ローラーコースター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 01:37 UTC 版)
事故
ローラーコースター(ジェットコースター)で事故が発生し安全管理が社会問題となることがある。
日付 | 施設 | 事故時の状況 | 事故内容 | 原因 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2007年5月5日 | 風神雷神II (エキスポランド) |
営業中 | 車両が45度傾斜して手すりと衝突。1人が死亡、19人がけが[11]。 | 車軸の金属疲労による折損[9][11]。 | 2008年3月撤去 |
2007年9月23日 | ブラックアウト (鈴鹿サーキット) |
営業中 | 女児が振動により胸部骨折[12]。 | 2008年1月撤去 | |
2007年12月31日 | タイタンV (スペースワールド) |
営業中 | 連結器が外れ後続車が前方車両に追突し、乗客13人が軽傷 | 2018年撤去 | |
2010年12月5日 | サンダードルフィン (東京ドームシティアトラクションズ) |
営業中 | 走行中の車両から部品が落下した後地面で跳ね返り、下を歩いていた女児に当たり軽傷[13] | ||
2011年1月30日 | スピニングコースター舞姫 (東京ドームシティアトラクションズ) |
営業中 | 約8メートルの高さから客が転落し死亡[14] | 安全バーのロックが不十分だったとみられている | 2011年撤去 |
2011年3月29日 | ブラワーエンジン (としまえん) |
営業中 | 女性がジェットコースターと乗降場ホーム部分との間に左足を挟まれ重傷[15] | ||
2012年4月29日 | ええじゃないか (富士急ハイランド) |
営業中 | 走行中の車両からボルトが落下し、下を歩いていた女性の額に当たり軽傷 | 車両の逆走防止装置のボルトに、局所的に力が加わったことによる金属疲労とみられている[16] | |
2012年6月17日 | 軽井沢おもちゃ王国 | 営業中 | 車両から男児が転落して重傷[17] | ||
2012年6月27日 | マッドマウス (ルスツリゾート) |
営業中 | 走行中の車両が起終点で減速せず玉突きし5名が軽傷 | 近接センサーの経年劣化によるブレーキ不具合[18] | |
2012年9月8日 | 郡山カルチャーパーク | 点検中 | 作業員が軌道上で点検中にコースターと軌道の間に挟まれ死亡[19] | ||
2013年2月8日 | シャトルループ (ナガシマスパーランド) |
点検中 | 試運転中に安全バーのロックがかかっていなかったため、従業員が落下 | 安全バーの確認ミス[20] | |
2013年4月30日 | スペースコースター (ワンダーランド) |
営業中 | 男児が転落し重傷[21] | ベルトの確認ミス。ベルト自体が機能していなかった疑いあり。同コースターは過去にも3回事故を起こしている[22]。 | 翌月遊具5基に使用禁止命令 |
2015年5月2日 | サンダーコースター (那須ハイランドパーク) |
営業中 | 部品の一部落下して付近にいた男性に当たり軽傷[23] | ||
2015年5月18日 | レディーバードコースター (NEWレオマワールド) |
営業中 | 骨折事故が発生[24] | ||
2015年6月13日 | レディーバードコースター (NEWレオマワールド) |
営業中 | 従業員が急カーブで体を揺さぶられ車両内に体を強く打ち付け肋骨を折る重傷[24] | ||
2015年8月13日 | ラプター (シダーポイント) |
営業中 | フェンスで囲まれた立入制限区域に進入した男性がコースターと衝突して死亡[25] | ||
2017年7月17日 | ド・ドドンパ (富士急ハイランド) |
営業中 | 走行中に乗客7人を乗せた状態でループを回りきれず逆走、その後カーブの所で横向きに停止[26] | 走行中にタイヤの1本がパンク[26] | |
2017年8月12日 | ウルトラツイスター (鷲羽山ハイランド) |
営業中 | 身体を抑える安全バーが外れ、姿勢を崩した乗客1名が施設の構造物と接触してやけど[27] | ||
2017年8月12日 | ジュピター (城島高原パーク) |
点検中 | 試運転中に作業員2人がはねられ1人死亡[28] | ||
2018年6月16日 | ローラーコースター (デイトナビーチ・ボードウォーク) |
営業中 | 脱線して乗客2人が約10メートル下の地面に転落[29] | ||
2019年5月12日 | スタンディングコースター (鷲羽山ハイランド) |
営業中 | 最後部の座席のパーツが外れて落下、怪我人なし[30] | ||
2019年8月4日 | サーフコースター リヴァイアサン (横浜・八景島シーパラダイス) |
営業中 | 止まっていた無人の車両に追突、男女2人が太ももを打つ軽傷 | ||
2020年12月~2021年8月 | ド・ドドンパ (富士急ハイランド) |
営業中 | 期間中男女6人が首・背中などの骨折を訴える | 乗客が頭を座席に当てず前傾姿勢で乗車していた[31] | |
2022年3月7日 | ジャングルマウス (浜名湖パルパル) |
営業中 | 乗客の一人がホームに戻ってきて停止する際に安全バーに胸部を強く打ち、全治4週間の重傷[32] |
- ^ ITS中量公共交通機関「エコライド」の開発による低炭素化地域交通モデルの実証研究 (PDF) - 経済産業省、2018年5月15日
- ^ 夢の乗り物「エコライド」は実現するのか - ITmedia ビジネスオンライン、2018年5月15日
- ^ ジェットコースターの絵葉書その1・多摩川園の陸上波のり[出典無効]
- ^ 『モノマガジン』 559号(2007年4/16号)p.96「薀蓄の箪笥100章」
- ^ a b 遊園地を百倍楽しめる はじめて物語 NHK 歴史秘話ヒストリア
- ^ [1][出典無効]
- ^ a b c d roller coaster Introduction of steel coasters - Britannica
- ^ Later innovations - Britannica
- ^ a b 飯野謙次 (2017年10月15日). “失敗年鑑2007 エキスポランド、ジェットコースター事故(全図表示公開バージョン)”. 失敗学会. 2020年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月18日閲覧。
- ^ “死亡の小河原さん、家族連れに座席譲る コースター事故”. 朝日新聞 (2007年5月9日). 2007年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月18日閲覧。
- ^ a b 日本放送協会 『NHK年鑑 2008』日本放送出版協会、2008年、43頁。
- ^ 鈴鹿サーキット遊具で骨折 検証結果 - Responce
- ^ “遊園地でボルト落下、女児軽傷=運転中ジェットコースターから―東京ドーム”. 朝日新聞. (2010年12月5日)[リンク切れ]
- ^ “「コースター舞姫」転落事故―東京ドーム去年暮れにもトラブル2件”. J-CASTテレビウォッチ. (2011年1月31日13時50分) 2017年10月14日閲覧。
- ^ “コースターで足挟まれ重傷 としまえんで18歳女性”. 福井新聞. (2011年3月29日) 2013年8月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ ““富士急ボルト落下”金属疲労が発生と推定”. 記事:日本テレビ / 配信:Yahooニュース. (2014年12月2日) 2014年12月2日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “事故後もコースター運行 男児重傷の群馬の遊園地”. 福井新聞. (2012年6月19日) 2013年8月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 山形県内ウォーターシュート・北海道内コースター 事故調査報告書 - 国土交通省社会資本整備審議会
- ^ “コースターに挟まれ作業員死亡 軌道上で点検中”. 福井新聞. (2012年9月8日) 2013年8月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “ナガシマスパーランド コースター転落で書類送検 社員4人、業務上過失傷害容疑”. 伊勢新聞. (2013年6月26日) 2013年8月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “転落事故のコースター使用禁止命令 県の点検報告要請に遊園地側応えず”. 福井新聞. (2013年5月17日) 2013年8月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “福井「ワンダーランド」ずさんな安全管理浮き彫り「ベルト緩かったかも」”. スポニチ. (2013年5月17日) 2015年4月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “サンダーコースター事故についてのお客様へのお詫びとお知らせ”. 藤和那須リゾート株式会社 (2015年5月3日). 2015年10月27日閲覧。
- ^ a b “ジェットコースターで骨折 香川・丸亀の遊園地、5月にも”. 47NEWS. (2015年6月13日) 2015年6月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “ジェットコースターにはねられ男性死亡 米遊園地”. CNN. (2015年8月14日) 2015年10月27日閲覧。
- ^ a b “富士急の新ドドンパ、走行中に停止 20分後に乗客避難”. 朝日新聞. (2017年7月16日) 2017年7月17日閲覧。
- ^ “コースターの安全バー外れ1人やけど 岡山の遊園地”. 朝日新聞. (2017年8月12日) 2017年8月13日閲覧。
- ^ “ジェットコースターにはねられ作業員2人死傷 大分”. 朝日新聞. (2017年8月12日) 2017年8月12日閲覧。
- ^ “ローラーコースター脱線、客2人が地面に転落 米遊園地”. CNN. (2018年6月16日) 2018年6月17日閲覧。
- ^ “鷲羽山ハイランドで走行中のジェットコースターから席の一部が落下 けが人はなし 岡山”. KSB瀬戸内海放送. (2019年5月17日) 2019年5月19日閲覧。
- ^ 「ド・ドドンパ」骨折6人に 経緯は?富士急ハイランド会見 - NHK首都圏ナビ(2021年9月1日)
- ^ 遊園地のアトラクションで乗客が胸の骨を折るけが 安全バーのクッション部分に胸を打ち付け 浜松市 遊園地・浜名湖パルパル
ローラーコースター!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 02:35 UTC 版)
『ローラーコースター!』(原題:롤러코스터、英題:Fasten Your Seatbelt)は、2013年の韓国のコメディ映画である[1]。
- ^ a b c mydaily (2013年10月16日). “「ローラーコースター」「俳優は俳優だ」「殺人の疑惑」など、今秋話題の映画が続々公開!”. kstyle news. LINE. 2022年5月20日閲覧。
- ^ a b c “コンペティション部門【来るべき才能賞】受賞 ローラーコースター Fasten Your Seatbelt”. 第9回大阪アジアン映画祭. 大阪アジアン映画祭 (2014年). 2022年5月20日閲覧。
- ^ “ローラーコースター! / FASTEN YOUR SEATBELT [DVD]”. パラマウント・ピクチャーズ. パラマウント・ジャパン (2015年). 2022年5月28日閲覧。
- ^ mydaily (2012年10月25日). “ハ・ジョンウ、自作シナリオ「人間と台風(仮題)」で監督デビュー”. Kstyle news. LINE. 2022年5月20日閲覧。
- ^ Ayako Ishizu (2013年10月8日). “人気絶頂のハ・ジョンウ、デビュー作で監督の「孤独」知った…釜山国際映画祭”. cinemacafe.net. iid. 2022年5月20日閲覧。
- ^ a b OSEN (2014年3月4日). “ハ・ジョンウ、監督デビュー作「ローラーコースター」海外映画祭から相次ぐラブール”. Kstyle news. LINE. 2022年5月20日閲覧。
- ^ mydaily (2014年3月19日). “ハ・ジョンウ「第9回大阪アジアン映画祭」で“来るべき才能賞”を受賞”. Kstyle news. LINE. 2022年5月20日閲覧。
- 1 ローラーコースター!とは
- 2 ローラーコースター!の概要
- 3 脚注
- ローラーコースターのページへのリンク