人造人間17号
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ゲームにおける人造人間17号
初登場はファミリーコンピュータ用ソフト『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』から。同作では数ターン戦闘すると自動的にバトルが終わる、所謂イベント戦闘での戦闘のみであった。それ以降はスーパーファミコン用ソフトから登場していた人造人間16号、18号と比べてゲーム作品に登場する頻度は少ないが、PlayStation 2ソフト『ドラゴンボールZ』シリーズ以降は安定して登場している。
『ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル』ではドクター・ゲロと共にプレイヤーキャラクターとして追加。格闘特化型のキャラクターとなっており、必殺技の「コンボキャンセル」を行うことでコンボを繋ぐことができる。
『ドラゴンボール ゼノバース』では主に未来の17号が登場。敵として出てくるのは17号、18号とも未来の冷酷な人格の方となる。主人公に地球の戦士たちの殲滅に誘う。達成した後は主人公のことを気に入り、手を出すことなく引き下がっていった。続編である『ゼノバース2』では宇宙サバイバル編の17号(表記は「人造人間17号(DB超)」)がDLC「∞の歴史編パック」の追加キャラクターとして登場した。
『ドラゴンボール ファイターズ』では当初は18号のアシストキャラクターとして登場していたが、後のDLC「ファイターズパック8」での追加キャラクターにて参戦している。その際18号のアシスト版では原作初期準拠の服装であるが、プレイアブル版はアニメ『超』の「宇宙サバイバル編」準拠の服装となっている。
『ドラゴンボールZ カカロット』では、人造人間・セル編で初登場。原作同様ピッコロと対決する。魔人ブウ編の元気玉に協力するシーンにも原作と同様に登場するがハーフコートや手袋は羽織っておらず、原作初期準拠の服装で登場する。その後ゲームクリア後にプレイできるサブストーリー「守護者」にて未来のトランクスと出会う描写が描かれている。ゲーム内辞典「Z大全集」では生い立ちなどが解説されており、人間の頃は孤児で18号とともにケンカは強く、盗みやカツアゲをして遊んで暮らしていたが、真人間には手を出さなかったという。群れずに身寄りのないアウトローの2人はゲロにとって新たな人造人間の素材にうってつけだったため、捕らえられて改造された。ドラゴンボールで生き返った後は一人旅をしていたが、途中で立ち寄ったモンスターの島で密猟者たちを倒し、そこで保護官をしていた女性と知り合う。それがきっかけで自らも自然保護観察官になり、やがてその女性と結婚することになった。
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』では現在の17号と未来の17号(表記は「人造人間17号(未来)」)がそれぞれ登場しているほか、ヘルファイター17号や超17号も後に登場した。また2021年のハロウィンキャンペーンにて開催された特別編イベント「一触即発!?ふたりの人造人間」では人造人間8号と共に活躍するオリジナルストーリーが展開された。オリジナルストーリーではセルが倒されてから数年後を舞台としているほか、漫画版『超』同様生き返った直後の場面が描かれており、18号と再会している。その後、後述する王立自然公園の動物保護区で保護官として働いていたが、ある日同じ保護官の仲間から「最近北の山のほうで人を襲う怪物がいて困っているので調査してほしい」と相談を受けることになった。優秀な保護官ということで広く知られており、仲間たちから時々面倒ごとを頼まれていたが、人間の身勝手さに呆れながらも無下に断ることもできないため、これも仕事だと割り切り調査へ向かう[注 23]。その後暴走している8号と出会い、退治しようとするがスノから本当は大人しいということを言われ、改造されて暴走している可能性が高いと考え、ショックを与えるだけにとどまった[注 24]。その後8号は正気に戻ったが、直後にムラサキ曹長の弟の五つ子たちが現れ、復讐作戦を台無しにされたことから襲ってくるが返り討ちに遭わせ、五つ子たちを警察に引き取らせることにした。その後8号に対し念のため科学者にカラダを診てもらったほうがいいと言った。2人が帰った後は「オレも少しだけ先輩を見習うとするか」と言い、少しだけ心境が変わることになった。
ゲームにおける超17号
基本的に名義は「超17号」だが、一部作品では「スーパー17号」表記になっている。初登場は『ドラゴンボールZ Sparking!』から。『Sparking!』シリーズでは19号やゲロと違って強力な気弾攻撃も吸収可能。『ドラゴンボールヒーローズ』ではオリジナル形態として、「セル吸収形態」、「人造人間吸収形態」、「人造人間18号吸収形態」が登場し、形態に応じて容姿も変化する。
注釈
- ^ 英語圏では「No.」が入らず「Android 17」となる。
- ^ a b c 正式名および容姿は未公表。
- ^ トランクスがやってきた次元(未来)では、「ドクター・ゲロが世界を征服する目的で俺たちを造ったらしい」と17号自身がトランクスの破壊と殺戮を繰り返す理由を聞く質問に対して答えている[1]。
- ^ アニメ『ドラゴンボール超』第109話「悟空に迫る最強の敵! 今こそ放て!必殺の元気玉!!」では、17号と18号のエネルギーも元気玉に集めた。
- ^ 漫画版『ドラゴンボール超』ではブルマが「もともと人間だったのを細胞レベルで超人に改造しただけなので人間よ」と説明している[10]。
- ^ 破壊と殺戮を「ゲーム」や「遊び」と言っている。
- ^ アニメでベジータ、ヤムチャ、クリリンを殺害。クリリンは、『Z』第164話、『改』第82話では17号が殺害し、テレビスペシャルでは18号とともに殺害している。原作では描かれていないため不明。
- ^ アニメでは妻と子供を殺されたと語っており、それ故に17号に発砲した。
- ^ アニメでは殺害寸前でトランクスに阻止され、後に老人は救出されている。
- ^ ゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』ではトランクスの魔閃光によって倒されており、死ぬ間際に魔閃光を使う悟飯の幻覚を見ていた。
- ^ 『Z』第192話、『改』第97話にて登場。原作では描かれていない。
- ^ 作中の世界に存在した17号も殺害しているが、こちらの世界では18号がとどめを刺している。
- ^ 「特別マンガ《ジャンプビクトリーカーニバル 2018年公式ガイドブック掲載》」『ドラゴンボール超 第8巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年12月4日、ISBN 978-4-08-881649-4、192-195頁。
- ^ 後にクリリンから「意外と冗談が好き」と言われている。
- ^ 大会のルールでは相手を殺したら失格であるが、このときは大神官からは自爆で自分の身を滅ぼしたと見なされ、また大会のルールにも当てはまらないためにジレンはノーペナルティという形で失格にはならなかった。
- ^ 生存していた理由に関して「生きているかどうかは賭けだった」と語っている。
- ^ 「ドラゴンボール超 其之四十二 決着と結末」『Vジャンプ』2019年1月号、集英社、60頁。
- ^ これに関して悟空の顔をうかがって彼の気持ちを察し、この願いを言ったようで悟空から感謝され、18号から「ますますあんたたち似ているね」と呆れられた。漫画版でも「消滅した宇宙の復活」を願っているが、こちらでは「全王の好き勝手にさせたくなかった」となっている。
- ^ 原作および『Z』の「魔人ブウ編」での登場時のハーフコートとは異なる。
- ^ 原作および『Z』では人造人間から気を感じ取れなかったが、この直前ではトランクスが「18号さんと同じ気を感じる」と発言している。
- ^ 18号を再び仲間になるように誘惑しようとしていた。
- ^ ドラゴンボールZ Sparking!シリーズのプロフィールでは「双子の姉に対する情がある」と語られている。
- ^ 17号曰く「北の山あたりはオレの担当区域ではない」とのこと。
- ^ 人造人間8号のことはドクター・ゲロの研究所にあった過去のデータの中で見たことがあり、人造人間なら改造されて暴走している可能性が高いという判断となった。
出典
- ^ テレビスペシャル『絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』より。
- ^ 『ドラゴンボール完全版 第25巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年12月9日、ISBN 4-08-873468-8、88頁。
- ^ 『ドラゴンボール完全版 第25巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年12月9日、ISBN 4-08-873468-8、135頁。
- ^ 『ドラゴンボール完全版 第25巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年12月9日、ISBN 4-08-873468-8、108-135頁。
- ^ 『ドラゴンボール完全版 第24巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年11月9日、ISBN 4-08-873467-X、86頁。
- ^ 鳥山明「其之三百四十九 目覚めた17号、18号」『DRAGON BALL 第29巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1992年3月15日、ISBN 4-08-851419-X、178-180頁。
- ^ 「其之三十一 集まれ超(スーパー)戦士たち!」『ドラゴンボール超 第6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年6月9日、ISBN 978-4-08-881501-5、135頁。
- ^ 「其之三十一 集まれ超(スーパー)戦士たち!」『ドラゴンボール超 第6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年6月9日、ISBN 978-4-08-881501-5、136頁。
- ^ a b c d e f 鳥山明「DRAGON BALL 龍球問答 鳥山明先生がお答え!!」『DRAGON BALL フルカラー 人造人間・セル編6』、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年5月7日、ISBN 978-4-08-880106-3、220-221頁。
- ^ 「其之三十 ジレンという男」『ドラゴンボール超 第6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年6月9日、ISBN 978-4-08-881501-5、79頁。
- ^ テレビスペシャルより。
- ^ a b 週刊少年ジャンプ編集部 編『ジャンプ・アニメコミックス ドラゴンボールZテレビスペシャル 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1993年5月31日、164-165頁。ISBN 4-8342-1185-1。
- ^ 渡辺彰則編「明かされる4つの未来」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、34頁。
- ^ 2017年2月5日(日)より鳥山先生原案による新章スタート!「宇宙サバイバル編」メインビジュアル・あらすじ解禁
- ^ 「其之三十 ジレンという男」『ドラゴンボール超 第6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年6月9日、ISBN 978-4-08-881501-5、80頁。
- ^ 『ドラゴンボール超』第86話「初めて交わる拳! 人造人間17号VS孫悟空!!」
- ^ 「DRAGON BALL Q 前川淳ストーリーQ&A」『ドラゴンボールGT DVD-BOX特製ブックレットDragonbook』、56-59頁。
- ^ a b PlayStation 2ソフト「ドラゴンボールZシリーズ」
- ^ アーケードゲーム、PlayStation 2ソフト『超ドラゴンボールZ』
- ^ 『ドラゴンボール完全版 第25巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年12月9日、ISBN 4-08-873468-8、120頁。
- ^ PlayStation 2、Wiiソフト『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』
- ^ PlayStation 2ソフト『ドラゴンボールZ3』
- ^ PlayStation 2、Wiiソフト「ドラゴンボールZ Sparking!シリーズ」
- ^ Vジャンプ編集部編「技事典」『ドラゴンボール超全集4巻』集英社、2013年5月14日、ISBN 978-4-08-782499-5、165-166頁。
- ^ a b 大全集7巻 1996, pp. 122, 「鳥山明がお送りする DBキャラ秘密の話」
- 1 人造人間17号とは
- 2 人造人間17号の概要
- 3 ドラゴンボールGT
- 4 人造人間17号の技
- 5 ゲームにおける人造人間17号
- 6 補足
固有名詞の分類
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