加藤和彦 加藤和彦の概要

加藤和彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 18:50 UTC 版)

加藤 和彦
生誕 (1947-03-21) 1947年3月21日
出身地 日本 京都府京都市伏見区
死没
学歴 龍谷大学経済学部中退
ジャンル 現代音楽
職業
担当楽器
  • 撥弦楽器全般
  • 鍵盤楽器全般
活動期間 1965年 (1965) - 2009年 (2009)
レーベル
共同作業者

注釈

  1. ^ かつてはドノヴァン(Donovan)との関係から「トノヴァン」と呼ばれることも希にあったが、加藤がドノヴァンを批判するようになってからは「殿番」の意味合いも兼ねて「トノバン」と呼ばれてた。本人の署名も"TonoB"だった。
  2. ^ 1979年から1981年にかけて主にヨーロッパで録音された『パパ・ヘミングウェイ』、『うたかたのオペラ』、『ベル・エキセントリック』からなる三部作。『ヴェネツィア』(1984年)を含めて四部作とする場合も多い。
  3. ^ たとえば、『アサヒグラフ』1978年3月3日号p.90 「支度の時間がいいのです」などの雑誌記事や、『加藤和彦、安井かずみのキッチン&ベッド』、『ワーキングカップル事情』などの著書で二人の暮らしぶりが紹介されている。
  4. ^ 加藤がワーナー・パイオニアに所属していた1979年から1982年にかけて発表されたシングルとアルバムは同社の洋楽レーベル、ワーナー・ブラザース・レコードよりリリースされている。
  5. ^ 加藤の死去について、CDジャーナルムック『加藤和彦読本』にて、加藤の最後の著書となった『ラスト・メッセージ』に触れ「急遽挿入したのだろう、巻頭に北山修による追悼文を配したこの本が出たのが奥付によればそのおよそ2カ月後。追悼文の有無とは関係なく、あるいはインタビューの記録であるという形式にも関係なく、この本はやはり加藤自身による遺書だったのではないかと思う」「なぜか。まずは、『これから先』についての発言が、この本には皆無に近いということがある。いや、そもそも、80年代以降の話題はほんの少ししか出てこない」「もちろん、編集・取材にあたっての基本的な意図が『これから先のこと』にはなかった、ということもあるだろう。しかし、そうであっても、自身の未来図についての発言はどこかにあるはずだ。それが見当たらない」と記している。そして「いまとなっては単なる想像、いや邪推ということになるかもしれないが」と前置きしたうえで「この本のもとになったインタビューの時点で、加藤和彦はすでに未来を放棄していたのではあるまいか」[book 6]と結論付けている。
  6. ^ 『マーク・ゴールデンバーグ』名義
  7. ^ 翁玖美子とのユニット
  8. ^ 『加藤和彦とそのグループ』名義
  9. ^ 加藤のソロ楽曲

出典

  1. ^ a b c d e 『エゴ〜加藤和彦、加藤和彦を語る』
  2. ^ 週刊朝日朝日新聞社、1977年11月1日号、87頁
  3. ^ a b 『加藤和彦 ラスト・メッセージ』
  4. ^ 北山修『くたばれ芸能野郎』
  5. ^ ミュージック・マガジン』2009年12月号
  6. ^ 浜野智「第1章 加藤和彦をめぐる事件簿」『CDジャーナルムック 加藤和彦読本』、株式会社音楽出版社、2010年11月22日、13-32頁、ISBN 978-4-86-171061-2“『ラスト・メッセージ』の余白から” 
  7. ^ ロッキンf 1980年12月号』「加藤和彦 綿密分析!!」。同じ趣旨の発言は当該記事以外にも多くのインタビューで繰り返し述べている。
  8. ^ STUDIO VOICE vol.95』 流行通信 1983年
  9. ^ 月刊プレイボーイ』 1976年5月号 p.150「ジャック・ニコルソンに捧げるメニュー」
  10. ^ 『ワーキングカップル事情』
  11. ^ 『男子専科』1979年6月号 / 『POPEYE』1980年12月10日号参照。なお、加藤のファッション遍歴については『MEN!S Precious』2010年秋号 (小学館) 特集「加藤和彦 世紀の伊達男伝説」で概要がつかめる。
  12. ^ 『安井かずみがいた時代』
  13. ^ 『加藤和彦 あの素晴しい音をもう一度』
  14. ^ 藤岡和賀夫全仕事2 モーレツからビューティフルへ』PHP研究所、1988年
  1. ^ a b 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、55頁。NDLJP:12276264/28 
  2. ^ a b “「帰って来たヨッパライ」の加藤和彦さん 軽井沢で自殺”. スポニチアネックス (スポーツニッポン). (2009年10月17日). オリジナルの2009年10月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091018141134/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20091017059.html 2009年10月18日閲覧。 
  3. ^ 橡 さつき27号 - 都立竹台高校同窓会”. 2020年12月8日閲覧。
  4. ^ Discogs.com”. 2024年2月21日閲覧。
  5. ^ 『スーパー歌舞伎な男たち』(4/18/03 NHK)
  6. ^ Tune in VITAMIN-Q featuring ANZA|WEBマガジン e-days「イーデイズ」 at the Wayback Machine (archived 2011年3月15日)
  7. ^ “死亡男性は加藤和彦さん、自殺か”. MSN産経ニュース (産業経済新聞社). (2009年10月17日). オリジナルの2010年12月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101201023427/http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091017/crm0910171511013-n1.htm 2009年10月17日閲覧。 
  8. ^ 3月21日は加藤和彦の誕生日”. クリスチャンプレス (2020年3月20日). 2020年12月8日閲覧。
  9. ^ プレミアムドラマ 優雅な生活が最高の復讐である|NHK名作選(動画等)
  10. ^ サポーティングメンバー・インタビュー 加藤和彦 club willbe 2017年12月12日閲覧
  11. ^ 加藤和彦さん“遺書”の波紋…「売ろうとかいう呪縛」 - 芸能 - ZAKZAK
  12. ^ 加藤和彦さん密葬で遺書公開「消えたい」 - 芸能ニュース”. nikkansports.com. 2020年12月8日閲覧。
  13. ^ 『味の旅 フランス - 地球おいしいぞ』(日本テレビ放送網、1989年) / 『ヨーロッパ・レストラン新時代』(渡辺音楽出版、1990年)


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