三田市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/09 01:30 UTC 版)
地理
兵庫県南東部、六甲山地の北側に位置する。かつては田園風景の広がる典型的な農村の様相を呈していたが、1980年代からの大規模住宅団地の開発と、JR福知山線の複線電化の利便性向上により大阪・神戸の衛星都市として急激な発展を遂げた。今日では農村と都市の二つの顔を併せ持つ田園都市となっている。瀬戸内海式気候に属すると言われるが、内陸部に位置するため気温の寒暖差は比較的大きい。市内の標高最高地点は峰山の697m、最低標高地点は116mであり、市内の北部や東部は山岳地帯である。
山
- 有馬富士 374m
- 羽束山 528m
- 大船山 653m
- 虚空蔵山 592m
- 三国ヶ岳 648m
- 愛宕山 648m
- 千丈寺山 589m
- 峰山697m
- 扶美ヶ岳 666m
- 峯ヶ岳 659m
- 愛宕山 648m
- 昼ヶ岳 595m
- 奥山 580m
- 烏ヶ岳 528m
河川・湖沼
人口
1958年10月1日に市制施行時に初めて統計を取った時の人口は32673人であり、兵庫県での市で一番人口が少ない自治体であった。市制施行後も人口は横ばいであり、1985年10月1日の調査まで3万人台で推移していた。しかし、大阪のベッドタウンとして、北摂三田ニュータウン開発が始まったことにより、人口が急激に増加し、1985年に4万人、1990年に6万人、1991年に7万人、1993年に8万人、1996年には10万人を突破した。人口増加率は兵庫県はおろか10年連続日本一を記録した[2][3][4]。1999年10月1日の調査では11万395人を記録したが、その後は人口増加率が緩やかになった[4]。2010年の国勢調査で11万4220人になった後は減少傾向が続いている[4]。ニュータウン内に市内の人口の半分以上が居住しており[5][6][7]、高齢化対策が課題となっている。
- 2015年と2010年の国勢調査を比較すると、人口は約1.36%の減少となった。
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三田市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 三田市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 三田市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
三田市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
面積
1989年までは211.90km21990年から1993年までは210.34km2、1994年からは現在の面積である210.22km2になった[1]。
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丹波篠山市 | ![]() | ||
加東市 | ![]() |
猪名川町 | ||
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三木市 | 神戸市 | 宝塚市 |
注釈
出典
- ^ a b c “平成23年版三田市統計書”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “三田市の概要”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ 兵庫 難読 p145
- ^ a b c d “三田市の状況を知る”. 三田市. 2013年4月28日閲覧。
- ^ “人口 2012年5月末現在”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ “昭和33年〜平成20年 三田市の歴史”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ a b c d e f “ポケット統計三田”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2021年1月10日閲覧。
- ^ “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2021年1月10日閲覧。
- ^ 三田市生涯学習支援課市史編さん担当「三田 -地名の由来-」『三田市史だより』、三田市、2012年5月15日、2020年7月11日閲覧。
- ^ 図典 日本の市町村章 p160
- ^ 都章道章府章県章市章のすべて p425
- ^ 都市の旗と紋章 p46
- ^ “町を市とする処分”. 三田市例規集. 2012年6月10日閲覧。
- ^ “福祉都市宣言”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ “三田市旗を制定”. 三田市例規集. 2012年6月10日閲覧。
- ^ a b “三田ツーリズム宣言 PDF”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ “三田ツーリズム宣言”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
- ^ 兵庫県議会/選挙期日と議員任期の「ずれ」の解消に伴う次期県議会議員の任期について
- ^ トキトレーディング公式サイト
- ^ a b c d e IPROS製造業
- ^ パティシエ エス コヤマ公式サイト
- ^ 日乃本食産公式サイト
- ^ 三田屋本店 やすらぎの郷
- ^ 戎産業公式サイト
- ^ リュウビシステム公式サイト
- ^ a b c d e “三田から羽ばたく”. 三田市. 2015年10月21日閲覧。
固有名詞の分類
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