不退去罪 不退去罪の概要

不退去罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 06:05 UTC 版)

不退去罪
法律・条文 刑法130条後段
保護法益 住居権(争いあり)
主体
客体 他人の住宅、他人の監守する邸宅、建造物、艦船
実行行為 不退去
主観 故意犯
結果 挙動犯、侵害犯
実行の着手 退去の要求を受けた時点
既遂時期 退去に必要な合理的な時間が経過した時点
法定刑 3年以下の懲役又は10万円以下の罰金
未遂・予備 未遂罪(132条)
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  1. ^ 大谷實『新版 刑法講義各論[追補版]』(成文堂、2002年)参照。この場合、「退去義務が生じていない予備の段階」であると解すべきだとする。
  2. ^ 最高裁決定 昭和31年8月22日


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