ワールドトリガー 用語

ワールドトリガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/28 07:45 UTC 版)

用語

地理

こちら側の世界

近界民の住む「あちら側の世界」の対語。「地球上」とも表現される。近界民からは「玄界(ミデン)」と呼ばれている。玄界は莫大な人口の多さやトリオン技術が発展していないことから、近界民からも異質な世界であると認識されている。また玄界には「日本」「大阪」「カナダ」などが存在し、現実の地球上と同じ世界であるように思われるが、全く異なる十二星座を使用しているなど完全に同一というわけではない。

三門市(みかどし)
本作の主な舞台。人口は28万人。が開く唯一の場所[注 60]。市の中心を川が流れている。
三門市立第三中学校(みかどしりつだいさんちゅうがっこう)
修や遊真たちが通っている学校。警戒区域には歩いていける距離にあり、その間には川が流れている。
三門市立第一高等学校(みかどしりつだいいちこうとうがっこう)
ボーダーと提携する普通校。
六頴館高等学校(ろくえいかんこうとうがっこう)
ボーダーと提携する進学校。
星輪女学院(せいりんじょがくいん)
お嬢様校。ボーダーとは提携していないが、通っている隊員が一定数存在する。
警戒区域/旧東三門
ボーダー本部周辺。門の誘導装置ボーダー本部にあるため、頻繁に近界民(トリオン兵)が出没しボーダーと戦闘を繰り広げる。一般人は立ち入り禁止となっている。住民は既に移住しているが、建物はほぼそのままの状態で残っている。
4年半前の第1次近界民侵攻では大きな被害を受けていた。
放棄区域
警戒区域の周辺部で、住民がいなくなったため無人となった地域。放棄区域といっても住居の所有権は元の住民に残っているため、防衛任務の際は被害を抑えるべく行動する隊員も多い[40]
旧弓手町駅
警戒区域から近いため放棄された駅。遊真と三輪隊による戦闘が行われた。
蓮乃部(はすのべ)
東三門の隣町。修が通っていた小学校がある[注 61]。『賢い犬リリエンタール』には同名の市が登場する。
四塚市(しづかし)
アニメオリジナル「逃亡者編」の主な舞台。三門市からは遠い場所にある。ボーダーの合宿場、キャンプ場、廃遊園地、プール、採掘場跡など様々な施設を有する観光都市。
五島市(ごとうし)
アニメオリジナル「逃亡者編」の舞台の一つ。三門市の隣町。多くの高層ビルが建ち並ぶ大都市。
七尾市(ななおし)
アニメオリジナル「逃亡者編」の舞台の一つ。大きな湖がある。
二稜市(にりょうし)
アニメで出てきた地名。
八門市(やかどし)
アニメで出てきた地名。

近界(ネイバーフッド)

近界民が住む世界。「あちら側の世界」とも表記される。こちら側の世界と違って国境で分けられているのではなく、宇宙のような空間に巨大なトリガーで作られた星[注 62]が浮いており、その上に国が成り立っている。国には一定の軌道を周回する「惑星国家」と近界を飛び回る「乱星国家」が存在し、国家間での戦争も頻繁に行われている。

アフトクラトル
近界最大級の軍事国家。別名「神の国」。大規模侵攻でこちら側の世界に戦闘を仕掛けて来た惑星国家。爆撃用トリオン兵イルガーを保有する数少ない国家で、それが原因で事前に侵攻相手としてある程度の目星が付けられていた。4つの大きな「家」が存在し、国家内での縄張り争いを行なっている。7年前の時点で黒トリガーを13本保有していた。
星を形成するトリガーに生贄として同化させる人間を「神」と呼称し、トリオン能力に優れた者を遠征等で厳選して「神」にしてきたことで国力を上げて来た。現在の「神」の寿命が残り短く、星の滅亡の危機にあるため、様々な国家に遠征を行い次の「神」とする人材を探している。その遠征先の一つとして、こちら側の世界に大規模侵攻を仕掛けてきた。また、次の「神」を確保した「家」が次の時代の実権を握るため、各家の当主は「神」の獲得に奔走している。
アフトクラトルとはギリシャ語で「皇帝」を意味する。
リーベリー
広大で豊かな海を持つ水の世界。別名「海洋国家」。大規模侵攻時点でこちら側の世界に近づいている惑星国家の1つ。
リーベリーとはラテン語で「子供たち」を意味する。
レオフォリオ
特殊なトリオン兵に騎乗して戦う。別名「騎兵国家」。大規模侵攻時点でこちら側の世界に近づいている惑星国家の1つ。
レオフォリオとはギリシャ語で乗り物の「バス」を意味する。
キオン
厳しい気候と地形で敵を阻む。別名「雪原の大国」。大規模侵攻時点でこちら側の世界に近づいている惑星国家の1つ。イルガーを保有していたため、アフトクラトルとキオンのどちらかが大規模侵攻を行ってくる可能性が特に高い国家として予想されていた。7年前の情報だと黒トリガーを6本保有していた。
キオン(正確な発音はキオーン)とはギリシャ語で「雪」を意味する。
カルワリア
4年前に遊真と有吾が加勢していた中規模国家。別名「城塞国家」。遊真曰く「城塞での籠城戦を得意としていたけど、決して強い国ではなかった」。名前や特徴はアニメ版にて判明。
カルワリアとはラテン語で「頭蓋骨」を意味する。
スピンテール
4年前にカルワリアに侵攻していた国家。黒トリガーを得た遊真が先頭に立って3年に渡り奮戦したため侵攻を断念、後に講和した。名前はアニメ版にて判明。
スピンテールとはギリシャ語で「火花、火の粉」を意味する。
メノエイデス
ボーダーの遠征部隊が遠征した国家の一つ。
メノエイデスとはギリシャ語で「三日月型」を意味する。
ガロプラ
アフトクラトルの従属関係にある国家。小国だが兵士は精鋭揃いで、一対多数を相手取って戦うためのトリガーを多く所有している。大規模侵攻後に、アフトクラトルに玄界からの反撃を防ぐべく足止めを命じられ、こちら側の世界を急襲する。
ガロプラとはギリシャ語で「七面鳥」を意味する。
ロドクルーン
アフトクラトルの従属関係にある国家。遠征での戦闘では基本的にトリオン兵しか戦場に出さず、戦闘終了後にトリオン兵の回収でのみ兵士が出てくる。大規模侵攻後に、アフトクラトルから玄界の足止めを命じられるが、ガロプラにトリオン兵300体を提供する事により直接の参戦を回避した。
ロドクルーンとはギリシャ語で「桃色」を意味する。

トリガー関連

トリガー
ボーダーが使用・管理している道具。元々は近界民文明を支えるテクノロジー。「こちら側の世界」にとって、トリオン兵に対抗できる唯一の武器でもある。
トリガーは様々な形状・性能のものがある。用途も様々で、武器の他に空間を作り出すこともできる。また、同じトリガーでも、使用者のトリオン器官の強弱によって威力は異なる。
トリガーを起動すると実体に代わりトリオン体(戦闘体)が現れ、実体はトリガーの中に収納される。トリオン体の時は、戦闘能力が生身の状態と比べ格段に上がり、いくらダメージを受けても実体に影響することはない。しかし、ダメージが大きすぎると戦闘体は消失し、実体に戻ってしまう。
遊真の回想シーンでは、近界民同士の戦争においてトリガー使いがトリオン兵と共闘する様子が描かれた。

ボーダーのトリガー

ボーダーのトリガーは、トリガーホルダーという入れ物にトリガーを最高8種類まで入れて使われる。トリガーホルダーは細長く、片手に収まる程度の大きさで、本部直通通路の入口を開ける鍵にもなる。

ホルダー内にはトリガーチップを装備するための4×2のスロットがあり、利き腕側のスロットに装備されたトリガーを主トリガー(メイントリガー)、反対側を副トリガー(サブトリガー)と呼ぶ。戦闘時はメイン/サブで1種類ずつ、同時に2種類のトリガーを使うことができるが「片側のトリガーを2種類同時に使う」ことはできない[注 63]。銃型トリガーのような「戦闘体の手による操作」を必要とするものでない限り、片手を落とされていてもそちら側のトリガーを使うことは可能である。

武器としてのトリガーは使用者のトリオンを消費して生成される。一部の例外(バッグワーム等)を除けば生成された後はトリオンを消費せず、破損しても再度トリオンを消費すれば新たに作り直すことができる。トリガーは隊員の意思で自由に生成できるが「持ち替える」場合は元のトリガーを一旦廃棄する形になる。例えば、狙撃手が銃をイーグレットからアイビスに交換し再びイーグレットに戻した場合は、後から出したイーグレットの分もトリオンを消費する。

ボーダー隊員はトリガーを起動する時に「トリガー起動(オン)」と言う(起動する意思があれば言わなくても換装できる)。

性能面では、正隊員(S - B級)が実戦で使用する戦闘用トリガーと、訓練生(C級)が模擬戦などで使用する訓練用トリガーに分かれる。また、黒トリガーを持つ者は自動的にS級になる。S級以外の隊員が持つ通常のトリガーをノーマルトリガーと言い、ボーダーは量産の技術を持っている。なお、戦闘員のポジションによって使用されるトリガーの種類も異なる。

銃手・狙撃手が使用する弾トリガーは流れ弾防止の安全処理がされており、生身の人間に当たっても痛みと衝撃で気を失う程度になっている。

緊急脱出(ベイルアウト)
トリオン体が破壊されたとき、トリガーホルダーを自動的に基地に送還することでホルダー内に収納されていた本体を守るシステム。トリオン体が完全に破壊されていなくとも任意で発動できる。ボーダー独自のシステムで正隊員のトリガーに備えられているが、資金・材料・人手不足のためC級隊員までは普及出来ていない。また黒トリガーはその特殊性ゆえにこのシステムが搭載できない。三門市外が舞台となるアニメオリジナルの「逃亡者編」では、基地周辺以外では使えないことが明らかになった。
攻撃手用トリガー
接近戦を目的としたトリガー。米屋のように自分専用にカスタマイズしたトリガーや、専用のオプショントリガーも記載する。
弧月(こげつ)
攻撃力:A 耐久力:A 軽さ:C バランス重視・万能型
日本刀を模したトリガー。ボーダー内でも一番人気の万能ブレード。スコーピオンと違い自由な変形・出し入れが出来ず重さもそこそこあるが、高いレベルでバランスの取れた攻撃力と耐久力により、総合力では間違いなくトップの傑作トリガー。
攻撃手用トリガーで唯一が同伴する。これに収めている間はトリガーをOFFしたのと同じ状態になり、切れ味がなくなる上に行動の邪魔になるが、その間は他のトリガーを使える上に再度抜いた際にもトリオンを追加消費しないという利点がある。
孤月の色を変える事が可能であり、B級ランク戦Round7では、村上が孤月の色を黒にしており、連携によって室内の照明を消す事に寄って、太刀筋を見えにくくする戦術をとった。
弧月(槍)
槍型の攻撃手用トリガー。刃より持ち手の部分の方が武器を構築するトリオンコストが低いため、トリオン能力が高くない米屋がエンジニアと共に「刃を短くし持ち手の部分が長い槍状にすることで、トリオン能力が高くない人間でも長いリーチを手に入れることができる」という発想で発明した。柄の長さを調整することも可能。
旋空(せんくう)
孤月の専用オプショントリガー。トリオンを消費して刀身を瞬間的に拡張できる。振り回されるブレードは先端に行くほど速度と威力が増す。主に「旋空孤月」と呼ばれることが多い。射程アップの性能は効果の持続時間と反比例し、発動時間を短くするほど射程が伸びる。剣のスピードと旋空のタイミングを合わせないと効果が十分発揮できないため、大半の攻撃手は起動時間を1秒程度にし、15メートル程度になるよう発動する。使用者の踏み込みと旋空の刀身を合わせると、旋空の射程は約20メートル程度になる。
生駒旋空(いこませんくう)
生駒が使用する旋空の通称。起動時間を0.2秒に絞ることで射程を40メートルにアップさせている。生駒の剣の速さがあって成り立つ唯一無二の技。この技は弓場の「攻撃手キラー」と呼ばれている戦闘スタイルに対抗するために編み出された技である。
幻踊(げんよう)
弧月の専用オプショントリガー。孤月にスコーピオンのような形態変化の能力を付与する。米屋の穂先を自在に曲げる槍の正体。
スコーピオン
攻撃力:A 耐久力:D(刃を伸ばすほど脆くなる) 軽さ:A 攻撃重視・奇襲型
スピード型の攻撃手がよく使用するブレードトリガー。ブレードの出し入れが自由で重さがほぼゼロ、手以外から出すことも可能、トリオンの調節で変形可能といった特徴がある反面、耐久力が低く受け太刀等の防御には適さない。刃を伸ばせば伸ばすほど耐久性が落ちる。欠損した四肢の代わりにすることも可能。投擲など体から離して使用することも可能だが、体から離れた時点で変形させることが出来なくなる。
元々は、迅が太刀川との戦いを考慮して作った。
もぐら爪(モールクロー)
地面・壁面等に接した部位から出したブレードを変形させつつ伸ばし相手の死角から突き出す。たまに風間が使う。
枝刃(ブランチブレード)
トリオン体内でブレードを枝分かれさせた上で外部に展開する。タイミングを合わせれば相手には武器が増えたように見えるが、個々のブレードの耐久力は落ちる。
脚ブレード
足から脛にかけて覆うようにスコーピオンを展開する。太刀川曰く「木虎がたまに使う」。
マンティス
メイントリガーとサブトリガーのスコーピオンを2本繋げることで耐久力を維持しつつ伸張距離を伸ばす荒技。影浦が考案したもので、後に遊真も使うようになる。また遊真は独自にマンティスともぐら爪を合わせた新技を編み出し、先に投擲したスコーピオンをもぐら爪により、地面で相手に気づかれる事なく二本のスコーピオンを繋げる事で、先に投擲したスコーピオンを再び変形させて、相手の不意を突ける。
レイガスト
攻撃力:B(盾モード時:E) 耐久力:B(盾モード時:SS)軽さ:D 防御重視・重装型
両手剣形のトリガー。スコーピオンのように変形できる機能と攻撃力が下がるかわりに耐久力が上がる盾モードがあるが、ブレードの中では一番重い。ブレード部分の変形は盾モードでも可能。エンジニアの雷蔵が、弾丸トリガーの強化と流行に対抗する為、対弾丸トリガー用ブレードとしてシールドとスコーピオンをベースに開発した。
レイジはこれの柄を必要最低限まで切り詰めており、攻撃時には下記のスラスターを利用することで拳による打撃力を高めたりスローイングダガーのように使う。
スラスター
レイガスト専用のオプショントリガー。トリオンを噴出してブレードを加速させ斬撃の威力を上げる。盾モードで使うと高速移動ができるほどの出力があり、体当たりや短距離の飛行移動にも使える。
銃手用トリガー
中距離戦を目的としたトリガー。弾丸をトリオンで作る必要がある上に、弾丸は炸薬だけでなく噴体や外装にもトリオンを回さないとならないため、ブレード系よりもトリオンの消費が激しく威力も若干低い。弾種や専用のオプショントリガーも記載する。
銃型トリガー(じゅうがた)
銃手ポジションの戦闘員が使用する銃の形をしたトリガー。予め設定した2種類の弾しか撃てないかわりに取り扱いがシンプルで、訓練するほど命中精度は上がる。また、弾丸の射程を20%ほど伸ばす補助機能がある。
展開しても携行しているだけならばトリガーOFFと同じ状態(鞘に収まった弧月と同様)なので、弾丸を射たない限りは同じ側のスロットに入っている他のトリガーを使用することも可能である[注 64]
突撃銃型アサルトライフルがた)
突撃銃を模したトリガー。中距離タイプ。
拳銃型ハンドガンがた)
拳銃を模したトリガー。近距離タイプ。
散弾銃型ショットガンがた)
散弾銃を模したトリガー。近距離タイプ。威力も高く面攻撃に向いているが、射撃の合間に隙が出来るのが弱点。
機関砲型ガトリングほうがた)
機関砲を模したトリガー。連射性能が非常に高い。現在判明している使用者は木崎のみ。
アステロイド
特別な効果は無いが、その分威力の高い通常弾。
メテオラ
広い範囲を攻撃できる炸裂弾。トリオン量の調節で爆発の規模も設定可能。またキューブ状態のままで設置し、スパイダーと併用することでブービートラップのようにも使える。
バイパー
弾道を設定して好きなコースを飛ばせる変化弾。ハウンドと比べて複雑な動きが出来る。普通は戦闘前にあらかじめ使い勝手の良い弾道をいくつか決めておき、それを使用する者が多いが、出水那須の2人だけは、使用するその場で弾道を設定出来る。
ハウンド
目標を自動で追尾する誘導弾。トリオン体の反応を追う「探知誘導」と視線で誘導する「視線誘導」があり、作中では基本的に前者を「追尾弾」、後者を「誘導弾」と表記される。後者のほうが誘導性が高い。弾速が早すぎると誘導性能が発揮できない。
弾丸は常に目標を追尾しているわけではなく、追尾性能に強弱を設定でき、山なりの弾道で攻撃を行ったりすることができる。追尾性能を最大にすると発射した弾丸がすぐに目標に向かい飛んでいくため、集中シールド1枚で簡単に防がれてしまう[41]。そのため、追尾性能を調整し程よく弾を散らすことがハウンドのうまい使い方と言われている。
目標を自動で追尾する性能であるため、攻撃手のサブトリガーとして使用されることも多い。
合成弾
二つの弾丸トリガーを合成したもので、両者の性能を併せ持った弾丸になる。2つ分の弾丸トリガーを同時に使うため強力な攻撃ができるが、その分トリオン消費も激しい。
射手は戦闘中に合成が可能だが、合成には1分程度時間を要する上に、その間はメイン・サブ両方のトリガーを展開している状態なので無防備となるため乱発はできない。銃手は銃型トリガーに合成弾を装填できるが、その場合その銃は「合成弾しか撃てない銃」になる[注 65]
作者によれば、もともとは出水が「試しにやってみたら」できたとのこと。ちなみに出水は2秒で合成が可能。
徹甲弾(ギムレット)
「アステロイド+アステロイド」の合成弾。アステロイドの能力を増幅させ、高い貫通力を誇る弾丸。
変化炸裂弾(トマホーク)
「メテオラ+バイパー」の合成弾。メテオラに弾道設定を付与した弾を放つ。バイパーよりも弾速が落ちるため見分けることは可能である。
誘導炸裂弾(サラマンダー)
「メテオラ+ハウンド」の合成弾。メテオラに誘導・追尾性能を付与した弾を放つ。
強化追尾弾(ホーネット)
「ハウンド+ハウンド」の合成弾。ハウンドの追尾性能を強化した弾で、通常のハウンドでは曲がり切れないような角度でより鋭く目標を追尾することができる。
鉛弾(レッドバレット)
トリオンを重しに変えて相手を拘束する汎用射撃オプショントリガー。直接的な破壊力が無い代わりにシールドと干渉しない。
重くする効果にトリオンを割いているため、射程と弾速が落ちる。そのため、攻撃手の距離での使用となるので、上級者向けのトリガーと言われている。
狙撃手用トリガーと組み合わせることで、使用する狙撃用トリガーの射程を保ったまま、鉛弾の特徴であるシールドに干渉せずに、弾丸が当たった相手に重しを加えることができるが、鉛弾での狙撃時にはトリガーのメインとサブをそれぞれ使用する為、他のトリガーが使えない欠点と、鉛弾の欠点である弾速が極端に落ちるため、千佳並みのトリオン量が無いと実用的ではなく、千佳はこれをライトニングで狙撃する事により、実戦でも使える弾速を確保した。元々は人が撃てない鳩原が考案したものであったが、鳩原のトリオン量では実戦では使える程の弾速を確保出来なかったが、鳩原の弟子であった絵馬はこの使用法を知っており、鳩原と同じく人が撃てなく膨大なトリオンを持つ千佳なら実戦でも使えるのでは無いかと思い、教えた。
遊真のトリガーは『(アンカー)』としてこの機能をコピーした。
スタアメーカー
銃手・射手用オプショントリガー。弾丸が命中した箇所に、一定時間機能するマーカーを付ける。相手の隠蔽・欺瞞を事実上無効化する。実際には効果が実感できる前に戦闘が終了してまうことがほとんど[29]だが、弱点のダミーを多数作り出すことで長期戦を強いるエネドラとの戦闘では有効に機能し、ボーダー側の勝利に貢献した。
狙撃手用トリガー
遠距離戦・狙撃を目的としたトリガー。いずれのトリガーも一定の射程距離が保証されており、使用者のトリオン量に合わせてそれぞれ決まった性能が伸びるように設計されている。[42]
イーグレット
威力:B 射程:S 弾速:A 速射:C 軽さ:C 射程距離重視・標準型
一般的な狙撃銃の形のトリガー。射程距離を重視した万能タイプ。
トリオン能力が高いほど射程距離が伸びる。
イーグレットは英語で「白鷺(シラサギ)」を意味する。
ライトニング
威力:C 射程:B 弾速:SS 速射:B 軽さ:B 弾速重視・チクチク型
鋭角的な外見のトリガー。威力は低いが弾速が早くて当てやすい軽量級。
トリオン能力が高いほど弾速が速くなる。
ライトニングは英語で「稲光」を意味する。
アイビス
威力:SS 射程:A 弾速:B 速射:D 軽さ:D 威力重視・ドッカン型
対戦車ライフルを模したトリガー。対大型近界民用に威力を高めた代わりに弾速が遅く当てにくい重量級。
トリオン能力が高いほど威力が増す。
アイビスは英語で「朱鷺(トキ)」を意味する。
特殊工作兵用トリガー
特殊工作兵が使用するトラップ用トリガー。
スイッチボックス
トラップトリガーとも呼ばれる特殊工作兵専用トリガー。様々な効果のトラップを各所に複数設置でき、使用者の任意のタイミングで起動させることができる。攻撃用や移動用等、効果は多岐に渡る。ただし消費トリオン量が大きいため他の攻撃用トリガーと同時に装備するのは非常に困難。
オプショントリガー
トリガーの種類の一つで、攻撃性能を持たないが様々な特殊効果をもたらす。
バッグワーム
レーダーに映らないようになるマント。使用中は少しずつトリオンを消費する。スナイパーがよく使うほか、アタッカーが奇襲に使うこともある。
バッグワームは英語で「ミノムシ」を意味する。
バッグワームタグ
バッグワームと同様の効果を持つタグペンダント。バッグワームと比べトリオン消費が少ない[43]
ただしセット側の他のスロットは使用不可となる。
カメレオン
トリオンを消費して風景に溶け込む隠密トリガー。ただし消えている間は「無敵ではない」「レーダーには映る」「他のトリガーを使えない[注 66]」という状態になるため攻撃に対して弱くなってしまう欠点がある。
シールド
防御用トリガー。形状は自由に設定でき、防御範囲を小さくするほど耐久力が上がる。アステロイド等の銃手用トリガーと同じように、1つの盾を分割して展開させることも可能。動かすこともできるが、動かすと耐久力が下がる。また遠距離に出現させ離れた隊員を守るといったことも可能。
エスクード
防御用トリガー。地面や壁から堅牢な盾を生やして攻撃を防ぐ。シールドと比較すると耐久力は高いが、変形させることはできず、壁などの生やす場所が必要となり、射程は標準で約25m。生やす場所に触れている必要がある。
旧式のトリガーでありトリオン消費が大きい。複数同時に出すことが可能で、相手を挟み込んで拘束することもできる。トリオンが物質化しているので鉛弾なども防げる。
スパイダー
ワイヤー状のオプショントリガー。相手の動きを制限するトラップとして使ったり足場にする[注 67]などが主な用途。ワイヤーの色を調整して見辛くすることもできるが、透明化はできないので注意して見れば気づく程度。使用者のトリオン量に応じて、一度に張れるワイヤーの量に差が生じる。
メテオラと併用して即興のブービートラップを作るなど、他トリガーとの組み合わせも可能。
スパイダーは英語で「クモ」を意味する。
テレポーター
その名の通り瞬間移動を可能にするオプショントリガー。足を封じられている状態での移動や敵の死角への移動等、使い勝手は良いが、移動先は「視線の方角数十メートル」と決まっているため、熟練者との戦闘では移動先を狙い撃ちされる可能性がある。
再使用までにインターバルがあり、短距離(2 - 3m)の移動には0.5秒、長距離(30m以上)だと数秒掛かり、移動距離=消費したトリオン量によってインターバルも変化する。
グラスホッパー
空中に足場を作り、それに触れることで反発力を起こし加速・移動する機動戦用オプショントリガー。シールドと同様に分割することも可能[44]。対象は使用者本人に限らないので、味方や相手に踏ませて移動をコントロールすることも可能。さらには瓦礫の直後に展開することで即席のカタパルトにもできる。
物質化したものしか反射できず、トリオン弾が当たると反射せず相殺されてしまう。
グラスホッパーは英語で「バッタ」または「キリギリス」を意味する。
乱反射(ピンボール)
自身をピンボールの弾に見立て、相手の周りに展開した複数のグラスホッパーの間を高速で移動し、相手を翻弄しつつ全方位から攻撃をする。
ブレード乱反射(ブレードピンボール)
球状に展開した複数のグラスホッパー内に相手を閉じ込め、そこにスコーピオンを投げる事で、スコーピオンを反射させ相手を全方位から切り刻む。
韋駄天
通常のトリオン体では不可能なほどの速さで移動を可能にするオプショントリガー。使用者自身の意識が追い付かないほどの速度で移動するため、事前に移動の軌道を設定しておく必要がある。発動後は軌道を変更できないので、相手に軌道を予想され障害物等を置かれた場合は、無防備な状態で衝突してしまう。
ダミービーコン
外見は浮遊する球状のトリガー。使用者のトリオンを消費して生成され、起動させるとトリオンが尽きるまで周囲のレーダーに偽のトリオン体反応を表示させる。また外部操作で移動させたり反応を消したり(バッグワームを展開した、つまり本物のトリオン体であるかのように欺瞞)することも可能。

玉狛支部のトリガー

使用者の特性に合わせた一点もので、本部未承認の近界民技術を使った実験作を使っている。

双月(そうげつ)、双月(斧)
小南専用の攻撃手用トリガー。トリオン効率度外視の短期決戦型。通常は2本の手斧の形だが、後段の専用オプショントリガー「接続器(コネクター)」で2本を連結させると巨大な戦斧に変形する。
接続器(コネクター)
双月を連結し、並外れた攻撃力を持つ巨大な戦斧に変形させるオプショントリガー。
全武装(フルアームズ)
木崎専用のオプショントリガー。「メインとサブでそれぞれ1つずつしか同時に使用できない」という制限を解除し、ホルダーにセットしている攻撃用トリガーを一斉展開させることが可能になる。
銃手用トリガーの一斉掃射が可能となり、殲滅力を大幅に向上させることができるが、その分トリオン消費が激しい。
ガイスト
烏丸専用のオプショントリガー。トリオン体の安定性をわざと崩し、トリオンを武器や足に流し込み武器の威力や機動力を大幅に強化する。
発動後は不安定になったトリオンが漏れ出すため、一定の時間(烏丸の場合、トリオン量最大で約5分程)を迎えると戦闘体を維持できず緊急脱出してしまう。
白兵戦特化(ブレードシフト)、機動戦特化(スピードシフト)などのモードの切り替えによって、強化する武器や能力を状況に応じて決めることが出来る。

アフトクラトルのトリガー

トリオン受容体を埋め込まれた人物が使うトリガーは「強化トリガー(角トリガー)[注 68]」と呼ばれ、身体の一部のように扱うことが出来る。

卵の冠(アレクトール)
ハイレインが使うトリガー。黒トリガー。
右手に持った卵形の発光体からトカゲなど原則として卵生生物の形をした弾を無数に放ち、それが触れたトリオン由来のものをキューブに変化させる[注 69]。弾の威力と制御に大量のトリオンを消費していると思われるが、変化させたキューブからトリオンを吸収して損傷した自身のトリオン体を修復する機能も備わっているため、作者からは「ヴィザとは違う意味での反則級」黒トリガーと呼ばれている。
アレクトールとはギリシャ語で「鶏」を意味する。
星の杖(オルガノン)
ヴィザが使う攻撃用トリガー。黒トリガーの一種で、アフトクラトルでは国宝として扱われているトリガーの1つ。当初は杖かと思われていたが、実際は仕込杖で鞘を外すと刀身が出てくる。
複数の円軌道を設定し、その上にいくつかのブレードを走らせ対象を切断する。その構造上、直線的な攻撃を防ぐシールドでは防御しきれない。円軌道はほぼ不可視のため、オルガノンを初見で凌いだ者は居ないという。作者曰く“広範囲無差別瞬間即死斬撃”。円の展開範囲は不明だが、一瞬にして建造物を広範囲に渡り切断するほど桁外れの射程と威力を持つ。本領は広げた円軌道によるブレード攻撃だが、使用者であるヴィザが剣の達人であるため、なんらかの手段を用いて円軌道をすり抜けて接近しても前述した本体の仕込み剣で確実に反撃を受けるという遠近両用の隙がないトリガーとなっている。
オルガノンとはギリシャ語で「道具」を意味しており、オルガンの語源にもなっている。
雷の羽(ケリードーン)
ランバネインが使う射撃用トリガー。
両手からの砲撃、左腕を銃に変形させた連続射撃、背中からの一斉掃射、高速飛行能力などを状況に応じて使い分ける。攻撃力はシールドや障害物による威力の減衰が期待できないほどに高く、射程や弾速、速射性も含めた上でボーダーの射撃用トリガーとは段違いの性能を持つ。
ケリードーンとはギリシャ語で「」を意味する。
蝶の楯(ランビリス)
ヒュースが使うトリガー。強力な磁力のような性質を持つ三角形の結晶体群を展開し、攻守自在に操る。
弾丸を反射する盾を形成したり、相手の肉体に取り付くことで攻撃の威力を弱めたり、捕獲したりすることが可能で、レール型の加速装置を作ることで高速移動もできる。軍事大国アフトクラトルのトリガーの中でも最新鋭のものらしい。
ランビリスとはギリシャ語で「」を意味する。
泥の王(ボルボロス)
エネドラが使う攻撃用トリガー。黒トリガー。
全身を三態に変換させることで形状を自由に変化できる。基本的な戦術は本体の一部を液状化して壁や地面に潜り込ませ、多方向から噴出させると同時に硬化させるというものだが、攻撃方法が似ている「風刃」と比べると展開するまでの時間が遅く、素早い相手には避けられやすい。また気体化した本体を相手のトリオン体内部へ侵入させ、ブレードを発生させて無防備な内部から刺し傷を負わせる「気体(ガス)ブレード」という技もある。さらに全身を液状化して配管などから敵基地に侵入する、戦闘中にトリオン供給機関や伝達脳を自由に移動させ致命傷を避ける、偽の伝達脳を多数作り出し攻撃の的を絞らせないなど用途は多彩。
エネドラが死亡したため、現在は所有者不在の状態となっている。
ボルボロスとはギリシャ語で「」を意味する。
窓の影(スピラスキア)
ミラが使う空間移動用トリガー。黒トリガー。
門に似た「窓」により離れた2点を連結して人や物を移動させる能力を持つ。この性質を利用することで、味方の攻撃を別の窓から撃ち出して奇襲したり、敵の攻撃を撃ち返したりすることができる。また、黒い棘を出現させて対象を刺し貫く直接攻撃も可能。
スピラはギリシャ語で「螺旋」を、スキアはギリシャ語で「」を意味する。

ガロプラのトリガー

踊り手(デスピニス)
ラタリコフが使うトリガー。
土星のように輪っかのある球体を多数出現させ操る。球体は宙を自由自在に動き回り、輪っかの部分で敵を切り裂いたり、球体をぶつけて敵の攻撃を逸らしたりと、攻守のバランスのとれたトリガー。
デスピニスとはギリシャ語で「お嬢さん・乙女」等の未婚の女性を指す敬称。
処刑者(バシリッサ)
ガトリンが使うトリガー。
使用者の背中に虫の手足のような4本の巨大なアームを展開する。先端はブレード状になっており、敵を切り裂くために使用したり、大砲を発射するときに地面に突き刺し、身体を固定するためにも使われる。アーム自体が非常に硬く、ノーマルトリガー相手ではほぼ折られることはない。
バシリッサとはギリシャ語で「女王」を意味する。
黒壁(ニコキラ)
コスケロが使うトリガー。
ブヨブヨした粘液のような、透き通った液状のトリガー。形状は使用者が自在に操作できる。トリオンで出来た物質に触れると纏わりつき取れなくなることでその物質を使用できなくする(ブレードであれば切れなくなり、トリオン体の手足などにつけば物が持てなくなったり踏ん張れなくなったりする)という「相手にとって不利益なトリオン効果を与える」能力を持つ。ただしトリオン以外の物質には何の効果も及ぼせずそのまま通過してしまうため防御できない。「トリオン(体)で触ると致命的」だが「トリオン以外に対しては無力」という鉛弾卵の冠と似たような性質を持つトリガー。
ニコキラとはギリシャ語で「主婦」を意味する。
藁の兵(セルヴィトラ)
ウェン・ソーが使うトリガー。
本物と同じ動きをする、鏡写しの虚像を作り出し相手を惑わすトリガー。本体は上空に浮遊している八面体の物体。虚像に実体は無いが、上空に浮かぶ本体のトリガー反応により、レーダーによる本物の発見が難しい。虚像をさらに鏡写しにし、本物と同じ見た目の虚像を作り出すことも可能。鏡写しの為、服の模様などで本体を見破られてしまう。
セルヴィトラとはギリシャ語で「ウエイトレス」を意味する。

黒トリガー

優れたトリオン使いが命と全トリオンを注いで作ったトリガー。黒トリガーには作った人物の人格が反映されるため、使用者を選ぶ性質がある。通常のトリガーを遥かに凌ぐ性能を持ち、ボーダーでは所持した時点でS級隊員として扱われランク戦に参加することは無い。

遊真のトリガー[注 70]
遊真の持っているトリガーは黒トリガーで、メイン武装が備わっていない代わりに、様々な特殊機能を持っている。また、既存の機能に加え、他のトリガーの機能をコピーする能力も持っている[注 71]。使用していない時は黒い指輪の形をしている。
近界にいた頃の遊真が黒トリガー使いとの戦いで瀕死の重傷を負い、有吾が彼を救うために生み出した。指輪には死ぬ直前の遊真の肉体が封印されており、肉体が完全に死ぬと今の遊真を構築しているトリオン体も消滅する。指輪を外してもいきなりは死なないが、しばらく経てば動きが止まってスリープモードになり、栄養が送れない為いずれは死んでしまう。
レプリカがいなくても使用することが出来、アニメオリジナルでは、ギーヴと直接対決した時に使用した。ただし、多重印・合成印を使うたびに自分で設定しないといけない為、レプリカがいた時より手間と時間がかかってしまう。
(いん)
遊真のトリガーに備わっている特殊な機能。同じ印を複数重ねることで性能を上げることが可能で、複数の印を併用することも出来る。レプリカも使用できる。
(バウンド)
物体を弾いて、跳ね飛ばす印。グラスホッパーよりも反発力が高いが、分割しての複数展開はできない。
(ブースト)
トリオンの働きを強化する印。他の印と併用して使うと効果が高い。
(シールド)
攻撃を防ぐバリアを張る印。固定式のほうが防御力が高く、可動式にすると防御力が低下する。
(チェイン)
トリオンの鎖を出す印。
(アンカー)
トリオンを物質化し、相手の機動力を奪う印。三輪のトリガーからコピーした。投射能力がないためオリジナルと同様に使うためには『射』を併用する必要があるが、逆に『盾』や『鎖』に仕込んでおき斬りつけた相手の武器に質量を与えるような奇策も可能。
(ボルト)
トリオンを飛ばし、遠距離から射程攻撃する印。三輪のトリガーからコピーした。
(ゲート)
レプリカがラービット(遊真型(仮称))を召喚する際に使用した印。
(エコー)
ソナーのように音波を発し、周囲の地形や相手の位置などを把握する印。
風刃
の所有していた黒トリガーおよび能力の名称。迅の恩師である最上宗一が生み出した。使用していない時は黒い短刀の形をしている。
黒トリガーとしては珍しく相手をあまり選ばない性質を持ち、当初は迅を含めて20人近い適合者がいた[注 72]。今現在顔が割れている適合者は迅、風間、木虎、嵐山、三輪、村上、加古、生駒、弓場。
形状は弧月に似た片刃の直刀であり、その能力は物体に斬撃を伝播させ、離れた相手に攻撃出来るというもの。斬撃の射程範囲は、基本的には使用者の目の届く範囲までだが、オペレーター等から対象の位置情報の支援を受けることにより、視認していない遠距離の相手にも斬撃を到達させることが出来る。ブレード自体の基本性能においても、弧月以上の威力及び耐久力、スコーピオン以上の軽さを誇る。
起動時には行使できる斬撃の弾数を表す光の帯が展開し、全弾使用後にトリオンを消費することにより再充填できる。またこの弾数は、使用者のトリオン量に左右される。
光の帯の数から残弾数を把握されたり、接近戦に持ち込まれると能力を発動する機会が潰されてしまう等の弱点があるが、迅は自分のサイドエフェクトと併用することでこれらの弱点を補いつつ、高度な時間差攻撃を実現している。
遊真の黒トリガーを巡る争奪戦後、遊真の正式なボーダー入隊を本部に認めさせるための交渉材料として迅が本部に差し出した。その後使用者として三輪が選ばれ、アフトクラトルによる大規模侵攻時は通常トリガーと併用して使われたが、本人の進言により、その後は本部に保管され必要に応じて適合者の誰もが使えるようになった。
卵の冠(アレクトール)
星の杖(オルガノン)
泥の王(ボルボロス)
窓の影(スピラスキア)
アフトクラトルのトリガーを参照。

トリオン関係

トリオン
トリガーの原動力となる生体エネルギー。ボーダー本部の建物もトリオンでできている。計測することが可能で、膨大なトリオン能力者であれば黒トリガーに匹敵する数値を示す[注 73]
トリオン体
トリガーを起動している間、使用者の肉体はトリオンで作られた戦闘用のボディと入れ替えられる。これを「トリオン体」または「戦闘体」と呼び、トリオンによる攻撃以外ではほとんどダメージを受けない上、運動能力も大幅に強化される。どこを損傷したか分かる程度の痛覚は存在し、設定で痛覚を完全OFFにすることも可能。
動きのイメージを戦闘体に伝える「トリオン伝達脳」とトリオン器官から送られるトリオンを管理する「トリオン供給機関」が存在し、このどちらかを破壊されると戦闘体が維持できなくなる。各種トリガーの装備数上限、およびトリガー使用時の威力は戦闘体のトリオン総量によって上下する。また戦闘時はトリガーを使うたびに戦闘体のトリオンを消耗するため、トリオン能力が高いほど戦闘を有利に進めることができる。
戦闘体は基本的に使い捨てであり、腕や足を切り落とされても修復はできない。戦闘体が破壊されると新たにトリオンと時間をかけて作り直す必要があり(自発的に緊急脱出した場合も同様)、戦闘体のトリオン総量が大きいほど作り直しに時間を要する(作者によれば、修なら1 - 2時間程度で復帰可能とのこと)。トリオン体から通常体への換装もでき、この場合は再生成なしに再度トリオン体に換装することが可能だが、その際には「通常体への換装直前の(ダメージ等は一切回復していない)状態」に戻ることになる。
トリオン体でいる間も、本体の生命維持のために一定頻度での飲食が必要である。
トリオン器官
トリオンを分泌する目に見えない臓器。人間の心臓の横に備わっており、このトリオン器官の強弱によってトリガーの威力が左右される。年齢の経過によってトリオン器官も強くなるが、20歳前後で成長は止まる。ボーダーでは、20歳を超えた戦闘員は後進の育成に努める人物が多い。
サイドエフェクト
高いトリオン能力を持つ人間に稀に発現する特殊能力。意味は「副作用」。超能力と評されることもあるが、レプリカによると念力や飛行能力といった超常的なものではなく、「目を瞑っている間だけ聴覚が異常に発達する」などあくまで人間の能力の延長線上のものでしかないとのこと。とはいえ他者から見れば部分的とはいえ超越的な能力を持っていることになるため、周囲の理解不足などから本人の性格や態度に影響をおよぼすこともままある[注 74]
現在確認されているサイドエフェクトは以下の通り。
所持者名 能力 備考
空閑遊真 嘘を見抜く 空閑有吾から引き継がれた。「嘘をついている」ことは分かるが真意が分かるわけではない
迅悠一 未来視 一度でも目にしたことのある相手の未来が可能性も含めて見える
雨取千佳 敵が近づくのを感じる 自分を対象としている敵の距離・人数が分かる
林藤陽太郎 動物との会話 最低限の意思疎通ができるだけで「言うことをきかせる」能力ではない
菊地原士郎 強化聴覚 常人の6倍の聴覚。加えて精密な「聞き分け」ができる
村上鋼 強化睡眠記憶 経験した技術や知識を15分程度の睡眠で完全に定着できる
影浦雅人 感情受信体質 周囲が自分に向ける感情を皮膚感覚として知覚する。負の感情ほど不快に感じる
天羽月彦 詳細不明 相手の強さを色で識別できる
ヨミ 完全同時並列思考
トリオン受容体
アフトクラトルが持つ、後天的にトリオン能力の高い者を作り出すための技術。これを埋め込まれた者は頭から角が生えているように見えるため、ボーダーの面々からは「角付き」と呼ばれる。
トリガーを加工して作ったものであり、幼児の頭に埋め込むことで成長と共にトリオンの質や量が変化し、トリガーを身体の一部のように扱うことができるようになる。また、これを使って黒トリガーとの適合性を高める研究もされており、黒トリガーと適合した者のトリオン受容体は黒く変色している。

ボーダー関連

ボーダー
正式名称は「界境防衛機関」。トリガーを使い、トリオン兵と戦う組織。リーダーは城戸正宗最高司令官。
約600名の戦闘員がおり、A - C級の3つの階級で構成されている。また、記憶消去の技術を持っており、機密を守るために保護した一般人の記憶を消去することもある。
資金は主に民間のスポンサーから調達している。また、トリオン兵による民間人の被害も補償しており、三門市から人口が流出しないように努めている。事前の根回しもあり、三門市民からの信頼は厚い。
命令の重複を避けるために直属の上官のみが部下に命令を与える形の指揮系統を採用しており、最高司令官といえど各部署の隊員への直接的な指揮権は無い。
4年半前の第一次近界民侵攻を機に公に活動するようになった。
旧ボーダー
第一次近界民侵攻が起きる前のボーダー。5年前の時点で現在の玉狛支部を本部にしていた。
創設時のメンバーは、最上城戸空閑有吾など。それ以降、林藤忍田小南レイジらもメンバーに加わった。
詳細は不明だが、レプリカのセリフによると、有吾が離れた時点では各地の近界民と交流をしている組織だったらしい[45]
5年ほど前に起きた、近界での戦争に参加した際、当時所属していたメンバーのほぼ半数を失った。この事件をきっかけに、城戸司令は「近界民排除」のスタンスを掲げるようになった。

隊員

ボーダーの隊員は戦う距離によって主にアタッカー・ガンナー・スナイパー・オールラウンダーに、階級において正隊員(S級隊員・A級隊員・B級隊員)・訓練生(C級隊員)に分けられる。正隊員の隊服は隊ごとに異なり、訓練生は共通のものを使用している。

戦闘員
主にトリオン兵との戦いを行う隊員。
攻撃手(アタッカー)
接近戦を担当する。自身のトリオンで刀などを作り攻撃する。攻めるのが好きな者がなることが多く、攻撃用のトリガーを好んで使うものが多い。
銃手(ガンナー)
中距離戦を担当する。自身のトリオンを弾丸として飛ばして攻撃する。そのため、攻撃手よりトリオン消費が激しく、トリオン量にある程度余裕のある人間がなるものとされている。戦闘スタイルによって狭義の銃手(ガンナー)と、射手(シューター)に分類される。
(狭義の)銃手(ガンナー)
銃型トリガーを使い、トリオンを弾丸として飛ばして攻撃する。銃型トリガーはあらかじめ設定しておいた2種類の弾丸しか撃てないが、その代わりに取り扱いがシンプルで訓練するほど命中精度が上がり、攻撃までの動きが素早くなる。さらに、弾丸の射程距離を20%ほど伸ばす補助機能もある。そのため安定かつ堅実な戦いが可能だが、その分創意工夫の余地が少なく元々のトリオン能力の差を埋めることは難しい。また弾丸トリガーと違い銃型は戦闘体の手が破損すると使用不可になる。
もともとは人により差が出やすい射手の能力を均質化するために生まれたスタイル。
射手(シューター)
銃型トリガーを使わず、トリオンをキューブ状にして弾丸を飛ばすタイプ。弾速・射程・威力・弾数といった各種性能を攻撃の都度自由に調整することができる。その分攻撃に手間がかかるのと命中精度がやや荒いのが欠点であり、使いこなすにはセンスが必要となる。
狙撃手(スナイパー)
狙撃銃型トリガーを使用し、遠距離からの狙撃支援を担当する。人数は42話の時点で128人。
万能手オールラウンダー
攻撃手と銃手を兼用するポジション。主に近・中距離を担当する。[注 75]
完璧万能手(パーフェクトオールラウンダー)
オールラウンダーの内、狙撃手も兼用するポジション。ボーダーでパーフェクトオールラウンダーはレイジただ一人である。
特殊工作兵(トラッパー)
前線で戦わず、マップに張り巡らせた罠や仕掛けを遠隔操作し、味方の援護等を行うことに特化したポジション。
観測手(スポッター)
詳細不明[46]
オペレーター
正確には戦闘員には含まれないポジション。戦闘員の補助を担当する。並列処理能力の関係で、ほぼ全員が女性。
正隊員
ボーダーで実際に戦闘にあたる戦闘員。人数はS級・A級・B級隊員あわせて約百数十人。A級・B級隊員の持つトリガーには緊急脱出の機能がついている。
S級隊員
黒トリガーを持っている隊員。今のところ登場しているのは天羽のみ(迅は風刃を返却しているのでA級に戻っている)。三輪は迅の風刃を受け取ったが、大規模侵攻後に風刃を戦況に応じて適合者が使用することとなり、A級のままとなっている。
A級隊員
ボーダーの精鋭。人数は全ボーダー隊員の上位5%にあたる約30名。各部隊に独自のエンブレムが付けられている。現在の部隊数は8。
A級になるためにはB級ランク戦で1位または2位になった上でA級に挑戦する必要があるため、部隊に入っていない隊員およびランク戦に参加しない部隊の隊員は原則としてA級にはなれない。ただし例外として「解散したA級部隊の元隊員」と「黒トリガーを返上した元S級隊員」は、新たな部隊に加入するまでは「個人のA級隊員」として扱われる。
太刀川隊
A級1位。隊長は太刀川慶。エンブレムは二十六夜と三本の刀[注 76]。遠征部隊。隊服は黒色のロングコート。
攻撃手の太刀川が近 - 中距離をカバーし、射手の出水が中 - 遠距離に対応、狙撃手がいないという弱点を圧倒的な戦闘力でカバーしている。戦闘力が数段劣る唯我を抱えているが、それを太刀川・出水の両名が補い、1位の地位に就いている。
冬島隊
A級2位。隊長は冬島慎次。エンブレムはユニコーンのように角が生えたチェスのナイト。隊服の背中部分にエンブレムがついている。遠征部隊。
隊長が特殊工作兵、実質的な戦闘員が狙撃手1名のみという異色のチーム。
風間隊
A級3位。隊長は風間蒼也。エンブレムは斜線と一つ目。遠征部隊。
緻密な近距離戦の連携とカメレオンによるステルス戦闘を基本的な戦闘スタイルとする。隊服にはカメレオンの使用によるトリオン消費を抑える機能が追加されている。城戸司令の直下の部隊として隠密任務を与えられる事も多い。
草壁隊
A級4位。隊長は草壁。エンブレムはドラゴンの頭に鶏のような体の生き物(コカトリス)。
オペレーターが隊長を務める異色のチーム。隊員4人が攻撃手・銃手・狙撃手・万能手とバランスの取れたチーム。
嵐山隊
A級5位。隊長は嵐山准。エンブレムは星を囲む五角形を5つ円状に置き、さらに中心に星をつくったもの。ボーダーの広報担当の役割もあり、「ボーダーの顔」としてメディア露出が多く、知名度も高い。隊服は赤色のジャケット。
スナイパーの佐鳥以外は全てオールラウンダーで構成されており、テレポーターを乱発しても同士討ちにならない凄まじい連繋プレーの強度を誇る。一部の人間からは「宣伝用に顔で選ばれたマスコットチーム」と思われているが、その順位は完全に実力によるものである[注 77]。忍田派の部隊であり、黒トリガー争奪戦では忍田本部長の命令を受け、迅に加勢する。
加古隊
A級6位。隊長は加古望。エンブレムは蝶の翅に隊員達のイニシャルであるアルファベットの「K」がついたもの。
苗字のイニシャルが「K」の隊員のみで構成された女子(ガールズ)チーム[注 78]。A級特典の「トリガー改造」を存分に活用している。
三輪隊
A級7位。隊長は三輪秀次。エンブレムは銃弾に2匹の蛇が巻きついたもの。オールラウンダー1人と攻撃手1人、狙撃手2人による近接戦闘と狙撃の連係を得意とする[47]。作中で最初に登場したA級部隊。
片桐隊
A級8位。隊長は片桐隆明。エンブレムは氷の結晶。隊員の名前および容姿は作者のデビュー作『ROOM303』のメインキャラクターのものを流用している。
玉狛第1(木崎隊)
玉狛支部所属のA級部隊。順位は無し。隊長は木崎レイジ。遠征経験もある。
白兵戦を重視している[47]。ボーダー本部では継戦能力を重視した規格化されたトリガーを使用するのに対し、玉狛第1は本部未承認の近界民技術を利用したトリガーを使用している。そのトリガーは使用者に合わせた一点ものであり本部認可の規格から外れているため、本部のランク戦には参加していない。その実力は『ボーダー最強の部隊』とも称される。
遠征部隊
近界へ行くために選抜されるボーダーのトップ部隊。A級隊員の中から(普通は部隊単位での)選抜試験で選ばれる。その基準は「黒トリガーに対抗できる実力を持っていること」。
B級隊員
ボーダーの主力。人数は約100名。エンブレムは全部隊共通。一度でもA級だった部隊はB級に下がっても解散しない限り、その独自のエンブレムを付けていられる。現在の部隊数は21。以下に記載するB級部隊の順位は、2月のB級ランク戦開幕時のものである。
いずれかのトリガーによる個人ポイントが4000点以上になると自動的にB級になる。その後何らかの理由で個人ポイントが1500点以下になるとC級に降格という規則もあるが、現在のところこれが適用された隊員はいない。
二宮隊
B級1位。隊長は二宮匡貴。元A級部隊。エンブレムはミルククラウン。隊服は黒いスーツ。
元隊員の鳩原がトリガーの民間人への横流し及び近界への密航を行った責任を取り、A級から降格させられた。
総合ランク2位・射手ランク1位の二宮を主軸にマスタークラスの犬飼・辻がサポートする。
影浦隊
B級2位。隊長は影浦雅人。元A級6位。エンブレムは獣の牙。
攻撃手・銃手・狙撃手が1人ずつのバランス型のチーム編成だが、戦法はかなり攻撃に偏っている。北添の爆撃により戦況を混乱させ影浦で仕留めていく戦法を得意とする。
影浦の隊務規定違反により、A級から降格している。
生駒隊
B級3位。隊長は生駒達人。
攻撃手2人・射手1人・狙撃手1人の4人編成で、数の有利を活かした多角的な攻撃を得意とする。5人中4人が関西方面からのスカウト組。
弓場隊
B級4位。隊長は弓場拓磨。
銃手・万能手・狙撃手が1人ずつの3人編成。元々は4人編成の部隊だったが、ランク戦前に大学受験に専念する為に神田が除隊した。神田が在籍してた時は、弓場が1対1をしている間は神田が指揮を執るスタイルであった。王子隊の王子・蔵内は弓場隊の初期メンバー。
王子隊
B級5位。隊長は王子一彰。
攻撃手2人・射手1人の3人編成で、3人纏まって行動し狭い間合いでの局所戦を得意とする。B級でもトップクラスの「走れる部隊」。
東隊
B級6位。隊長は東春秋。
攻撃手2人で相手を釣り、狙撃で仕留める戦法を得意とする。攻撃手2人は一人ひとりはそれほど手強くないが、接近戦の連携のレベルは風間隊に次ぐとも言われている。隊長の東は元A級1位部隊の隊長を務めており、大規模侵攻時にはB級合同部隊の指揮を取っている。
香取隊
B級7位。隊長は香取葉子。
エースの香取が暴れて点を取り、他の二人がカメレオンでそれをサポートする役割を担う。
香取の調子にムラがあるため、最近はチームの戦績も落ち込み気味である。
鈴鳴第一(来馬隊)
B級8位。隊長は来馬辰也。
鈴鳴支部所属。攻撃手個人ランク4位であるエースの村上を中心とした中央突破戦法を得意とする。
隊長である来馬が精神的支柱になっており、どんな状況でも来馬を立て、来馬を庇うチームと称される。
漆間隊
B級9位。隊長は漆間恒。B級ランク戦開始時点で戦闘員1人にオペレーター1人という珍しい構成のチーム。
諏訪隊
B級10位。隊長は諏訪洸太郎。
諏訪と堤による散弾銃型トリガーを用いた集中砲火と攻撃手のカメレオンによる奇襲・援護が強力な接近戦型の部隊。
荒船隊
B級11位。隊長は荒船哲次。
戦闘員全員が狙撃手という異色のチーム。狙撃スキルは3人とも折り紙付きで訓練でも上位常連。
元々は隊長の荒船が攻撃手であったため、A級の三輪隊に近いコンセプトのチームであった。
那須隊
B級12位。隊長は那須玲。
女性隊員のみで構成された女子チーム。エースで隊長である那須が点を取り、他の隊員はそれをサポートするという戦法を取る。
柿崎隊
B級13位。隊長は柿崎国治。
全員が万能手に寄せたトリガー構成で、状況に応じトリガーを切り替え、近距離・中距離に対応できる。基本的に単騎での戦闘は行わず、隊員全員で戦うフォーメーションを得意とする。格上相手には必要以上に慎重になってしまうが、その慎重さにより大規模侵攻の際はB級部隊の中で唯一誰もベイルアウトしなかった。
早川隊
B級14位。隊長は早川悟。
松代隊
B級15位。隊長は松代仁。
吉里隊
B級16位。隊長は吉里雄一郎。
間宮隊
B級17位。隊長は間宮桂三。
全員が射手で、接近した相手に対し三人同時に追尾弾の両攻撃(フルアタック)を浴びせて削り倒す「追尾弾嵐(ハウンドストーム)」を得意とする。
海老名隊
B級18位。隊長は海老名貴大。
茶野隊
B級19位。隊長は茶野真。
第二の嵐山隊を作る目的で根付が結成したメディア向けアイドル部隊。B級昇格の際には根付の手心があった可能性があるが、本人達はそのことを知らず至って真面目に取り組んでいる。
常盤隊
B級20位。隊長は常盤守。
玉狛第2(三雲隊)
B級21位。隊長は三雲修。大規模侵攻後に正式に結成。
A級にも引けを取らない戦闘能力を持つエースの遊真を、修と千佳がそれぞれスパイダー・ライトニング鉛弾で援護する戦法を取る。
遠征部隊を目指している。
ROUND7からはヒュースが加入する。
訓練生 /C級隊員
防衛任務を行わない隊員。人数は約400名。トリガーは性能の劣る訓練用で、緊急脱出の機能も付いていない。また許可なくトリガーを使用することも許されていない。
隊務規定
ボーダー隊員の守るべきルール。判明しているものには「C級隊員の本部外でのトリガー使用禁止」「規定外戦闘の禁止」等があり、破った場合は除隊、もしくはトリガーの剥奪が科せられる。最も重い違反は「民間人へのトリガー流出」であり、違反者には記憶封印の処置がなされる。また、修の活躍によって「C級隊員の本部外でのトリガー使用禁止」は一部改訂され、市民の誘導などの緊急時に置いてのみ使用可能となった。
ランク戦
ボーダー隊員同士が訓練のために行う模擬戦。勝ち続けると上位の階級へ進むことができる。
なお、部隊ランクは「部隊結成時あるいは新隊員加入時に、前期までのランクが最も低い隊員の級」で設定される。よってB級隊員が1人でもいればB級からのスタートとなり、B級に昇格したばかりの隊員がいればB級最下位からのスタートとなる[注 79]

派閥

ボーダーは近界民に対する対応によって大きく城戸派忍田派玉狛支部の3つの派閥に分かれている。

城戸派
近界民の殲滅を目指すグループ。最大派閥であり、近界への遠征重視派で、主流派。
主なメンバーは、城戸最高司令官、鬼怒田本部開発室長、根付メディア対策室長、太刀川隊風間隊冬島隊三輪隊、S級隊員の天羽
敵意を持たない近界民に融和的な玉狛支部とは対立関係にある。
忍田派
近界民に恨みはないが市民の安全を最優先に考えているグループ。防衛派。
主なメンバーは忍田本部長、沢村本部長補佐、嵐山隊
本部隊員の三分の一はこの派閥に属する。

施設・設備

ボーダー本部
修の通う学校の近くにある非常に巨大な建物。内部には隊員の訓練施設や門の誘導装置があるため、周辺部は警戒区域となっている。
玉狛支部
ボーダーの支部。支部長は林藤匠。元々河川調査のための施設で、川の上に建物があるのをボーダーが買い取り改修した。本部とは対照的に雰囲気は緩い。
構成員は十名ほどの極めて少人数であり、戦闘員も初出時点では迅を含めて4名しかいないが、全員が遠征参加経験を持つ超精鋭部隊でもある。
旧ボーダーの精神をエンブレムと共に受け継いでおり、敵意を持たない近界民には融和的であり、遊真の他にもエンジニアとして近界民を擁している。そのため、近界民を憎悪する三輪は「裏切り者の玉狛支部」と吐き捨てて嫌悪している。
鈴鳴支部
ボーダーの支部。警戒区域と市街地の外縁にある支部で、地域住民の窓口となっている。
綿鮎支部弓手町支部早沼支部久摩支部
ボーダーの支部。警戒区域と市街地の外縁にあり、地域住民の窓口となっている。主に仕事や学業優先でA級を目指さず、ランク戦に出ない隊員が所属している。
誘導装置
が開く場所を誘導する装置。ボーダー本部にある。鬼怒田が開発した。
遠征艇
遠征部隊が近界へ行く際に使う乗り物。トリオンを使って飛び、門を通って2つの世界を行き来することができる。トリオン兵のような見た目をしているが、近界民との関係性は不明。

近界民関連

近界民(ネイバー)
あちら側の世界の住民[注 80]。遊真(彼自身も近界民である)によると近界民も「こちら側の世界」の人間と変わらない人間であるが、三門市の一般市民は近界民の使用する兵器であるトリオン兵こそが近界民だと誤認している(C級隊員時代の修ですら誤認していた)。
トリオン器官が強い人間を生け捕りにして兵隊にし、トリオン器官が弱い人間はトリオン器官だけ奪い取って戦争に使うために、様々なトリオン兵を三門市に送り込んでいる。一般には、4年半前の第一次近界民侵攻でその存在を知られるようになった。
惑星国家
有吾があちら側の世界の国のあり方を称したもの。あちら側の世界の世界の大半は宇宙のような暗黒空間であり、それぞれの国が星のように存在している。それらは一定の軌道で移動し、こちら側の世界に近づいた時に「門」を開いて侵攻する。ただし、一定の軌道を持たない「乱星国家」も存在する。それぞれの星はそれ自体が巨大なトリガー[注 81]であり、定期的(百年単位)に星と一体化してひたすらトリオンを供給し続ける生贄となる人間を交換しなければ衰退していく。
(ゲート)
こちら側の世界とあちら側の世界をつなぐ穴。トリオン兵が出入りするのに使われる。ボーダー本部誘導装置があるため、ボーダー本部周辺の警戒区域以外では基本的には発生しない。
イレギュラーな門
警戒区域以外で発生する門。発生した場合、近隣住民にとって大きな脅威となる。原因は小型の門発生装置が付けられた改良型ラッド。後に探知するためのレーダーを開発されたことで対策が取られた。
第一次近界民侵攻
4年半前に行われた、近界民による最初の三門市大規模攻撃。2日間に渡る攻撃で東三門は壊滅状態に陥り、死者1200名以上、行方不明者400名以上の被害が生じた。しかし、突如として現れたボーダーによってトリオン兵は撃退される。この事件を機に、近界民とボーダーの存在が公になる。

トリオン兵

動物のように動く[注 82]近界の兵器。トリオン兵には既存の兵器が効かず、トリガーが唯一の有効な武器となる。頭部に備わった目、または全身にダメージを受けると活動が停止する。内部により小型なトリオン兵を収納することもある。「卵」とよばれる小さなカプセルのような状態にすることで遠征に使用するトリオンを節約できるため、好んで運用される。 近界では通常のトリオン兵を「プレーン体」、改良されて通常とは異なる姿をしたトリオン兵は「モッド体」と呼んでいる(現時点ではラービットのみ登場)。使用されるトリオンが多いほど、強力で多機能的なトリオン兵を生み出せる。

特殊なトリオン兵として、多目的型トリオン兵(レプリカ)や騎乗用トリオン兵(レオフォリオのトリオン兵)、アニメオリジナルとして人型トリオン兵(リリスギーヴ)などもいる。

バムスター
捕獲用トリオン兵。最もメジャーなトリオン兵らしく、三門市民が近界民と言う場合はバムスターを指すことが多い。カラーリングは白一色。
大きさは2〜3階の家に匹敵する。鯨のような体格だが、象のような太い足で歩き、口のような部分で人間を捕獲する。装甲が堅いが戦闘力は比較的低く、バムスターに負けるのはボーダー隊員にとっては恥ずかしい事らしい。腹部に他のトリオン兵を格納することもある。
モールモッド
戦闘用トリオン兵。自動車に足が生えた程度の大きさ。丸みを帯びた胴体に、ブレードのある脚が10本生えている(普段は4本で歩き、残りの脚は折りたためるようになっている)。非常に機敏で、前述のブレードはトリオン兵では最も硬い。バムスターより強く、始めて登場した際に遊真は「(当時=C級時代の)が20人いないと倒せない」(うち生き残るのは2人)と表現していた(後の大規模侵攻の際には修単独で1体撃破している)。遊真にとっては大した敵ではなく、黒トリガーを使うまでもなく、一撃(修の訓練用のトリガーを使用)で勝利した。カラーリングは薄灰色一色。
「やしゃまるシリーズ」
宇佐美が訓練の仮想敵として、オリジナルの設定を加えてプログラムしたモールモッド。ゴールド・ブラック・ハニーブラウン・ピンクの4種類がある。
イルガー
爆撃用トリオン兵。このトリオン兵を運用している国家は近界でも珍しく、それが要因となって大規模侵攻では侵攻してくる国家の目星を付ける事に成功した。
横長の小学校くらいの大きさ。鯨のような体形で、半透明ののようなものが生えている。飛行能力を持ち、腹部から爆弾のようなものを落とす。背中を襲われると触角のようなものが生えてきて、それが爆発することで敵を撃退できるようになっている。さらに一定以上のダメージを受けると体内から内蔵トリオンを展開することで装甲の硬度を高める「自爆モード」に移行し、人が多い場所を狙って墜落し自爆する(一種の質量兵器として運用することも可能で、実際に大規模侵攻では特攻兵器として使用された)。カラーリングは黄色。
ラッド
隠密・偵察用トリオン兵。掃除用ロボットくらいの大きさ。戦闘力は皆無だが、圧倒的な数で補っている。カラーリングは白一色。
改良型ラッド
背中に門の発生装置が取り付けられたラッド。付近の人間からトリオンを少しずつ吸収して門を発生させる。イレギュラーな門の発生原因。
バンダー
捕獲・砲撃用トリオン兵。「バムスターが激ヤセしたような」姿をしている。砲撃と捕獲という相反する役目を一体で行おうとした結果、特化型のイルガーやモールモッドと比べてコンセプトの作り込みが甘く、B級に昇格した直後の修に倒されてしまうなど戦闘力はあまり高くない。数を揃え遠方に配置して砲撃を行うのが正しい使い方とされており、遊真の回想においてもそのような運用法で登場している。カラーリングは白一色(スピンテールのは赤一色)。
ラービット
捕獲用トリオン兵。大きさは3m強と、一般的なトリオン兵に比べて小柄で、人間のように二足歩行ができる。頭蓋と背中、特に腕部の装甲は堅牢で、通常のアイビス程度なら傷付くことなく弾く。また、耳のような形の部品はレーダーあるいはセンサーらしく、カメレオンで隠れた風間隊の攻撃を感知していた。B級隊員程度なら圧倒、レプリカ曰く「A級隊員でも単独では食われる」ほどで、トリオン兵としては圧倒的な戦闘力を有する。レプリカの解析によると、ラービット1体につきイルガー4体分、モールモッド20体分のトリオンが使用されている。プレーン体のカラーリングは白一色。
トリガー使いの捕獲を目的としており、切断面をコーティングしてトリオンの漏出を止め、背中に取り付かれた時は電撃を放つ等、必要以上にダメージを与えないようにベイルアウト対策が取られている。腹部にある鋸状の触手で刺した対象をキューブにして無力化し格納する(この能力を搭載していることが原因で、生成に必要なトリオン量が多い)。高威力の火器を搭載してない代わりに、圧倒的なパワーでゴリ押しする。特殊能力に力を割いていないためか、単純に腕力ならモッド体(後述)よりも強い。
ラービット(モッド体)
特殊能力を付加したラービット。ランバネイン、エネドラ、ヒュースのトリガー能力を限定的に付与されている(プレーン体とはカラーリングが違う[注 83]他、両肩にはそれぞれベースとなったトリガー使いのエンブレムが描かれている)。基本的に複数で行動しており、撃破しても腹部に搭載された改良型ラッドから更に投入してくる。
ランバネイン型
両肩から背面にかけてブースターが追加されており、高威力の砲撃と飛行能力が特徴。頭の上半分と両腕と側腹部と背面が灰色、下顎と首前面から下が白。ランバネインの性格が反映されているのか、やることが派手。作者からも「捕獲には向かない」と言われている。
エネドラ型
両肩に円錐形の突起が生えている。腕部を液状にしてからブレード化するのが特徴(全身は変形できない)。両腕が黒、頭と背面と首前面から下と側腹部が紫。エネドラの性格の悪さが反映されているのか、手負いの木虎に正面から液体化奇襲を行った。
ヒュース型
シルエットはプレーン体と変わらない。頭と両腕と背面が黄色、首前面から下と側腹部が灰色。腹部から磁力を帯びた結晶体を射出する。反映したトリガーが複雑なせいか、他のラービットと比べて動きは消極的。
遊真型(仮称)
レプリカが生み出したラービット。黒トリガーを反映したせいか、カラーリングは黒一色。トリオン削減のためにキューブ化を外している。遊真のトリガーが使えるため、ラービットの中でも戦闘に特化している。両肩に描かれているエンブレムは玉狛支部(ユーマカラー)のもの。
バド[46]
飛行トリオン兵。
大規模侵攻時に確認されたトリオン兵。二つの光る輪で飛行する。カメラが仕込まれており、主に偵察・哨戒用として用いられる。カラーリングは紫一色。
ドグ
偵察・集団戦闘用トリオン兵。犬のような姿をしており、偵察・斥候の役割を果たす。
ドグ・タキア
目からビームを放つ。レーダーに映らない「偵察モード」を使用する。
ドグ・マンヴェールド
シールド発生装置を搭載した支援戦闘用のドグ。ビームも放つことができる。
ドグ・バトリーレ
頭部にブレードを装備した突撃用のドグ。ビームは撃てないがブレードによるまともな攻撃力を持つ。
アイドラ
集団戦闘用トリオン兵。トリオン兵の中では極めて人間に近い体型をしている。
一体だけの戦闘力ではモールモッドよりも弱いが、アイドラ同士で連携し、イーグレットを止める程のシールドを張ることができる。肩口や手首からブレードを出して接近戦を行ったり、口からビームを出して射撃を行うことが可能。



注釈

  1. ^ こちらの世界に疎い遊真にとって「日本の食べ物」とは「日本で食べる物」くらいの広い意味であり、ハンバーガーやカレーなども含まれる
  2. ^ 同時に「ほっとくと――すぐ死にそう」とも発言している。
  3. ^ このサイドエフェクトが発揮されている時は、普段白抜きで描かれる遊真の瞳孔が黒くなる。
  4. ^ ごく稀に「おまえ、おもしろいウソつくね」と言うこともある。
  5. ^ 最新巻時点で登場している隊長の中では最年少であり、唯一の中学生でもある。
  6. ^ その折に彼の隊服のデザインも一新されているが、これは迅が勝手にアレンジしたもの
  7. ^ 当初はガンナーを希望したが、師匠の烏丸の勧めにより、応用の利くシューターになった。
  8. ^ 作者曰く「怪獣」
  9. ^ 遊真が転校初日に覗き見していた教室で授業を受けている様子や、学校がモールモッドの襲撃を受けた際に囮になろうとする姿が描かれている。
  10. ^ アニメでは揚げ煎に変更。
  11. ^ 原作ではセクハラ描写があったが、アニメではカットされている。
  12. ^ 後に、遊真をボーダーに入隊させることと引き換えに、ボーダー本部へ引き渡す。
  13. ^ そのため、本作とのコラボレーションとして作品イラストをパッケージに用いたぼんち揚も発売された。
  14. ^ そのため、忍田本部長から「玉狛支部特別顧問」と呼ばれている。
  15. ^ その後、第160話で「(アタッカー)6位っていまだれ?」という小南の質問に、烏丸が「雪丸か生駒さんあたりですね」と発言している(同時点の6位は生駒)。
  16. ^ 黒トリガー争奪戦後に抱いていた迅への不満が、彼がランク戦復帰を宣言しただけで解消されてしまった。
  17. ^ 村上に一言一句見抜かれ呆れ笑いされていた
  18. ^ 『コンセントが抜けただけのパソコンを「壊れた!」と言って騒ぐ』『「DANGER」を「ダンガー」と読んだ』『フルーツグラノーラのドライフルーツだけ選り分けして食べた』など。
  19. ^ これをプリントしたシャツを私服として着用することもある。
  20. ^ 作者によると、トマホークを2秒で合成する
  21. ^ 遊真に対しては訓練生であるため、「勝負したければ上がって来い」と言って突っぱねている。
  22. ^ 風間自身は二十四戦した時点で見切りを付けようとしたが、その際に迅のことを零し、その顛末を知らなかった修がこのことを聞いて奮起し、最後の一戦として二十五戦目を申し込んだ。
  23. ^ 作者によれば「話をした奴は大体友達」とのこと。
  24. ^ むしろこの時、修は全敗したことの自省や『風間と引分けた』という噂が一人歩きして悪目立ちしていたことで頭が一杯だった。しかもその後、修は「二十四敗一引分け」であったことを声高に主張できたことで安心さえしており、緑川は完全に毒気を抜かれている。
  25. ^ 実際には遊真が倒したのだが、修が遊真の存在を隠すため「自分が倒した」と嘘をついていた。
  26. ^ 実際は周囲から褒められている修に嫉妬していたことが原因。
  27. ^ 彼に対してだけは別人のような態度になる。
  28. ^ 「(今の修が)B級上位と渡り合えるようなるには2年はかかる」と評しているが、聞いていた時枝にしてみれば「2年あればなんとかなると思ってる」ということになる。
  29. ^ 木虎が使用するスコーピオンは改造型であり、双刃型をしており、持ち手を中心に風車のように回転させる機能を搭載している。
  30. ^ 本人曰く、トリオンで劣っていたのは昔の話で、今のトリオン量は平均の範囲内らしい。
  31. ^ 同年代で一度も犠牲になっていないのは来馬と二宮だが、前者は「一度もゲテモノに当たったことがない」、後者は「一度も食べようとしない」という違いがある。
  32. ^ ただし他の片桐隊隊員同様『ROOM303』からのキャラなので気づいた読者もいた
  33. ^ 肉が通常の3倍入っている肉野菜炒め。玉狛支部の定番メニューの1つ。
  34. ^ 諸事情でランク戦にはほとんど参加していないが、一時期半年程度ランク戦に参加した際にアタッカー1位まで上り詰めている。
  35. ^ 学校ではネコを被っており自分の職分も「いちオペレーター」と偽っているので、身バレを防ぐ意味もある。
  36. ^ 本人はなんでこんなに遅れなきゃならないのかと文句を言っていたが、レイジから「おまえを学校まで拾いに行ったから」だと返された
  37. ^ 宇佐美曰く「もさもさした男前」。
  38. ^ 代表的なところでは、木虎、香取、氷見が彼のファン。
  39. ^ ただしコミックス3巻の3刷り以降では、うさぎ座ではなく、ねこ座となっている)
  40. ^ 集中化したシールドで東のアイビスを防ぎきるほど。
  41. ^ カバー下のキャラクター紹介では「根付にアッパーをかました」ためとある。
  42. ^ 加古曰く、『乱戦では有利』
  43. ^ 数少ない「天才型」と作者からは称されている
  44. ^ ただし年上に対しては羽目を外しすぎない程度の嗜みはあり、柿崎のことは普通に「柿崎先輩」と呼んでいる。
  45. ^ 修はメガネ、水上はブロッコリー(髪型)、チームメイトの樫尾ですら時計(Casioのもじりか)で表現している。王子のリクエストでオペレーター早矢が作成した。
  46. ^ 第1次大規模侵攻の際、家の瓦礫に埋もれていた香取を手の爪が剥がれながらも助ける。その傷を隠すために手袋をしている。
  47. ^ ボーダー入隊後に嵐山のファンになる等ミーハーな一面も持つ。
  48. ^ 鈴鳴支部がある建物は彼の父親がボーダーに寄贈したもの。
  49. ^ 村上が勝ち越せていない攻撃手は太刀川、風間、小南、影浦の4人のみである。
  50. ^ トリオン体時には『煙草じゃない可能性もある』。(公式ツイッター、2015年1月26日のツイート
  51. ^ 作戦室のテーブルも麻雀卓に置き換えられており、太刀川や東などの年長組と夜な夜な卓を囲んでいる。
  52. ^ 正隊員のうち年長の冬島は本部詰め、東はランク戦に参加していた。同い年の風間は遠征艇格納庫防衛組に回っており、やはり同い年の木崎は狙撃手組のガードに専念していたことに加えて後述する理由から途中で緊急脱出する可能性を考慮されたと思われる。
  53. ^ 小南は「胸が大きくなる」との触れ込みに騙されて買った
  54. ^ 村上の件で相談に行った来馬に対しては「自分の理論で全スタイルのマスタークラスとなり、その理論を一般化することでパーフェクトオールラウンダーを量産する」ことが究極の目標だと告げている。
  55. ^ アニメではROUND3の解説を引き受ける対価として取引している
  56. ^ うち9個が『連携攻撃』、1個が『全力逃走』。
  57. ^ ただしカバー裏のキャラ紹介では「地味に第1話から登場」とあり、冒頭の回想シーンに出ている長髪の隊員が彼と思われる。
  58. ^ エネドラ曰く「根暗」。作者曰く「武官ではなく文官のよう」。
  59. ^ 脳にまで角の根が入っていたことが原因らしい。遊真はこの状態を「エネドラッド」と呼んでいる。
  60. ^ ボーダーが門の開く位置を三門市の警戒区域に誘導しているためだが、実際は世界各地でこっそり開いているらしい。
  61. ^ 修が三門市の中学校に通っているのは転居したからではなく、自宅が境界線上にあり、最寄りの中学校が三門市立第三だったことから、双方の行政と相談した結果である。
  62. ^ 「母(マザー)トリガー」や「女王(クイーン)トリガー」と呼ばれている。
  63. ^ ただし「旋空」や「スラスター」のような特定トリガー専用のオプショントリガーは、基本となるトリガーと同じ側に装備する必要がある代わりに同時に使うことが可能である
  64. ^ 作者によれば「銃を持っている側の腕からスコーピオンを出して攻撃」はスコーピオンを使う万能手の基本的なフェイント技術とのこと。第138話では香取が両手にハンドガンを構えたまま肘からスコーピオンを出している。
  65. ^ BBFより。本編未登場なので詳細は不明
  66. ^ レーダーや通信機能は戦闘体の標準機能なので影響されない
  67. ^ グラスホッパーと比べると、ワイヤーをかける場所が必要なため使える状況が制限されるが、一度張ってしまえば切れない限り追加のトリオン消費なしに何度でも使えるという利点がある。
  68. ^ BORDER BRIEFING FILE239ページに記述あり
  69. ^ 効果があるのはトリオン由来のものだけで、生身の肉体や建物などには効果がない。
  70. ^ 特に名称はついていない。
  71. ^ 戦闘中に解析・コピーするためにはレプリカの支援が必要。
  72. ^ しかし、その中には太刀川は含まれておらず、後々の確執に繋がっている。
  73. ^ 最新刊までの登場人物であれば千佳が該当する。
  74. ^ 菊地原や影浦のように「他者の悪口や悪意も無制限に受け止めてしまう」ことから皮肉な物言いや粗暴な態度になる、かつての村上のように「成長する過程を周囲と共有できない」ことから周囲と距離を置いてしまう、など。
  75. ^ ガンナー用・アタッカー用トリガーそれぞれで6000ポイント以上の個人ポイントを獲得した隊員がオールラウンダーと呼ばれる。(公式ツイッター、2015年9月1日のツイート
  76. ^ 太刀川によればエンブレムの三本の刀は、一本は太刀川を、二本目は出水を、三本目は烏丸(唯我に替わったあとは半人前なので数に入らず、二刀流である太刀川の二本目の刀となった)をそれぞれ表している。背景の二十六夜(太刀川は「三日月」と表現)は国近を表している。
  77. ^ 木虎曰く「任務以外にテレビや広報をこなしたうえでの5位」とのこと。
  78. ^ 結果的にそうなっているだけで、必ずしも女性限定というわけではなく、空閑も勧誘されている。
  79. ^ 例外として、1シーズンに1人までであれば現状以下のランクの隊員が加入しても変動はしない。実力の足りない唯我がいきなりA級隊員になれたのはこのルールの恩恵が大。
  80. ^ 遊真は「お前らが言うところの近界民ってやつだ」という表現をしているため、自称ではなく「こちら側の世界」からの他称。
  81. ^ 「母(マザー)トリガー」や「女王(クイーン)トリガー」と呼ばれている。
  82. ^ そう見えるだけで厳密にはプログラムに従って理に適った動きをしている。
  83. ^ 3種とも、上腹部両側面が黒い点は共通している。原作ではモノクロのみだった[要出典]が、アニメ版で詳しく判明。

出典

  1. ^ a b 「週刊少年ジャンプ」48号(10/29発売)から『ワールドトリガー』連載再開!5話掲載したのち「ジャンプSQ.」への移籍が決定!”. 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト (2018年10月15日). 2018年10月16日閲覧。
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  25. ^ 2015年3月8日の放送にて。
  26. ^ 2015年3月22日の放送にて。
  27. ^ 2015年7月26日の放送にて。
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  29. ^ a b c d 単行本第19巻
  30. ^ レーダー頼りの照準のざっくりした広範囲攻撃は「適当メテオラ」と呼ばれている。
  31. ^ 5巻カバー下より。
  32. ^ 単行本6巻カバー下より。
  33. ^ 公式ツイッター、2014年1月28日のツイート
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  35. ^ 単行本6巻13ページより。
  36. ^ 単行本8巻47ページより。
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  38. ^ 単行本6巻125ページより。
  39. ^ 単行本3巻カバー下より。
  40. ^ 単行本4巻91ページより。
  41. ^ トリオン能力に大きく差があればそれだけでも相手のシールドを破れる場合もある
  42. ^ 単行本14巻78ページより
  43. ^ オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE 35Pより。
  44. ^ その場合、1つあたりの反発力は弱くなる。
  45. ^ 単行本3巻85ページより。
  46. ^ a b オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILEより。
  47. ^ a b ジャンプLIVE第2弾 デジタルキャラブック「ワールドトリガー HIDDEN WORLD -隠された世界-」2014年1月30日配信。
  48. ^ 単行本10巻巻末。
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  50. ^ 「ワールドトリガー」10月よりアニメオリジナルの新シリーズが放映決定”. コミックナタリー (2015年7月23日). 2015年9月8日閲覧。
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