ロサンゼルス・エンゼルス 概要

ロサンゼルス・エンゼルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 02:14 UTC 版)

概要

経営

1997年から2003年まではウォルト・ディズニー・カンパニーが経営に携わっていた。2002年のワールドシリーズ初制覇時の優勝パレードは、同じアナハイムにあるディズニーランドで行われた[2][3]

2003年にヒスパニックの実業家であるアルトゥーロ・モレノがオーナーに就任[3]。モレノはチケット、ビールの値下げ、家族向けの低価格帯グッズの販売などを展開し、ファン層の拡大にも力を注いだ。試合中はホーム球場であるエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムを歩き回り、ファンと積極的にコミュニケーションをとっている姿が見られる。その効果もあってか、2004年以降はレギュラーシーズンの平均観客動員数は4万人を超えるようになり、スタンドはチームカラーの赤に染まる。現在では、シーズン入場者数は330万人から340万人程度を推移しており、メジャーでも上位の人気を誇っている。チームの価値も上昇し、現在[いつ?]は2003年当時の買収額である約1億8000万ドルから約3億6800万ドルほどになったといわれる。また、広域的にも広告利益が期待できかつアナハイムを含むロサンゼルス地域に根ざした野球チームを目指すという観点から「ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム」に変更した。この名称変更に関して、地元ファンやアナハイム市は球団の態度に不快感を示すとともに、1996年に球団と市の間に交わされたアナハイムの名を明示的にチーム名に入れるとする契約に反するとして訴訟にまで発展した。

後に球団側が勝訴し、現在では既に「ロサンゼルス・エンゼルス」という名前が浸透している他、2016年には球団創設時の名称である「ロサンゼルス・エンゼルス」へ正式に改称した。

ラリー・モンキー

マスコットキャラクターのラリー・モンキーが人気を集めている。ラリー・モンキーとは直訳すると「逆転猿」という意味で、ラリー・モンキーが現れるのは6回以降でチームが負けているか、同点の時のみであり、ラリー・タイムと称してスコアボードの大画面にラリー・モンキーの跳ね回る姿が映し出される。2000年頃からこの猿が登場し、不思議とチームも逆転勝利を収めるようになったことから、ラリー・モンキーと名づけられ、現在では球場の名物として定着している。

移転問題

本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムの老朽化に加え、2022年にアナハイム市長が収賄容疑で逮捕された経緯も相まって、ロングビーチへの移転が噂されている。


注釈

  1. ^ 著名な歌手であり、エンゼルス創設者・初代オーナー
  2. ^ 1997年指定

出典

  1. ^ “大谷翔平からメジャーリーグを観ようと思っている人へ【その6】チームの略称と愛称。LAAと「天使の輪」”. 宇根夏樹. (2018年2月14日). https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20180214-00081615 2018年2月15日閲覧。 
  2. ^ ディズニーランドと大谷翔平が所属するエンゼルスの意外な「接点」とは?”. フロントロウ (2018年5月12日). 2022年8月25日閲覧。
  3. ^ a b MLB:球団売却を検討、大谷翔平の去就は…「長期契約の締結を」との声も”. 読売新聞 (2022年8月24日). 2022年8月25日閲覧。
  4. ^ Angels' playoff picture has yet to be painted
  5. ^ 【米国はこう見ている】またも“珍記録”に挑んだエンゼルスがマリナーズ戦でギネス記録樹立 Full-Count (2015年5月6日) 2015年6月21日閲覧
  6. ^ “エンゼルス入り決断の大谷、日本時間10日にも入団会見へ”. livedoor NEWS. (2017年12月9日). http://news.livedoor.com/article/detail/14004208/ 2017年12月9日閲覧。 
  7. ^ “エンゼルス39年ぶり開幕12勝3敗の快進撃 「大谷翔平」効果? - ライブドアニュース” (日本語). ライブドアニュース. http://news.livedoor.com/article/detail/14580741/ 2018年4月15日閲覧。 
  8. ^ “エンゼルス、開幕13勝3敗は球団新記録 開幕3連勝を目指す大谷翔平へ弾み” (日本語). スポーツ報知. (2018年4月15日). http://www.hochi.co.jp/baseball/mlb/20180415-OHT1T50088.html 2018年4月15日閲覧。 
  9. ^ 株式会社スポーツニッポン新聞社マルチメディア事業本部「ソーシア監督、涙の退任発表 大谷は感謝「楽しく野球できたのは監督のおかげ」 - スポニチ Sponichi Annex 野球」『スポニチ Sponichi Annex』。2018年10月18日閲覧。
  10. ^ “大谷翔平のエンゼルスにブラッド・オースマス新監督就任 新監督はデータ主義”. https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/240080 2022年1月29日閲覧。 
  11. ^ エンゼルス、トラウトとの“生涯契約”を発表 12年472億円「ずっとここにいたい」” (日本語). Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―. 2019年9月17日閲覧。
  12. ^ 大谷の同僚、エンゼルスの左腕スカッグスが27歳で急死 2日の試合は中止” (日本語). Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―. 2019年7月13日閲覧。
  13. ^ “スキャッグスを背に”エンゼルスが本拠地で継投ノーヒッター 大谷翔平は猛攻に繋がる左前打で8戦連続H” (日本語). ベースボールチャンネル(BaseBall Channel). 2019年7月13日閲覧。
  14. ^ エンジェルスの店じまい。大谷翔平に続き、トラウトも手術を受けてシーズン終了(宇根夏樹) - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース 個人. 2019年9月17日閲覧。
  15. ^ Joe Maddon agrees to be new manager of Los Angeles Angels(ESPN News Services) - ESPN” (英語). ESPN MLB. 2019年10月17日閲覧。
  16. ^ エンゼルス3週間足らずで11の貯金が0に トラウトがまさかの大ブレーキ”. 日刊スポーツ (2022年6月5日). 2022年11月3日閲覧。
  17. ^ 大谷翔平3打数1安打 エンゼルス・モレノオーナーが球団売却へ、チームは大敗/詳細”. 日刊スポーツ (2022年8月24日). 2022年8月24日閲覧。
  18. ^ 大谷翔平が「ダブル規定」達成…初回3者凡退で自身初の規定投球回到達、二刀流の新境地”. スポーツ報知 (2022年10月6日). 2022年11月3日閲覧。
  19. ^ Angels induct Guerrero into Hall of Fame MLB.com (英語) (2017年8月26日) 2017年8月28日閲覧





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