伊達氏
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主要家臣
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関連城砦
- 伊達宗家居城
- その他
- 伊佐城(茨城県筑西市) - 伊佐氏の居城、藤原実宗(伊達氏の遠祖)が築城か。南北朝時代には伊達行宗(伊達行朝)が拠り南朝の拠点とした
- 中村城(栃木県真岡市) - 藤原朝宗(伊達朝宗)が築城、以降は中村氏の居城
- 霊山城(福島県伊達市) - 藤原行宗(伊達行宗)の本拠→陸奥国府
- 石母田城(福島県伊達郡国見町) - 伊達稙宗の一時的な居城
- 大枝城(福島県伊達市) - 伊達氏支配時代には家臣の大條(大枝)氏が居城とした。伊達郡が伊達政宗から上杉景勝の支配に変わった後の慶長5年(1600年)の戦では、梁川城を奪還するために政宗が阿武隈川を挟んで梁川城の対岸にある(現在の梁川大橋近く)大枝城址に布陣した。
- 懸田城(福島県伊達市) - 伊達稙宗の一時的な居城
- 丸森城(宮城県伊具郡丸森町) - 伊達稙宗の隠居城
- 大森城(福島県福島市) - 伊達実元など特に有力な家臣が居城とした。現在は城址公園が整備されており、史跡発掘も多い。
- 舘山城(山形県米沢市) - 伊達輝宗の隠居城
- 小浜城(福島県二本松市) - 伊達政宗の一時的な居城
- 若林城(宮城県仙台市若林区) - 伊達政宗の晩年の居城
- 宇和島城(愛媛県宇和島市) - 宇和島藩
- 白石城(宮城県白石市) - 仙台藩支城、片倉氏居城
家紋
- 竪三引両 - 文治5年(1189年)、奥州藤原氏討伐の際に朝宗が源頼朝より拝領した。もとは「幕紋二引両」だったが、のちに竪三引両に改めた。仙台市章(昭和8年(1933年)9月5日制定)のモデル。
- 仙台笹(竹に雀) - 上杉定実より養子縁組の引き出物として伊達実元に贈られたもの(上杉笹)が原型であり、現行の紋は伊達宗家がこれを変形したものである。本来の所有者である亘理伊達家をはじめとする伊達各家が用いる「竹に雀」の紋は、宗家の紋より竹の葉や節の数などが少なくなっている。中央には「阿吽の雀」がおり、左側の雀が阿形で腹を見せて飛び、右側の雀が吽形で背を見せて飛んでいる姿であることが多い。笹かまぼこやすずめ踊りなどはこの家紋に因んで命名されたものである。伊達泰宗が商標登録した。
- 宇和島笹(竹輪笹に向かい雀) - 宇和島藩で、宗家の紋をアレンジしたもの。雀が阿吽で、飛び方も違う。
- 雪に薄 - 伊達氏独自の紋で輝宗、政宗が使用。
- 十六菊 - 政宗が豊臣秀吉より拝領(天皇より下賜されたとの説もある)
- 五七桐 - 政宗が豊臣秀吉より拝領
- 九曜 - 政宗が細川忠興より貰い受ける
- 鴛鴦の丸 - 政宗が近衛家より拝領
- 牡丹 - 綱村が近衛家(関白)より拝領
- 蟹牡丹 - 吉村が牡丹紋を変形
- 薺
- 日の丸 - 「伊達家兵器巻」に伊達家の軍旗として日の丸に酷似した日之丸大龍が描かれ、また、狩野探幽筆「伊達政宗甲冑像」にも伊達政宗の背にはためく日の丸に酷似した日之丸大龍の軍旗が描かれている。
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- ^ 伊達朝宗の四男の為家を祖とする駿河伊達氏の支族。
- ^ 文書では南朝年号で「えんけん四年」(延元4年)と記されている。
- ^ 主な収蔵品(ローマ教皇にあう) - 仙台市博物館
- ^ 羽下徳彦「イタテとタテ」(『日本歴史』633号、2001年2月。63 - 65頁)
- ^ 国立歴史民俗博物館所蔵、『寒河江市史 大江氏ならびに関係史料』p.390
- ^ 真岡市史案内第4号・P69「中村氏」
- ^ 茨城県指定史跡の伊佐城跡(茨城県筑西市中館)に行朝の供養塔がある。
- ^ 『駿河伊達家文書』では、この時に成宗が奥州探題職を得たとしているが、当時の探題は依然として成宗正室の実家・大崎氏である
- ^ “118 伊達政宗が藤次郎と称したのは何故か”. 要説宮城の郷土誌 (1983年)(仙台市民図書館,種部金蔵 編)p.312. 仙台市 (2014年). 2014年8月19日閲覧。
- ^ 加賀藩は支藩として富山藩と大聖寺藩を分割し、前田宗家の石高は減じている。
- ^ 村川浩平『日本近世武家政権論』
- ^ この系統からサンドウィッチマンの伊達みきおが出る
- ^ 涌谷伊達氏・村元の次男。
- ^ 宇和島藩主・宗城の次男。
- ^ 参考文献:『駿河伊達家文書 京都大学文学部・博物館の古文書』
- ^ 参考文献:『大日本古文書 家わけ第三 伊達家文書之一』
- ^ 元亀の変で討ち死に。
- ^ 伊達稙宗の娘婿で天文の乱では稙宗方。
- ^ 伊達忠宗の臨終に際し伊達綱宗擁立を推進。伊達騒動では反兵部派として奔走した。
- ^ 白河結城氏の末で、一門十席白河家の祖。伊達綱村の乳兄弟にあたる。
- ^ 『伊達世臣家譜』の編纂を行った。
- ^ 北海道開拓の功により男爵を授爵
固有名詞の分類
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