吉永小百合 吉永小百合の概要

吉永小百合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 00:35 UTC 版)

よしなが さゆり
吉永 小百合
『映画情報』1965年2月号(国際情報社)より
本名 岡田 小百合(旧姓:吉永)
生年月日 (1945-03-13) 1945年3月13日(79歳)
出身地 日本東京都渋谷区
身長 155 cm[1]
血液型 O型
職業 女優歌手ナレーター司会者タレント
ジャンル 映画テレビドラマCM
活動期間 1957年 -
配偶者 岡田太郎
事務所 吉永小百合連絡事務所
主な作品
映画
キューポラのある街
伊豆の踊子
愛と死を見つめて
男はつらいよ 柴又慕情
男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
海峡
天国の駅 HEAVEN STATION
おはん
映画女優
つる -鶴-
華の乱
長崎ぶらぶら節
北の零年
母べえ
おとうと
北のカナリアたち
ふしぎな岬の物語
母と暮せば
こんにちは、母さん
テレビドラマ
樅ノ木は残った
風と雲と虹と
夢千代日記
 
受賞
日本アカデミー賞
最優秀主演女優賞
1985年おはん』『天国の駅
1989年つる -鶴-』『華の乱
2001年長崎ぶらぶら節
2006年北の零年
優秀主演女優賞
1981年動乱
1986年夢千代日記
1988年映画女優
1993年外科室』『天国の大罪
1994年夢の女
1995年女ざかり
1999年時雨の記
2002年千年の恋 ひかる源氏物語
2009年母べえ』『まぼろしの邪馬台国
2011年おとうと
2013年北のカナリアたち
2015年ふしぎな岬の物語
2016年母と暮せば
2019年北の桜守
2020年最高の人生の見つけ方
2022年いのちの停車場
2023年こんにちは、母さん
ブルーリボン賞
その他の賞

キネマ旬報ベスト・テン
主演女優賞
1984年おはん』『天国の駅


毎日映画コンクール
女優主演賞
1984年おはん』『天国の駅
1994年女ざかり
報知映画賞
主演女優賞
1984年おはん』『天国の駅
2012年北のカナリアたち
山路ふみ子映画賞
女優賞

1988年華の乱
日刊スポーツ映画大賞
主演女優賞
1988年華の乱
2000年長崎ぶらぶら節
2012年北のカナリアたち
芸術選奨
備考
紫綬褒章2006年
文化功労者2010年
テンプレートを表示

1960年代を代表する人気映画女優。10年間で、70本以上の映画に出演。吉田正(作曲家)の門下生として、数多くのレコードを世に送り出している。夫はフジテレビディレクター、共同テレビ社長、会長、取締役相談役を歴任した岡田太郎。ファンは「サユリスト」と呼称される[3]


注釈

  1. ^ ただし、2018年公開の「北の桜守」では、作中で舞台劇に出る場面があり、女優人生では“初の舞台出演”として報じられた[14]
  2. ^ 「死んだ男の残したものは」、「さとうきび畑」、「死んだ女の子」など。
  3. ^ 『歩いて行く二人』で一番好きな役はジュン役だったという。
  4. ^ 年度は1972年度扱い。
  5. ^ 再現ドラマでは、光子が夫と共に東京を去るまでを扱っている。
  6. ^ 吉永はオープニングタイトルのみ19世紀末の欧州貴婦人の洋装で登場し、番組本編のリポートは全て和服で行なった。
  7. ^ a b 共演:和田弘とマヒナスターズ
  8. ^ a b c d e f g デュエット:橋幸夫
  9. ^ B面は「男なら」(歌唱:三浦洸一)。
  10. ^ B面は「東京オリンピック音頭」(歌唱:橋幸夫市丸松島アキラ神楽坂浮子)。
  11. ^ B面は「夜のブルース」(歌唱:橋幸夫)。
  12. ^ A面は「通天閣の灯」(歌唱:橋幸夫)。
  13. ^ 共演:アンサンブル・ボッカ
  14. ^ デュエット:三浦洸一
  15. ^ B面は「ごめんねチコちゃん」(歌唱:三田明)。
  16. ^ B面は「いとはん可愛いや」(歌唱:和田弘とマヒナスターズ)。
  17. ^ a b 共演:ロイヤル・ナイツ
  18. ^ B面は「甘えさせてママ」(歌唱:伊藤アイコ)。
  19. ^ デュエット:三田明
  20. ^ 1987年3月3日に、当時注目を集めたB面の「奈良の春日野」をA面に変更したバージョンが発売された(規格品番:SV-9237)。
  21. ^ B面は「海に泣いてる」(歌唱:トニーズ)。
  22. ^ a b c 共演:トニーズ
  23. ^ A面は「東西南北音頭」(歌唱:橋幸夫、三沢あけみ)。
  24. ^ 共演:フランク永井松尾和子、三田明。
  25. ^ デュエット:荒木一郎
  26. ^ a b 共演:五つの赤い風船
  27. ^ 共演:八代亜紀風間杜夫

出典

  1. ^ 【週刊・吉永小百合】若さ、美貌の秘訣!?サユリスト必見の食生活
  2. ^ a b c d e 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.22.
  3. ^ サユリストは吉永小百合の何が好きなのか 何歳でも少女役が似合う希有な存在”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2018年3月28日). 2021年6月1日閲覧。
  4. ^ 吉永小百合 高校時代に1週間だけ在籍した部活「素振りしかやらせてもらえなかった。1年生は」 - スポニチannex、2023年8月13日閲覧。
  5. ^ 安倍寧『音楽界実力派』音楽之友社、1966年、185頁。NDLJP:2509233/100
  6. ^ 近代映画 近代映画社 1970年2月号 84頁。
  7. ^ 近代映画 近代映画社 1970年2月号 84頁。
  8. ^ a b c 堀野徹. “野麦峠”. 高山市デジタルアーカイブ. 2022年2月22日閲覧。
  9. ^ a b c 吉永小百合 封印された肉食系「愛欲生活」(3)恋愛禁止令を守らなかった」、アサヒ芸能、2012年1月5日、2012年12月25日閲覧 
  10. ^ (『朝日新聞版 寅さんの伝言』小泉信一/講談社)
  11. ^ 吉永小百合「ソープ嬢も乗り気でした」」、アサヒ芸能、2012年10月24日、2012年12月25日閲覧 
  12. ^ a b 吉永小百合 封印された肉食系「愛欲生活」(4)「くわえてしゃぶる」エロ俳句」、アサヒ芸能、2012年1月6日、2012年12月25日閲覧 
  13. ^ a b 岡田茂『悔いなきわが映画人生:東映と、共に歩んだ50年』財界研究所、2001年、294-295頁。ISBN 4-87932-016-1 
  14. ^ https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1858567.html
  15. ^
    今、私達はしっかり考えて行動しなければいけない時です。
    戦争をする国になってはいけない。憲法9条を守って、武器ではなく対話で平和な世界を作っていきたい。私は強くそう思います。
    初めて選挙権を持つ十代の皆さんもぜひ投票して、あなた達の思いを、考えを、一票に託して下さい。 — 2016年6月、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合」の街宣に寄せて
  16. ^ 『朝日新聞』1967年4月10日付朝刊、14頁、「政治づく文化・芸能人 候補なみに多忙」。
  17. ^ 『わが愛する東京―革新都政に期待する』財団法人社会新報、1967年3月10日。
  18. ^ 『あゝひめゆりの塔』DVD特典映像
  19. ^ 吉永小百合 共演して印象的だった伝説の俳優を明かす 「握手して…」「お互いに気持ちが通い合って」”. 毎日新聞 (2023年9月3日). 2023年10月2日閲覧。
  20. ^ 文藝春秋編『女優ベスト150 わが青春のアイドル』文春文庫、1990年、69頁。
  21. ^ asahi.com2011年7月31日
  22. ^ 「地震国 原発なくなって」 広島の「母親大会」で吉永小百合さん語る - 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター” (2011年8月1日). 2013年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月21日閲覧。
  23. ^ 自民真っ青! 細川陣営に強力「助っ人」吉永小百合が“参戦””. 日刊ゲンダイ (2014年2月1日). 2023年10月2日閲覧。
  24. ^ 小泉・細川氏共闘第2章 脱原発国民運動へ”. 東京新聞 (2014年4月15日). 2014年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月14日閲覧。
  25. ^ a b 女性自身2023年7月18日号「シリーズ人間」No.2594・元ちとせ「私は唄い続ける 坂本龍一さんの魂を」p58-64
  26. ^ Ōshita, Eiji; 大下英治 (2015). Eiga joyū Yoshinaga Sayuri. Tōkyō. ISBN 978-4-02-251335-9. OCLC 931497951. https://www.worldcat.org/oclc/931497951 
  27. ^ おはようコールABC (2018年1月18日放送回)”. gooテレビ番組. 2018年3月22日閲覧。
  28. ^ 映画「北の桜守」吉永小百合さんら舞台あいさつ 兵庫・姫路の映画館]”. 産経WEST (2018年1月19日). 2018年3月22日閲覧。
  29. ^ 吉永小百合 唯一無二の作品「いのちの停車場」で向き合った自身の老いと今”. 日刊スポーツ (2021年6月6日). 2021年6月6日閲覧。
  30. ^ これらの少女時代の体験は、2017年1月8日東京新聞 朝刊 『私の十本』から。
  31. ^ 川田友之 (第8版) - 『人事興信録』データベース”. jahis.law.nagoya-u.ac.jp. 2021年11月13日閲覧。
  32. ^ 人事興信録. 第15版 上 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年11月13日閲覧。
  33. ^ a b 『女性自身』1981年5月14日・21日合併号。
  34. ^ 「女流酒豪番付にみるメトラの顔ぶれ」『週刊ポスト』1972年1月21日号、小学館、32頁。 
  35. ^ 「〔LOOK〕 中国で実力発揮 吉永小百合の酒豪ぶり 強いはずの映画各社社長も驚くばかり」『週刊現代』1979年9月27日号、講談社、53頁。 
  36. ^ 吉永小百合「多情交遊の履歴書」(4)忘年会で使用済み水着をオークションに”. アサヒ芸能. 徳間書店 (2013年8月14日). 2017年12月21日閲覧。
  37. ^ 第11回 主務部屋 「毎年恒例!吉永牛」”. 早稲田大学ラグビー蹴球部 (2012年8月21日). 2012年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月21日閲覧。
  38. ^ 『完璧版 テレビバラエティ大笑辞典』
  39. ^ 吉永小百合『夢一途』(主婦と生活社
  40. ^ 規夫, 若本. “「要するに、センスがないんだな」すべらない話の声優・若本規夫17歳の人生を救った恩師の言葉”. 文春オンライン. 2022年4月24日閲覧。
  41. ^ 俳句雑誌『俳壇』2012年12月号 本阿弥書店の、矢崎泰久『「話の特集句会」交友録—3 句々快々』というという連載
  42. ^ ○○に住んでいそうな有名人ランキング!”オウチーノ(2013年9月25日)
  43. ^ 「気持ち悪い…」健康にこだわる吉永小百合が「絶対NG」の食べ物とは Asagei+ 2023年10月26日 17:59 (2024年3月14日閲覧)
  44. ^ 第19回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月14日閲覧。
  45. ^ 平成18年春の褒章受章者 東京都” (PDF). 内閣府. p. 2 (2006年4月29日). 2006年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月13日閲覧。
  46. ^ 安藤・三宅氏ら7人に文化勲章 ノーベル賞2氏も”. 日本経済新聞 (2010年10月26日). 2023年3月21日閲覧。
  47. ^ “日本アカデミー賞優秀賞決定!”. (2015年1月14日). https://www.japan-academy-prize.jp/prizes/38.html 2015年1月17日閲覧。 
  48. ^ 『オールタイム・ベスト映画遺産 日本映画男優・女優100』 ISBN 978-4873768038 (2014年12月、キネマ旬報ムック)
  49. ^ 吉永小百合、国枝慎吾らに菊池寛賞”. スポーツ報知 (2015年10月14日). 2015年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月14日閲覧。
  50. ^ “山田涼介、『日本映画批評家大賞』新人賞受賞 浅野忠信の激励に感謝”. ORICON STYLE. (2016年5月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2072329/full/ 2016年5月27日閲覧。 
  51. ^ “小百合 原爆詩の朗読で“平和活動賞”「今後も続けていきます」”. スポニチアネックス. (2016年10月28日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/10/28/kiji/K20161028013615460.html 2016年10月28日閲覧。 
  52. ^ 北海道命名150年 「キタデミー賞」、最優秀作品賞は「北海道」、主演男優賞に「ヒグマ」 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議”. AdverTimes(アドタイ)宣伝会議が運営する、広告界のニュース&情報プラットフォーム. 2021年5月13日閲覧。
  53. ^ “『第45回日本アカデミー賞』受賞者・作品発表 司会は羽鳥慎一&長澤まさみ”. ORICON NEWS (株式会社oricon ME). (2022年1月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2221334/full/ 2022年1月19日閲覧。 
  54. ^ 【ブルーリボン賞・主演女優賞】吉永小百合が3元号受賞の快挙「とびっきりうれしい」”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2024年1月24日). 2024年1月24日閲覧。
  55. ^ 『第47回 日本アカデミー賞』受賞者・作品発表 授賞式司会は羽鳥慎一、岸井ゆきの【コメント全文】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年1月25日). 2024年1月25日閲覧。
  56. ^ “吉永小百合120本目の出演作で堺雅人と母子役、監督は滝田洋二郎”. 映画ナタリー. (2017年2月15日). https://natalie.mu/eiga/news/220719 2017年3月22日閲覧。 
  57. ^ “吉永小百合&天海祐希、日本版『最高の人生の見つけ方』で18年ぶり共演”. シネマトゥデイ. (2019年1月17日). https://www.cinematoday.jp/news/N0106198 2019年1月17日閲覧。 
  58. ^ “吉永小百合、映画『いのちの停車場』で初の医師役に挑戦 松坂桃李、広瀬すずらと初共演へ”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2020年8月7日). https://realsound.jp/movie/2020/08/post-597978.html 2021年11月3日閲覧。 
  59. ^ “吉永小百合と大泉洋が親子役で初共演 山田洋次新作『こんにちは、母さん』2023年9月公開”. Real Sound映画部 (blueprint). (2022年10月3日). https://realsound.jp/movie/2022/10/post-1143751.html 2022年10月3日閲覧。 
  60. ^ 手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-”. 手塚治虫公式サイト. 2016年6月30日閲覧。
  61. ^ “松山ケンイチ:ラブコール実り役を手中に 劇場版アニメで吉永小百合と初共演”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2013年8月18日). https://mantan-web.jp/article/20130817dog00m200016000c.html 2021年11月3日閲覧。 
  62. ^ 大河ドラマ「風と雲と虹と」”. NHK. 2021年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月21日閲覧。
  63. ^ 番組エピソード 早坂暁と「NHKドラマ」 NHKアーカイブス
  64. ^ 国境のない伝記~クーデンホーフ家の人びと - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  65. ^ VHS・DVD販売 - 株式会社シネマ・ワーク”. www.cinemawork.co.jp. 2020年9月28日閲覧。
  66. ^ 関西テレビ放送 (2023年8月13日). “吉永小百合が松本人志と初顔合わせ!!『まつもtoなかい』”. www.ktv.jp. 2023年10月8日閲覧。
  67. ^ a b c d e f g h i j k l 吉永小百合のCM出演情報”. ORICON STYLE. 2016年11月30日閲覧。
  68. ^ 放送ライブラリー 番組ID:A23136
  69. ^ 「CF撮影余話(シチズン)」『近代企業リサーチ 8月10日』第664号、中小企業経営管理センター事業部、1992年8月10日、77頁、NDLJP:2652165/39 
  70. ^ a b “渡哲也 15年ぶり吉永小百合と共演!初共演から50年目の記念の年に”. スポニチアネックス. (2016年8月25日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/25/kiji/K20160825013230590.html 2016年8月25日閲覧。 
  71. ^ “吉永小百合、約20年ぶりにキリンビールCM出演「今回も思い出を作りたい」”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年3月17日). https://news.mynavi.jp/article/20220317-2295154/ 2022年3月17日閲覧。 






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「吉永小百合」の関連用語

吉永小百合のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



吉永小百合のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの吉永小百合 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS