主人公
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主人公(しゅじんこう)は、フィクション作品(小説・映画・ドラマ・漫画・アニメ・ゲームなど)のストーリーの中心となり、物語を牽引していく登場人物。
例示
- ^ 例えば藤子不二雄(藤子・F・不二雄)の漫画『ドラえもん』の野比のび太は、彼を主人公としてみた場合[36]、他のキャラクターに比べて能力的に見劣りしたりする落ちこぼれの主人公に設定されている[36]。
- ^ 映画『スター・ウォーズ』シリーズの登場人物アナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)など[46]。
- ^ 例えば藤子不二雄(藤子・F・不二雄)の漫画『ドラえもん』の場合、著者自身は「主人公はドラえもん[47]であり、のび太は副主人公として描いている」としており[48]、実際にそのように受け止める読者も多い一方で[49]、物語の構造としては騒動の発端となる野比のび太こそが実質的な主人公であり感情移入の対称で、彼を手助けしようと奮闘するドラえもんは主人公を補佐する導き手とする見方もある[49]。
- ^ 漫画『幕張』など。
- ^ 『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、アニメ『Ζガンダム』、『涼風』、『涼宮ハルヒの憂鬱一期以降』、『XXXHOLiC』、『夢喰いメリー』、『風夏』、『トニカクカワイイ』、アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』、『空の青さを知る人よ』など。
- ^ 『ガンダムSEED DESTINY』。
- ^ 例えば戯曲『ゴドーを待ちながら』では、登場人物らに待ち望まれている中心人物が最後まで登場せず、不在のまま幕を下ろす[54][55]。
- ^ 『炎立つ』など。
- ^ 『蜘蛛の糸』『ドラゴンボール』『幽☆遊☆白書』『ドリーム☆アゲイン』など。
- ^ 後者の例としては『俺の屍を越えてゆけ』[57]や『ロマンシング サ・ガ2』などがある。
- ^ 『トランスフォーマー』シリーズでは、「君が選ぶ君のヒーロー」というキャッチフレーズが掲げられている[61]。同作では善と悪は明確にされており[62]、『DEATH NOTE』の例とは異なる。
- ^ 『魔法の国ザンス』シリーズでは、各巻ごとに主人公が異なる[63]。
- ^ 『ぼくらの』[64]など。
- ^ 例えば、1966年から放送されたアメリカ合衆国のテレビドラマ『スタートレック』シリーズの第1作、『宇宙大作戦』における3人の主要登場人物、ジェームズ・T・カーク、スポック、レナード・マッコイの関係は、そのような三すくみの関係であるとされる[71]。
- ^ 『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎など。日本の平安時代の王朝物語は、源氏物語(光源氏)、狭衣物語(狭衣)、落窪物語(落窪姫君)、平中物語(平中)、夜半の寝覚(寝覚の上)のように基本的に主人公の名前が物語の題名になっている。
- ^ 漫画『Dr.スランプ』は、タイトルの「Dr.スランプ」が則巻千兵衛のニックネームであるが、主人公は則巻アラレに設定されている[72]。
- ^ 藤子不二雄(藤子・F・不二雄)作品などが挙げられ、Fの作品以外にもそれらが主人公の家に居候する「ドラえもん型」というジャンルが確立している[要出典]。
- ^ アーサー・コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズ』シリーズなど[75]。推理小説のジャンルでは、このような探偵の相棒役として語り手を務める登場人物を、『シャーロック・ホームズ』シリーズの登場人物ジョン・H・ワトスンにちなんで「ワトスン役」と呼ぶ[75]。
- ^ サッカレーによる1847年の小説『虚栄の市』の終盤では、それまで局外の語り手のように振る舞っていた人物が、主人公の友人として物語の中に現れる[80]。また07th Expansionによる2006年のサウンドノベルゲーム『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編』では、前作までの物語をモニター越しに見ていたプレイヤーの化身とも言える人物が物語の中に出現し、物語を決着へと導く役割を担う[81]。
- ^ 「フクちゃん」、「ののちゃん」など。
- ^ 『三国志演義』においては、明確ではないが劉備の亡き後は諸葛亮が主人公のようになっている。
- ^ 『ジョジョの奇妙な冒険』など。また、特殊な一例として、『キャプテン』においてはタイトル通り、野球部の歴代キャプテンに就任したキャラクターが順次、主人公となる。『プロレススーパースター列伝』はその名のとおり、著名プロレスラーを主人公とした列伝形式をとっているため、馬場・猪木編→フレアー編→タイガーマスク編などといったかたちで主人公が次々と交代する。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、オープニングのタイトルバックが第1・2クールでは、インパルスガンダム(シン・アスカの機体)であったのに、第3・4クールではストライクフリーダムガンダム(キラ・ヤマトの機体)であった(ただし、PHASE-48まではキャストの順番がシン・アスカが1番上だった)。
出典
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- ^ 使い分けている? 物語における「主人公」と「主役」の違い
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