内村光良 芸風

内村光良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/12 14:51 UTC 版)

芸風

憑依芸人

芸風としては、素のキャラクターよりも、あるキャラクターを演じきって笑いを取るタイプ(憑依芸人)で、素を前面に出す相方・南原とは対照的である。松本人志は内村を、「憑依芸人としてのキャラクターの引き出しが非常に多く、自分の場合は5、6パターンほどに集約されてしまうが、ウッチャンは全て確立出来ている」と評する[22][2]

芸に対する姿勢

放送作家の高須光聖は「コントが大好きな芸人をイメージしてみると、真っ先に思い浮かぶのが内村光良で、2番目が松本人志である」と述べている[34]。また、お笑い第三世代によるコント番組ブームが1990年代後期に終息した後も、内村は『笑う犬』『爆笑レッドシアター』『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』などのコント番組を手がけ、「スタジオコント[注 8]」にこだわっている。高須光聖は、「ダウンタウンの松本人志はテレビでコントをすることを諦めた。だけど内村はいまだにコントに挑戦している。」と芸に対する姿勢を評している[34]

内村自身はスタジオコントについて「得意分野なので続けていきたい」「スタジオコントが一番好きなのかなと。『夢で逢えたら』とかあの空間が好きでしたね。お客さんがいなくて、スタッフの笑いを頼りにして。毎回やるたびに『俺、好きだわ』と思う」と語っている[35]

また、個人でのネタ披露も度々行っており、2006年には『スティング松岡 危機一髪!』内で使用する漫談のネタを試すため、所属事務所の若手芸人ライブに紛れ込んで出演した[要出典] また、2008年には『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』内のコーナー「ゴールドラッシュ」において、ピン芸人「ザ・テルヨシ」[注 9]として漫談を行い、見事3週勝ち抜いて本選出場権を獲得、同年秋の本戦に出場したが、ファイナルチャレンジ(残り1人)で敗退した[要出典]。その後、2009年春と2010年正月のスペシャルでは、ウド鈴木(ザ・ウド)と共にコンビ「ザ・テルヨシ&ウド」として出場するが、2回ともファイナルチャレンジ(残り1人)で敗退となった。しかし、2010年末のスペシャルでは本名で三村マサカズと共にコンビ「三内芸」として出場し、見事100万円を獲得した[要出典]

アクション

持ち前の運動神経の良さで、出演したコントでは時折難度の高いアクションを演じるほか、ドラマや映画に出演した際はスタントなしでアクションシーンを演じている。

しかし、40歳を超えた頃から体力の低下が見られ、『世界の果てまでイッテQ!』の「祭りシリーズ」では、宮川大輔手越祐也の足を引っ張ることもある。「世界で一番盛り上がるのは何祭り?SP〜丸太祭り」では、練習では一度も丸太渡りが成功しなかったため、お祭り男からの引退を考えていたが、本番では予選・準決勝と丸太渡りを成功させ、チームの優勝に貢献し引退を撤回した。また、50歳を過ぎてからもバック転や鉄棒の大車輪を成功させるなど、難度の高い技に意欲的に挑戦している[36]

  • ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』でジャッキー・チェンの映画のパロディを行い、『プロジェクトA』の時計塔からの転落など危険なシーンをスタントなしで再現した。
  • ウンナン世界征服宣言』では「ギターを持って歌いながら(つまりは両手が塞がった状態で)、スキーゲレンデを滑り降りる」コントを披露した。
  • 映画『七人のおたく』では、スタントなしで乱闘シーンを撮影し、壁を蹴って宙返りするなどのアクションを見せた。
  • ウッチャンウリウリ!ナンチャンナリナリ!!』の「役者バカデニーロさん」コーナーにて、露鳩出似郎ろばとでにろうというロバート・デ・ニーロに似たキャラになって、階段落ちの練習を行ったのち見事に成功させている。
  • ドラマ『ぼくが地球を救う』では、毎回さまざまなパターンの「階段落ち」を披露。一歩間違えれば大怪我をするエスカレーターでの階段落ちも行った。
  • ウリナリ!!』で行ったミュージカル『ナトゥ』では、舞台演劇史上最大級の大階段落ちに挑戦し、見事に成功させた。
  • コント「こける男」シリーズでは、つまづく・ぶつかる・滑る・転がる・飛ぶなど大小織り交ぜたあらゆる「こけ芸」を披露。セットを破壊しながら延々とこけ倒すのみの内容であったが、身体能力の高さを生かしたあまりに見事なこけっぷりと「痛い」リアクションに笑いとしての説得力があり、一部ではボディパフォーマンスの一種の完成型として評価する声もあった。
  • テレビ朝日制作のドラマ「恋人はスナイパー」では共演の水野美紀[注 10]とアクションシーンを数多く演じている。※ワイヤーアクション等もこなしている[37][出典無効]
  • 2003年『第40回新春かくし芸大会』では、「THE DRUNKEN MAN〜果てしなき家路」という演目を一人で披露。酔っ払った男が家に帰るまでにさまざまなハプニングに見舞われるというもので、ノーカットの通し撮りで体を張ったアクションを多くこなした。その際、本番中にポールで腹部を強打し肋骨にヒビが入るというアクシデントに見舞われながらも、スタッフに気づかれることなく最後まで演じきり、撮影後のスタッフを驚かせた。
  • 『内村プロデュース』の中でもその身体能力が何度も発揮されている。
    • 「内村vsふかわ5番勝負」の際には、当時35歳という年齢、かつスーツを着たままという格好にも関わらず50mを6秒8で走った(ふかわが6秒6台の好タイムを出したため、勝負には敗れる)。
    • レガッタをプロデュース」(36歳当時)の際には、背筋力200kgを計測した。
    • 劇団プロデョーヌの「真夏の世の夢」の公演(37歳当時)では、舞台上でバク宙を披露した。
  • 自身が監督を行っている映画『ピーナッツ』では、スタントマンCG合成などの技術は一切使わず、バク転や宙返りをしながらボールをキャッチするというしなやかな動きを行っている。
  • ドラマ『西遊記』の沙悟浄役では、非常に使うのが難しい古武術武具、(サイ)を使って巧みなバトルシーンを演じている。劇中宙返りもたびたび披露している。

司会

優しい雰囲気や安定感に定評がある[5][38]。自分よりも共演者の持ち味を前面に押し出してフォローするスタイルで[38]、少し埋もれているような人に焦点を当てるのが得意とされる[39]。要所で声を張ってコント的な動きを見せる司会は劇場型とも言われる[40]

芸人としてはタモリ以来2人目となる『紅白歌合戦』の総合司会を務め、視聴者を体現したようなコメントや内村ならではのパフォーマンスが評判を呼んだ[5]

代表的なコントキャラクター

『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』のキャラクター

満腹ふとる
正しくまん丸な体型で常に何か食べている。歩く時にドスコイということが多いが動くことが難儀なので発している様子。「ブヒ…ブヒ…」と豚のような鳴き声を発し、癒し系キャラクターのような見た目に反して慇懃無礼で、小馬鹿にするような言動で相手の逆上を何度も招く。資産家の家庭に生まれた拝金主義者で何でも金で解決しようとしクラスの担任までも買収しようとしていた。元ネタは、『誰かがやらねば』の「トラブルコップ」で内村が演じた「まんぷく刑事」「食いしん坊刑事」「食べ過ぎ刑事」。全員同じ風貌で、ハンバーガーが好物[注 11]
見た目に反して、自身をデブだとバカにした者には辛辣に厳しく、「デブっていうなー」と外見からは想像もつかぬ凄まじいスピードのカンフーアクションで相手を撃退する。苗字が違うが木村太郎[要曖昧さ回避]の息子という設定。
九州男児
唐草模様の風呂敷に包まれた荷物を背負い、熊本弁を喋る青年。登場時はシコ座りの姿勢を維持したまま、すり足移動で「どっすんどっすん。どっすんどっすん」と言いながら歩行する。そのノリで物や女性をそ知らぬ顔で持ち去ることで知られる。元は、『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』の「トラブルコップ」で内村が演じた「桜島土漢」「阿蘇山燃太郎」「博多どんたく」といった九州の地名を元にした刑事たち[注 12]
後に番組中の、『知ってるつもり?!』をモチーフにしたミニ番組で、死んだものとして人生を特集されていた。司会は関口宏風の内村が演じた。また、内村プロデュースの「笑わせ王決定戦」やNHKの「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」において、即席の九州男児が復活した。
マモー
やるならやらねばのコーナー「ナン魔くん」に登場した敵。ナン魔とメフィスト名古屋章)がいろいろな格好に扮して旅をしているのだが、その敵として元ペンキ塗りの少女である手下の「ミモー」(ちはる)と共に登場。元ネタはアニメルパン三世の劇場映画第一作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』に登場するマモーである。実はナン魔くんの父親(『スター・ウォーズ』シリーズのパロディ)。
「ちがーう!」のツッコミは尻を後ろに出し一の字を書くように右から左に両手を動かす。「世界を恐怖のズンドコに…ちがーう!!恐怖のどん底に陥れるのだ」(他に、「お裁き」を「おにぎり」、「こてんぱん」を「フライパン」、「エイリアン」が「ボヘミアン」など)といったやり取りはナン魔くんから「妖怪漫才」と称された。
またこのコントの途中でミモーとの掛け合いが定番となっており、まだお笑いとしては素人だったちはるが無茶にボケると「ちがーう!」という叫び声と共にゆっくりとつっこむスタイルを確立。これが大人気となった。また、「マモーミモー 野望のテーマ」を発売し大ヒットを記録させた。NHK「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」にて一日復活した。
ドンナトキモ槇原
槇原敬之を模したキャラクター。当時番組内では、「パロディドラマ」が大人気であり、そのパロディ精神を代表するキャラクターといえる。槇原の歯並び・鼻の穴・口の大きさ・たれ目(たれ眉)を過剰なメイクで再現している。
このキャラクターは当時の槇原の大ヒット曲となった「どんなときも。」が気になっていた内村が、とある場所で槇原の顔を見て、「凄い面白い顔だ」と絶賛した。このコント自体は、南原とちはる神田利則がちゃんとした寸劇をした後に、ちはるが「どんなときも…」と呟いた瞬間、キーボードと共にマキハラが登場する。その際は「どんなときも。」が掛かり、そのまま適当な演奏をする。おだてられるとものすごく嬉しがる。
命 影郎
「トラブルコップ」に登場したキャラクター。かなり身体が弱く、殉職よりも病死のほうが自然だったが結局、犯人に狙撃されて死ぬ。咳込んだあと、手を見て「ヒィー」と叫ぶのがお約束。
また、妹として命 わずかという25年間男性と付き合ったことのない女性刑事が登場する。兄の死因は仲間であるブルさん(南原)にあると考え、責め立てては犯人に狙撃されて死ぬ。そして2人の弟に、命 無蔵(ないぞう)という刑事も登場する。ちなみに彼の場合は兄や姉の死を無駄にしないために自分がしっかりしようとする努力家だったが、最も体が弱く、既に寿命の蝋燭の火が消えかかっており、咳き込んだ勢いでその火を消す形で自らの命を絶ってしまった。
また、このキャラクターは、「トラブルコップ」以外のコントにも登場している。
そして番組がDVD化になった時は命影郎のお守りが付いている[注 13]

『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』のキャラクター

ホワイティ
いわゆる、おかまである。金髪でほおは赤く、細いチョビ髭を生やしている。エルヴィス・プレスリー風の白いウェスタンファッションの服を着、服・肌・サングラス全て名前の通りホワイト・白である。常に花束を持っている。12月25日生まれでアメリカ合衆国シカゴ州出身の日本人、昔はアイスホッケー選手であった(という設定)。本名は田中実(たなかみのる)であり、この名前で呼ばれると怒る。
ランキングキャラクターライブ」で一人漫談を行っている。漫談の最中に「…まるで肌と肌とのぶつかり合い!!ンンッンー...ンンッンー…」と興奮し声を上げながら腰を振るアクションをするが、すぐにスポットライトフェードアウトされてしまい慌てて謝るのがお約束だった。漫談の終了時に締めで「see you…(じゃあね)」と囁き、雰囲気を残して去る。
基本的には「ランキングキャラクターライブ」のキャラクターであったが、初登場は1996年放送の「芸能人アイスホッケー部」であり、ホワイティの出たコーナーはすぐ終わるという異名をつけられた。
キャラ投票で必ず1位になり、後にキャラクター界最強のオカマの称号を得る。
ポケビブラビスペシャルバンドとして出場した年末の『紅白歌合戦』には演奏の最後で登場[注 14]。その様子を見た中居正広は「やるなぁ、ホワイティ。」と称した。応援合戦にも登場し、いいところを持っていった南原とウドに突っ込みを入れた。
「ランキングキャラクターライブ」でのあまりの好評さから、単独ライブも1997年12月(日本武道館、前座をポケビ・ブラビが担当)、2002年3月(東京国際フォーラム、ウリナリ!!最終回・ウリナリ祭り内)の計2回行われた。しかし、どちらもコーナー前に、内村はポケビのテルも担当していることから、事実上2役となり、相当つかれながらやっていたが、うまく乗り越えた[注 15]
反町隆史が好み(1997年12月当時)。大リーガー、マーク・マグワイアに好意を持っていたこともある。
2010年1月に放送された『笑う犬2010寿』(フジテレビ)に他局ながら出演した。他局で出演していたことに気づくと、叫び声を上げながら終了した。
TERU(内村テル)
ポケットビスケッツのメンバー。語尾に「ダニ」とつけるのが特徴。70歳代という設定。元は、McKeeのメンバー選出のために使われていた居酒屋の店長で、選考に漏れた千秋を誘い、「第二のマモー・ミモー作ってやるダニ!」という一言を残し去っていったのがきっかけでポケビが誕生した。
メンバー内で衝突すると、すぐに「解散だー!」と怒鳴る。グループとして活動していないときは、喫茶店「ポケビ」のマスターとして、曲にちなんだ飲み物を提供している[注 16]。『POWER』をライブで歌うときは、白髪のカツラが落ちるほど激しく動くのがお約束である。
辞めんなマン
ランキングキャラクターライブ」に登場。オレンジ色の全身タイツにヘルメット、マントとスカートを身に付けた風貌。モテないブラザーズ企画のピアノ練習で挫折しかけていた勝俣を内村が「辞めんな!」と励ました場面を元に、当時内村がウリナリ!!レギュラーを追放され補欠となっていた中で誕生したキャラクターである。初登場時は「補欠内村とよく似た人物が登場していますが本人は否定。また同一人物である証拠がつかめませんでした。よって放送することにいたしました。」とのテロップが流れた。
基本的にはラジカセを流しながら[注 17]登場し、何かをやめようとしている人物に「辞めんな!!」と言う。ラジカセを与えたり、ラジカセの音楽に合わせて踊ったり、「海見に行こう。」などと言って励まそうとする。内村本人も思い入れのあったキャラクターのようで、「ランキングキャラクターライブ」でホワイティと対戦となった際は絶句していた。千秋に電気アンマをしたことがある。登場テーマ曲はザ・ジャガーズのデビュー曲「君に会いたい
アンソニー
「ランキングキャラクターライブ」内コント「王子さまお姫さま」に登場。お姫さまであるイライザを演じる千秋との息のあったやりとりが人気を博した。
ホワイティと一人二役を演じたこともある(壁を一枚隔てて右を向くとホワイティ、左を向くとアンソニー)。
ブラボー内村
南米出身。主にビビアン・スーとペアを組んで「芸能人社交ダンス部」に参加していた。他にもケディジニー・リーらともペアを組んだ。「南米にはこういうがあります!」といって、部員を励ますのが持ちネタ。ダンス部では、ブラボー内村から派生するようにスーパーブラボー内村・バロン内村・ベンチャー内村なども登場した。
バロン内村
「ランキングキャラクターライブ」に登場。名前の通り男爵っぽい格好をしている。コント内容はホワイトボードを使った言葉遊びである。「なのね」という口調が特徴で、病弱。ブラボー内村の代わりに数回、「芸能人社交ダンス部」にも参加している。「あのね、埼玉あたりで受けたんだけどね」など手品を披露している。『ウリナリ!!』では最終編で千秋演じる婚約者と感動の再会後、イギリスへ帰っていった。

『笑う犬』のキャラクター

ミル姉さん
「乳」の墨筆画をバックにムーディーなBGMと共に煙草をくわえながらアンニュイ桃井かおり風のしゃべり方をする、巨乳の雌牛という設定。音楽のDJの後、映画解説を行う。コントの最終回で共演した桃井からも「似てるわ〜」と賞賛された[注 18]。またキャラ設定に学生時代に見た映画に主演していた桃井のイメージを使用したことを番組中に桃井の前で自白。
『笑う犬』終了後は演じられることはなかったが、2008年には、『初詣!爆笑ヒットパレード』・『爆笑レッドカーペット3時間スペシャル』・『笑う犬2008秋』で、立て続けに出演した。現在の着ぐるみは二代目で、以前のものは既に処分されている。『初詣!爆笑ヒットパレード』で着用した新しい着ぐるみは、乳が以前より大きく作られ、足を組もうとすると乳が当たり、組む事が出来なくなってしまった。またタレント深田恭子自身が熱心なミル姉ファンだと番組で自ら告白している。
大嵐浩太郎
大物時代劇俳優をマネて茶化したキャラクター。時代劇を中心に活動する大御所で、格としては最上級で大物風を吹かせており、常にマネジャー兼夫人と大所帯のスタッフを引き連れている。
芸風を広げるためとしてミュージカルやドラマなどに出演しようとするが、この方がいいんじゃないかと発するその一言通りに演出や脚本が一変され、(時代劇の殺陣風の)自己中心に自分だけの世界へと染め上げてしまう。その理不尽さに振り回される他の出演者との対比が、コントの特徴である。
あまりの自己中心の振る舞いに共演してくれる役者がいなくなり、主役や脇役だけでなく町娘や死体まで自分という『独り忠臣蔵』や『独り水戸黄門』を演じることに。
歌を歌うが音痴で、途中から口パクになることも多々。「まいていこう[注 19]」と書かれた扇子を常に持ち歩いているが、その妨害となっているのは自分自身というオチ。
モデルの俳優と同じく、一人娘が外国人と結婚してしまったという設定。モデルにしている大御所俳優から怒られるのでは、とコント中にも笑いながらこぼしていた。
小須田部長
黄色い耳当てをつけている中年サラリーマン。北海道豪雪地帯ニューヨークスラム、犯罪多発地帯や東南アジアの未開部族社会など様々な僻地に転任させられ、地球的規模で飛ばされまわっている。その度ごとに現地の習慣風俗を受け入れ、会社への哀しき忠誠心で苦難を乗り越えて行く。転任するごとに役職名が変化し最後に地球の危機を救うために命を捧げた。フジテレビ某プロデューサーがモデル。
てる
コント「てるとたいぞう」の主人公。元は刑事だが、同僚の刑事たいぞう(原田泰造)と捜査を共にする内にホモであることを自覚し、犯人捜査の途中の事故によるたいぞうの殉職(死亡)以降、たいぞうの弟である後任の刑事たいしろう(原田泰造)とも殉職で死別[注 20]。刑事を辞め、その後もたいぞうそっくりのキャラクターに出会い続け、波乱流転の人生を歩むという不運なキャラクター。
たいぞう、たいぞうの弟たいしろう、たいぞうの叔父たいのしん、地方の漁師たいきち(全て原田泰造)など、たいぞうそっくりの人物に必ず出くわす。境遇も刑事を辞めた後、地方に隠遁生活し和服姿のゲイバーのママ(名倉潤)との同棲生活では無精ヒゲを生やし人生に疲れ切っている。ママ(名倉)の殺傷事件の責任の肩代わりをし、電車で逃亡後、地方の漁港の漁師に落ち着く。息をつく暇もなく、てるの人生を巡ってしつこく纏わり付くたいぞうのキャラクターが特徴。
葉山先輩
「一度きりの夏、21の夏。」を大事にしている28歳。長髪に髭を生やし、煙草を吸う姿はどう見ても恋愛巧者だが、実は童貞。後日談のコント「葉山先輩は今」では、48歳でも全く変わらない姿で登場した。
マサシゲ
誰にでもベラベラ話しかけるいわゆる今時の若者。出っ歯。最近すごく好きだった彼女にふられたらしい。市役所や病院でそうとうけむたがれている。
ハンサム侍
『笑う犬』のコントで配役を決めるアンケートをとった際、「奈良の竪琴」の水島以来2度目の◎をつけたキャラクターだったらしい。タイトルにはいつも「これは内村光良が気持ちよくなるための物語である。」と表記されていた。
水野講師
コント「ドッグ電器」で新入社員を鬼のように鍛える講師。後に支店長に就任する。生徒にあだ名をつけ、特に南原に対しては、「でこぼこ」「ゴルフボール」「クレーター野郎」「からあげクン」「バレンシアオレンジ」など言いたい放題であった。これはアドリブであったようで、南原はかなり動揺していた。石田(原田泰造)に贔屓をするホモ。元ネタは『フルメタル・ジャケット』と『戦場のメリークリスマス』。
玉木しげる
コント「10円」に登場。玉川上水で入水自殺未遂後、新宿でホストを経験、貢いでいた女性に子供をはらませ、逃げるように北海道へ移住した。現在TTI通信という金融会社に勤務。行く先々で兄弟や親、太宰治に間違えられるが、本人もまんざらではない態度をとる。驚くと「まじで」や「まさか」などを言おうとするも、口は動くが声は出なくなる。このコントの中では、なぜか内村はセリフを間違えることが多かった。
ミスターアンニュイ
渡部篤郎の特徴的な演技をパロディー化したキャラクター。
ウーチー
ゲームコーナー「機関車ナーマス」に登場。元になったキャラクターはゴードン。信号確認ゲームというゲームで南原・ネプチューンと対決するが、単純な色(黒や白など)で間違うことが多く、罰ゲーム(からしトラックに衝突)を食らうことが多かった。
ハムどん
上記の「機関車ナーマス」のリニューアル版「ニコニコプンスカハムえもん」に登場。元になったキャラクターはこうしくんとメガネくん。やはり罰ゲームを食らうことが多かったが、徐々に上達し、なんとベージュ3つを答えられたことがある。ただし、アイボリー、小豆色には答えられず、爆笑してしまった(そもそも原田と内村はこのゲームが苦手な上に、スタッフからの嫌がらせのような出題が多かった)。

『夢で逢えたら』のキャラクター

ムラさん
本名、村三吉。初老の男で、慇懃な態度だがずるがしこく金に汚い。自称労務者。ピストルなど武器を持てば、武器で脅しその小さな仲間内で必ず主導権を得ようとする権力欲の塊。たいてい最後にはひどい目に合わされる。ちなみに先祖の村二吉役で内村宏幸が登場している。

『THE THREE THEATER』『爆笑レッドシアター』のキャラクター

コントのキャラクター

ナカムラ
THE THREE THEATERのユニットコント「ビジュアル系バンド@レストラン」に出てくるキャラクター。シュウヘイ(我が家・坪倉)、アキラ(ジャルジャル・福徳)、ユージ(ジャルジャル・後藤)、タク(しずる・村上)とともにバンドを組んでいるが一人だけ浮いている。浮いている理由として、年がみんなよりも20歳ほど上である。それにみんなの名前は下の名前なのに一人だけ苗字のナカムラであること。そして担当楽器がサイドギターであることが挙げられる。髪型が特徴的でスザンヌに「あのカツラどこにあったんですか?」と聞かれると、「楽屋に入ったら置いてあった。」と答えた。
ハワイ詩人
コント「路上詩人@ハワイ」に登場。路上詩人として演じているロッチ・中岡の父親役として登場。最後の部分だけ息がぴったり、笑ってしまうほど怒られたなどが理由で、中岡の弟役のロッチ・コカドに中岡とともにツッコまれる。
ミルフィーユ
ユニットコント『劇団ジョセフィーヌ』のはんにゃ・金田が演じるジョセフィーヌのライバルとして登場した。ジョセフィーヌが関西弁でしゃべるのに対し、ミルフィーユは博多弁でしゃべる。『イケメン部』か『劇団ジョセフィーヌ』のどちらかに出て下さいとスタッフからオファーがあり、『イケメン部』は事務所の後輩の狩野英孝がいるためか「ケガをするから嫌だ!」と断ったので、『劇団ジョセフィーヌ』に参加することになったと本人はコメントしている。衣装も何パターンか考えていてすごく迷ったとのこと(その様子をフルーツポンチ・亘が目撃していた)。内村のスイーツのイメージは「ショートケーキ」で止まっており、「ミルフィーユ」がイメージ出来なかったため、ショートケーキから連想されるイチゴの飾りを付けていた。
小柳
ネコ耳の被り物を着けた、謎のおじさん。ユニットコント「悪魔と天使と小柳」シリーズ[注 21]に登場する。「悪魔と天使と小柳@グラウンド」[注 22]で初登場。
天使と悪魔で十分なのに、なぜ彼が入っているのかと言うと「ニーズに合わせて選択肢が多いほうが良い」という理由で入れた。一番年上なので、三人組のリーダーである。
内村本人いわく「福徳のツッコミを受けることができて嬉しかった。」「ああいう(台本にはないアドリブが出来る)のが大好き。」とコメントしている。
一番苦労したのは、第1弾:「悪魔と天使と小柳@グラウンド」の最後のPerfumeのまねであることも明かした。理由は、村上のみがリズムがずれてしまって、ポーズがおかしくなっているためである。
第2弾:「天使と悪魔と小柳@雪山」でも前回と同じようにジャルジャル・福徳演じる高校生に「一番いらないのはお前だ」とツっこまれてしまう。最後は、第1弾と同じPerfumeで締めくくっている。第2弾放送時では、小柳はすごく楽だけど、我が家・谷田部の人気に追いつけ追い越せの気持ちでやったとコメントした。
タイムトラベラー サネアツ
戦国時代から現代にタイムトラベルして来た武士。秀吉の首を狙っている。戦国時代の人間であるため、現代のことについては勿論知らない(コントの舞台であるファーストフード店や「空気を読む」と言う言葉を知らない)。最後に柳原演じる客の女子に恋をする。本人いわく着替えに20分かかるため大変だったとコメントしている。

コーナーのキャラクター

出前の人
『THE THREE THEATER』のキャラクター。弁当やそばを出前するが自己中心的な理由で出演者が頼んだものと違うものを持ってくる。そのため色々注意されてしまうが、最後には出演者に説教をする。例えば、しずる・池田には「困ったときに顔で落とすのはやめなさい」やフルーツポンチ・亘には「祟るぞ」と言った。
テレ朝の人間
『THE THREE THEATER』のキャラクター。出演者の控え室に入っては出演者のことを持ち上げているが、実はテレビ朝日のスパイである。例えば、我が家に対しては「面白い。『言わせねーよ。』って今日やるの?期待してるから。」、しずるに対しては「フジテレビから出すなって周りが言ってたよ。」、柳原可奈子には「人間観察の女王」、狩野英孝には「マセキの一番星!もう出川抜いてるよ。」、ロッチに対しては最初は知らんぷりしたが、後に「こないだはゴメン。忘れてた。」と最初は謝り、「最近、急成長してるよね。みんながやってるよ。『UFOどこ』って。」と褒め言葉を言う。そして出演者が全員そろった時は「上に行くんだってね。もう元祖爆笑王が言いまくってたよ。」とみんなに言った。最後に、元祖爆笑王が唯一の親友であることを明かした。
マネージャー
『THE THREE THEATER』のキャラクター。大変頼りないためいつも出演者に迷惑ばかりかけているマネージャー。例えば、はんにゃ・金田に明日のスケジュールが「入浴」と言ったが、実は「ニューヨーク」だったと謝る、フルーツポンチ・村上にドラマの主演のオファーが来るも、「お笑いに集中させたい。」ということが理由で断る、ジャルジャルにバラエティ番組のメインとして出演してほしいとオファーが来るも、まだ先の話なので「また今度電話をかけます。」と折角の東京進出のチャンスなのに断る、などがある。
フリーライター
『THE THREE THEATER』のキャラクター。出演者の取材をするも、出演者のネタを見たことがない、出演者のグループ名は知っているが個人名は知らないなど色々な意味で困らせている。我が家の場合は「三人の名前の最初の文字をとって名づけたのですか?」と質問したり、はんにゃ・フルーツポンチの取材では金田と村上の写真撮影はするもそれぞれの相方である川島・亘の写真は撮影しない、狩野英孝に対しては一切取材をしないなどの対応を取っている。
キリハラミナコ
『THE THREE THEATER』のキャラクター。ドラマのプロデューサーで、柳原可奈子はんにゃ金田哲がお気に入り。しかし、柳原のネタは見たことがあまりない。
店主
最後の「赤劇場」のコーナーで登場。レギュラー芸人の悩みを聞いてくれる。しかしたまに、悩みを打ち明ける側に説教をすることがある。
杉下ウッ京
相棒』に登場する杉下右京のパロディキャラ。被害者柳原の証言を元に、亀山役の坪倉とともに、4人の容疑者の中から犯人を当てる。犯人はモノボケをして一番面白くなかった者が連行される。内村は杉下右京の特徴的な言動や行動を細かく真似ているが、坪倉は特に真似るような事は行っておらず、亀山が着ているのと似たジャケットを着ているのみ。2009年12月16日放送から、坪倉に代わり福徳が神戸役として、ともに解決している。福徳も坪倉と同じように特に真似るようなことはしておらず、神戸が着ているのと似た衣装を着ているのみである。

『LIFE!〜人生に捧げるコント〜 』のキャラクター

宇宙人総理
名前は小暮井康夫。地球人らしからぬ外見[41]や言動に対して「総理は本当に地球人なのか?」と野党側から毎回追及される。「私は地球人です」と主張するが、言い逃れが出来なくなると音波を発したり、指から光線を発したりして、相手を黙らせる。宇宙規模の移民政策を掲げ衆議院解散。連続ドラマ仕立てのコントとして、政見放送や「朝まで生テレビ!」のパロディ、街頭演説のロケなど様々な試みが行われた。
三津谷寛治
コント「NHKなんで」のキャラクター。NHK勤続40年、ゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・ディレクター兼LIFE!スーパーアドバイザーの肩書きを持つ。NHKのバラエティ番組の収録現場に現れ、出演者達にNHKらしい固い演出を指示する。口癖は「NHKなんで」。
増田彦介
コント「○○の壁」のキャラクター。毎回壁を突き破って登場する。
土橋竜夫
コント「モグラに育てられた男」のキャラクター。
望月くん
コント「山倉くんと望月くん」のキャラクター。何かあると、はい100万円といって100万円わたすが、同期の山倉くんだけには渡さない。
スポーツ番長
コント「スポーツ番長」のキャラクター。スポーツ部に所属。
無敵の男
コント「無敵の男」のキャラクター。ハードなアクションシーンが多い。



注釈

  1. ^ 当時流行していたたまの『さよなら人類』を「豚キャベの煮込みはホイコーローだよ~」と歌うなど。
  2. ^ 結果は失敗し100万円獲得ならず。
  3. ^ 日本三大急流球磨川に架かる水の手橋の上からのダイブや、人吉城址で酔拳アクションなど。
  4. ^ 1996年年越しライブ『牛』。
  5. ^ テレビ探偵団』にゲスト出演した際に語られたエピソードでは、ファンレターに使用していたボールペンまで同封して贈ったとのこと。番組内で志穂美本人の書面による返答を頂戴したところ、「(大量のファンレターにより)覚えてない」そうだった。
  6. ^ 1月号と7月号。
  7. ^ 特に、周富徳から教わった鮭レタスチャーハン。
  8. ^ スタジオにセットを組んで撮影するコント。
  9. ^ 内村とは別人という設定。
  10. ^ 倉田プロモーションでアクションを本格的に学んでいる。
  11. ^ 撃たれたあと、「これじゃあもう食べれない~」と叫ぶのが恒例。
  12. ^ 共演者の原田知世長崎県出身であるため、彼らが殉職するとお国言葉で哀悼を示していた。
  13. ^ 初回限定のみ。
  14. ^ テルが途中で消え、奈落からホワイティが飛び上がってくる。
  15. ^ どちらでもホワイティ(内村)は「なんだかなぜか疲れてるのよねぇ」とネタにしていたほどの余裕だった。
  16. ^ Red Angelタバスコ入り、GREEN MAN青汁といった具合。
  17. ^ 変な乗り物に乗って出てくることもある。
  18. ^ くわえている煙草も桃井が愛用しているものと同じにするという徹底ぶりだった。
  19. ^ TV業界用語で「収録を素早くしよう」。
  20. ^ しかし2008年に放送された「笑う犬」スペシャルにて再会する。実は中国マフィアの捜査の為の偽装だった。
  21. ^ ジャルジャル・福徳が演じる何かに困っている人が、悪魔:はんにゃ・金田による悪意的行動、天使:フルーツポンチ・村上による善意的な行動、内村扮する小柳による意味の分からない行動の中から、選択を迫られるところから始まるコント。
  22. ^ 学生(ジャルジャル・福徳)が財布を拾うが、この後どうすれば良いか迷っている。そこに、悪魔(はんにゃ・金田)が「盗ってしまえ」とネコババすることを促すが、天使(フルーツポンチ・村上)が「届けなきゃだめ」と交番に届けることを促す。その後、内村扮する小柳が現れ「その財布を私に預けなさい」と言う。そこからだんだん悪魔・天使・小柳の三人により話が最初とは無関係な方向に行ってしまう。
  23. ^ 紀伊國屋サザンシアターにおいて2011年3月16日 - 3月21日に公演予定であったが、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響で公演中止となったため、振替公演として行われた。
  24. ^ 追加公演千秋楽のスペシャルゲストとして出演した。
  25. ^ 秋吉光一とは映画で内村演じたスポーツライターのキャラクター。

出典

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  41. ^ 頭部が上に大きく盛り上がっていて、顔が緑色である。
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  60. ^ 内村光良、初の書き下ろし長編小説を発表「いろいろな想いを込めて書いた群像劇」」『お笑いナタリー』、2019年1月7日。2019年2月28日閲覧。





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