佐野藩 幕末の領地

佐野藩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 06:31 UTC 版)

幕末の領地

明治維新後に滋賀郡1村(旧旗本領)が加わった。

文化・産業・人物

学問

堀田正敦は、『寛政重修諸家譜』編纂総裁を務め、近世最大とされる鳥類図鑑『堀田禽譜』の編纂を行うなど、文化事業での活躍で知られている[19]堀田正衡は洋学への関心が高く、家臣に西洋砲術を学ばせ、藩校[注釈 3]で洋学を取り入れた[19]

元治元年(1863年)、堀田正頌の時代に藩校「観光館」が設けられた[20]

人物

堀田正衡は狩野派の絵もよくし、狩野元信の絵を模写したという「山水図」(栃木県立博物館蔵)が残されている[19]高橋由一は佐野藩出身で、正衡の小姓を務めており[19]、絵画について正衡の影響を指摘する見解もある[19]

貴族院議員となる西村茂樹と実業家の西村勝三の兄弟は、佐野藩付家老(本藩である佐倉藩から付けられた家老)西村平右衛門芳郁の子である。

脚注

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参考文献

関連項目

  • 大宮藩 - 下野国都賀郡にあった藩。正高の兄・堀田正虎が遺領分知を受け、佐野藩と同時に成立した。

注釈

  1. ^ 佐野地域には古代東山道が通過するなど、交通の要地であった[7]
  2. ^ 明治初年に天明町・小屋町は佐野町として行政的に統合され、現代の佐野市の中核となる。
  3. ^ 下記の「観光館」設立が元治元年(1863年)とする記述が正しいならば、それより前に別に藩校が所在したことになる。

出典

  1. ^ a b c d e 歴史・伝統”. 佐野市. 2022年2月18日閲覧。
  2. ^ a b c d 佐野荘(中世)”. 角川地名大辞典(旧地名). 2022年2月18日閲覧。
  3. ^ 北条氏忠の入城と、西側根小屋の整備”. 佐野市. 2022年2月18日閲覧。
  4. ^ 佐野氏”. 世界大百科事典 第2版. 2022年2月18日閲覧。
  5. ^ a b c d e 佐野房綱”. 朝日日本歴史人物事典. 2022年2月18日閲覧。
  6. ^ a b c 天徳寺宝衍と秀吉”. 佐野市. 2022年2月18日閲覧。
  7. ^ a b c 江田郁夫著『中世東国の街道と武士団』 評者:斎藤慎一 「日本歴史」765(2012.2)”. 岩田書店. 2022年2月22日閲覧。
  8. ^ a b c d 奥田謙一. “佐野藩”. 日本大百科全書(ニッポニカ). 2022年2月18日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 佐野藩”. 藩名・旧国名がわかる事典. 2022年2月18日閲覧。
  10. ^ 関ヶ原と信吉の転機”. 佐野市. 2022年2月18日閲覧。
  11. ^ a b 佐野城跡(さのじょうせき)”. 佐野市. 2022年2月18日閲覧。
  12. ^ a b 天明町(近世)”. 角川地名大辞典(旧地名). 2022年2月18日閲覧。
  13. ^ 第23回 金屋町”. ジャパンナレッジ. 日本歴史地名大系ジャーナル 「歴史地名」もう一つの読み方. 2022年2月22日閲覧。
  14. ^ 小屋町(近世)”. 角川地名大辞典(旧地名). 2022年2月18日閲覧。
  15. ^ 堀米町(近世)”. 角川地名大辞典(旧地名). 2022年2月18日閲覧。
  16. ^ a b c 植野村(近世)”. 角川地名大辞典(旧地名). 2022年2月18日閲覧。
  17. ^ a b 堀田佐野城址公園”. 佐野市. 2022年2月18日閲覧。
  18. ^ a b 東谷智 2017, p. 25.
  19. ^ a b c d e 狩野派の絵をよくした佐野藩主・堀田正衡”. UAG美術家研究所. 2022年2月18日閲覧。
  20. ^ 栃木県立図書館(回答). “幕末の藩校「観光館」に関する資料を探しています。”. レファレンス協同データベース. 2022年2月18日閲覧。


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