三菱UFJリサーチ&コンサルティング 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの概要

三菱UFJリサーチ&コンサルティング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/01 07:49 UTC 版)

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
Mitsubishi UFJ Research and Consulting Co.,Ltd
本社の所在するオランダヒルズ森タワー
種類 株式会社
略称 MURC
本社所在地 日本
105-8501
東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
設立 1985年10月
(三和総合研究所)
業種 情報・通信業
法人番号 3010401011971
事業内容 コンサルティング事業
国際事業
政策研究事業
人材開発事業
会員事業
マクロ経済調査
代表者 代表取締役社長 池田 雅一
資本金 20億6千万円
従業員数 約1225名(2022年4月現在)
主要株主 三菱UFJ銀行
三菱UFJキャピタル
三菱UFJファクター
関係する人物 藤井秀延(元社長)
中谷巌(元理事長)
著名なエコノミスト等の節も参照
外部リンク https://www.murc.jp/
テンプレートを表示

著名な研究者・エコノミスト・政界人を多数輩出していることでも知られ、政策研究・提言、マクロ経済調査、コンサルティング、グローバル経営サポート、セミナー等を通じた人材育成支援など、国内外にわたる幅広い事業分野において多様なサービスを展開している。

他の多くのシンクタンクがシステムコンサルティングやシステム構築を事業の主力とする中で、同社はシステム開発部門を持たない純粋なシンクタンクである。

概要

三和銀行東海銀行の合併に伴い、2002年4月に両行のシンクタンク部門である三和総合研究所と東海総合研究所が合併し、UFJ総合研究所として発足した。

さらに、UFJ銀行東京三菱銀行の合併による三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)の成立に伴い、2006年1月にUFJ総合研究所、ダイヤモンドビジネスコンサルティング、東京リサーチインターナショナルの三社が合併し、現在の体様となった。

三菱銀行・旧東海銀行・旧三和銀行系列であった流れを汲み、東京・名古屋・大阪の3大拠点それぞれに経営コンサルティングとシンクタンクの機能を持っている。

また、旧東京銀行系列で培った国際業務のノウハウを生かし、グローバル、中でもアジア地域を対象としたコンサルティングや経営サポートに強みを持つ。アジアで事業を展開する企業、内外政府関係機関、金融機関など、多くのクライアントを抱えている。

旧三菱銀行系列及び旧三和銀行系列であったことから三菱グループ三和グループに属するが、みどり会にのみ参加しており三菱金曜会・三菱広報委員会・三水会には未加盟である[1][注釈 1]

沿革

  • 1985年10月 - 株式会社三和総合研究所設立。
  • 1989年11月 - 『XXXX年 日本はこうなる』を創刊(毎年秋に発行)。
  • 2001年11月 - ISO14001(環境マネジメントシステム規格)の認証を取得。
  • 2002年4月 - 株式会社UFJ総合研究所設立(株式会社三和総合研究所と株式会社東海総合研究所が合併)。
  • 2005年11月 - 大阪事業所を移転(大阪市中央区今橋 トレードピア淀屋橋)。
  • 2006年
    • 1月 - 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社設立(株式会社UFJ総合研究所、ダイヤモンドビジネスコンサルティング株式会社、株式会社東京リサーチインターナショナルが合併)。
    • 10月 - プライバシーマーク認定を取得。
  • 2007年
    • 1月 - 機関誌『季刊 政策・経営研究』を創刊 (年4回発行)。
    • 3月 - 大学生・大学院生を対象とした第1回懸賞論文を募集。
    • 4月 - 投資調査部を三菱UFJ証券(現・三菱UFJ証券ホールディングス)に移管。
    • 7月 - 本社を東京都港区港南に移転し、東京地区の事業所を集約。
  • 2008年
    • 10月 - 次世代育成支援認定マーク「くるみん」を取得。
    • 12月 - 『MURCビジネスシリーズ』(ダイヤモンド社)を創刊。
  • 2011年10月 - 本社を移転(東京都港区虎ノ門オランダヒルズ森タワー)。
  • 2012年8月 - 大阪事業所を移転(大阪市北区梅田 ハービスOSAKA)。
  • 2013年7月 - 名古屋事業所を移転(名古屋市東区葵 マザックアートプラザ)。

注釈

  1. ^ 三菱UFJリサーチ&コンサルティングと同じく三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の企業では三菱UFJ銀行・三菱UFJ証券ホールディングス・三菱UFJ信託銀行三菱UFJニコス三菱UFJリースの5社が三菱広報委員会に参加している[2]。そのうち三菱UFJ銀行・三菱UFJ証券ホールディングス・三菱UFJ信託銀行の3社は三菱金曜委員会にも参加している[3]。また三菱UFJ銀行・三菱UFJ信託銀行の2社は三水会にも参加している。

出典



「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」の関連用語

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三菱UFJリサーチ&コンサルティングのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの三菱UFJリサーチ&コンサルティング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS