吉兆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 21:38 UTC 版)
沿革
- 1930年 - 湯木貞一が大阪市西区新町で「御鯛茶處吉兆」を創業。
- 1937年 - 畳屋町に移転。
- 1939年 - 株式会社吉兆を設立。
- 1945年 - 畳屋町の店舗が大阪大空襲で焼失。被災後は芦屋の自宅で「芦屋吉兆」を開店。
- 1946年 - 大阪平野町に出店。
- 1948年 - 京都嵐山で「嵯峨吉兆」(現・京都吉兆嵐山本店)開店。
- 1949年 - 高麗橋店開店。
- 1956年 - 船場店開店。
- 1961年 - 銀座店開店。
- 1969年 - 『暮しの手帖』「吉兆つれづればなし」の連載始まる。
- 1979年 - 東京サミットで午餐会の料理を提供。
- 1991年 - 現在の各事業会社を設立し、グループ会社制に移行。
- 1997年 - 創業者の湯木貞一が死去。
- 2007年 - 船場吉兆で、偽装問題が発覚。
- 2008年 - 船場吉兆が廃業。
- 2013年 - 京都吉兆で、ローストビーフとして偽造販売していた商品の自主回収が行われた。
店舗一覧
下記の店舗のほか、販売店とオンラインショップがある。
営業中
- 本吉兆(大阪)
- 高麗橋本店
- なんばダイニングメゾン店 - 髙島屋大阪店9階
- 神戸吉兆(兵庫・大阪)
- リーガロイヤルホテル本店 - 大阪・中之島
- BBプラザ店 - 阪神岩屋駅前
- 京都吉兆(京都・愛知)
- 嵐山本店 - 予約制
- HANA吉兆 - 京都四條南座に隣接
- 松花堂店 - 松花堂庭園・美術館内
- 名古屋店 - ミッドランドスクエア内
- 東京吉兆
閉店
- 本吉兆
- ホテル阪急インターナショナル店 - 2009年7月31日閉店
- 帝国ホテル大阪店 - 2010年1月12日閉店
- 吉兆大丸梅田店 - 閉店
- 正月屋(湯木美術館内茶寮) - 2014年6月30日閉店
- JR大阪三越伊勢丹店 - JR大阪三越伊勢丹10階
- 横浜おしどり店 - 旧パン パシフィックホテル横浜内
- くろよんロイヤルホテル店 - 長野県大町市、2019年9月30日閉店
- 船場吉兆(2008年民事再生法申請 → その後自力再建を断念して廃業)
- 神戸吉兆
- 京都吉兆
- リーガロイヤル店 - リーガロイヤルホテル京都内 - 2010年1月31日閉店
- 洞爺湖店(あらし山吉兆) - ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート内 - 2018年8月31日閉店
- グランヴィア店 - ホテルグランヴィア京都内-2020年7月1日閉店
- 東京吉兆
関連項目
- 湯木貞一
- 松花堂弁当 - 吉兆が松花堂昭乗に因んで開発した[3]。
- ポール・ボキューズ
- 船場吉兆
- 湯木佐知子 - 湯木貞一の三女で、船場吉兆最後の社長。船場吉兆廃業後の現在は、当項目で述べている株式会社吉兆の役員を務めている。
- ^ Unicodeでは U+20BB7、「𠮷」。
- ^ 吉兆ものがたり(東京吉兆)
- ^ a b 大阪市東区史刊行委員会 編『続 東区史 第三巻』1981年1月31日、630-631頁。doi:10.11501/9574645。
- ^ 湯木貞一『吉兆味ばなし 三』p.329 大橋鎭子あとがき
- ^ 1969年9月 - 1988年4月連載(『吉兆 湯木貞一のゆめ』)
- ^ 『イグザミナ』2008年1月号 volume-34 九仞の功を一簣に虧くの教訓
- ^ 最も高価なレストランの世界ランキング、人気サイトが発表 AFPBB News 2013年11月19日
- ^ 設立の趣旨 吉兆 食のコンプライアンス委員会
- ^ ローストビーフを回収=結着剤使用-京都吉兆 時事通信 2013年11月26日
- ^ 神戸吉兆ホームページ
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