ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
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音楽
主題歌
- テーマソング:宇多田ヒカル「桜流し」(EMIミュージック・ジャパン)
- 公開日まで主題歌に関する情報は伏せられていた。宇多田ヒカルは2010年に活動無期限停止を発表していたが、制作スタッフからの熱い要望と当該作品に対する強い思い入れにより制作された。音楽配信開始から2時間50分でiTunes Storeトップソングチャート第1位を獲得、レコチョクシングルデイリーランキングでも2日連続で1位を達成している[11]。また後述のオリジナル・サウンドトラックにも収録されている。
挿入歌
いずれも冒頭における戦闘で、マリ(坂本真綾)が無伴奏で歌っている[12]。サウンドトラックには未収録。
- 「ひとりじゃないの」
- 作詞:小谷夏、作曲:森田公一
- 原曲の歌手は天地真理。
- 「グランプリの鷹」
- 作詞:保富康午、作曲:宮川泰
- 原曲の歌手は水木一郎。テレビアニメ『アローエンブレム グランプリの鷹』オープニングテーマ。
経緯
- 2006年
- 2007年
-
- 2月17日、後編と完結編が「公開日未定」と改められた。
- 4月28日、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の前売り券第一弾が販売開始された。また、前売り券発売と同時期に配布・掲載が開始されたチラシやポスターで中編・後編・完結編の各タイトルが発表され、後編のタイトルは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:急』と発表された。
- 2009年
-
- 6月27日、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開。次回予告で本作品のタイトルにおける『急』から『Q』への変更が発表され、『Q』には『Quickening』と併記された。当初同時上映とされた完結編『?』への言及は無かった。
- 2011年
- 2012年
-
- 1月1日、本作品のサブタイトル(英題)が"EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO."と発表され、完結編『?』が2013年公開と発表された。
- 7月1日、21時から新宿バルト9のビル壁面で上映された『EVA-EXTRA 08』において予告が公開され、本作品が2012年11月17日公開と発表された。
- 7月13日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて「TV特報」が公開。7月1日公開のものとは異なり、前2作の30秒ダイジェスト(7月1日公開のものと同一)に虹色で表現されたピアノのCGのみであった。
- 7月14日、上映館にて前売券発売開始。同日「劇場版特報」公開。ポスターの掲示とチラシの配布も開始。7月28日には公式サイト上でも公開された。TV特報と同じくピアノのCGのみの映像。
- 10月17日、ニコニコ生放送で「ニコニコ動画版予告」が放送され、18時30分からニコニコ動画でも配信開始[13]。同時に、ニコニコ動画・生放送の新バージョン「Q」も稼動開始。
- 11月1日、劇場および公式サイトで「劇場版予告」公開[14]。
- 11月9日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『序 TV版』(1.01'')放映。番組内において、本作品がスタジオジブリ製作による特撮短編映画『巨神兵東京に現わる 劇場版』と同時上映であることが発表された[15]。
- 11月16日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『破 TV版』(2.02'')および『Q 冒頭6分38秒 TV版』放映[16]。
- 11月17日、0時から新宿バルト9の全スクリーン(9スクリーン、計1,825席)にて先行上映[17]。同日、47都道府県223館の劇場[18]で公開。さらに同日、主題歌が宇多田ヒカルによる新曲「桜流し」であることが発表され、同時に音楽配信を開始[19]、楽曲の特設サイト開設[20]。
- 11月20日、公開4日目で観客動員数100万人を突破[21]。
- 11月25日、公開9日目で観客動員数200万人を突破[22]。
- 11月26日、公開10日目で興行収入30億円を突破[22]。「劇場版追告」(おいこく)を公開[23]。
- 2013年
- 2014年
-
- 1月10日、アメリカの54館とカナダの38館で公開。公開終了後の2016年2月2日に、北米版のBD・DVDを発売[27]。
- 9月5日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『Q TV版』(3.03')および『巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版』放映。
- 2020年
- 2021年
-
- 1月9日 - 22日、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の公開に先駆け、庵野総監督全面監修の元、2Kフルサイズで全カット再撮影したIMAX版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333 YOU CAN (NOT) REDO.』が上映された[37][38]。上映に合わせ、次回予告の内容は変更されている[39]。なお、予定では1月8日より公開を予定していたが、公開当日になり、IMAX社での作業過程で一部音声トラックの未反映による重大な作業不備が発覚したため、公開を見合わせた[40][41]。その後、各シアターへの修正データ再納品が完了し、予定より1日遅れで順次公開が開始された[42][3]。
- 1月29日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にて『Q TV版』(3.03'')放映[43][44]。
- 8月25日、BD・UHD BD版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333 YOU CAN (NOT) REDO.』発売[45]。
反響・興行
公開後2日間 | 最終 | |
---|---|---|
シト新生 (1997年) |
18.7億円 | |
Air/まごころを、君に (1997年) |
24.7億円 | |
新劇場版:序 (2007年) |
2.8億円 | 20.0億円 |
新劇場版:破 (2009年) |
5.1億円 | 40.0億円 |
新劇場版:Q (2012年) |
11.3億円 | 53.0億円 [4][注 1] |
配給会社は前作までのクロックワークスからティ・ジョイへ変更され、『Air/まごころを、君に』以来となる東映系での配給となった。また、封切り時の上映館数は『序』の85、『破』の120より大幅に増え、日本全国224スクリーンで公開された。2012年11月17日・18日の初日2日間で観客動員数77万1764人、興行収入11億3100万4600円となり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった[46]。これは、2012年オープニング週末成績2位、邦画の初動興収としては歴代4位(当時)の記録であった。
公開後9日間で観客動員数203万2147人、興行収入は28億5812万6200円を記録し、10日目(11月26日)には興収30億円を突破することが確実となった[22]。一方、観客動員数は2週連続1位であったが、3週目は『007 スカイフォール』に抜かれ第2位となった[47]。
2013年1月12日には観客動員数が363万以上となり、興行収入は50億円の大台を突破した。また、これにより全国94館(新規85館)の劇場による1月26日付けでの追加拡大公開も決まった[24][48]。同年4月19日に日本国内の上映が終了し、最終的な観客動員数は382万6472人、興行収入は52億6737万3350円となった[4][注 1]。これは2012年の映画興行ランキング(2011年12月〜2012年11月に公開された映画)の中で、『BRAVE HEARTS 海猿』(73.3億円)、『テルマエ・ロマエ』(59.8億円)、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(59.5億円)に次ぐ第4位の成績である[49]。
前売券
前売券は特典付きのみ発売された。
- 劇場限定前売券(特典:青いバンダナ) - 2012年7月14日発売。
- アニメイト限定特典付き前売券(特典:青いTシャツ)- 2012年9月20日発売。
- ローソン限定特典付き前売券(Mark.06ルームライト引換券付)。
- ローソン限定特典付き前売券(C-styleぷちえゔぁ新劇場版Limited edition引換券付)。
注釈
出典
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