世田谷区 生活基盤

世田谷区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/19 09:03 UTC 版)

生活基盤

ライフライン

電信

市外局番

区内全域が「03」であり、これは東京23区の他の全区や、狛江市の大部分、調布市三鷹市の各一部とも共通である。

市内局番
  • 世田谷、北沢、成城周辺 「34XX」、「54XX」、「64XX」
  • 玉川周辺 「37XX」、「57XX」
  • 烏山周辺 「33XX」、「53XX」

世田谷区内には世田谷局、弦巻局、松沢ビル2局、上北沢局、東京烏山局、成城局、砧局、東京瀬田局、東京玉川局のNTT交換局があり、区内をカバーするほか、世田谷区内の一部では区外(隣接地域)にある交換局となっている代々木局、目黒本館局、自由ケ丘局、田園調布局、狛江局、雪ケ谷局がカバーする。

世田谷区内の多くの交換局に窓口が設けられていたが、窓口が三軒茶屋に集約されてから廃止された。

教育

大学

高等学校

中学校

小学校

特別支援学校

  • 東京都立光明学園
  • 東京都立光明学園そよ風分教室
  • 東京都立青鳥特別支援学校
  • 東京都立青鳥特別支援学校梅ヶ丘分教室
  • 東京都立青鳥特別支援学校久我山分校
  • 東京都立久我山盲学校

インターナショナル・スクール

交通

鉄道

鉄道はほぼ東西方向にしか走っておらず、南北方向の鉄道路面電車東急世田谷線しかない。そのため、葛飾区江戸川区と同じく南北方向の交通路線バスに頼ることとなっている。放射状に広がる各線を環状方向に結ぶ路線は地理的に偏っており、場所によっては区内であっても一旦渋谷駅等、区外に出ての移動を強いられるなど、鉄道で1時間以上要する場所が多い。そのため、区では環八通り(東京都道311号環状八号線)に沿う鉄道「エイトライナー」の構想を持っており、環八通りの沿線区とともに計画を推進しているが、着工の目処は立っていない。なお、区内を走行している路線は全て「私鉄」であり、東京23区で唯一地下鉄JRも通っていない区でもある。

前述の通り、葛飾区と世田谷区のみ東京23区で地下鉄が通っていない(乗り入れ先を含まない)が、地下を走行する鉄道路線はある(東急田園都市線[注釈 6]・小田急小田原線の一部区間)。

なお、JRの路線が存在しないのは練馬区と世田谷区のみであるが、世田谷区は小田急小田原線にJR東日本の車両が乗り入れている[注釈 7]

京王電鉄

京王線
井の頭線

東急電鉄

世田谷線
田園都市線
大井町線
目黒線
東横線

小田急電鉄

小田原線

バス

区内は渋谷区から神奈川県にかけて国道246号(通称玉川通り)が東西を横断し、都道の環八通りが南北に縦断する。これら主要道路の内側を網の目のようにバス路線が設定されている。段差の少ないノンステップバスを多く導入するなど、公共交通の確保と高齢化対策を図っている。

路線バス

区内では東急バス京王バス小田急バス関東バス東京都交通局の各事業者により運行されている。通勤時間帯には2分〜5分間隔でバスが運行される地区がある。しかしながら、世田谷区内の各地域は、都市計画道路の多くが未整備であり、現況道路が非常に狭いために、バスの通行が困難、あるいは路線バスの通行によりかえって渋滞を招くケースが少なくない。そこで、玉堤、宇奈根、喜多見、岡本、鎌田、大蔵、祖師谷、成城、八幡山地区では、小型車両によるコミュニティバス路線の運行が実現して改善が模索されている。東急バスは一部地域で「東急コーチ」と呼ばれる中型のデマンドバスも運行していたが、現在は一般路線に組み込まれている。

区内にある営業所
区内路線を担当している営業所

都市間バス

二子玉川駅(二子玉川ライズ)を拠点として、羽田空港・成田空港への空港リムジンバスがあるほか、高速バスが発着している。

池尻大橋駅からは、小田急ハイウェイバスの御殿場駅箱根方面行がある。ただし、乗車停留所は目黒区大橋に所在する。到着停留所は池尻にあり、こちらにはJRバス関東東海バスなどの高速路線も一部停車する(乗車は不可)。

その他のバス

自由が丘周辺を無料巡回する「サンクスネイチャーバス」が一部世田谷区にもまたがり、深沢地区からも利用可能。

道路

区の南部は昭和時代の初期から区画整理(玉川全円耕地整理事業)が進められた一方で、杉並区などと接する区北部は道路網が狭隘で非常に入り組み、現代でも道路交通網の発達が十分とはいえない地域となっている。貧弱な道路網の一因には、農地から宅地を造る際に農道を基礎としたことも理由に挙げられる。

幹線道路として、東西に国道246号国道20号が、南北に環七通り環八通りが走っている。上記4路線の幹線道路が通っているものの、それを補完する幅員15mクラスの都市計画道路や各種生活道路の整備が近隣の他区に比べて遅れており、細く入り組んだ狭隘な区道が多い。それゆえ、道路整備が区政の重要な課題の一つである。東京都心部と都内の多摩地域や神奈川県とを結ぶ通過交通と区内完結型の生活需要交通が道路を共有する事情もあり、交通事故発生件数は都内でも突出してワースト1となっている。

高速道路は、首都高速3号渋谷線、4号新宿線および東名高速道路中央自動車道第三京浜道路が通る。また、東京外環自動車道も都市計画決定後の長年の凍結が解除されて区内でも着工されているが、工事に伴う環境問題などにも起因する反対運動が続いており、完成の目処は立っていない。

高速道路

国道

  • 甲州街道国道20号
  • 玉川通り(国道246号):渋谷と玉川を結ぶ幹線道路。上を首都高速3号渋谷線が通り、地下は東急田園都市線が通る。三軒茶屋・駒沢大学駅付近をはじめとして商業地が沿線に形成されている。
  • 国道466号

都道

その他の主要道路
  • 赤堤通り
  • 柿の木坂通り
  • 上野毛通り
  • 希望丘通り
  • 駒沢公園通り
  • 駒八通り
  • 城山通り
  • 千歳通り
  • 茶沢通り
  • 西用賀通り
  • やくも文化通り
  • 用賀中町通り

ナンバープレート

世田谷区は東京運輸支局本庁舎の管轄エリアで、かつては「品川」ナンバーが交付されていたが、2014年11月17日以降はご当地ナンバーである「世田谷」ナンバーが交付される。




注釈

  1. ^ ただし、これは北多摩郡砧村および千歳村を編入する前の数値であり、現在の区域に換算するとこれよりももっと多いことになる。
  2. ^ ただし、2015年4月1日時点の人口は現在の区域であるのに対して、1932年の区政施行時点の人口は前述の通り北多摩郡砧村および千歳村を編入する前の数値であるため、実質的な人口増加率は591.12%よりも低いことになる。
  3. ^ 国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。昼夜間人口では年齢不詳の人物が数値に含まれないため、誤差を含んだ数値となる。
  4. ^ 大東京構想では東京駅から10マイル以内の土地を東京市に編入することとしており、砧村・千歳村はこの範囲内にあったが、北多摩郡に属しているという理由で当初は東京市への編入が見送られた(三多摩は大東京構想に反対していた)。しかし1936年には両村も世田谷区に編入された。[12]
  5. ^ 最寄駅は自由が丘駅だが所在地は世田谷区等々力
  6. ^ 東急田園都市線の渋谷 - 二子玉川間(旧新玉川線)は、都市交通審議会により地下鉄東京11号線の一部として整備されたため、定義によっては「地下鉄」とする場合がある。東京の地下鉄を参照。
  7. ^ 目黒区と文京区もJRの駅が存在しないが、JRは山手線山手貨物線が僅かに区内を通っている(なお、目黒駅の所在地は品川区上大崎)。また、文京区ではJR常磐緩行線の車両が千代田線に乗り入れる形で通っている。
  8. ^ 長嶋茂雄旧邸を借りて入居していた
  9. ^ 同じ成城には所の個人事務所「ティービークラブ」兼遊び場のガレージ・通称「世田谷ベース」もある。また、『所さんの世田谷ベース』なる番組は主に同所を撮影場所として進行されている。
  10. ^ 上北沢の旧邸を中曽根康弘に貸していた。

出典

  1. ^ a b c 世田谷区政概要2020”. 世田谷区 (2020年9月25日). 2020年12月6日閲覧。
  2. ^ 国分寺崖線保全の取り組み” (2019年9月1日). 2020年12月6日閲覧。
  3. ^ 東京なのに電話番号は神奈川 飛び地・県境のナゾ”. 日本経済新聞社 (2013年10月4日). 2020年12月19日閲覧。
  4. ^ 世田谷 1981-2010年”. 気象庁. 2017年8月20日閲覧。
  5. ^ a b c d e 国勢調査における世田谷区の人口の推移(世田谷区)
  6. ^ 100 万人都市世田谷の自治体経営を考える”. 2022年5月6日閲覧。
  7. ^ 「 東京都の人口(推計)」の概要(平成27年4月1日現在) (PDF) (東京都)
  8. ^ 世田谷区の人口”. 2022年5月6日閲覧。
  9. ^ 平成17年国勢調査による東京都の昼間人口:2005. 東京都総務局統計部人口統計課. (2008). p. 128,129ページ. OCLC 404318859 
  10. ^ 世田谷区将来人口推計(令和3年7月補正)推計結果データ”. 2022年5月6日閲覧。
  11. ^ 世田谷区将来人口推計(令和 3 年 7 月)”. 2022年5月6日閲覧。
  12. ^ 『せたがや百年史』 上、世田谷区、1992年、83頁。 
  13. ^ 朝日新聞2018年3月2日
  14. ^ 神奈川新聞2018年04月04日
  15. ^ 区市町村別の刑法犯認知件数 (PDF) (警視庁)
  16. ^ 警察署別窃盗犯罪認知状況 世田谷警察署(警視庁)
  17. ^ 野村萬斎さん、芸術監督退任へ 世田谷パブリックシアター”. 産経ニュース (2021年12月20日). 2021年12月21日閲覧。
  18. ^ ライブラリー“ほんとわ””. 世田谷文学館. 2022年10月30日閲覧。
  19. ^ アートライブラリー利用案内”. 世田谷美術館. 2022年10月30日閲覧。
  20. ^ 榊原淳司『東京不動産大暴落』 イースト・プレス、2017年、P140〜145
  21. ^ PRESIDENT2018年12月7日
  22. ^ a b c 世田谷区農業振興計画”. 世田谷区 (2019年3月). 2020年12月9日閲覧。
  23. ^ 東京農業のすがた (PDF)”. 東京都産業労働局 (2017年3月). 2020年12月7日閲覧。
  24. ^ 2019東京の工業〈2019年工業統計調査報告(平成30年実績)【統計表】
  25. ^ "Facilities and Location." ブリティシュ・スクール・イン東京. Retrieved on 8 March 2015. "BST Showa Campus – (Year 4 to Year 13) Address: Showa Women’s University 5th Bldg. 1-7-57 Taishido Setagaya-ku Tokyo 154-8533"
  26. ^ 村田学 (2022年1月17日). “【新校舎 拝見!】東京インターナショナルプログレッシブスクール(TIPS)の新校舎”. インターナショナルスクールタイムズ. 2022年3月24日閲覧。
  27. ^ 世田谷区議会 平成12年3月定例会議事録
  28. ^ “増田寛也氏演説詳報(19日)「東京の一番好きなところは、外からの人たちも包容力を持って受け入れてくれるところ」”. 産経新聞. (2016年7月20日). https://www.sankei.com/article/20160720-ZH5RLC7RNBMNVDD3N4IOA7OYNI/ 2021年11月27日閲覧。 
  29. ^ 青島顕 (2017年4月13日). “<メディアの戦後史>佐藤栄作首相の退陣会見 新聞嫌い、記者に「出ろ」”. 毎日新聞社. 2021年10月16日閲覧。
  30. ^ 田勢康弘. “大平さんと駆け出し記者(田勢 康弘)2012年8月”. 日本記者クラブ. 2021年10月16日閲覧。
  31. ^ “山中貞則氏死去/消費税生みの親”. 四国新聞社. (2004年2月20日). http://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20040220000483 2021年11月4日閲覧。 
  32. ^ 「昨年はちょっと表現しにくい年だった」 立憲民主党、希望の党からも小沢シンパが続々…”. 産経新聞社 (2018年1月1日). 2021年10月16日閲覧。
  33. ^ 「森繁通り」誕生!「父はニヤッとしていると思う」”. スポーツニッポン (2010年11月14日). 2021年10月16日閲覧。
  34. ^ “俳優三船敏郎さんが全機能不全で死去、77歳/復刻”. 日刊スポーツ. (2016年12月25日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1748327.html 2021年10月16日閲覧。 
  35. ^ “逸見政孝さん復帰叶わず 48歳の若さで死去/復刻”. 日刊スポーツ. (2016年12月16日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1753284.html 2021年10月16日閲覧。 
  36. ^ a b “【よみがえるノムラの金言】携帯電話5個壊された 旦那の交友関係をここまで気にする女性も、そういまい むしろ男冥利”. サンケイスポーツ. (2021年1月26日). https://www.sanspo.com/article/20210126-ZYM6IJSTTZJWHAEQHKK5WFKXZQ/ 2021年10月26日閲覧。 
  37. ^ a b c 特集 せたがや音楽散歩 (PDF)”. 公益財団法人せたがや文化財団 音楽事業部. 2021年10月25日閲覧。
  38. ^ “宮川泰氏死去/作曲家”. 四国新聞社. (2006年3月21日). http://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20060321000309 2021年10月16日閲覧。 
  39. ^ “山本直純氏死去/作曲家、指揮者”. 四国新聞社. (2002年6月19日). http://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20020619000411 2021年10月16日閲覧。 
  40. ^ “向坊隆氏死去/元東大学長、元原子力委員会委員長代理”. 四国新聞社. (2002年7月4日). http://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20020704000591 2021年11月4日閲覧。 
  41. ^ “加藤一郎氏死去/元東大学長”. 四国新聞社. (2008年11月11日). http://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20081111000304 2021年11月4日閲覧。 





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「世田谷区」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
100% |||||

7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
100% |||||

世田谷区のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



世田谷区のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの世田谷区 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2022 GRAS Group, Inc.RSS