ラムのラブソング ラムのラブソングの概要

ラムのラブソング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/28 12:55 UTC 版)

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ラムのラブソング
松谷祐子シングル
初出アルバム『うる星やつら MUSIC CAPSULE』
B面 宇宙は大ヘンだ!
リリース
規格 EPレコード盤
ジャンル J-POP
アニメソング
レーベル キャニオン・レコード
作詞・作曲 伊藤アキラ
小林泉美
ゴールドディスク
昭和56年度キャニオンレコード優秀ヒット賞受賞
チャート最高順位
松谷祐子 シングル 年表
ラムのラブソング
1981年
ま・い・る・わ30's
1982年
テンプレートを表示

本稿では、カバー曲などについても併せて扱う。

概要

本作は松谷祐子のデビューシングルであり、表題曲「ラムのラブソング」はフジテレビアニメうる星やつら』の主題歌として書き下ろされ、第1話から100話までの約2年間オープニングに使用された同作を代表する楽曲である[3][4]。オープニング曲は何度か変わっているが、その中で「ラムのラブソング」は最も知名度と人気が高い[5]。またB面に収録された「宇宙は大ヘンだ!」も同作のエンディング・テーマとして同時に制作され、第1話から42話まで使用された。

表題曲「ラムのラブソング」は1990年代以降、松谷祐子によるセルフカバーも含め多くのシンガーにカバーされ、アニソンの域を超えて支持を増やし続けている[4][6]

2018年6月20日、同アニメの音楽担当の一人でシンセサイザーによるBGMなどを手掛けた安西史孝が、作・編曲者の小林泉美本人の了承を得た上で音楽SNS「nana」の自身のアカウントで「ラムのラブソング」のデモ音源を公開した[注 1][4][5]。作曲者である小林がレコーディングの際に作った最初のデモで、長さは1分29秒、演奏はキーボードリズムボックスだけでボーカルは小林本人というシンプルなもの[4][5]

制作の経緯

本作は作曲編曲作詞の一部を小林泉美が出掛け、作詞には小林の他に「かもめが翔んだ日」などで知られる作詞家伊藤アキラも加わっている[注 2][5]

1981年の初夏、当時キティ・フィルム社長だった多賀英典直々の指名で楽曲制作者に決まった小林泉美により、まずデモテープが制作された[3][6]。翌日、小林が「ラムのラブソング」と「宇宙は大ヘンだ!」を含む3曲のデモを提出したところ、3曲ともオープニングテーマやエンディングテーマとして本編に採用されることになった[6]。いずれも10分程度で出来上がり、「ラムのラブソング」はすでに漫画のイメージが小林の頭の中に入っていたので、ほぼ修正もなかった[6]。歌詞が若干完成版とは異なっていたり一部スキャットになっている部分があったりもするが、作詞やアレンジなどの作業はこのデモ音源をもとに行われた[3][4][5]。デモ音源を聞いた多賀や安西史孝は、シンコペーションが多すぎることや裏拍で始まること、当時の通常のアニメソングとは違って歌詞に作品の登場人物の名前や作品に関連するシチュエーションが入っていないことに不満や不安を覚えたという[5][6]

エピソード

  • 曲中の色っぽい声やくすくす笑いは、松谷祐子が恥ずかしくて出来なかったことから、作曲した小林泉美が声を担当している。
  • PCエンジンCD-ROM2用ソフト『うる星やつら STAY WITH YOU』の主題歌として使用されている。
  • テレビドラマ『WATER BOYS2』のシンクロ曲として使用され、同サウンドトラックにも収録されている。
  • 浜崎あゆみ携帯電話着信メロディにしていることでも知られる[要出典]
  • GIGAメロの着メロランキングで、2004年度の年間77位、2005年度の年間70位。
  • カップリング曲の「宇宙は大ヘンだ!」の歌詞は『うる星やつら』に出てくる個性的なキャラクターが巻き起こす非日常な世界観をそのまま歌詞にしたもので、ここでは、それらのキャラクターをヘンとして、そのヘンが集まり、もっとヘンになるという本作の周囲を巻きこむドタバタ世界を的確に表現した歌詞内容である[要出典]
  • ジャレコから発売された業務用アクションゲーム『モモコ120%』ではこの曲がメインBGMとして使用された(その縁か、ファミコンへの移植の際にキャラクターを「うる星やつら」関連に差し替え『うる星やつら ラムのウェディングベル』と改題されている)
  • コナミの音楽ゲーム『pop'n music』でこの曲が版権曲として収録されていた[注 3]



注釈

  1. ^ 公開した理由について安西は、27年ぶりに小林と再会し、「せっかくだから公表しよう」という話になったからと説明している。また「Boxセットとか色々やる時、レコード会社にネタとして教えてあげてたのに無視するから」と、かつて商品化の提案をしたことがあったことも明かしている。
  2. ^ クレジットでは作詞は伊藤アキラの名前のみが記されている。
  3. ^ 現在は削除されている。

出典

  1. ^ a b 『少年サンデーグラフィック うる星やつら 5』小学館、昭和58年1月10日発行、46頁。雑誌 60661-9。
  2. ^ 『オリコンチャート・ブック:1968-1997』オリコン、1997年、319頁。ISBN 4-87131-041-8
  3. ^ a b c 「ラムのラブソング」最初期のデモ音源が37年ぶりに発掘される”. KAI-YOU. 株式会社カイユウ (2018年6月22日). 2018年10月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e 「ラムのラブソング」最初のデモ音源がWebに”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年6月22日). 2018年10月27日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 「ラムのラブソング」最初のデモ音源 音楽交流サイトで公開”. J-CASTニュース. 株式会社ジェイ・キャスト (2018年6月22日). 2018年10月27日閲覧。
  6. ^ a b c d e 『うる星やつら』からオーケストラまで、日本屈指のマルチ・ミュージシャンのキャリアを紐解く”. BARKS (2018年4月16日). 2018年10月27日閲覧。
  7. ^ a b 山本 梓、「ラムのラブソング」でCDデビューだっちゃ”. ORICON NEWS. オリコン (2007年2月8日). 2018年10月27日閲覧。
  8. ^ a b 山本梓がラムちゃんに変身”. livedoor ニュース. ライブドア (2007年3月11日). 2018年10月27日閲覧。
  9. ^ a b 山本梓さん、「ラムのラブソング」トランスカバーCD発売でイベント”. アキバ経済新聞 (2007年2月20日). 2018年10月27日閲覧。
  10. ^ misonoが大胆なコスプレ8変化を披露!”. ウォーカープラス. KADOKAWA (2009年8月25日). 2018年10月27日閲覧。
  11. ^ misono新シングルで「ラムのラブソング」カバーだっちゃ”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2009年7月28日). 2018年10月27日閲覧。
  12. ^ a b c d 人気K-POPユニットが「うる星」カバーでラムちゃんに変身”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2012年11月4日). 2018年10月27日閲覧。
  13. ^ a b c ORANGE CARAMEL、国内セカンド・シングル”. bounce. TOWER RECORDS ONLINE (2012年10月23日). 2018年10月26日閲覧。
  14. ^ やくしまるえつこ「ラムのラブソング」×ローラ”桃天”CM”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2013年4月8日). 2018年10月27日閲覧。
  15. ^ バスローブ姿のおかずクラブ、泡と戯れキュートに「ラムのラブソング」カバー”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2017年10月2日). 2018年10月27日閲覧。


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