丹前 丹前の概要

丹前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 22:18 UTC 版)

丹前の図。喜田川季荘著『類聚近世風俗志 : 原名守貞漫稿』より

当初は旗本に仕える使用人の旗本奴たちの間で流行し、これが一般にも広まった。

丹前は綿の入った広袖の長着で、布地は派手な縞柄のものが多く、これを丹前縞という。また、厚手のウール生地で作られた、中綿の入っていないものもある。

なお、綿入れ袢纏羽織風の腰あたりまでの上着であるが、地方によってはこれを丹前あるいはどてらと呼ぶこともある。

日本の東北地方北海道地方では、掻巻(寝具)のことを丹前と呼ぶ。




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