リファーイー教団
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リファーイー教団(Rifa'i、Rufa'i、Rifa'iyya、Rifa'iya、アラビア語:الرفاعية)はアフマド・アル・リファーイーが興し、イラクのワースィトからバスラにかけての低湿地帯を中心として発展を遂げたスーフィズムの一派。カーディリー教団の台頭する15世紀頃までは信者が最も多かったが、現在はエジプト・カイロで特に影響力が強いと言われ[1]、中近東のみならずトルコやバルカン半島、南アジアにも信者が分布している。熱せられた石炭の上を歩く、生きた蛇を口にするなどの荒行を行うことで知られ[2]、ヨーロッパ人からは「吼えるデルヴィーシュ(スーフィー教団員)」とも称せられた[3]。
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