リクルート事件
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その他
本事件の贈賄の発端となったリクルートかわさきテクノピアビルは売却され、川崎テックセンターと改名した。その後も複数の外資系投資ファンドを転々とすることになった。
1988年(昭和63年)8月10日午後7時20分頃に、江副浩正リクルート元会長宅に向けて散弾銃一発が発砲された。赤報隊が「赤い朝日に何度も広告をだして 金をわたした」と犯行声明を出した(赤報隊事件)。ただしリクルート社は他紙に比べ、朝日新聞に多く広告を出していたわけではない。
みんなの党代表を務めていた渡辺喜美は、父親の秘書時代に未公開株の名義人として5,000株を受け取っている[4]。父の渡辺美智雄は「アタシの知らないうちにウチのせがれが5,000株もらったばっかりに、こっちは総理大臣がパーになっちゃったよ」と自嘲気味に語った。
参考文献
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- 江副浩正『リクルート事件・江副浩正の真実』(中央公論新社)
- 田原総一朗『正義の罠 リクルート事件と自民党 二十年目の真実』(小学館)
- 朝日新聞社会部『ドキュメント リクルート報道』(朝日新聞社)
- 山本博『追及―体験的調査報道 』(悠飛社)
関連項目
- ^ 毎日新聞 1988年9月24日
- ^ “証言そのとき 経済事件に目を光らせ”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2016年12月5日)
- ^ 起業家草分け・疑獄の中心、栄光と挫折の江副氏 讀賣新聞 2013年2月9日閲覧[リンク切れ]
- ^ (魚拓)2006年12月29日(金)「しんぶん赤旗」 渡辺行革相政治資金 一晩で5千500万円稼ぐ 先物業界団体から献金
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