亜塩素酸ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/31 14:59 UTC 版)
亜塩素酸ナトリウム | |
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亜塩素酸ナトリウム | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 7758-19-2 |
KEGG | C19523 |
RTECS番号 | VZ4800000 |
特性 | |
化学式 | NaClO2 |
モル質量 | 90.44 g/mol |
外観 | 白色の固体 |
匂い | 刺激臭 |
密度 | 2.5 g/cm3, 固体 |
融点 |
180–200 °C 分解 |
水への溶解度 | 39 g/100 ml (17 °C) |
危険性 | |
EU分類 | 記載無し |
NFPA 704 | |
引火点 | 無し |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 塩化ナトリウム 次亜塩素酸ナトリウム 塩素酸ナトリウム 過塩素酸ナトリウム |
その他の陽イオン | 亜塩素酸カリウム 亜塩素酸バリウム |
関連物質 | 二酸化塩素 亜塩素酸 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
合成
二酸化塩素に水酸化ナトリウムと過酸化水素とを反応させると、亜塩素酸ナトリウムが得られる(式)。
性質
白色の結晶で、水によく溶ける。特異な刺激臭があり、水溶液に塩素(式)、あるいは次亜塩素酸ナトリウムを作用させたり、電気酸化を行うと、二酸化塩素が発生する。
加熱により分解し、塩素酸ナトリウム (NaClO3) と塩化ナトリウム (NaCl) に変わる。
- 1 亜塩素酸ナトリウムとは
- 2 亜塩素酸ナトリウムの概要
- 3 用途
- 4 関連物質
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