卵巣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 06:41 UTC 版)
英: Ovary)とは、動物の雌や人間の女性が所有する生殖器の主要部で、子宮のかど(角部)からやや後方に位置し、卵管の下に垂れ下がっている状態で存在します。子宮と卵巣をつなぐ卵巣固有靱帯(らんそうこゆうじんたい/卵巣固有索ともいう支持組織)と、卵巣と骨盤壁につながる骨盤漏斗靱帯(こつばんろうとじんたい/卵巣堤索ともいいます)の間で支えられている。性成熟期(20~40歳くらい)の女性の正常卵巣は、成人男性の親指大程度(約3~4cm)であり女性ホルモンや卵子を作り出す左右一対の臓器であり[1]、個体差や性成熟期と老年期併せて、正常成人女性のひとつの大きさは全てを含め2cm〜4cmで[2][3]、重さについては性成熟期であれば約14gで、閉経後の老年期等や環境及び個体差を交えれば女性全体の卵巣の重さは5g ~15gである[4][5][6]
(らんそう、- ^ “卵巣のう腫茎捻転 (らんそうのうしゅけいねんてん)とは”. 社会福祉法人 恩賜財団 済生会. 2024年4月9日閲覧。
- ^ “卵巣腫瘍とは”. 公益社団法人 日本産科婦人科学会. 2018年6月16日閲覧。
- ^ “卵巣がん 基礎知識”. 日本赤十字社医療センター. 2023年11月2日閲覧。
- ^ “卵巣のトラブル・病気 | からだの情報 | ロリエ”. Kao 花王株式会社. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “卵巣ってどんな役割?病気の種類やなりやすい人など詳しく解説”. ミネルバクリニック. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “ご来院の方へ 卵巣”. 亀田IVFクリニック幕張. 2023年9月30日閲覧。
- ^ “卵の数はどれくらい?? -AMHについて-”. 東邦発 E-health |東邦大学 東邦大学医学部. 2023年11月2日閲覧。
- ^ “エストロゲンとプロゲステロン”. 公益社団法人女性の健康とメノポーズ協会. 2023年11月2日閲覧。
- ^ “更年期障害のホルモン補充療法(前編)”. ミラザ新宿 つるかめクリニック. 2023年11月2日閲覧。
- ^ “更年期障害のホルモン補充療法(後編)”. ミラザ新宿 つるかめクリニック. 2023年11月2日閲覧。
- ^ “女性ホルモン検査 | 女性特有の検査 | 健康診断を知る”. プラスウェルネス. 2024年3月8日閲覧。
- ^ “Ⅰ.テストステロンの参考基準範囲”. www-user.yokohama-cu.ac.jp. 2024年3月7日閲覧。
- ^ “ご来院の方へ 卵巣”. 亀田IVFクリニック幕張. 2023年9月30日閲覧。
- ^ “婦人科|クリニックフラウ栄|名古屋市中区栄-乳腺外科・婦人科”. クリニックフラウ栄. 2022年8月29日閲覧。
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