ラーメン二郎 ラーメン二郎三田本店 社訓

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ラーメン二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/08 00:29 UTC 版)

ラーメン二郎三田本店 社訓

一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経
二、世のため人のため社会のため
三、Love & Peace & Togetherness
四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、
   社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
六、ニンニク入れますか?

— ラーメン二郎三田本店 社訓 [23]

スラング

ジロリアン

下記の条件に該当する一部のラーメン二郎ファンを「ジロリアン」と表現することがある[22][24][25][26][27]

ライターの速水健朗は、彼らの多くが「二郎のラーメンが特別に美味しいわけではないが、食べずにいられない」「二郎はラーメンではなく二郎という食べ物である」といった価値観を持っていることを指摘し[28]、ラーメン二郎を食べることを修業とし巡業のように何度も訪れたり各地を回る信者のようだと考察している[29]。また、ラーメン二郎は他の多くのラーメンチェーン店と違って店舗ごとに味が異なるため、様々な店舗を訪れてその味の違いなどの情報交換をインターネット上(ブログなど)で行ってコミュニケーションの素材として楽しんでいる[29]。このようにジロリアンはラーメン二郎を「勝手なルールを元にしたゲーム」のように消費している面があるという[30]

家二郎

ラーメン二郎のファンが、その味の再現を目指して自宅で作る二郎風ラーメンを意味する語[31]

鍋二郎

ラーメン二郎でスープと麺を持参した鍋で持ち帰ること。店舗によっては行っていない場合もある。

三田本店以外のラーメン二郎

三田本店以外にもラーメン二郎と名乗る店舗が複数存在する[17][32]。基本的に[33]のれん分け[33][34][35]によるもので、三田本店で修行した人[33]弟子[32][34][36][37]や、それらの弟子が開店した二郎直系店で修行した人[33]が「ラーメン二郎」の名称を使用して出店している[17][33][34][36]。各店舗、営業時間中は修行を経験した責任者が厨房に立つ鉄則に従っており[37]経営はそれぞれ独立して行っている[36]

他に、ラーメン二郎に似せたラーメンを提供しそれを売りとした「ラーメン二郎インスパイア系」と表現される店も複数存在している。

また、かつてはラーメン二郎を名乗っていたが、後に独自の屋号へ変更した店舗も存在する[38]

近年、インスパイア店は関東以外の地方でも目にする機会が増えてきている[17][32][39][40]

2015年(平成27年)にフジテレビジョンが制作したテレビドラマラーメン大好き小泉さん」の第一話では八王子野猿街道店2が舞台の1つとなっている[41] (アニメ・漫画原作では、三田本店を模した店へ訪れている)。

店舗一覧(2019年3月10日現在)

  • 三田本店 (東京都港区)
  • 目黒店 (東京都目黒区)
  • 仙川店 (東京都調布市)
  • 新宿歌舞伎町店 (東京都新宿区)(旧名:歌舞伎町店)
  • 品川店 (東京都品川区)
  • 新宿小滝橋通り店 (東京都新宿区)
  • 環七新新代田店 (東京都世田谷区)(旧名:環七新代田店)
  • 八王子野猿街道店2 (東京都八王子市)(旧名:八王子野猿街道店)
  • 池袋東口店 (東京都豊島区)
  • 亀戸店 (東京都江東区)
  • 京急川崎店 (神奈川県川崎市川崎区)
  • 府中店 (東京都府中市)
  • 松戸駅前店 (千葉県松戸市)
  • めじろ台店 (東京都八王子市)(旧名:めじろ台法政大学前店)
  • 荻窪店 (東京都杉並区)
  • 上野毛店 (東京都世田谷区)
  • 京成大久保店 (千葉県船橋市)
  • 環七一之江店 (東京都江戸川区)
  • 相模大野店 (神奈川県相模原市南区)(旧名:相模大野駅前店)
  • 横浜関内店 (神奈川県横浜市中区)
  • 神田神保町店 (東京都千代田区)
  • 小岩店 (東京都江戸川区)
  • ひばりヶ丘駅前店 (東京都西東京市)
  • 桜台駅前店 (東京都練馬区)
  • 栃木街道店 (栃木県下都賀郡壬生町)
  • 立川店 (東京都立川市)
  • 千住大橋駅前店 (東京都足立区)
  • 茨城守谷店 (茨城県守谷市)
  • 湘南藤沢店 (神奈川県藤沢市)
  • 西台駅前店 (東京都板橋区)
  • 中山駅前店 (神奈川県横浜市緑区)
  • 仙台店 (宮城県仙台市青葉区)
  • 札幌店 (北海道札幌市北区)
  • 会津若松駅前店 (福島県会津若松市)
  • JR西口蒲田店 (東京都大田区)(旧名:鶴見店)
  • 新潟店 (新潟県新潟市中央区)
  • 川越店 (埼玉県川越市)
  • 京都店 (京都府京都市左京区)
  • 越谷店 (埼玉県越谷市)

かつてあった店舗

  • 吉祥寺店(東京都武蔵野市)
    • 1986年開店。2001年4月に「ラーメン生郎」として独立。2015年4月閉店。(「ラーメン生郎」となったのは、悪戯によって看板の文字を書き加えられたからである)
  • 赤羽店(東京都北区。2012年から2017年まで存在した店舗とは別)
    • 1991年開店。2001年に「◯二郎」→「ラーメン富士丸」として独立。
  • 武蔵小杉店(神奈川県川崎市)
    • 1996年5月開店。2011年1月に「ラーメン こじろう526武蔵小杉店」として独立。
  • 虎ノ門店(東京都港区)
    • 1996年9月開店。2004年11月に「ラーメン虎ノ門店」として独立。
  • 新橋店(東京都港区。2011年から2018年まで存在した店舗とは別)
    • 1997年7月開店。2004年7月に「ラーメン新橋店」として独立。2016年閉店。
  • 蒲田店(東京都大田区)
    • 1997年12月開店。2004年11月に「ラーメン大蒲田店」として独立。
  • 神田店(東京都千代田区)
    • 1998年4月開店。2004年11月に「ラーメン神田店」として独立。
  • 堀切店(東京都葛飾区)
    • 1998年7月開店。2004年11月に「ラーメン大堀切店」として独立。
  • 代々木店(東京都渋谷区)
    • 1998年9月開店。1999年4月閉店。
  • 町田店(東京都町田市)
    • 1999年3月開店。2002年9月に閉店。2003年に静岡県富士市に「ラーメン大山」として独立。
  • 高田馬場店(東京都豊島区)
    • 2002年5月開店。2013年3月閉店。
  • 大宮店(埼玉県さいたま市大宮区)
    • 2008年8月開店。2016年11月閉店。
  • 赤羽店(東京都北区)
    • 2012年1月開店。2017年4月閉店。
  • 新橋店(東京都港区)
    • 2011年9月開店。2018年4月閉店。
  • 新小金井街道店(東京都小金井市)
    • 2001年3月開店。2018年12月閉店。



注釈

  1. ^ 登録番号は第4652738号[1]
  2. ^ "50. Best place to eat: Ramen Ramen Jiro, Tokyo" の項に掲載[10]

出典

  1. ^ a b c d 商標出願・登録情報(詳細表示)|J-PlatPat”. 独立行政法人 工業所有権情報・研修館. 2016年7月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n “ラーメンではない食べ物?「ラーメン二郎」って何”. G-Search "side B" (ジー・サーチ). (2010年1月22日). http://db.g-search.or.jp/sideb/column/20100122.html 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n 伊藤剛寛 (1996年4月13日). “[ひゅーまん探訪]「ラーメン二郎」経営 慶大生と歩んで四半世紀” (日本語). 読売新聞朝刊 東京版 (読売新聞社): p. 7 
  4. ^ “インスタントラーメン大研究 半世紀に渡る進化の歴史と次の商品”. 日経トレンディネット (日経BP社). (2008年9月24日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080818/1017681/?P=6 
  5. ^ 山本益博『東京味のグランプリ〈1986〉』講談社、1986年4月。ISBN 978-4062025904
  6. ^ 人気グルメの解剖学 / 第1回 ラーメン二郎〔3〕”. フード・ラボ. 柴田書店. 2012年6月10日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年7月18日閲覧。
  7. ^ 寺沢大介『ミスター味っ子』2、講談社、1986年2月。ISBN 978-4063112153
  8. ^ 弘兼憲史『島耕作の優雅な1日』講談社、1996年4月20日。ISBN 978-4063001624
  9. ^ a b 向後淳 (1991年7月13日). “[キャンパる]ラーメン店残せと署名運動 道路拡張で立ち退き?--慶応大学生” (日本語). 毎日新聞夕刊 東京版 総合面 (毎日新聞社): p. 4 
  10. ^ a b “The 50 best things to eat in the world, and where to eat them”. ガーディアン (ガーディアン). (2009年9月13日). http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2009/sep/13/best-foods-in-the-world 
  11. ^ [url=https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/ramania/entry-12426451906.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D “「ラーメン二郎」山田店主が慶應義塾名誉塾員に”]. (2019年2月25日). url=https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/ramania/entry-12426451906.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D 
  12. ^ a b c d e f g h “【ラーメン戦記】麺、具、スープ全てがメガトン級 - ライフ - ZAKZAK”. ZAKZAK (産経デジタル). (2010年4月8日). http://www.zakzak.co.jp/life/gourmet/news/20100408/grm1004081603000-n2.htm 
  13. ^ a b c “@nifty:デイリーポータルZ:はじめてのラーメン二郎”. デイリーポータルZ (ニフティ). (2010年5月16日). http://portal.nifty.com/2010/05/16/b/2.htm 
  14. ^ a b 牧田幸裕「機能する差別化:収益性を高めるビジネスモデルのつくり方 第2回 顧客に「有意差」を感じさせられるか?」『Think!』№34、2010年夏号、東洋経済新報社、2010年7月20日、 p.109、 ISBN 978-4492830390
  15. ^ カネシ醤油 - 醤油ソムリエ
  16. ^ a b 神奈川県川崎市中原区中丸子
  17. ^ a b c d 清川仁 (2011年1月26日). “[注目ワード]ラーメン二郎 ジロリエンヌ 超大盛りペロリ” (日本語). 読売新聞夕刊 東京版 (読売新聞社): p. 8 
  18. ^ a b c d “@nifty:デイリーポータルZ:はじめてのラーメン二郎”. デイリーポータルZ (ニフティ). (2010年5月16日). http://portal.nifty.com/2010/05/16/b/ 
  19. ^ “食べても食べても終わらない恐怖、あの「ラーメン二郎」を必死で攻略してきました”. GIGAZINE (GIGAZINE). (2009年4月19日). http://gigazine.net/news/20090419_ramen_jiro/ 
  20. ^ a b c “ラーメン二郎初心者も戸惑わずどんな注文もクリアできるコールジェネレーター”. GIGAZINE (GIGAZINE). (2011年11月17日) 
  21. ^ ラーメン二郎 驚異の行列の秘密〔1〕 - 経(ダイヤモンド社) 2007年11月21日
  22. ^ a b c d 二郎とマラソンは"似て蝶"!? 生粋のジロリアンが語るラーメン二郎の経営学 - 楽天woman 2011年3月1日
  23. ^ a b 世のジロリアンに捧ぐ ラーメン二郎「社訓Tシャツ」 - J-CAST 2009年5月12日
  24. ^ a b 速水健朗 2011, p. 229.
  25. ^ a b “二郎はラーメンではなく二郎という食べ物なのだ。 ジロリアンとは、何者?”. All About (ジー・サーチ). (2001年10月15日). http://allabout.co.jp/gm/gc/216564/ 
  26. ^ a b “ジロリアン”が語る「ラーメン二郎」の3つの魅力って? - News-gate(角川書店)・東京ウォーカー 2010年5月22日
  27. ^ a b c 人気グルメの解剖学 / 第1回 ラーメン二郎〔2〕 - フード・ラボ(柴田書店)
  28. ^ 速水健朗 2011, pp. 230-231.
  29. ^ a b 速水健朗 2011, pp. 232-235.
  30. ^ 速水健朗 2011, pp. 236-237.
  31. ^ デイリーポータルZ:@nifty 自宅でできる二郎風ラーメンの作り方
  32. ^ a b c 河田剛 (2007年11月21日). “ラーメン二郎 驚異の行列の秘密〔2〕” (日本語). 経スペシャル. ダイヤモンド社. 2011年3月12日閲覧。 “その後、三田の本店で修業し、弟子として二郎を名乗る店、その流れを汲む店、本店とまったく関係はなく、二郎のラーメンに影響を受け似たようなラーメンを出す店など、二郎系ラーメンは首都圏ではかなりの数になった。”
  33. ^ a b c d e 牧田幸裕『ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣』東洋経済新報社、2010年12月3日、pp.148-149。ISBN 978-4492502136。「三田直系店はフランチャイズではなく、のれん分け制をとっている。二郎直系の新店主は基本的に三田本店または直系店での修行をこなす。」
  34. ^ a b c 北日本新聞 (2008年1月21日). “ぐるっと人往来 ラーメン二郎目黒店店主 若林 克哉さん(44)富山市出身、東京都目黒区在住 熱烈ファンから開業” (日本語). 北日本新聞朝刊 (北日本新聞社): p. 8. "大学時代から通い詰め、熱烈なファンだったラーメン二郎(本店、東京・三田)に弟子入り。のれん分けを許され、平成七年に目黒店をオープンさせた。" 
  35. ^ 清川仁 (2011年1月26日). “[注目ワード]ラーメン二郎 ジロリエンヌ 超大盛りペロリ” (日本語). 読売新聞夕刊 東京版 (読売新聞社): p. 8. "東京・三田の本店は、安さとボリュームで、近くの慶応大の学生たちに愛されてきた。ところがここ10年で、都内近郊にのれん分けの店舗が急増。" 
  36. ^ a b c 伊藤剛寛 (1996年4月13日). “[ひゅーまん探訪]「ラーメン二郎」経営 慶大生と歩んで四半世紀” (日本語). 読売新聞朝刊 東京版 (読売新聞社): p. 7. "二郎の味は弟子によって広がり、慶応のOB二人も含め現在都内などに七店。経営はそれぞれ独立している。" 
  37. ^ a b ラーメン二郎に“お家騒動”破門店「こじろう」衣替えで挑発”. ZAKZAK. 産経デジタル (2011年2月9日). 2011年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月8日閲覧。
  38. ^ http://rocketnews24.com/2013/06/01/335202/
  39. ^ ぐうたび北海道 札幌の今ブームなラーメン「二郎インスパイア」系
  40. ^ “ラーメン二郎に似たようなラーメンが増えてきた!! 二郎インスパイア系?”. All About (ジー・サーチ). (2003年6月24日). http://allabout.co.jp/gm/gc/216634/ 
  41. ^ http://www.fujitv.co.jp/ramen_koizumi/story_01.html


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