台北市 教育

台北市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 21:08 UTC 版)

教育

台北市に本部を置く大学

台湾大学
台湾師範大学

国立・市立大学

私立大学

科技大学/技術学院

軍事、警察関係大学

その他学校

各区の教育欄を参照の事

交通

空港

松山空港

台北市内には、台北松山空港(松山機場)が存在する。

台北松山空港は、都心部に近い松山区にある。1979年中正国際空港(現桃園国際空港)開港以降は、中華民国の国内線専用空港として運用されてきたが、2010年に再国際化し、日本羽田空港との間に定期便が就航した。都心部との距離が近いため、都心部との交通手段として台北捷運内湖線がターミナル直下に乗り入れるほか、路線バスやタクシーなどの連絡手段も利用される。また、近郊の基隆市桃園市桃園区中壢区への高速バスや、桃園国際空港へのリムジンバスも運行されている。

台北松山空港発着以外の多くの国際線は桃園市大園区にある桃園国際空港が最寄りとなる。台北市との連絡手段は、中山高速公路経由のリムジンバスとタクシーに限られていたが、2017年に空港と台北市内を連絡する桃園捷運機場線が開業し、台北駅から35分のアクセスとなり、連絡状況が向上した。

鉄道

台北駅台湾鉄路管理局の本部が設置されている

台北は台湾鉄道の発祥の地であり、代には大稲埕から基隆及び新竹駅区間での運行がされていた。日本統治時代には清代の鉄道路線を変更し、今の萬華・板橋を経由した。また、台北市内に市電を建設する計画もあったが、財政難のため計画のみで中止されている。

台湾高速鉄道

プラットホーム(台北駅)

台北と高雄とを結ぶ高速鉄道。日本の新幹線技術が導入され、台北・高雄間の345kmを最高速度300km/h、所要時間約1時間30分で結んでいる。

台湾鉄路

台湾鉄路管理局縦貫線南港駅松山駅台北駅万華駅の4駅が市内に設けられており、その中でも台北駅は台湾交通の中心地の一つとなっている。市内の台鉄の線路は、慢性的な渋滞解消のため、すべて地下化が完了している。

以前は、台北駅より分岐する淡水線及び万華駅より分岐する新店線があったが、淡水線は1988年に捷運(台北捷運淡水線)の転換工事のため廃止、新店線は巨額の累積赤字に加え道路拡張工事の必要性から1965年に廃止されている。

台北捷運

台湾で初めて整備された捷運システム (MRT, Mass Rapid Transit) であり、新北市と連絡し、台北都市圏の交通の基幹となっている。現在開通している路線は下記の通り:

路線一覧
台北捷運路線図
路線 区間 キロ程 備考
BR 文湖線 文山線 動物園 - 中山国中 10.9km  
内湖線 中山国中 - 南港展覧館 14.8km  
R 淡水信義線 淡水線 淡水 - 中正紀念堂 23.2km  
信義線 中正紀念堂 - 象山 6.4km  
象山 - 広慈/奉天宮駅 1.5km 建設中
  新北投支線 北投 - 新北投 1.2km  
G 松山新店線 新店線 新店 - 中正紀念堂 9.3km  
小南門線 中正紀念堂 - 西門 1.6km  
松山線 西門 - 松山 8.5km
  小碧潭支線 七張 - 小碧潭 1.9km  
O 中和新蘆線 中和線 南勢角 - 古亭 5.4km  
新荘線 古亭 - 迴龍 19.7km  
蘆洲線 大橋頭 - 蘆洲 6.4km  
BL 板南線 南港線 南港展覧館 - 西門 13.5km  
板橋線 西門 - 府中 7.2km  
土城線 府中 - 頂埔 7.6km  
Y 黄線 南北線 秀朗橋 - 剣南路 17.1km 中止
環状線 剣南路- 新北産業園区 14.2km 計画中
新北産業園区 - 大坪林 15.4km
大坪林 - 動物園 5.6km 計画中
剣南路 - 動物園 13.1km 計画中
LG 万大中和樹林線 万大中和線 中正紀念堂 - 員山子 9.4km 建設中
樹林線 四十張 - 廻龍 13.3km 計画中
LB 民生汐止線 民生汐止線 汐止 - 大稲埕 17.5km 計画中

桃園機場捷運

桃園国際空港台北駅を35分で結ぶ。

バス

バス路線は台北市内を網羅し、市内交通の毛細血管としての役割を担う重要な交通機関である。渋滞の影響を避け定時運行を実現するため、市内の主要道路である松江路、信義路、仁愛路、新生南路、民権東西路、南京東西路、羅斯福路、忠孝東西路(未供用)及び敦化南北路(一方のみの設置)にはバス専用レーンが設置されている。市内を走るバスは大きく下記の3種類に分類することができる。

聯営公車
台北市聯営公車管理処は1977年に成立し、台北市及び新北市内で運行される聯営公車路線を一元管理している。旧台北市公共汽車管理処が会社として再編され、大都会客運等の15業者が共同あるいは個別に路線を経営している。また、一部市内バス路線は新北市交通局により管理されており、こちらは「県管公車」と称されている。台北市民の足として利用され、また、捷運交通を補完する役割も担っている。
地方客運
聯営公車に加盟している事業者が運行する一部路線は交通部公路総局の管理とされている。また、聯営公車に加盟していない皇家客運の路線もこのように称されている。
中・長距離バス
国光客運統聯客運など約30事業主からなる高速バス事業主は全て台北に運行拠点を有している。主な運行拠点は、市民大道と重慶北路の交差点の「台北転運駅」に集中しており、国光客運は台北駅に隣接するバスターミナルを有している。

水運

20世紀中まで淡水河を利用した水運が発達していた台北であるが、時代の経過とともに水運は衰退し、現在では淡水河基隆河に「藍色公路(ブルーラインバス)」と称される観光路線が残るのみである。

高速道路

台北市は現在国道1号(中山高速公路)及びその高架支線(汐止五股間)、国道5号(蔣渭水高速公路)台北市から宜蘭県を結ぶ高速道路、そして国道3号(第二高速公路)及びその支線である国道3号甲線(台北聯絡線)が台北市を貫いて建設されている。また、信義快速道路は国道三甲と信義再開発区を連絡する主要動脈となっている。

これ以外に新生高架道路、建国高架道路、環河南北快速道路、水源快速道路、東西向快速道路(市民大道)、天母快速道路(堤頂大道平面段)、環東大道(国道3号 福高連結)及び洲美快速道路が台北市内で供用されている。

道路

市民大道
水源快速道路
重陽橋

人口が集中している台北では密度の高い道路網が構築されている。1900年代から1980年代にかけて中華路、忠孝東路、仁愛路、羅斯福路、基隆路等の高規格道路が建設されたが、それを補完すべき補助道路の整備が遅れ、特に旧市内では極めて狭隘な道路が出現し、交通動線を阻害するものとなっていた。1970年代後半より路地に駐車しやすいスクーターが市民の足として活用されるようになると、車道をスクーターが占める特殊な景観を生み出す原因となっている。スクーターに乗っていると口回りが真っ黒くなるためマスクをして乗っている人が多い。

台北市内の主要な道路は中国の地名(ウルムチの漢名にちなむ迪化街、長安西路)、政治上の人名(孫文にちなむ中山北路フランクリン・ルーズベルトにちなむ羅斯福路など)、古典(四維八徳)により命名されるのが原則となっている。しかし新しく建設された道路ではその地域の名称、美雅字、自然景観や建築物の名称により命名されている。この他、信義区の再開発地域では、以前は松山区に属していたことから「松」を冠した道路名や、文山区の景美地区では、以前は景美区に属したことから「景」を冠した道路名が使用されている。

2004年より、台北市政府は国際化と外国人観光客の利便を考慮し東西南北に漢字名とは無関係に番号による道路表記を開始し、同時に東西南北を付すことで表記を行っている。この方法によれば南北に第1大道から第10大道、東西に第1大街から第14大街と表記することが定められたが、台湾人のあいだで定着しているとは言えない状態となっていたため、結局廃止された。

橋梁

台北市は淡水河に囲まれている立地から新北市との交通には橋梁に依拠した交通となっている。橋梁の名称は道路名、人名、古典、河川、地名によりつけられている。市内より新北市へ移動する際には道路名に加え橋梁名により経路を示すことが一般的であり、タクシーなどでも橋梁を指定することが多い。

観光

寺廟・神社

博物館・紀念館

美術館

  • 台北市立美術館
  • 鳳甲美術館 - 絵画、書画、刺繍、彫刻など[14]
  • 台北当代芸術館 - 現代美術館。建物は日本統治時代の建成小学校を改装したもの。[15]

建築物

士林夜市
迪化街の歴史的建造物群

繁華街

公園


  1. ^ 臺灣百年歷史地圖 美軍五萬分之一地形圖”. 中央研究院人文社會科學研究中心地理資訊科學研究專題中心. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  2. ^ 中華民國內政部戶政司 (2018年5月1日). “中華民國 內政部戶政司 全球資訊網”. 中華民國內政部戶政司. 2019年11月14日閲覧。
  3. ^ 台湾基礎データ”. 外務省. 2021年11月18日閲覧。
  4. ^ 氣候”. 交通部中央氣象局. 2020年6月1日閲覧。
  5. ^ 臺灣簡史>國際危機與兩岸關係(中華民国行政院新聞局
  6. ^ 世界の都市総合力ランキング(GPCI) 2016 森記念財団都市戦略研究所 2016年11月2日閲覧。
  7. ^ Global Cities 2016 AT Kearney 2016年11月2日閲覧。
  8. ^ 横浜市の国際交流”. 横浜市 (2014年3月25日). 2014年7月18日閲覧。
  9. ^ 浜松市の海外諸都市との交流”. 浜松市 (2016年12月22日). 2016年12月22日閲覧。
  10. ^ The Global Financial Centres Index 10
  11. ^ 西本秀 (2018年7月5日). “リノベでおしゃれに生まれ変わる台北の日本家屋”. 朝日新聞. 2020年6月20日閲覧。
  12. ^ 向井ゆう子 (2014年8月28日). “中国から資金流入「世界一、家を買いにくい街」”. 読売新聞. http://www.yomiuri.co.jp/world/20140827-OYT1T50129.html 2014年8月28日閲覧。 
  13. ^ 台北故事館 台湾文化部
  14. ^ 台北市鳳甲美術館 - フォルモサフォーカス 地方文化館巡り”. 中央廣播電台(Radio Taiwan International) (2008年7月6日). 2013年12月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年11月27日閲覧。
  15. ^ 台北当代芸術館 台湾文化部
  16. ^ 関渡自然公園 台湾交通部観光局






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