入玉
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注釈
- ^ 公式戦では歴代最長手数の対局となっている。なお、この対局は2017年度将棋大賞の名局賞特別賞を受賞した。
- ^ たとえば六枚落ちの場合は、落とした飛車(5点)・角行(5点)・桂馬(1点)2枚・香車(1点)2枚の計14点を上手に加える。
- ^ アマチュア棋戦では基準を27点とした「27点法」を規定する場合もある。詳しくは後述。
- ^ 平手の場合は全駒の合計点数は54点なので、一方の点数が31点以上の場合は対戦相手の点数は24点未満となる。
- ^ この規定が確認された対局(第5期叡王戦第2局)では実際に持将棋が成立となったが、持将棋成立時刻が規定の21時30分を過ぎていたため即日指し直しは行なわれず「無勝負(引き分け)」となった。また、同じく持将棋が成立した第3局の場合も即日指し直しは行われていない。なお、第3局と同日に第4局の日程が組まれており(第3-4局は持ち時間1時間のため同日実施)、第3局が長引いたことによる開始時刻の遅れを除き予定通りに第4局が実施された。
- ^ 「入玉宣言法」を行使した背景として、この対局がマイナビ女子オープンの一斉予選の1回戦の一局であり、続く決勝戦の開始予定時刻(午後3時35分)まであと30分に迫る状況(午後1時開始、3時3分に宣言、宣言の5分後に勝利確定)ながら、相手の投了による終局の見込みがなかったという時間的要因が挙げられる。宣言により負けとなった竹部は後日、「500手まで指せば(持将棋に持って)行けるかもしれないと思って粘っていた」と明かしており、局面に対する対局者間の認識に大きな差があったことが判る。本局は、同時開始局の中で最後に決着した局であり、決勝戦の開始予定時刻まで30分間程度の時間しかなく感想戦は行われなかった。
- ^ 提案者のウェブサイトとして、持将棋と千日手および持将棋近将記事が公開されている。読者の提案では「敵陣3段目に入れば勝ち」というものと「5一・5九に入れば勝ち」という形が示されている。
出典
- ^ "入玉". デジタル大辞泉. コトバンクより2023年4月30日閲覧。
- ^ "入王". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより2023年4月30日閲覧。
- ^ "逆馬". デジタル大辞泉. コトバンクより2023年4月30日閲覧。
- ^ a b c d e "持将棋". デジタル大辞泉. コトバンクより2023年4月30日閲覧。
- ^ "持将棋". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより2023年4月30日閲覧。
- ^ 王位戦第4局は双方入玉で「王将」でなく「点数」取り合い(2ページ目) 日刊ゲンダイ(田丸昇)、2019年9月7日(2020年3月29日閲覧)。
- ^ “持将棋なるか”. 叡王戦中継ブログ. 2020年7月6日閲覧。
- ^ “第2局はわっしょいわっしょいで持将棋成立222手!第1局は千日手指し直しで合計228手!大波乱叡王戦(松本博文) - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース 個人. 2020年7月6日閲覧。
- ^ a b “令和の覇権をかけた永瀬と豊島の頂上決戦 そこには藤井聡太も参戦してくる 第5期叡王戦七番勝負第2局・観戦レポート #2 小島渉”. 文春オンライン (2020年7月18日). 2020年10月10日閲覧。
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- ^ 将棋史上初、入玉宣言法で決着 双方の玉が敵陣に…緊張の宣言, (2022-07-18), オリジナルの2022-07-19時点におけるアーカイブ。 2022年7月19日閲覧。
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- ^ 女流棋士の勝利で注目「将棋の入玉宣言法」 歴史的決着までの前日譚 | 毎日新聞, (2022-08-28), オリジナルの2022-08-28時点におけるアーカイブ。 2022年8月28日閲覧。
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- ^ Selene、史上初の入玉宣言法による勝利を達成。世界コンピュータ将棋選手権
- ^ 松本博文『タイトル戦史に刻まれる最短ハイレベル持将棋引き分け 棋王戦第1局、藤井聡太棋王-伊藤匠七段(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース』2024年2月5日 。
- ^ 2013年9月18日 五番勝負 第2局 羽生善治王座 対 中村太地六段|第61期王座戦 王座戦中継サイト
- ^ “どうぶつしょうぎ ルールペーパー”. いっぽ どうぶつしょうぎを育てる会. 2021年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月4日閲覧。
- ^ “【重要】トライルール廃止と入玉将棋の宣言法採用のお知らせ”. 将棋ウォーズ. 2023年6月7日閲覧。
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