含め学生が建築関係の神の名を参考にしていることから、『すずめの戸締まり』のファンの中には、宮水神社のモデルと考えている人も増え始めている。
- ^ a b 日本語に訳すと「目を閉じてあなたの名前の夢を見る 」となり、原題「君の名は。」とは題意が異なる。
- ^ 三葉など岐阜県出身の人物は岐阜県の方言を話す。三葉は瀧になっている時、初めは習慣で訛りを話し、瀧はそれに困っている。
出典
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君の名は
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 09:17 UTC 版)
『君の名は』(きみのなは)は、1952年から1954年に日本のNHKラジオで放送されたラジオドラマ。小説化、映画化、テレビドラマ化、舞台化もされた。
注釈
出典
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- ^ 「ご当地マップ」を参照。
- ^ a b c d e f g h i 放送ライブラリー program番号:177859
固有名詞の分類
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連続テレビ小説 |
いちばん太鼓 君の名は やんちゃくれ まんてん はっさい先生 |
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